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『文春e-Books(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

121 ~180件目/全1340件

  • 1,701(税込)
    著:
    伊与原新
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    定時制高校の教室に「火星」を作り出す――胸が熱くなる青春科学小説

    東京・新宿にある都立高校の定時制。
    そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。

    負のスパイラルから抜け出せない二十一歳の岳人。
    子ども時代に学校に通えなかったアンジェラ。
    起立性調節障害で不登校になり、定時制に進学した佳純。
    中学を出てすぐ東京で集団就職した七十代の長嶺。

    「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちは、
    理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成し、
    学会で発表することを目標に、
    「火星のクレーター」を再現する実験を始める――。

    『月まで三キロ』『八月の銀の雪』著者がおくる、
    今年一番熱い青春科学小説!
  • 共働き子育て家庭でも、みるみる時間の余裕ができる!
    共働き、子育て中でも、時間に追われずにやりたいことができる!

    ブログ、YouTube「エコナセイカツ」で大人気のマキさんが、シンプルライフを探求した先にたどりついた「時産」について、200ページを超える一冊を綴りました。

    ★時産とは、忙しい毎日に「しないこと」を増やして少しずつ余白の時間を作り、その時間を休息や「本当にやりたかったこと」に使うこと。

    ・朝ごはんを5分で、晩ごはんを15分で作るメソッドなど家事時間を短くするノウハウ
    ・スマホやテレビを見て消費してしまう時間を減らすルール作り
    ・家族が家事の戦力になる声かけ方法 etc.
    時間の余白を産み出す具体的ヒントが満載!
    また、スキマ時間を作ってもつい家事や仕事をしたり、あるいはダラダラと過ごしてしまいがちな人必読の、「自分の心と身体を癒すための時間」を増やすマキ流・アイデアも。

    時産アドバイザーとしても活動するマキさんが、その考え方から暮らしへの取り入れ方まで、カラー写真や図表を用いてわかりやすく解説します。

    CONTENTS
    はじめに「シンプルライフを探求したら、本当にやりたかったことができた」
    1章 忙しい毎日を「時産」で変える
    2章 シンプルライフは余白がいっぱい
    3章 料理は最大の時産チャンス
    4章 もっと「しない家事」を増やして心に余裕を
    5章 情報に触れる時間と方法を見直す
    6章 私の時産ライフ

    読むと暮らしと人生に「時産革命」が訪れる一冊です。
  • 1,801(税込)
    著:
    城山 真一
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    離婚届を置いて失踪した妻、発見された銃弾、28年前の未解決事件。
    平穏な生活が一変する秘密と嘘。

    東京都北区十条で楽器店を営む青井圭一。
    雑誌記者の妻・沙月とは取材がきっかけで知り合った。
    ある夜、妻の沙月が圭一に差し出したのは離婚届だった。
    明日から一週間取材に行くから、帰るまでに答えを出してほしい――。
    確かに、圭一の友人のミュージシャンの不倫スキャンダルを
    沙月がスクープしたことで、最近夫婦関係はぎくしゃくしていた。
    しかしそれが離婚の原因になるとは思えない。
    そして一週間後、電話口で「このまま家に帰ったら、許してくれる?」という言葉を残して沙月は消息を断つ。

    ほぼ時を同じくして、亡くなった圭一の叔父の遺品の中から
    銃弾が発見される。叔父の友康はこの楽器店の先代で、
    幼い頃に両親を亡くした圭一の育ての親でもある。
    平穏な人生を送っていた叔父と銃弾が結びつかず混乱する圭一。
    追い打ちをかけるように、その銃弾が28年前に起こった
    警察庁長官狙撃事件に使われたものと同じ型という可能性も浮上する。

    警察庁長官狙撃事件は未解決のまま公訴時効を迎えていた。
    そして、沙月がこの未解決事件を追っていたことも明らかになる。
    叔父と長官狙撃事件の間に何らかの関係があるのか。
    もしあるとしたら叔父はどう関わっていたのか。
    今回の沙月の失踪はその未解決事件の取材と関係しているのか。

    この世界が今日も明日もこのまま続くだろう、そう思っていた人間が、
    期せずして社会の深淵を覗くサスペンスミステリー。
  • 著者の新境地! 競馬愛にあふれるラブ・コメディー

    競馬はロマンだ! 競馬を愛してやまない著者が贈る夢の物語。
    亡き兄が遺した競馬バーを営む倉本葵。ある日、大井競馬場で芦毛の9歳の牡馬・ウララペツを見かけるなり一目惚れする。ウララペツは名馬として名高いメジロマックイーンの最後の産駒だった。
    だがほどなく、戦績の振るわないウララペツは引退することに。このままでは、ウララペツは食肉にされる……。葵はウララペツを買い取って馬主となり、種牡馬にしようと決意する。ところが次から次へと難題が――。
    葵、メジロマックイーンの血筋を残したいと熱望する常連客やウララペツの元馬主など、馬をこよなく愛する男女が奮闘しつつ、恋のさや当てにも興ずるラブコメディー。
  • 1,901(税込)
    著:
    髙見澤俊彦
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    THE ALFEE高見沢俊彦の小説第3弾!

