元禄の京都に起こる謎の怪奇事件の数々。悪僧・道鏡はこの世に恨みを残す悪霊たちを次々と蘇らせ何を企むのか…？ 京都所司代の小笠原佐渡守は悪霊たちに立ち向かう智恵を授かるため比叡山の大僧正の元へ向かい、一人の若者・鍔鳴剣屍郎と出会う。異界の血を引き、悪霊を発見するとカタカタと鍔鳴りを起こす妖刀を携える剣屍郎は、悪辣非道な道鏡率いる悪霊たちと死闘を繰り広げる。
タツノコプロ創設者の一人・九里一平と脚本家・酒井あきよしがタッグを組んだ完全新作描き下ろし伝奇剣劇漫画が遂に電子書籍化！
電子書籍化を記念して巻頭カラーヴァージョンを収録。

悪僧・道鏡は新たな刺客として宮本武蔵を復活させる。生前の無念を晴らすべく武蔵は人々を襲う。母の面影を持つ謎の女性・雪を助けたものの、異界の血を引き、決して人を愛することを許されない剣屍郎は、雪への愛情と己が宿命の間で苦悩する。武蔵は雪を囮に剣屍郎を誘い出し、生死を賭けた戦いを挑んでくる。魔界より蘇った武蔵に剣屍郎は勝つことができるのだろうか？
タツノコプロ創設者の一人・九里一平と脚本家・酒井あきよしがタッグを組んだ完全新作描き下ろし伝奇剣劇漫画が遂に電子書籍化！

魔界の「草」としての運命から逃れるため、四禽の刺青を入れる決意をする雪。しかし、道鏡の執拗な追撃により、志途中で雪はどっかへ姿をくらましてしまう。小笠原佐渡守は悪霊の正体を確かめるため、彫師の佐平次に雪の四禽の刺青を完成させるよう命ずる。四禽の刺青の完成を阻止するため襲いくる悪霊と、剣屍郎の激しい戦いが始まる。
タツノコプロ創設者の一人・九里一平と脚本家・酒井あきよしがタッグを組んだ完全新作描き下ろし伝奇剣劇漫画が遂に電子書籍化！

雪に似た女性が公家の元へ嫁ぐと聞いた剣屍郎。しかし、それは悪霊の化けた雪であった。二人の四禽の刺青の力に希望を託す大僧正、四禽の刺青の力を封じようと襲いくる道鏡。冥界を舞台に最後の闘いが繰り広げられる。そして、剣屍郎と雪の真の姿が明らかとなる。
タツノコプロ創設者の一人・九里一平と脚本家・酒井あきよしがタッグを組んだ完全新作描き下ろし伝奇剣劇漫画の電子書籍版が遂に完結！