【最新刊】オンライン The Comic　22

巨大な毛虫に変わり果ててしまった舞の母、加奈子と激闘する一行。メンバーたちの猛攻によりHPが削られ、動きが止まったのも束の間。蛹になり羽化を開始し、硬い成虫に変化した敵は、杉浦を体内に取り込み、翅を羽ばたかせ飛び去ってしまう。宙吊りの杉浦がHPを奪われる危機的状況の中、追跡する舞たちに意外な援軍が。歌って踊れる不思議系アイドル、春木ゆみんこと上村裕子とそのファンたちだった…!!

「選ばれし者による生殺与奪のゲーム」サリフはそう言い残して姿を消した。そして、サリフに「用済み」通告され、意識を失っていた田辺は目を覚ます。「お父さん！」久しぶりに耳にする愛娘の声。呪いが解けた田辺の眼中には、すっかり変わった深雪＝アメリーの姿が。はっきりと理性を取り戻した田辺は舞たちに心から謝罪をし、ナイトメアを終わらせるために協力を申し出るが、そんな彼を険しい顔で見つめる者が…

拠点に到達した舞たちは、その地を守備していた防衛兵たちの大量離脱に直面する。戦況は一気に不利に追い込まれていた。拠点を陥落させるために、強力な大型魔物を送り込んだ上、拠点間のワープ施設を開放し、混乱を作り出した田辺の策略だった。恐れていた最悪の事態を目の当たりにし、現場に残った太一たちと一行が陥落阻止のために総力を挙げる中、呪い攻撃を受けた杉浦と朝霧は、舞と黒のイベントへ――。

捕らわれの身のエリックと対面した舞たち。そこへ突如、奥の扉より雪崩れ出てきたモノが……舞の両親の息絶えた無残な姿だった。いきりたつ田辺は呪いの力を持つナイトメアの石を見せつけ、舞に選択を迫る。石を両親に行使しない条件はかつて神沢朧が仕込んだ鍵を破壊することだった。鍵を“壊すか”“壊さないか”。杉浦や朝霧が罠だと制止する中、舞の選択は…!?　そして、田辺の恐るべき企みとは…!?

両親の安否を案じ、苦渋の末に神沢悪魔との取引に応じた舞が、黒い本の内容を朗読するや、眩い光とともに宙から何者かが舞い降りる。背に翼を持つその男ノインは、すべてを思い出し、これまでの行いを舞に謝罪する。一方、そんなノインへ邪悪な嘲笑。ノインに罪深い呪いをかけた張本人サリフが、本性を露わにしたのだった。異界で因縁を持つ二人が対決！「僕を邪魔する奴には消えてもらう！」サリフが不敵に宣告する。舞たちの運命は…!?