    戦国武将を愛する“レキジョ”の田川美咲。兄は特撮映画オタクで、妹は変身ヒーロが大好き。神道学者の父は怪獣フィギュアの収集家で、田川家にはフィギュアが溢れている。
    美咲に恋のチャンスが到来かと思いきや、父が急逝し――

    恋×特撮×神様(!?) THE ALFEE高見沢俊彦が贈る、家族の物語
  • 小説と現実の境目が溶けはじめる、サスペンスフルな傑作
    嘘だけど嘘じゃない、作家デビューの舞台裏!

    「おいしいごはんが食べられますように」で芥川賞を受賞した高瀬隼子さんが挑む新たなテーマはなんと「作家デビュー」。

    ゲームセンターで働く長井朝陽の日常は、「早見有日」のペンネームで書いた小説が文学賞を受賞し出版されてから軋みはじめる。兼業作家であることが職場にバレて周囲の朝陽への接し方が微妙に変化し、それとともに執筆中の小説と現実の境界があいまいになっていき……職場や友人関係における繊細な心の動きを描く筆致がさえわたるサスペンスフルな表題作に、早見有日が芥川賞を受賞してからの顛末を描く「明日、ここは静か」を併録。
  • 「好きなこと」で食べていきたい人必読のビジネス書

    シビアだけど辛くない。
    真剣だけどみんな笑ってる。
    本当に好きなことで稼ぐってこういうことだ。
    (TVプロデューサー 佐久間宣行さんの帯コメントより)

    「好きなこと」で起業したい人、必読!
    M-1やキングオブコントなど賞レースのチャンピオンも出演するお笑いライブの制作会社の代表が、どんな仕事にも役立ち、関わった人全員を幸せにする仕事のコツを大公開!

    高校時代にお笑いライブの手伝いを始めたことをきっかけに、「劇場を持っていない事務所に所属する芸人が、ライブで食べていける仕組みを作ること」を目指して、お笑いライブの制作・運営を続けている株式会社K-PRO代表の児島気奈さん。
    新型コロナで大変だった時期に、いち早く機材を揃えてライブ配信のシステムを構築し、お笑い専門劇場「西新宿ナルゲキ」をオープンするなど、ピンチをチャンスに変えて前進してきた著者が、自ら体験して学んできた仕事のテクニックを芸人たちとの交流を織り交ぜながら楽しく解説。

    児島気奈(こじま きな)
    1982年生まれ。東京都出身。株式会社K-PRO代表として、年間1000本以上のお笑いライブを企画、主催。さらに番組制作のキャスティングや所属芸人の育成、マネジメント業務なども行っている。2021年4月には劇場「西新宿ナルゲキ」をオープン、連日ライブを開催し、若手芸人が出られる舞台を運営している。
  • 新しい展開を予感させる、シリーズ第11弾!

    お草が営む珈琲豆と和食器の店・小蔵屋が、
    高名な映画監督の新作の撮影候補地になった。
    店員の久実や常連客たちは色めき立つが、
    お草は店の通常営業ができなくなると、乗り気になれない。
    だが監督と面会すると、その件とは別に、お草は別のお願いをされる。
    彼に大きな影響を与えた古い映像作品を作った、ある無名の男を
    捜してほしいというのだ。わずかな情報とおぼろな記憶を頼りに、
    お草は男の姿を追うが――。彼はいったい誰なのか?
  • 男だって、泣いていいんだよ!

     転んで泣く小さな男の子をみて、「泣くな、男だろ」と小声で呟く。そして、立ち上り駆け寄ってきた子を、「よしよし、偉いぞ」と頭を撫でてやる。強くあれ、雄々しくあれかしと、日本の男の子は育てられてきた。
     いつからか。
     日本の古典を紐解くと、英雄豪傑ほど派手に泣いている。「男泣き」という言葉もある。
     そして、「なく」ことを示す字の多いこと多いこと。
     啼、泣、号、呱、慟、啾、喞、これらはすべて「なく」ことを著わした字である。悲しくて泣く、大声を出して泣く、子供が泣く、遠くまで聞こえるほど泣く、声が出ず涙を流して泣く、さらにいえば,涕泣、慟哭、嗚咽、泣血、哀慟、歔欷、さめざめと泣く、めそめそと泣く……。
     本書は、古典に見える泣く男の姿百態を辿りつつ、「男泣き」の実相に迫ろうという試みである。
     材は主として、記紀、万葉、古今の歌集や、伊勢、平家、太平記など文学史書の類から採った。
     トップバッターは須佐之男命! そして倭建命、大伴家持ときて、やや色好みの涙、在原業平、源頼政、泣きそうもない木曽義仲を経由して、楠木正成と豊臣秀吉、最後は吉田松陰でしめる。
     もう、全編泣いてばかり。そう、男だって、いや、男だからこそ泣いていいんだよ、という本なのである。
  • 姿を消した人間を追跡するエキスパート、コルター・ショウ。
    失踪人や逃亡犯に懸賞金がかかれば、彼が必ず探し出す。

