ライトノベル、マンガなど電子書籍を読むならBOOK☆WALKER

期間限定!初めての予約購入で最大コイン+20%還元!
文芸

色川武大・阿佐田哲也 電子全集4 色川文学のエッセンス『百』『遠景 雀 復活』ほか

あらすじ・内容

実父との異様な親子関係を描いた「百」や「復活」、色川文学のエッセンスとも呼ぶべき私小説27編を集めた。

百歳を前にしてもうろくが始まった元軍人の父親と、無頼の日々を過ごしてきた私との異様な親子関係を描いた「百」、「ぼくの猿 ぼくの猫」、「永日」は、人生の凄みを描いた色川文学のエッセンスともいえる純文学作品。これら3作品に弟との長きに亘る交情を描いた「連笑」を含めた短編集『百』で第9回川端康成文学賞を受賞した。一方、「復活」では、父を喪った後、夢の中で父に出会えることを期待する私の夢の情景を描き、「遠景」では若くして亡くなった父の末弟を、遺された手紙から探ろうとする私を描いている。『友は野末に』は、放蕩を繰り返し、奇病や幻視に悩まされ、劣等感や孤絶を感じながらも人恋しさも併せ持つ、無頼と称された作家が遺した、魂をさらけ出す私小説集。いずれも、純文学作家・色川武大のリアルを感じる全27編を一挙収録
解説は、私小説を得意とする作家・佐伯一麦が書き下ろす。付録として「遠景」、「雀」、「虫喰仙次」「奴隷小説」の生原稿、収録作品のモチーフとなった父、弟の写真、作家・安岡章太郎の色川追悼文なども収録する。

電子書籍
価格

2,200(税込)

2,000円 (+消費税200円)

付与コイン

新規限定!

コイン 1,020

コイン還元

(*詳細)

作品情報

シリーズ
色川武大・阿佐田哲也 電子全集(色川武大・阿佐田哲也 電子全集)
著者
レーベル
色川武大・阿佐田哲也 電子全集
出版社
小学館
カテゴリ
文芸・小説
ページ概数
777
配信開始日
2019/7/26
対応端末
  • PCブラウザ
    ビューア
  • Android
    (スマホ/タブレット)
  • iPhone / iPad
  • 推奨環境

ジャンル

ページ概数

一般的なスマートフォンにてBOOK☆WALKERアプリの標準文字サイズで表示したときのページ数です。お使いの機種、表示の文字サイズによりページ数は変化しますので参考値としてご利用ください。

  • シェア:
  • キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
  • サイトに記載の日時は日本標準時 (Japan Standard Time) です。

フォローリストを編集しました

シリーズ最新刊

文芸 色川武大・阿佐田哲也 電子全集23 単行本未収録作品&対話集

著: 色川武大

最終巻として、単行本未収録作品(主にエッセイ)と対談・座談会記事を中心に、直筆日記から今回初めて発見した貴重な草稿なども収録。

単行本未収録作品は、「力士より検査役。怠け者の発想だね。」(「週刊文春」1978年11月23日号初出)から、「政治家について」(「群像」1989年5月初出)まで、色川名義の26作品。
さらに「妙に人恋しくて」(「小説サンデー毎日」1973年2月号初出)から、「ギャンブルは神代の昔から。しかし、プロの博徒が出現しシステムが整ったのは徳川期」(「小説新潮」1988年1月臨時増刊号初出)まで、阿佐田名義の5作品も収録。
対談・座談会では、色川名義23本、阿佐田名義5本。色川、阿佐田、両名と対談した、吉行淳之介、五木寛之との各対談記事は、その味わいの違いを比較できる。
また、色川孝子夫人が没後に記した回想録『宿六・色川武大』も特別収録する。
特別付録として、一関市博物館所蔵の「日記」の中から今回初めて見つかった、たいへん貴重な草稿と、没後に自身の机の中から見つかった「書きかけ原稿」の原本写真、「色川武大 年譜」を収録。解題は監修者・大槻慎二氏が務める。

価格

2,200(税込)

2,000円 (+消費税200円)

「色川武大・阿佐田哲也 電子全集(色川武大・阿佐田哲也 電子全集)」シリーズ作品一覧(全23冊)

2,200(税込)

