『富士見L文庫、コインUP(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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この嫁入りは黄泉への誘いか、奇跡の幸運か――
この嫁入りは黄泉への誘いか、奇跡の幸運か――
名家に生まれた美世は、実母が早くに儚くなり、継母と義母妹に虐げられて育った。
嫁入りを命じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞(きよか)。
数多の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。
斬り捨てられることを覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、色素の薄い美貌の男。
初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもできず日々料理を作るうちに、少しずつ清霞と心を通わせていく――。
これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。 -
生贄の少女は、幸せな居場所に出会う。
■珠は寒空の帝都で不思議な髪色の男に救われる。これが運命の転換点だった――。■
寒空の帝都に放り出された珠。彼女の窮地を救ったのは、不思議な髪色をした男・銀市だった。
口入れ屋の旦那である銀市の厚意で、珠は住み込みで働くことに。感謝する珠だが""""人ならざる者""""がみえて贄とされた過去により、上手く感情を表せない。一方の銀市も複雑な境遇のようで……だからこそ珠を思いやってくれる。
恩に報いるため健気に勤める珠は、店でも信頼を得て平穏を知る。しかし、帝都で続く少女の失踪事件に否応なく巻き込まれ――。秘密を抱える珠と銀市が、お互いの居場所を見つけるまでの浪漫綺譚。 -
少女は異界の水を呑み「まれびと」となった。そして運命がはじまる――
高校生の坂木夜花(よはな)の住む町は、魔を退治する神祇官(かむつかさ)の一族である社城(やしろ)家が絶大な権力を持つ。
両親を亡くし祖母と住む夜花は、夏のある日に遠縁だからと社城家の宴会にかり出される。けれど手伝いの最中、事故で池に落ちてしまう。
騒ぎを聞きつけ現れたのは美貌の社城家の当主候補。彼は「僕の、つがい」と夜花に歩み寄り――後ろにいた同級生の少女を抱き上げた。
夜花は誰にも顧みられず、濡れ鼠の惨めな姿のまま池の中で呆然とする。
けれど不思議な美しさの少年・千歳が夜花を助け、社城家にある自分の家に匿ってくれた。さらに千歳は夜花が神がかりの力を持つ《まれびと》であると見抜く。
夜花は社城家に保護され千歳を護り手に、術師の仕事の手伝いをすることに……?
「わたしの幸せな結婚」の顎木あくみが贈る、神と人と運命の恋物語。
※特典として、発売記念書き下ろし短編を収録しています。 -
眠れない夜には添い寝の魔法を。WEBで話題のガールミーツガール!
仕事のストレス、カフェインの摂りすぎ、あと残業。大人には眠れなくなる理由が山ほどある。
朝の通勤中、居眠りから目覚めた私の肩で、やたらと目の下の隈が濃い女子高生が眠っていた。その日の夜、退勤する私を待ち伏せし彼女は言った――「お姉さん。お金払うからわたしと一緒に寝て」と。
不眠症だという彼女は、私の隣なら眠れると思ったらしい。そんなの偶然だし、女子高生と添い寝なんて流石にまずい。そうは分かっているけれど、通りすがりの他人に助けを求めるくらい彼女が苦しんでいるのも事実で……。
「……一晩だけ、だからね?」
独りでは眠れない夜も、ふたり寄り添えばきっと温かくなる。
※特典として、書き下ろし短編ストーリー【魔女のクリスマス・イヴイヴイヴイヴイヴイヴイヴ】を収録。
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登場人物
雨海 時雨
社会人3年目のデザイナー。忙しない日々に少しお疲れ気味。人が良すぎて押しに弱く、いばらの必死のお願いについ頷いてしまい一緒に寝ることに
篠森 いばら
重度の不眠症の女子高生。時雨の肩で寝落ちしたことをきっかけに、「時雨の側なら寝れるかも!」と思い立つ。なにやら秘密も抱えているようで――? -
少女は絶望の淵で 銀の貴公子に救われ、聡明さと美しさを取り戻す。
◆◇◆『龍に恋う』シリーズの道草家守が描く、新たなマイ・フェア・レディ物語!◆◇◆
身寄りを亡くし、絶望の淵にいた少女ローザ。彼女はある事情で、居場所も母の遺品すらも奪われた。そこに手を差し伸べたのが、美貌の貴公子アルヴィンだったーー。
ローザは看板娘として、妖精と花のモチーフを蒐集(しゅうしゅう)した彼の店に勤めることに。地位と財をもち、一風変わった彼の優しさに触れて、次第にローザは生来の聡明さと凛と美しい佇まいを取り戻していく。
一方、アルヴィンが伝承上の妖精に強い関心を寄せる背景にも、秘めた過去と哀しみがあり……?
伝承に託された謎が、孤独な二人の魂を救う。西洋幻想浪漫開幕!
◆◇◆妖精の伝承が薄れた産業革命時代。孤独な少女と銀の貴公子が、かけがえのない愛を見つける。これは時代に忘れられた、優しいフェアリーテイル◆◇◆
※特典として、同著者『龍に恋う』のキャラクターが登場する書き下ろし短編ストーリー「乙女と薔薇と花言葉」を収録。 -
後宮で伝説となる「黒猫金庫番」の物語が幕を開ける
大雅国には伝説の女官吏がいる。
通称「黒猫金庫番」。華奢な体に黒い衣を纏い、琥珀に光る瞳で不正を見逃さなかったという――。
将来そう呼ばれるとはつゆ知らず、蔡月花は見合い話に頭を悩ませていた。
相手は若き天才、戸部尚書の柏偉光。
超のつく貧乏貴族の月花とは釣り合わないし、必死に立て直した家業もやっと軌道に乗り始め、結婚はしたくなかった。
断り切れず迎えた見合いの当日。月花は小銭を追って馬車から飛び降り「私、お金が大好きなんです!!」と本性をさらけだすも「規格外のご令嬢」と偉光に気に入られ……? -
「お前を愛することはない」と言ったはずの旦那様の様子がおかしい。
公爵家のシエラは強欲な父に利用され続け、「生贄令嬢」と蔑まれている。
それでもめげず父に代わり領民のために奔走してきたが、ついには冷酷と噂の軍人ジュリアンとの結婚を命じられてしまう。
冷え切った新婚生活の中、シエラは彼も結婚が本意ではなかったと知る。
ならばと離婚を切り出すが、この婚姻は王家の肝いりで簡単には解消できない。
二人は結託して離婚を目指すことに。
仮初の夫婦を続けるうちに幾度もジュリアンに守られ、シエラは頼る相手がいる安心を初めて知る。
一方の彼の態度も少しずつ変わって……。 -
エリート学園の皆さんが、田舎貴族の僕に執着していて怖い。
王都の学園に入学した貧乏男爵家の令息パトリックは、なぜか学園随一のエリート貴族たちに目をつけられてしまう。
妹を救うため、6回死に戻った筆頭公爵家の嫡男。
ここは「ゲーム」の世界だと主張する、自称転生者の侯爵令息。
彼らの思惑に乗せられ、パトリックは「悪役令嬢」の死を回避し全員が幸せになる結末を目指すことに!
