本当にいい監督はゲームを面白くしてくれる! 達海猛(たつみ・たけし)、35歳、イングランド帰りのサッカー監督。好物は大物喰いの大番狂わせ=GIANT KILLING(ジャイアント・キリング)!! 東京下町の弱小プロサッカークラブ、ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)の監督に就任した達海が、意表をつく戦略とカリスマ性で、負け癖のついてしまった選手、スタッフ、そしてサポーターたちにパワーをくれる! 『U-31』原作者と俊英がタッグを組んだ、これがフットボール漫画の新スタンダード!!
(C)綱本将也・ツジトモ/講談社
リーグ戦は最終盤!首位・鹿島との大一番に挑むETUは非公開練習で達海が秘策を授ける!?一方の鹿島は、クラブのレジェンド・アイルトンが緊急来日して・・・。
660円〜748円(税込)
本当にいい監督はゲームを面白くしてくれる! 達海猛(たつみ・たけし)、35歳、イングランド帰りのサッカー監督。好物は大物喰いの大番狂わせ=GIANT KILLING(ジャイアント・キリング)!! 東京下町の弱小プロサッカークラブ、ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)の監督に就任した達海が、意表をつく戦略とカリスマ性で、負け癖のついてしまった選手、スタッフ、そしてサポーターたちにパワーをくれる! 『U-31』原作者と俊英がタッグを組んだ、これがフットボール漫画の新スタンダード!!
弱小プロサッカークラブ、ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)の監督に就任した達海猛(たつみ・たけし)。問題山積みのチーム再生、最初の課題は……チームワーク? 東京・夢の島の寒空のなか始めた初キャンプ。キャプテンを外された村越(むらこし)は、監督に恨み節。自主練習は乱闘状態。若手の活躍、そしてチームを振り回す王子様、ルイジ吉田! しかし鋭い観察眼でチームを見切った達海は、スタメン半分交代とキャプテン変更で、プレシーズンマッチに挑む! 起こせGIANT KILLING(ジャイアント・キリング)!!
1-1の同点で迎えた、リーグチャンピオン東京ヴィクトリーとのプレシーズンマッチ後半。攻めの姿勢でガンガンいく達海は、残り15分で交代カードを使いきった。後はもう選手たちの勝ちたいという気持ち! キャプテンを外され腐っていた村越(むらこし)の闘志に火がついた!! バラバラだった選手たちの心が、ひとつの目標に向かっていく。強豪相手に互角の戦いをし、可能性を見せた新生ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)、そしていよいよシーズンの開幕だ!!
開幕戦をあっけなく負けてしまった新生ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)。そこからは恐ろしき連敗街道! 選手はグッタリ、サポーターはイライラ。せっかく芽生えた可能性はどこへやら。それでも監督・達海(たつみ)の目は、前だけを見て光を失わない!! 主力選手を外し、若手を起用し、負けて負けて負けまくっても、選手に気づいてほしいこと。それは、負けグセのついた自分たち自身の弱い心! 選手を信じて突き進む達海のやり方に、いつしか心を開く選手たち。お前たち、今度こそは勝つぜ!!
ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)、新旧監督のスタイルが激突!! チームもプレイヤーも、今はまだ結果が出ない。信じつづけるのが監督だ!! 不調のETUに襲いかかるブラジル人トリオ! ゼウベルトが切り裂く! カルロスが上がる! ぺぺが食べる!! 防戦一方のなか、後半戦、達海(たつみ)は何を仕掛ける!?
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サッカー日本代表として将来を嘱望されていた達海猛。そんな彼の大好物は「番狂わせの大物喰い=ジャイアント・キリング」。かつて所属していたチーム・ETUにサッカー監督として舞い戻った彼は、低迷していたチームを確かな手腕で甦らせます。そんな彼に、選手やフロント・スタッフだけではなくサポーターもどんどん魅かれていく…。迫力のあるツジトモ先生の画力が相まって、胸アツくすること間違いなしのサッカーマンガ。ぜひこの冬オススメです!
2015/11/27
スポーツマンガの中でも、サッカーはひとつのジャンルを確立している感があるけれど、本作はやや異色ではないだろうか。
語られるのは必ずしもサッカーそのものではなく、登場人物の心情を描いた群像劇の一面もあるからだ。
メイン主人公はJリーグの弱小チームであるETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)の新任監督、達海猛(たつみ・たけし)、35歳。
彼を中心に、選手やその家族、チームのサポーターに至るまで様々な人にスポットが当てられる。
例えば、経営が苦しいチームを後ろで必死に支える経営陣や、ETUが戦績を落とすとともに心が離れてしまった古参サポーターと、狂信的に応援する新参サポーターの反目。
才能を花開かせる若手選手の成長劇があるかと思えば、最盛期を過ぎたベテラン選手の苦悩と覚悟が語られる。
多くの登場人物の心情を丁寧に描くストーリー展開は秀逸!
スポーツマンガとしてのエンタメ性を、もちろん併せ持つのも魅力のひとつ。
タイトルの『GIANT KILLING』は大番狂わせの意だが、その通り、成績が低迷していたチームは達海の指揮のもとで、快進撃を始める。
選手たちを奮い立たせる達海の言葉が刺さる。かつて選手として大きな挫折を味わった彼の言葉は私たち読者にも大きな勇気をくれる。
涙も歓喜も思い切り詰め込まれたサッカーマンガの傑作である本作を読むのに、サッカー経験は一切不要。
本レビューを書いている時点で50巻近く続く長編作品だが、全く人気が衰えないのも納得の傑作!
2018/06/12