エイラと外つ国の王　1

新王ラウナの誕生にハーケルが沸く中、ロートフェルゼでレナルトが崩御し、新王にダグラスが立ったとの報せが入る。事態を知ったアロルドとエイラは、ハーケルの兵とともに故郷への帰路につく。大人気ファンタジーここに完結!! アロルドとダグラス、王位をめぐるふたりの戦いの先にあるものは――!?

ゲハイムニースからハーケルへと嫁ぐラウナ姫の偽従者として、ハーケル入りをしたエイラたち。しかし、ハーケル入りしたのも束の間。歓待されるどころか放蕩王子オーヴェンから顔の入れ墨を嫌われ遠ざけられてしまう。憤りを抑えながら街へ視察に出ることにしたラウナとエイラたちは、そこでハーケル内で疫病が流行っていることを知り――!?

吸血鬼一族に嫁いだ美しき姫のTSF。　ユリヤーナの故郷、ゲハイムニースを訪れたエイラたちだったが、そこでゲハイムニースの国王、ザハリアの暗殺未遂事件が起き、ユリヤーナが容疑者として捕らえられてしまう。しかし、真犯人はザハリア国王にかねてより恨みを持っていた妹のラウナであったことが判明し、ラウナは投身を図るが、間一髪のところでエイラとアロルドによって救出される。対話の重要性を説くアロルドに恩義を感じ同意したザハリアは、初めて自分の親族に政敵としてではなく、兄妹として向き合い、ラウナも心を開く。ロートフェルゼとゲハイムニース、２国の絆が今、深く結ばれてゆく。一方、アロルドが不在のロートフェルゼでは、弟のダグラスが不穏な動きを始めていて――!?

薬師・ユリヤーナとともにゲハイムニースを訪れ、国王・ザハリアとの交流を楽しみにするエイラたち。しかし、ザハリアの妹・ラウナは、ハーケルとの政略結婚に不満を抱き、“ある計画”を企てていた。エイラたちは果たして…!?

ヴィゼスト国での一件により、ブラウソンの血を吸血したアロルドは治療のためゲハイムニースへと旅立つ。一方、ヴィゼスト国でのアロルドの発言を知ったデシーリアたちはアロルドへの不信感を募らせる。そんな中、レナルト王から衝撃の事実が明かされて!?