この年の初めに宮中一般参賀に二重橋付近に36万人が集中し大混乱を起こした。結果16人の死者・重傷者69人を出した。3月にはアメリカビキニ水爆実験でマグロ漁船第五福竜丸に放射能被ばくして問題になった。マグロの市場が暴落し、労働組合の水爆実験の反対に火をつけ猛烈な抗議が繰り広げられマスコミも反戦と核の脅威を訴えた。以後、原水爆禁止運動が過激になって原水禁・原水禁の二派に分かれ核実験の反対の嵐が展開されていった。その上に吉田内閣の造船疑獄で年末では鳩山内閣が誕生した。国民の生活の向上で電化三種の神器で「冷蔵庫・テレビ・洗濯機」が各家庭にみられるようになった。物が売れる時代に地方から都会に集団就職列車が運行され都市に集中化されていった。2月にはアメリカの女優マリリン・モンロウーが来日し話題をまいた。娯楽の映画では黒沢映画の「七人の侍」が人気を呼び、東宝の「ゴジラ」も人気を得た、洋画では「ローマの休日が話題になった。9月には史上最大の海難事故「洞爺丸事故」1155人の犠牲者を出した。この頃、巷にはヒロポン中毒者が広まって、密売人が暗躍し庶民の裾野まで浸透した。