最初は戸惑ったけれど、それぞれの事情を知るうちに彼らに寄り添いたいと思うようになるパトリック。
一方の貴族たちも、お人好しなパトリックにますます執着して、過保護になっていき――。 -
「いらない子」といわれた私に居場所をくれたのは、鬼狩りの一族でした。
高校生の透子は唯一の味方だった祖母を亡くした。伯母に虐げられ絶望する透子の前に、失踪した母の親族が現れる。「鬼狩り」を生業とする神坂家は透子自身が嫌ってきた「力」を歓迎するという。初めて自分を認められた透子は神坂の神社で暮らすことを決める。
待っていたのは、同い年の少年・千尋や有能な術者・千瑛との共同生活。透子は神坂に生まれながら能力がない千尋の苦悩に触れ、正反対の二人は心を通わせていく。居場所をもらったように感じ始めた透子だが、頻発する行方不明事件をその力で探れと命じられ――。
===キャラクター紹介===
芦屋透子
高校2年生。「不思議なことばかり言う子」と伯母からは辛く当たられてきた。
唯一自分を守ってくれた祖母を喪い絶望していたところに、神坂家の人間が迎えにやってくる。
神坂千尋
高校2年生。一族に生まれながら能力が発現しなかったために思い悩んできた。
屈折した背景をもつが明るく素直な性格で、困っている人は放っておけない。学校でも人気がある。
だいふく
透子と千尋が作った猫又の姿をした式神。
人間の言葉をしゃべる。鬼のにおいには敏感。 -
大丈夫、編み物は何度だってやり直せるから――手芸が紡ぐ、癒やしの物語。
社会人二年目、生真面目な二葉は突然のノー残業デーを持て余し、手芸喫茶『自由時間』を訪れる。
亡き父が遺した編み針を持ってきたものの、初心者の二葉は作る物も決められない。
まごつく二葉の前に現れたのは同僚のユウだった。
整った容貌で人気を集めるユウは、会社では秘密にしているが熱心な編み物好き。
くだけた関西弁で話す素のユウの手ほどきで二葉は編み物を始める。
ただ没頭する静かな時間やユウの飾らない言葉に、こわばった心は少しずつ癒え、目を背けてきた父の記憶や自分自身と向き合う勇気をもらって――。 -
剣と魔法のファンタジーは、意外と身近にある
祖父が営む弁当屋で働くひばりは、常連のサラリーマンと恋に落ち、数年の交際の後に結婚した。ダーリンの名前は三輪伊吹。仕事は団体職員。忙しくてなかなか帰ってこないのが玉に瑕だけど、真面目で優しい素敵な人。
ただ、時々家に連れてくる同僚や取引先のお客様が、ちょっとばかり個性的だった。金髪ロン毛で耳がエルフのように長かったり、全身見たこともない模様の刺青だらけだったり。
「みんなひばりの料理が食べたいんだ」という伊吹の頼みで、不思議なお客様に手料理をふるまうが――そう、ダーリンは勇者様。今も異世界の平和のために奔走するエージェントだったのです!
エルフやドワーフの同僚、ふわふわの毛をたくわえた人狼の上司、見た目は小学生な魔王のワガママ娘。
伊吹が連れて来るお客様をもてなしていただけのつもりが、ひばりの人柄と温かい料理で、知らず知らずのうちに異世界の危機を救っていて……?
『おいしいベランダ。』『犬飼いちゃんと猫飼い先生』シリーズの竹岡葉月が贈る、
すこし不思議なおもてなしファンタジー。
※特典として、書き下ろしショートストーリー【まるで百日紅のように】を収録しています。 -
魔法の息づく世界メイデーアで紡がれる、片想いから始まる転生ファンタジー
悪名高い魔女の末裔とされる貴族令嬢マキア。ともに育ってきた少年トールが、異世界から来た〈救世主の少女〉の騎士に選ばれ、二人は引き離されてしまう。マキアはもう一度トールに会うため魔法学校の首席を目指す!
■期間限定特典:『かくりよの宿飯』アフターストーリー
※閲覧期限は2019年11月15日まで
※一部の携帯電話・スマートフォン機種によっては読み取れない場合がございます
※パケット通信料を含む通信費用はお客様のご負担となります
※小説自体のダウンロードはできませんので、ご了承ください
※特典内容は紙書籍と同様のものです -
捨てられた令嬢は、復讐を胸に生きる実業家の、名ばかりの花嫁のはずだった
両親を失い、財産も奪われ、『廃屋令嬢』と笑われながらも、誇りだけは失わず生きてきた令嬢・雛。彼女のもとに、冷酷で美貌の実業家・鷹が現れる。自らの復讐のため、家柄を利用させろと契約婚を申し出る鷹に、雛はある願いの成就を条件として、名ばかりの花嫁となることを受け入れた。
敵の多い鷹との生活でも、雛は両親から継いだ教養と感性で困難を切り抜ける。彼女の仕立てた服の噂が社交界に広まると、鷹の事業の助けにも繋がった。雛の賢明な生き方は、凍っていた鷹の心も少しずつ変えていって――。 -
【大人気コミカライズ原作】政略婚からの純愛物語、待望の書籍化
●○●大人気コミカライズ原作、待望の書籍化●○●
大正時代の函館。旧華族の清子は顔の痣により冷遇されて育った。そんな彼女は、金のため顔も知らぬ実業家に嫁ぐように命じられる。
清子が出向いた屋敷には、商才あふれる美貌の青年・朔弥がいた。しかし彼の目は不自由になりつつあり、これまでの縁談への苛立ちから彼女を拒絶。それでも清子は真摯に接し、朔弥も、その育ちゆえに真心で人を見る彼女に心惹かれ、互いにかけがえない存在に。
だが、痣を知った岩倉本家は彼女を追い出そうとして――。彼と生きるため、清子はその人柄と聡明さで懸命に試練に向き合い……?
