【最新刊】冷たい王と身籠り妃 4巻

玲龍を助けるため解毒薬を探しに、王宮を飛び出した小蘭。濡れ衣を着せようとした犯人は燕寧の父だった。届けられた解毒薬で回復した玲龍は、町で身を隠していた小蘭を迎えに行くことに。玲龍の無事を確認して、安心するとともに隠していた気持ちが溢れだしてしまう…!中華後宮ロマンス、完結!!

燕寧の羽織が何者かに盗まれた事件で疑われる小蘭。たった一人信じて庇ってくれたのは玲龍だった。羽織が持ち出された時の痕跡を見つけ追っていると、琳玉(リンギョク)に「自分の妻になってくれたら助けてあげる」と話を持ち掛けられ…?

王となった玲龍に世継ぎがなかなか生まれないという理由で、息子の泰風とともに王宮に連れてこられた小蘭は全く歓迎されず、玲龍の妃である燕寧からは出て行けと言われる始末。玲龍にも冷たい態度をとられてしまう。しかし小蘭が体調を崩すと玲龍は気遣ってくれて…自分は恨まれているんだと思っていたのに--!?

「私の言葉が愛しいあの人を冷たい王へと変えてしまったー…」。田舎街で姉弟のように育ってきた、小蘭(シャオラン)と玲龍(レイロン)。玲龍は小蘭に愛を囁くが、小蘭は亡き母との「玲龍を守る」という約束のためにときめく心を抑えていた。そんなある日…玲龍に王宮から迎えがやってくる。別れの危機は2人の恋を加速させ、切ない運命の始まりを告げる。そして小蘭のお腹には玲龍の子が宿り…。