  • 文芸 色川武大・阿佐田哲也 電子全集11 実験的ギャンブル小説『次郎長放浪記』ほか

    股旅物からラブ・ファンタジーまで、ギャンブル小説の世界で様々な実験を行った阿佐田哲也の意欲作3篇を収録。

    お馴染み「清水次郎長一家」の活躍を、独自の視点で描き出した異色の股旅物兼ギャンブル小説『次郎長放浪記』は、通説とは一線を画し、次郎長と子分たちが純粋な上下関係でなく、“義理や人情”に支配されがちな股旅物のパロディであると同時に、原題『清水港のギャンブラー』に相応しく様々な博打を紹介する作品である。
    一方、“フリーランサー”として生きる勝負師たちを、独自の筆致で描いた『ばいにんぶるーす』では、競輪に惚れ込んで生きる道を変えた元バンドマン・ロッカ、非合法の世界で天下を取りたいと願う非情なノミ屋・和合、元省庁役人・立花、出所間もない大物老ギャンブラー鉄五郎等の壮絶な人生模様が描かれる。
    最後に「ばくちと名の付くものなら、サイコロ、花札なんでも来い」のチンポの修が、ひょんなことから「ばくち打ちのところへお嫁に行くのが夢」という阿呆みたいにいい女、美ィを抱え込む破目になった『ばくち打ちの子守唄』は、阿佐田が創造したばくち打ちにとっての“聖女”との甘酸っぱさに満ちたラブ・ファンタジー。

    解説は、作家・北上次郎氏。付録として、「週刊文春」1987年4月23日号に掲載された阿佐田哲也へのインタビュー「バクチ打ちの経済感覚」などを収録。

    価格

    2,200(税込)

    2,000円 (+消費税200円)

  • 文芸 色川武大・阿佐田哲也 電子全集12 色川流“食美学”『三博四食五眠』ほか

    色川の個性的な“食美学”を綴ったエッセイ集『喰いたい邦題』、『三博四食五眠』に、書評、文庫解説等48篇。

    食に関するエッセイ2冊と、「書評」「解説」「自作について」等を収録。『喰いたい邦題』の「あとがき」で「私のこれまでの五十年を通じて、一番印象に残っているのは、敗戦前後の飢餓時代に、たまに口にすることのできた銀シャリだった」と語るように、色川の“食美学”は、米とか、味噌とか、豆腐とか、日常茶飯の物をこそ吟味することにあった。
    豪快無比な人生を味わい深く彩る食の数々の中で、色川が狂おしいほど愛していたのは「ふりかけ」であったというオチもついている。
    『三博四食五眠』は単行本未収録だった、数々の「暴飲暴食の記」20篇を集め、2017年に発売されたアンソロジー集。 睡眠発作症(ナルコレプシー)に悩まされながらも、「呑む・打つ・喰う」の日々が描かれている。
    その他、「書評」27篇、解説13篇、自作品について(受賞の言葉を含む)8篇も収録。親交が深かった吉行淳之介や小林信彦の作品解説、八木義徳や半村良といった少し意外な作家の作品書評も見受けられる。解説は、詩人で文芸評論家の荒川洋治氏。

    価格

    2,200(税込)

    2,000円 (+消費税200円)

  • 文芸 色川武大・阿佐田哲也 電子全集13 色川武大 異色小説群『小説阿佐田哲也』ほか

    色川が“阿佐田哲也”を「奴」と呼び展開する異色作『小説阿佐田哲也』や『無職無宿虫息』、幻の短篇「空の女」を収録。

    色川自身が“作家・阿佐田哲也”について「奴」と呼び、他の博奕打ちとの会話を軸にストーリー展開する『小説阿佐田哲也』。単行本あとがきに「面倒だから、他者も出さない。作中人物は、自分の分身で済ませてしまう。一人言小説、近親者小説である」と記す。二人の作家の顔をもつ色川が、そのキャラクターが綯い交ぜになるような演出の妙を醸し出す異色作品。
    また、『無職無宿虫の息』は1977年から79年にかけて「小説現代」に断続連載された短篇7篇で構成。戦中戦後に青春時代を過ごした「私」による、名人の落語の速記録を読むような語り口が、落語好きの色川らしさを表している。
    『あちゃらかぱいッ』は浅草芸人たちの痛切な生き様を描いた伝記小説集で、さらに、単行本未収録作品が5篇も収録。特に「空の女」は、雑誌「ショートショートランド」1982年春号に掲載された小篇で、全集等にも未収録の貴重な一篇として注目される。
    解説は、作家の佐伯一麦氏。付録として『あちゃらかぱいッ』所収の「ヘロヘロ伍一」と「浅草葬送譜」の生原稿等を収録。