●○●登場人物●○●
伊知地清子(いちじ・きよこ)
名家の娘だが、痣のせいで蔑まれてきた。人の真心を見る聡明さがあり、時に朔弥も驚く洞察力を発揮する。
岩倉朔弥(いわくら・さくや)
長身で圧倒的な商才をもつ美貌の青年。だが目が不自由で少々ひねくれ者。清子に惹かれ……。
※特典として、書き下ろし短編ストーリー「懐中時計」を収録。 -
「気味が悪い」と蔑まれた少女は、絶対忠誠を誓う教育係に磨かれ花開く――
高校生の乙女は幼い頃に母を亡くし、祖父に引き取られた。
妖を見て癒やす力のせいで冷遇されながらも、密かに治癒を続ける中、美しい妖狐の青年、狐白が現れる。
やっと会えたとうれしそうな狐白は乙女を祖父の家から解放し、妖が棲まう“妖界”へ誘った。
実は乙女は、亡き妖界の主・大嶽丸の娘で、次の主候補に選ばれたのだ。
突然の展開と、教育係だという狐白の過剰な忠誠に戸惑うけれど、否定されてきた力を望まれて心が動く。
末永く支えると言ってくれた狐白と一緒に主を目指すうちに、乙女は本来の自分を取り戻し――。 -
霊感ゼロと生活力ゼロ、凸凹コンビの大正あやかし事件録!
時は大正10年。行方不明の姉を捜して帝都にやって来た家出令嬢、亜寿沙(あずさ)は、「あやかしなんていない!」「陰陽師なんて詐欺師!」という現実主義者。
なのにひょんなことからひ弱なスゴ腕陰陽師、維吹(いぶき)の弟子に抜擢され、さらには本物のあやかしに襲われて考えを改めるはめに!
生活力ゼロな維吹を見るに見かね、身の回りの世話をしながら彼と一緒に事件を解決していく亜寿沙。お調子者の雑誌記者、冷徹な帝国軍人にお節介焼きな仙人……。さまざまな人と出会ううち、亜寿沙は姉の失踪に凶悪なあやかしが絡んでいたことを突き止めて――。
霊感ゼロなら知識で倒す、型破りなおてんば娘と残念なイケメン陰陽師の事件録、ここに開幕! -
経営者はよちよち歩くペンギンたち! 個性的な三羽と過ごす癒しの物語――
職場をクビになり落ち込んでいた陽依は突然声を掛けられ、振り向くとそこには一羽のペンギン!?
事務所に連行されると、さらにペンギンが出迎え全員で三羽。
会社を設立したが、人間の協力が必要らしく「ペンギン助けだと思って!」とペコリと頭を下げられた。
魚でなくきちんと給料が出るならと入社した陽依は、犬の散歩で引きずられるペンギンを横目に、育児疲れのママや、母親のことで悩む少年を助けて一件落着。
けれど陽依にも心配事があって――?
甘党、紳士、コックさん! 個性的な三羽と過ごす癒しの物語。 -
これは元女伯爵とその従者の、時と立場を超えた愛と忠誠の物語。
孤高の女伯爵アメリア・ファタールは前世で非業の死を遂げた――。
転生した彼女は、公爵家のメイドとして働いていた。前世と違い、身分や権力とは無縁の生活。しかし唯一の誤算は……前世で忠実なる従者だったルイスが、今世では公爵家の若き当主として転生していたこと。しかも前世と同様……いや、なぜかそれ以上の執念をもって、重めの愛を向けてくることだった!
「たとえ立場が変わろうとも、俺は一生あなたの忠実な下僕です」
実はその熱量の裏には、目の前で最愛の主人を失ったルイスの後悔が隠されていて……。やがて彼がアメリアの不可解な死の謎を追っていることも明らかになり!?
前世と今世、時を超えた主従逆転ラブロマンス&ミステリー!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
登場人物
アメリア
【前世】「社交界の黒薔薇」と謳われた女伯爵。非業の死を遂げるが、その原因は謎に包まれている。
【今世】エインネルグ公爵家の超有能メイド。ご主人様であるルイスが今も「あなたの下僕です」と迫ってくるのが悩み。
ルイス
【前世】女伯爵アメリア・ファタールの忠実なる執事。アメリアのことを何よりも大事に思っていた。
【今世】エインネルグ公爵家の若き当主。転生して立場が逆転したのをいいことに、ここぞとばかりにアメリアに愛を囁く。 -
罪に捕らわれる花嫁は、真の愛を知る――憎悪と愛が咲くシンデレラ物語
「人の罪が見える」故、人間不信の令嬢・咲菜。
義母には虐げられ家を追い出された咲菜は、学校の先輩で御曹司の花涼院旬と出逢う。
そこで「俺の嫁になれ」と契約結婚を命じられた咲菜。旬の不本意な婚約の解消のためで、本当に好きな人が現れた時は離婚も出来る。
居場所もあり魅力だけれど、咲菜は見てしまった――旬の背に鬼百合、人殺しの花が咲くことを。
旬が優しいほど咲き乱れる花に咲菜は戸惑い、そして一層大きな花涼院家の罪に捕らわれてしまうが……。
お互い秘密を抱える二人が、やがて愛を知るシンデレラ物語。 -
「お嬢の仰せのままに」血の契りを結び、鬼は下僕、浅は契約の花嫁となる―
両親を失い、病弱な弟とともに伯父のもとで女中として蔑まれる少女・浅。
負けん気の強さで揉め事に巻き込まれ、伯父に打ち捨てられそうになったところ、鬼を名乗る男・緋色から「その血と引き換えに、お前の下僕になってやる」と契約を持ち掛けられた。
伯父のもとから弟を助け出したい一心の浅は契りを結び、緋色に首筋を咬まれると、不思議な高ぶりに包まれて意識を手放した――。
「下僕ならわたしのこと守ってよ」
「お嬢の仰せのままに」
鬼と主従関係を結んだ浅だったが、それは実は花嫁となる契約で――。 -
孤独な少女が異能を開花させるとき、龍王は真の「番」を見出す――
龍王の「番」――それは本能で惹かれ合う魂の片割れ。
天涯孤独の少女・千世は、引きとられた遠縁の家で番の印を持つ幼い少女・美耶の保護者代わりとして継父母にこき使われていた。学校にも行けず育児に追われる毎日。しかし千世は美耶の印に関するある“秘密”を握っており、後ろめたさからその状況を受け入れるしかなかった。
ある時、街中で美耶をつけ狙う謎の男に襲われ、逃げた先で偶然異界へと迷い込んだ2人は、そこで龍族の青年、漣と出会う。彼は龍王を名乗り、番の印を持つ美耶と保護者代わりの千世を厚くもてなしてくれるが、美耶の印の“秘密”を知る千世は手放しに喜べない。
一方で漣も、自らの番であるはずの美耶ではなく、千世に惹かれてしまう自分に大いに戸惑い……。 -
「死ぬだけ」の未来を変えるため。生贄と主人の奇妙な共同生活が始まる!?
