【最終巻】ＣＡＰＴＡＩＮアリス（１０）

ホノルル発日本行ASJ205便を太平洋上でアクシデントが襲う。機長金蚕(かねこ)、円旗(まどはた)が共に重傷を負い、乗客として乗っていた長谷川ありすはやむを得ず操縦かんを握る。それぞれの因縁と想いがこのラストフライトに集約される。高田裕三描く超絶女子パイロット漫画堂々の完結。巻末の描きおろしエピローグ4コマ漫画を多数収録！！

ジャック門邦（かどくに）との過去の因縁に苦しむ金蚕（かねこ）はアリスに別れを告げる。しかし、慧（けい）は彼が機長を務める予定のホノルル発のジャンボを重大な危機が襲うと予知する。彼への想いで逡巡するアリスだが、慧の目の手術とチーム・ガーディアンの解散を条件に問題のフライトに同乗する！　高田裕三が描く超絶女性パイロットアクション、いよいよ最終章へ――！！

アリス達が操縦するB777（トリプルセブン）にお忍びで搭乗した王国Fのアン王女。この不測の事態が思わぬトラブルを続発させる！　機体のメンテナンスに紛れ込んでいたニセ整備士、王女の付き人の持病、機内で行方不明になった王女の大捜索……複数のアクシデント因子が重なった時、人命にかかわる新たなトラブルが発生――！！　着陸許可が出ない危機的状況にアリスが下した決断とは！？　高田裕三が描く女性パイロット漫画、佳境へ！！！

ブッシュパイロットとして成長したアリス。万能感を感じさせる軽飛行機は、アリスと父・ジャックに小さくない亀裂を生じさせていた。そんなある日、アリス達のもとに届いた救難信号。高所肺浮腫になった登山者を救うため、アリスとジャックは軽飛行機に乗り込み現場へと向かう!!　高田裕三が描く超絶・女パイロット航空アクション、いよいよ佳境へ！

『風をとらえろ！』アリスの過去に迫るアラスカ・ブッシュパイロット編、始動!!　その卓抜した操縦技術でいつしか「天才少女」と呼ばれるようになった長谷川アリス17歳。父はそんなアリスに一つの課題を与える。「パイロットの敵（エネミー）を見つけろ――」半ば強引にアラスカに連れて来られたアリスはそこでブッシュパイロットとしての訓練を受ける事に。父の真意は何か。過酷な自然の中でのフライトが始まる！