天性のゴルフセンスを持つ少年・戸橋矢一（とばし・やいち）が、スポーツの名門校・明華学園に入学して様々なゴルフ勝負に挑んでいく熱血スポーツドラマ。明華学園の補欠試験を受けに来た戸橋矢一は、面接で不適格となり、学科試験ではカンニングしたと誤解されて途中退場させられる。後日、なぜかスポーツテストを受験できる事になった矢一は、自分の順番になった時、母が事故で意識不明だと知らされるが……!?

理事長杯で３位以内に入らなければ、明華学園を退学させられる戸橋矢一（とばし・やいち）は、安保（あんぽ）をキャディにして理事長杯へ挑んでいく。安保のアドバイスを聞かない矢一は、２番ホールで２つのＯＢを出してしまい、矢一と安保は喧嘩寸前の険悪な状態に。しかし、安保の機転で５番ホールをイーグルにした矢一は、安保を信頼するようになる。そして魔の７番ホール、矢一はドライバーで池に向かって打ち込んで……!?

理事長杯の決勝ラウンド、最初のホールでホールインワンを決めた戸橋矢一（とばし・やいち）だったが、ライバル・芝野（しばの）の使ったクラブを尋ねた事でルール違反となり２打罰を与えられてしまう。その後、自ら調べたコース攻略のメモを見ながらプレイする矢一は、11番ホールで理想的な打ち方をする芝野と伊達（だて）とは逆の方向に打っていくのだが……!?

舞台は理事長杯の決勝ラウンド。14番ホールで池の浅瀬にあるボールを、池に入って打ち込んだ戸橋矢一（とばし・やいち）は、見事ピンそば２メートルにのせてパーを決める。その後の15番ホール、飛距離殺しの強風の中、サンバイザーで目が隠れた矢一は、ドライバーを地面に激突させてへし折ってしまう。ドライバーを失って不利な展開になってしまった矢一だったが、さらなるトラブルが……!?

指を負傷した戸橋矢一（とばし・やいち）は、ベースボールグリップが功を奏してピンチを脱するが、気負うあまり初歩的なミスを犯してしまい、残り１ホールにして再度ペナルティを加えられて、逆転は絶望的となってしまう。それでも最後まで勝負を諦めない矢一は、逆風の中、第１打をスプーンで300メートル飛ばし、第２打ではイチかバチかの賭けにでて……!?