貧困にあえぐ少年ミーシャはある日、少女と間違えられその身を美貌の伯爵に買われる。これで貧乏から抜け出せる――そう思ったのも束の間。実は伯爵は”呪い”を生業としており、ミーシャはその生贄として買われたのだった!
家族が助かるなら死んでもいい。そう命を差し出すミーシャだが、既に9人の少女を犠牲にしてきた伯爵は、唯一の少年であるミーシャに《死なない生贄》になれる可能性を見出しており……。
「この私の、特別になってみせろ」
「僕は伯爵の特別になりたい」
孤独を抱えた二人が、やがて運命さえも分かち合う。異色のシンデレラストーリー、開幕!
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登場人物
ミーシャ
呪い返しを受ける生贄になった少年。伯爵のため、《死なない生贄》になれるよう試行錯誤中。
レノ伯爵
他者を呪い殺す力をもつ美貌の青年。高貴な者としての責任感が強く、時には犠牲も厭わない。 -
救国か、解呪か――不死の少女は、究極の選択を迫られる
不死の呪いを持つ少女・麗娥(れいが)は、十八の時に故郷を敵国に焼かれるが、死ぬこともできず何十年も生きながらえている。
唯一の心の拠り所は、呪いを解いてくれるという「運命のつがい」の存在だけだった。
100年の時を生きた頃、遂に「運命のつがい」である楷翔(かいしょう)と出会う。
これで呪いが解けると喜ぶ麗娥だったが、期待とうらはらに楷翔は彼女を捕らえて王宮へ連れて行く。
どうやらこの国では長年まともな王が立たず、荒廃の一途をたどっていたのだが、占星術師が「不死の呪いを持つ少女が次の帝を指名すれば混乱は収まる」と予言したらしい。
王宮に着いた麗娥は、三人の皇子候補の中から帝を選べと迫られる。
当初は呪いを解くために楷翔を求める麗娥だったが、やがて国の惨状や皇子たちの事情を知り、国を救うために皇子たちの中から帝を選ぶか、自らのために王宮を逃げだして庶民である楷翔を選ぶか揺れ始める。一方で楷翔も徐々に麗娥に惹かれ、彼女の呪いを解く方法を独自に探し始めて……。
運命に翻弄される二人が選び取る、最善の道とは――。 -
美しき東方世界で繰り広げられる、恋と冒険の本格中華ファンタジー!
<第6回富士見ノベル大賞・佳作受賞作>
妖魔幻獣が跋扈し、法術を操る「術士」たちが活躍する世界――霊法界。
都の裏山でひっそりと暮らす、貧乏術士の碧凛心(へきりんしん)は、
唯一の家族である父を失い、悪徳商人に虐げられて、行き倒れるか望まない奉公に出るかの二択を迫られていた。
苦渋の決断を迫られた彼女は、思いがけず自分の手元に届いた差出人不明の手紙に導かれ、
男として、国最高峰と言われる蒼天男士学院に入学する。
卓越した天賦の才で、状元(主席)に選ばれたのは良いものの、
自由奔放すぎる言動のせいで、凛心は入学早々に「国一番の美形術士」と噂される、
冷たい美貌の寮監生・趙冰悧(ちょうひょうり)に目を付けられてしまう。
そして、二人の対立は、やがて思いもしなかった形で、学院に忍び寄る事件へと繋がっていく――!
※特典として、発売記念書き下ろし短編【趙冰悧感冒了】を収録しています。 -
「君に結婚を申し込む。ただし、妻の役割も、一切何も求めない。」
触れた相手を安らぎに導く不思議な手を持つ撫子は、どんな子どもも眠らせるという評判から子守りとして男爵家に勤めていた。けれど孤独な身の上で、幼い頃から愛されることを知らなかった。
ある時、勤め先の主人に迫られていたところを皇宮軍人・朝霧優雅に助けられる。撫子の力を知ることとなった優雅に、「厳しい教育で心を患ってしまった帝の御子――幼い東宮さまの心を癒やしてほしい」と頼まれ、撫子は彼と契約婚を交わして女官として宮廷に上がることに。
新参者への風当たりは強いものだったが、宮中の文化に戸惑いながらも、ひたむきに仕事に励む撫子。その行動が、閉鎖的だった東宮御所にやがて新風をもたらしていく。
当初は東宮のための任務と割り切り、「妻としての役割は求めない」と言っていた優雅も、徐々に撫子に惹かれていって――。
愛を知らない少女と不器用な軍人の、帝都宮廷ロマンス! -
呪物に関するお悩みは、ここ「呪物神社」へどうぞ!
白河まつりは十歳の時に両親を亡くし、清流神社に引き取られた。
ゴリラ系おかんの長男温太(はるた)、頑固オヤジ系美形の次男蒼司(そうじ)、ツッコミ系美少女の末っ子瑞葉(みずは)と力を合わせ、四兄妹で神社を営んでいる。
清流神社、通称「呪物神社」はいわくつきの品物がよく持ち込まれる。
本日預けられたのは、護符と麻縄で厳重に封印された行李【ほしいさま】。富をもたらす反面、中を覗いた者の命を奪うと言われている。
それを預かってから、まつりの周囲で不思議なことが次々起こり……。
四兄妹が織りなす呪物ときどきおいしいごはんの物語。 -
少女を孤独から救い上げたのは、心をもたないはずの美しき機械人形だった
機械が人々の生活を支える街ノーサンギア。
機械工のハリエットを謎めいた美青年・セブンスが訪ねてくる。
自らを暴走状態だと言い解体を希望する彼は、人間と見紛うほど精巧な機械人形だった。
折しも巷では原因不明の機械の暴走が多発していた。
ハリエットはセブンスの問題を解明するためにも事件を調べることに。
一時的な同居生活で、人間に仕える機能をもつセブンスは完璧に家事をこなし慈しむように世話を焼いてくる。
孤独なハリエットが初めての感情に揺れる中、心をもたないはずのセブンスにも変化が生じ――。 -
孤独な少女と人間嫌いの神使様。大切な約束を見つける和風冒険ファンタジー
神野木家の下働きのまほろは強欲な当主一家に虐げられてきた。
ある日白皙の美貌の青年・狭霧が訪れる。
神使だという狭霧は「『石』を返せ」と迫るが、当主は狼狽するばかり。
しかも身代わりとしてまほろが差し出されてしまった。
百年前、神野木家には特別な霊石が貸し出された。
返さなければ破滅だと聞き、まほろは失われた霊石を捜すことに。
二人旅の中、狭霧の不器用な優しさや新しい出会いを通してまほろの孤独は癒えていく。
人間嫌いの狭霧ともやがて心を通わせるが、旅路の果てに思いがけない真実を知って――。
==登場人物==
まほろ
神野木家の下働き。
強欲な当主夫妻と一人娘に虐げられ、周囲の使用人からも見下されている。
捨て子の自分を拾ってもらった恩を返すため、懸命に働いている。
狭霧
神霊界の主に仕える神使。人間嫌い。
純真すぎるまほろのことは放っておけず、つい世話を焼いてしまう。 -
殺されたい巫女と、守りたい護衛。切なくも甘い中華風ロマンス。
白王国の大巫女・雪玲は悪女である。
金遣いは荒く傲慢、人を人とも思わない彼女は、新たに護衛となった男にこう言い放った。
「誓いなさい――わたくしに忠誠を尽くす犬になると」
九つの国を束ねる巫女姫。その選定の儀のため、雪玲は護衛の志強とともに帝国へと旅立つ。道中も無理難題を押し付ける雪玲だが、その“真の目的”は別にあり……。
偽物の大巫女である自分を殺してほしい。胸に秘めた宿願を果たすため、志強に憎まれようと悪女を演じ続ける雪玲だったが、その行動はことごとく裏目に出てしまい!?