    価格

    2,200(税込)

    2,000円 (+消費税200円)

  • 文芸 色川武大・阿佐田哲也 電子全集14 阿佐田哲也 前期麻雀小説『牌の魔術師』ほか

    阿佐田哲也名義第一作「天和の職人」(1968年)から「人間競馬」(1973年)まで、ロマネスクな魅力一杯の短篇ギャンブル小説32篇収録。

    『麻雀放浪記 青春篇』に先行し、1968年秋に「週刊大衆」に、<実録雀豪列伝>として連載された
    「天和の職人」(阿佐田哲也名義第一作)から「ベタ六の死」までの9篇と、
    「別冊週刊大衆」創刊号(1969年6月)に収録された「山谷雀ゴロ伝」から
    「南の三局一本場」までの7篇で発売された短篇集『牌の魔術師』。
    また、『麻雀放浪記 風雲篇』の連載と併行して執筆された「天和くずれ」から
    「海道筋のタッグチーム」までの11篇を集めた『天和無宿』(後に『雀鬼くずれ』と改題再刊)や、
    『麻雀放浪記 番外篇』完結後の1973年1~6月に「週刊大衆」に連続掲載された
    「スイギン松ちゃん」から「人間競馬」までの5篇を纏めた『ギャンブル党狼派』まで、
    乗りに乗った阿佐田哲也ワールドが展開される。
    さらにエッセイとして、『阿佐田哲也麻雀小説自選集』の後記「朝だ徹夜で、日が暮れて」
    (「海道筋のタッグチーム」に言及)も収録。
    解説は、作家の北上次郎氏。付録として『牌の魔術師』『雀豪列伝 天和無宿』初刊本の書影と、
    「山谷雀ゴロ伝」を収録した「別冊週刊大衆」創刊号(1969年6月号)の書影等を収録。

    価格

    2,200(税込)

    2,000円 (+消費税200円)

  • 文芸 色川武大・阿佐田哲也 電子全集15 阿佐田哲也の麻雀教室『麻雀の推理』ほか

    麻雀戦術書の金字塔『麻雀の推理』や『阿佐田哲也のマージャン秘密教室』に、未完小説「雀師流転」等を収録。

    麻雀戦術書の金字塔ともいえる『麻雀の推理』(のちに文庫化の際に『Aクラス麻雀』と改題)と、裏芸(イカサマ技)の解説書『阿佐田哲也のマージャン秘密教室』(のちに文庫化の際に『阿佐田哲也の麻雀秘伝帳』と改題)を中心に、エッセイ『麻雀師渡世』と未完の小説『雀師流転』を収録。
    全5部構成からなる『麻雀の推理』は、「麻雀とは何であるか」を結論として加えた“麻雀哲学書”の味わいも持つ。
    本書では、麻雀とは運を奪い合うゲームであって、技術とは運を操る技術であり、いかに自分のイメージを増大し相手を守勢に追い込み、運を奪い取っていくかを説明されている。
    『阿佐田哲也のマージャン秘密教室』は全4章中3章までが、裏芸(イカサマ技)の解説となっており、『麻雀の推理』とは対照的な作品といえる。
    加えて、筆者が出会ったギャンブルの“職人”たち、勝負の思い出を綴った『麻雀師渡世』と、同作が文庫化の際に併録された、“もう一つの「麻雀放浪記」”ともいえる未完作「雀師流転」は戦後の匂いを色濃く残した貴重な作品である。
    解説は、作家の北上次郎氏。付録として双葉社の元編集局長・塩澤実信氏が記す「阿佐田哲也と『麻雀放浪記』」を収録。

    価格

    2,200(税込)

    2,000円 (+消費税200円)

おすすめ特集

付与コインの内訳

1,020コイン

  • 会員ランク(今月ランクなし)

    1%

  • 初回50%コイン還元 会員登録から30日以内の初回購入に限り、合計金額(税抜)から50%コイン還元適用

複数商品の購入で付与コイン数に変動があります。

会員ランクの付与率は購入処理完了時の会員ランクに基づきます。
そのため、現在表示中の付与率から変わる場合があります。

【クーポンの利用について】
クーポン適用後の金額(税抜)に対し初回50%コイン還元分のコインが付与されます。
詳しくは決済ページにてご確認ください。

「色川武大・阿佐田哲也 電子全集4 色川文学のエッセンス『百』『遠景 雀 復活』ほか」評価・レビュー

評価

※評価がないか、表示数に達していません。

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。

お得な情報