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犬神の子供・五狼の教育のために訪れた先で十郎太と再会した白梅。その出会いは、かつて診療所で出会った少年、高彬が特高の一員であり、十郎太の上司だった事実をもたらす。沈の「花燭」として、彼らとの接点は危険とわかりながらも、沈のために彼らを利用しようと考える白梅は――。「花燭」と呼ばれる、鬼の花嫁と始祖の鬼である沈の物語、第7巻!
682円〜814円(税込)
死んだ人が、ある日突然黄泉帰る、謎の病気『枯死病』。新聞記者の木曽は、この奇妙な病の取材をしていた最中、異形の鬼に襲われてしまう。彼を救ったのは、偶然出会った少女だった…。なぜか、強くその少女に惹かれる木曽だが、少女は自らを『鬼の花燭』だと告げてきて――?
「鬼を殺す鬼」。そんな鬼・沈の花嫁となった白梅は、かつて恐ろしい事件に巻き込まれ、彼との取引の末に「花燭」となっていた。そんな白梅を心配し、寄り添う新聞記者の木曽は、自分も強く白梅を思っていることを沈に伝え、ライバルとして名乗り出る。一方、白梅の不思議な魅力と力に、違和感を持つ者が現れる。
特別高等警察「桃花」。彼らは人に奉仕する種族「犬神」を中心に鬼を殺すため構成された組織だった。木曽は自らが書いた記事により、人間側の裏切り者として、彼らに目をつけられ招集されてしまう。そしてそこには、かつて白梅を異常な形で愛していた十郎太が所属していて――。
犬神が率いる鬼を殺す組織、特別高等警察「桃花」に襲われた彼岸。偶然にも白梅が勤めていた診療所に助けを求めた彼は、特高の目的が沈を狙ったものであると推測する。そんな状況の中、より戦える力を求める白梅は更なる契約を沈と交わし…。一方、白梅と鬼の関係を隠し特高の協力者となった木曽は、新たな任務に駆り出され、孤立した集落へと向かう…。
切なくて苦しい真実――。沈を守るため、更なる契約を結ぶ白梅だったが、その力を持て余し、沈の下僕の指導を仰ぐことに。一方、木曽は特高の任務として、始祖クラスの鬼がいると噂される狗鳴村を訪れる。その異様さを知るために奔走する木曽だったが、村長の娘に襲われてしまって…。村の存在する意味、そして潜む鬼の真実が明るみになる、第5巻――。
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