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登場人物
雪玲(せつれい)
仙女の生まれ変わりである白王国の大巫女。とある事情から悪女を演じており、志強に殺されることを望む。
志強(しきょう)
雪玲の専属護衛。自分を犬呼ばわりする雪玲に憤りを感じつつも、その裏に隠された真意を読み解こうとしている。 -
地獄の侯爵アヴナスの(非)日常系四畳半喜劇!
世紀末の日本へ召喚された地獄の侯爵アヴナス。
彼は召喚者に置き去りにされたため願いを叶えられず、地獄に帰れなくなった。
それから二十四年──召喚者を探し続けるアヴナスは築三十二年の弁当屋の二階に住んでいる。
からあげを愛し慎ましく暮らしながら、地獄への帰還を切望していた。
そんな折、弁当屋を営む真辺文から合唱サークルの助っ人を頼まれ、弁当のからあげ増量と共に引き受ける。
しかし、それがきっかけで地獄帰還へのヒントが…!?
孤高の悪魔と普通の人々が織りなす悪魔的(非)日常の四畳半喜劇!
※特典として、発売記念書き下ろし短編「常連客への道」を収録しています。 -
悪魔風レシピが、お疲れOLのお腹と心を癒やします!
嶺井琴子、二十四歳。小さな印刷会社に勤める会社員。
仕事疲れの日々を送っていたある日、夢の中に女性の「精気」を食べて生きる悪魔、「インキュバス」を名乗る絶世の美青年が現れた。彼が琴子を見て口にした言葉は……
「うわ。この子、精気も体力も枯れっ枯れだ」
その日からインキュバスのエルゥは、琴子の8畳ワンルームを訪れるようになった。美味しいご飯と健康的な生活で、彼女の精気を育て、いずれ食べるために。
インキュバスなんかに惹かれちゃいけない、彼が優しくしてくれるのは自分を食べるためだと何度自分に言い聞かせても、おいしいご飯と温かい言葉で、徐々に惹かれていってしまう琴子。一方エルゥも、特定の女性をこんなに気にかける自分を不思議に思って……。
世話焼きインキュバスとお疲れ女子の恋の行方は?
※特典として、書き下ろし短編ストーリー「残業があった夜は少しの贅沢を」を収録。
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登場人物
嶺井琴子(みねい・ことこ)
小さな印刷会社で働くお疲れ気味のOL。過去のトラウマから自分を雑に扱いがち。エルゥを警戒するが、すっかり胃袋を掴まれている。
エルゥ
ある日突然琴子の前に現れたインキュバス。琴子の精気をいただこうとするが、あまりの枯れっぷりに思わず世話を焼きはじめて……? -
その瞳、死の運命を見通す――ひ弱な下級妃が非凡な力で挑む後宮デスゲーム
没落商家の娘・花菫(かきん)は家のため後宮に入った。
だが秘密を隠し息を潜めるように生きてきた彼女は、気弱さを侮られて周囲に見下されるばかり。
夜伽の声もかからず、侍女の碧玉(へきぎょく)の明るさだけが救いだ。
そんな折、皇帝が崩御し後宮全員に殉死が命じられる。
必死に逃れるが、花菫たちは四凶殿(しきょうでん)――危険な試練を越えねば脱出できない地下迷宮に追い込まれてしまう。
碧玉のため、花菫は隠してきた忌むべき力を使うと決める。
それは死を予知する「死相見」の力で――。
非力な妃が、誰より強く美しく花開く。
後宮死亡遊戯、開幕。
==登場人物==
花菫(かきん)
庶民の出の下級妃。
死相が出た父を救えなかった過去があり、他人の顔を見ることを避けて生きてきた。
広治帝(こうちてい)
人形のように美しく、感情が読み取れない。
病弱ともっぱらの噂。
皇太后と親子関係にあるが、実子ではない。
如意(にょい)
後宮内で働く謎の官女子。
絶世の美しさを誇り、まなざしは理知的。
花菫の力に気づき、協力をもちかけてくる。 -
皇帝の衣装係に大抜擢! 悪女ですが、初恋の君【皇帝】をお支えします!
苑国へ五名の妃嬪が嫁がれる日、對国の末姫・夏雲<シャーイン>の姿もあった。
輿入れでは民衆から花が手向けられるはずが、勇ましい夏雲には野草が似合うと、三叶草が投げられた。美麗で冷酷に見えるが故に「悪女だから」と噂もされた。
けれど本当は可愛いもの好きで、特技は刺繍。衣装はもちろん平たい胸を補強する肉饅頭もお手製だ。
服を脱がなければ大丈夫……と夏雲は堂々と振舞うが、かえって注目を浴び、皇帝・佩芳<ベイファン>から寵愛を受けることになってしまい――!?
困難にも縫い針一本で挑む。大胆乙女の後宮恋愛ファンタジー! -
すべて暴いてみせましょう。死因も嘘も――秘められた、愛さえも。
修道院育ちのリーゼロッテは、明日レイモン伯爵と結婚する。王妃の朗読係になるための形式上の婚姻だ。
友人のハンスは猛反対するが、リーゼロッテはレイモンのことがずっと好きだった。形式上の妻でも、式の口付けがフリであってもかまわない。
しかし別々の部屋で初夜を明かした翌朝――レイモンは遺体となって発見された。刺殺という見立てに納得がいかないリーゼロッテは解剖を願い出る。
そう。彼女は「魔女」と畏怖される天才解剖学者。
夫の死の真相を突き止めるため、夫の願いを叶えるため、リーゼロッテは王宮に出仕する。
「マダム・ミニョン」と呼ばれた少女と王宮陰謀劇の幕開けだった――。 -
冥婚による怪異が蔓延るこの街で、 生者と死者を巡る物語が動き出す。
ある事情から悩みを抱えていた軍人・武豪(ウーハオ)は、『冥婚相談所』と象られた電飾が明滅するその店に入った。
煤けた店内の最奥にいたのは、白猫を撫でる胡散臭い道士服の男・白蘭(バイラン)。
「此れは此れは軍人様、今日は如何いたしましたか」
「私を助けてはくれないか。冥婚させられそうなのだ」
死者との婚姻・冥婚によって、様々な怪異が蔓延る雨の止まない都市・黄源城市の一画で――。
生真面目な軍人と胡散臭げな道士が出会い、生者と死者を巡る物語が動き出す。 -
食べられるはずが花嫁に!? 生贄乙女と龍神様、運命すれ違い婚礼語り
荒ぶる神に生贄として捧げられた如月千代。彼女は弟を守るため、神の力を封じる毒と一緒に食べられたい。その瞬間を待つ千代の前に、秀麗な龍神・銀嶺が現れる。誰もが恐れる龍神は、けれど千代を花嫁として丁重に扱うばかりで――いっこうに食べてくれない!
銀嶺の優しさに癒やされつつも、食べられようと自分磨きに励む千代。一方で、千代の不憫な境遇を神の力技で解決しようとする銀嶺。から回りながら共に暮らす二人は、やがて互いの隠し事を通じて向き合うようになり――。生贄乙女と龍神様、運命の婚礼物語が始まる。 -
「白芳国の華」と呼ばれた公主は一度死に、仙になった
かけだし仙人の智桂はある日、人だった頃の妹姫の輿入れの話を耳にする。輿入れ先は不穏な噂のある隣国で、心配になった智桂は人のふりをしてこっそり忍びこむ。そこで若き将軍・希柳の命を救い運命が動き出す――! -
家賃2万円の京町家。三食付き。同居人は紳士的な「パンダさん」
職場の人間関係と激務に疲れた笹原姫香は、ある日ぷつりと糸が切れて仕事を辞めた。そして「京町家に住む」という夢を実現する。
「京都市内/下宿人/家賃2万円」
という破格の条件で京町家への転居が叶うが、引っ越し当日に出会った同居の管理人は素晴らしい毛並みのパンダだった。
紳士的で料理上手、美しく花を生け丁寧な暮らしをする通称「パンダさん」と穏やかに暮らすうち、姫香は「自分」を大切にすることに気づいていく――。
野花のように心に寄り添う、京都ほっこりはんなり物語。
【登場人物】
・笹原姫香/26歳。職場の人間関係と激務に疲れて仕事を辞め、夢だった京町家に住む夢を実現させる。
・パンダさん/年齢不詳。思いやり深く紳士的で料理上手。美しく花を生け丁寧な暮らしをしている。
-
怪異が狙う「仙果の乙女」を守るのは、謎めいた美しき御曹司
「仙果の乙女」を食らう怪異は、神力と不老長寿を得るという。
三百年ぶりに生まれた「仙果の乙女」こと松風万里香は夜ごと夢の中であやかしに誘惑され、死と隣合わせの日々を過ごしていた。
そんな折、美しき御曹司・墨染桜一との縁談を強制的に進められる。やけっぱちになった万里香は見合いの席で「おそらく私は、もうすぐ死にます」と、仙果の乙女について話してしまう。
けれど桜一は「僕があなたを守ってみせましょう」と言い、本当に万里香の夢に現れて――。
現と夢が交錯する絢爛豪華なあやかし絵巻、開幕。 -
誇り高い男装姫と、宿敵の美しき鬼。甘く、切ない、極上の和風ロマンス。
長きにわたり人族と鬼族が争う火の大地。
人族の頭領・一初は、女性にして男の装束を纏い戦場で生きてきた。
だが宿敵である鬼族の頭領・紅炎の刃に倒れる
――いつしか育った恋心を自覚しながら。
人族の敗北が決まり、紅炎は鬼と人が共存する新都市をつくると宣言する。
初めは反発した一初だけど、紅炎は一初の凜とした強さを認め必要としてくれた。
紅炎の傍で、一初は新都市に希望を見いだしていく。
でも大切にされるほど許されない恋に心は揺れて……。
そんな折、人族の重役が不審な死を遂げ――
宿命の和風ロマンス。 -
新人編集と料理科学者が、利害一致で料理(の謎)に奮闘――!
編集三年目の四葉は、突然の異動に憂鬱だ。異動先はTABEYO編集部。料理がからきしな四葉は活躍できる気が全くしない。
けれどお遣いなら、と原稿回収で「癖の強い監修者」在籍の研究室へ向かうと、血まみれの白衣を纏った異質な人物がいて――その人こそ癖つよ准教授・朝倉だった。
四葉は動揺しながらも出されたマドレーヌ20個を簡単に完食。すると朝倉はその底なし胃袋に眼をつけ、自分の担当になるよう迫ってきた。
料理科学で作った料理を平らげてくれれば仕事も捗り利害一致だというけれど……? -
濡れ衣の悪女と、冷酷無慈悲な王。政略結婚から始まるシンデレラロマンス。
大国ドルマンの第一王女ジョジュは王位継承争いに敗れ、継母殺しを企てた悪女と汚名を着せられてしまう。さらに国を追放され、辺境の小国ロニーノへ嫁ぐことに。失意のジョジュを迎えたのは冷酷無慈悲と噂のエミリオン王だった。
「愛を求めるな」と言ったエミリオンだが、敵ばかりの祖国とは違いジョジュを公正に扱ってくれた。ジョジュは生来の聡明さを取り戻し、若き王に反発する者の陰謀が渦巻く王宮で味方を増やしていく。凛とした姿は頑ななエミリオンを変え、二人は次第に心を通わせるが、元王妃候補の令嬢が現れ――。
==人物紹介==
○ジョジュ
ドルマン王国第一王女。
将来女王となるべく学んできた。
王位継承権を奪われ絶望していたが、エミリオンと過ごすうちに気力を取り戻していく。
○エミリオン
前国王夫妻が事故死したため、若くしてロニーノの国王となった。
大国と渡り合う力をつけるために改革を推し進めており、「冷酷無慈悲」と恐れられている。 -
明日を生きるための、一さじを。追放された公爵令嬢が営む癒やしのスープ店
《山の国》の公爵令嬢ヴァレリアは王太子妃になるため、ひたむきに努力してきた。
しかし妹の計略で処刑が決まる。
運良く《麦の国》の青年アルバに助けられ、行き着いたのは小さなスープ店だった。
傷ついたヴァレリアの心は、あたたかいスープと無償の親切にほどけていく。
そしてシーナと名を変えて、店で働くことに。
具だくさんの日替わりスープと、焼きたてのパンに手作りジャム。
不慣れでも誠実なシーナの料理は、アルバや訳ありのお客をほっと癒やして――
追放された公爵令嬢の、おいしくてやさしいスローライフ。
==登場人物==
○シーナ(ヴァレリア)
《山の国》の名家の長女。
地味でつまらないと言われ、華がある妹と比べられてきた。
婚約者の王太子も妹を愛するようになり、処刑されてしまう。
○アルバ
《麦の国》で農業に携わる青年。
エルザが営むスープ店の隣家に住む。
懸命なシーナを支えるが、彼にも何か事情があるようで――。 -
声を封じられた少女は、銀狼の青年と惹かれあう。愛と孤独との西洋浪漫物語
幼い頃に犬神の呪いで声を封じられた令嬢・宵子。家族に見放され、幽閉され生きてきた。
ある日妹に押し付けられ鹿鳴館の夜会へ出席した宵子は、ドイツ貴族の青年・クラウスと出逢う。言葉の壁を越えて惹かれあう二人。
そしてクラウスの計らいで実家から救い出された宵子は、彼の館で初めて幸せな時を過ごした。
一方で帝都での人喰い獣の噂に落ち着かないクラウス。宵子は違和感を覚えながら彼を想い心配する。耳に届いた言葉『薬』とは何を意味するのか――。
孤独な二人が優しい愛を紡ぐ西洋浪漫物語。 -
眼も心も閉ざした少女は、大切なものと引き換えに本当の恋に目覚める――。
妖を引き寄せる体質の少女・藤乃。化け物扱いに耐え切れず自ずと眼を閉ざし、幼い頃 恩人から貰ったお守りを拠り所に育った。
そんな藤乃に良家との縁談が舞い込んだ。けれど何も知り得ない許婚に眼の秘密を見透かされ、動揺した藤乃はかつての恩人を思い出す。彼に一目遭おうと妖の相談役、九尾の狐・紫苑を頼った。
目の見えぬ藤乃にとって、高貴な九尾もふわふわの何か(尻尾)を携えた青年。着飾らない藤乃に紫苑は戸惑うが、徐々に二人は互いの愛おしさに気づく。しかしやがて許婚が藤乃を迎えに現れ――? -
契約結婚に救われた髪結い師。仮初夫婦の奮闘で、主家の人気を仕立てます!
天下井華弥は髪結い師だ。依頼人の髪を結い、整え、服飾も合わせて仕立て上げるのを生業としている。天涯孤独でありながら、彼女は自分の腕を頼りに生きてきた。
しかし脅迫まがいの求婚を受け、仕事を取り上げられかける。万事休すの華弥に手を差し伸べたのは、亡き母が結んだ婚姻契約を持つ男、梅景斎だった。斎の仕える梅之宮家に入れば仕事も身柄も守れると。
華弥は現状打破と、母の意図を知るため、斎に嫁ぐ決意を固める。そして嫁いだ先の家で、現人神だという主人の美幸に、専属の髪結い師になるように言われて……!?
※電子特典として、巻末に『後宮妃の管理人』書き下ろしショートストーリーを収録。 -
仕事に疲れたOLに、狐系?男子の癒やしが待つ。甘やかしラブストーリー!
クリスマスを目前に、沙苗は突然恋人に別れを告げられた。浮気をされていたのだ。冬空の下、ヤケ酒しながらたどり着いた不思議な神社で「スパダリな旦那様をください」と神頼み。翌日、目が覚めると自宅には見たこともない美青年、なつめが朝食を作っていた。
「初めまして、僕のお嫁さん」
沙苗は妖しすぎるなつめを拒絶するのだが、彼の左手の薬指にはいつの間にか沙苗とお揃いの指輪が輝いていて……ってこの指輪、はずれないんですけど!?
狐系男子の癒やしが待つ、極上至福のラブストーリー! -
祖母の無念を抱えた魔法使いの少女が、魔王の息子と料理の旅へ――
食いしん坊の魔法使い・フェリ シアは、世界を救った英雄に遭うため、学校の卒業式を抜け出し、相棒のハリネズミと共に旅立った。
そこで仏頂面の青年・カナンに出逢い、道中のお礼に急ごしらえの窯でトマトのピザを振舞う。熱々を頬張るとカナンに魔力が戻り、今後のご飯も頼まれてしまった。
旅に男手は要るし、利点もある。それはカナンが魔王の息子だということ。フェリシアの大切な祖母の仇も魔族。人の良さそうな魔王の息子には悪いけれど、魔族に効く毒が分かるかもしれない。契約を交わし、二人の旅は始まった。 -
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王と亡き王妃による恋物語の逸話にて《恋文文化》が花開く王国。
《恋文代筆人》ユーディの元に、恋文嫌いの貴族の男が依頼を持ち込む。
これをきっかけにマフィアの元締め《黒公爵》ヴィンセントに目を付けられたユーディは半ば強制的に、彼のお抱え恋文代筆人にされてしまう。
社交界に花街と様々な恋文に関わる中で、噂とは違う彼の本当の姿を知っていく。
ただユーディにも誰にもいえない秘密があって……
偽る少女と悪役貴族が、恋文の裏を読み解き、心ある恋文をしたためるロマンス×ファンタジー。 -
家族に見下されてきた明彩は、癒やしの力を発揮して…異界の王に溺愛される
┣━━ 運命の恋が、いま始まる ━━┫
悪質な怪異を退治する一族の娘・明彩(めい)は、退魔の力がなく冷遇されて育った。一方、傲慢な弟は禁忌を荒らし、異界の王・涼牙(りょうが)を呼び起こしてしまう! その場に明彩は置き去りにされて……。
危機に陥る明彩だが、実は涼牙は穏やかで理知的な美青年だった。彼は明彩の秘めた希少な"癒やしの力"の価値を教え「俺の姫(もの)となれ」と彼女を誘う。涼牙の治める異界で明彩は力を発揮して尊重され、居場所をくれた彼に惹かれていく。
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最弱にして最強の術者の伝説が今、始まる! -
「消えた東宮を見つけた者を妃とする」姫君たちの誇りぶつかる争奪戦開幕
水龍を祀る都、水平京。
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疫病は水龍が悪神に入れ替わったせいだが、神に相まみえるのは帝の一族だけ。
悪神を討つために東宮妃選びの儀式でその座を勝ち取れというのだ。
疫病の母を救いたい一心で、すみれは貴月を護衛に宮中へ。
しかし国中の貴族の姫が集まる中、肝心の東宮が姿を消し、「見つけた者を妃とする」と告げられる。
名家の姫君・鶯、
家の復興を誓う菖蒲、
臆病だが目的を秘めた卯の花。
誇りをかけた争奪戦の行方は……。
==登場人物==
すみれ
市井で病人を治療する庶民。
貴族の養女と偽り、東宮妃選びの儀式に参加する。
貴月《たかつき》
すみれの護衛。
美しく不遜な青年で、目的のためなら手段を選ばない。
鶯《うぐいす》
名家の姫君で、最も有力な東宮妃候補。
凜とした振る舞いで、他の参加者からも一目置かれている。
冬嗣《ふゆつぐ》
鶯の護衛。
宮廷で有名な歌人。
菖蒲《しょうぶ》
父の罪で没落した家の復興を目指し、流刑地から舞い戻った。
豪胆な性格。
赤朽葉《あかくちば》
菖蒲の護衛。
菖蒲に心酔する女性。
卯の花《うのはな》
生家は元は名家だったが、勢力争いに敗れ力を失いつつある。
非常に臆病。
火丸《ひまる》
卯の花の護衛。
血気盛んな少年で、卯の花とは幼なじみ。 -
私が恋した勇者は死んだ――孤独な魔王と勇者の弟の、出会いと再生の物語
魔王ヤミは長引く戦争に疲弊し、勇者ルクスに「殺して」と願う。
だが勇者は孤独な少女を殺せなかった。
――ヤミは初めて恋をした。
ルクスは魔王の死を偽装し戦争を終結させた。
しかし二人きりの穏やかな生活は長くは続かず、ルクスは病死する。
失意の中ルクスの故郷に遺骨を届けると、そこには彼の面影を宿す弟のレイがいた。
行く当てのないヤミは、正体を隠しレイが営むアクセサリ工房に居候することに。
やがて魔王の魔法がアクセサリの持ち主に不思議な奇跡を招くと気づき――
勇者がいない世界で紡がれる再生の物語。
※紙書籍初版&電子特典として、書き下ろしショートストーリー【レイのやきもち】を収録
詳細は紙書籍の帯、電子書籍の巻末をご確認ください
==登場人物==
ヤミ
父の死後、幼くして魔王となった少女。
強すぎる力ゆえに、孤独に過ごしてきた。
ルクス
魔王を討つためにやってきた勇者。
戦後まもなく病死する。
レイ
ルクスの双子の弟。
アクセサリ工房を営む、腕のよい職人。 -
訳あり男装令嬢が首席御曹司と寮生活。決して明かしてはならない“秘密”
妖なる存在から国を守る陰陽師。その士官学校・青藍学園に、広瀬名月は性別を偽り、男装して通っている。お家再興のため、首席を目指して励んでいるけど、眉目秀麗・成績優秀・孤高の財閥御曹司、東条伊織にいつも阻まれ万年次席。その上「陽月番」という学生同士のパートナー制で、名月は伊織と組むことになってしまった。
倒すべき目標が相棒になって複雑な心境の名月。しかも伊織とは寮生活を共にするため、女であることを隠す日々は波乱の連続で!? 一方の伊織にも、名月に向かう秘めた想いがあるようで――。 -
「紅霞後宮物語」の雪村花菜が贈るアジアン・スパイ・ファンタジー!
美しく飄々とした性格の女官の銀花(ぎんか)には秘密がある。
それは、女王直属の間諜組織「天色(てんしょく)」の一員ということ。
冷徹でありながら抜群の人当たりの良さを持つ銀花に、新たな任務が命じられる。
宗主国の将軍の妻になり、国外に潜伏するという長期の仕事だ。
祖国に別れを告げた銀花が出会ったのは、無骨な優しさを持つ男、涛声(とうせい)だった。
恋心を持ち合わせない銀花は淡々と「妻」をこなすが、予想外に涛声は彼女に執着し……?
「紅霞後宮物語」の雪村花菜が贈る、面白さ太鼓判のアジアン・スパイ・ファンタジー! -
「僕の庭師はキミがいい」花と秘密が咲き誇る英国風庭園ファンタジー
庭師になるため田舎から出てきたサラ。しかし鞄をひったくられ紹介状をなくしてしまう。
路頭に迷ったサラは、訳ありで未だ誰も採用されていないという庭師の求人に飛びつく。
その屋敷の主は、美しくも破天荒と噂の、男装の女男爵・アイリだった。
難題の採用試験をサラはあふれる植物愛で突破。
庭師となったサラはアイリに連れられ庭園を巡ることに。
行く先々で事件が起こるが、アイリの洞察力とサラの植物知識で解き明かしていく。
やがてサラは、ある花と父の死の真相を追うアイリの孤独に気づき――。
==登場人物==
アイリ
『特別継承権』を認められ、女性の身だが暫定的に男爵位をもち、男装を好む。
たぐいまれなる美貌と頭脳をもつが、破天荒と噂される。
サラ
田舎から出てきた17才の少女。
祖母の影響で草花をこよなく愛し、庭づくりとその知識は誰にも負けない。
※特典として、発売記念書き下ろし短編を収録しています。 -
「ばけもの姫」こと男爵令嬢ありすをめぐる大正浪漫恋物語
黄桜男爵家は特殊な家で、令嬢ありすも人ならぬものが見える。
そんなありすも結婚し、上流階級の人々を集めたお披露目会で幸せな若妻として一歩を踏み出そうとしていた。
けれど善意から夫に取り憑く女の霊を指摘して、衆人環視の中、夫に突き飛ばされ罵られ、ついには離縁状を叩きつけられる。
そんなありすの元に縁あって助けた空泉伯爵家当主・一臣が足繁く訪れる。柔和で実力と美貌を兼ね備える一臣だが、ありすを保護するあやかしの猫はひどく警戒し……
ばけもの姫の行く末は鬼が出るか蛇が出るか、大正浪漫恋物語。
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。