    なぜ若者は命を絶ったのか?
    その謎を追い、コルター・ショウは山中のカルト村に潜入する。
    ドンデン返しの魔術師ディーヴァーの新シリーズ、白熱の新展開。

    ショウは教会を襲撃して逃走した若者二人組を追跡していた。難なく居場所を割り出して二人を見つけ出したショウだったが、
    その眼前で一人が崖から身を投げて死亡してしまった。教会襲撃は冤罪で、いずれ疑いは晴れるはずだったのに――
    自殺した若者は〈オシリス財団〉なるカルトグループの研修を受けていたという。彼は洗脳されたのではないか。調査を始めたショウは、
    同カルトに関する記事を発表した記者が殺害されていたことを知る。〈オシリス財団〉が死の原因ならば、これ以上の犠牲を
    阻止せねばならない。ショウは身分を隠し、ワシントン州の山中にあるカルト施設への潜入調査を決意した。指導者イーライのもと、
    屈強な男たちが目を光らせるカルト村。ここで何が行なわれているのか。若者はなぜ自ら命を絶ったのか。この村に隠された真の目的とは?
    武器なし。外部からの援軍なし。24時間の監視下で、ショウの孤独な戦いがはじまる。「静」の名探偵リンカーン・ライムに続いて
    名手ディーヴァーが生み出した「動」の名探偵コルター・ショウ第二作。緊迫度、孤立無援度100%の傑作誕生。
  • メタボは嘘だった!? そのダイエットで早死にする!

    メタボに科学的根拠はない。小太りの人が結局長生きする。
    これまでの健康常識を覆す「肥満パラドックス」のすべてがわかる!

    【目次】
    第1章 小太りが長生きするとはどういうことか
    第2章 メタボリックシンドロームの嘘
    第3章 肥満パラドックスの正体
    第4章 小太りはあらゆる病気に強いのか?
    第5章 健康で痩せた人をどう考えるか
    第6章 若いときも小太りで大丈夫?
    第7章 本邦初公開 太る食事術
    第8章 肥満パラドックスが常識になる日
  • ああ…もう起きなきゃ…
    今日のお弁当なんにしよう…!?
    ***
    娘のお弁当作り、はじまりました…!
    夫弁当&娘弁当にまつわるお役立ちエピソードから、子ども時代の母のお弁当の思い出、お出かけ時の駅弁やピクニック弁当など、たかぎ家のおいしい話をたっぷりお届けします!

    娘のおかず好き嫌い問題、お弁当箱に出現するすきまの埋めテク、幼児が喜ぶお弁当グッズ……、実用ネタもたっぷりのほっかほかなお弁当コミックエッセイ!
  • 『資本論』を完全精読するためのガイド
     
     誰もが生きていくには、何らかの「経済活動」に従事しなくてはならない。しかし、「経済とは何か」をひと言で説明するのは難しい。この「経済とは何か」という、誰にも関わる普遍的問題を徹底的に解明しようとしたのが、マルクスの『資本論』だ。
    だが、『資本論』は難解だ。『聖書』と並んで「世界で最も著名な書物」の一つだが、読破できた人は少ない。とりわけ第一巻の冒頭部分が手ごわく、多くの人がスタート地点で挫折する。
    『資本論』を読破するには、適切な「ガイド」が必要だ。
     本書は、『資本論』研究の第一人者である鎌倉孝夫氏と、その鎌倉氏に学生時代に『資本論』読解の手ほどきを受けた佐藤優氏が講師となり、少人数の対面式で逐一「解説」と「質疑応答」を重ねながら『資本論』第1巻を18回にわたって精読する講義録だ。書籍化にあたっては、さらに読解を助ける詳細な注も付している。
     40年を超える師弟の研鑽の成果が、あなたを『資本論』の完全読解へと導いてくれるだろう。
  • 彼方は遠く、記憶になかったことばかり思われる

    仰げば彼方は鏡のようにある。記憶になかったことばかり思われる。――「ラサンドーハ手稿」
    蜃気楼のように現れる塔。ざぶんざぶんと波の音。へそから出てくるうなぎたち。母がクリーニング店に預けたもの。画家が描く瓜二つの妹たち。ある日、人類に備わった特殊能力……
    九人の実力派作家が紡ぐ幻想アンソロジー。

    【目次】
    ラサンドーハ手稿 高原英理
    串 マーサ・ナカムラ
    うなぎ 大木芙沙子
    マルギット・Kの鏡像 石沢麻依
    茶会 沼田真佑
    いぬ 坂崎かおる
    開花 大濱普美子
    ニトロシンドローム 吉村萬壱
    天の岩戸ごっこ 谷崎由依
  • 1,901(税込)
    著:
    嶋津輝
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    オール讀物新人賞で注目を浴びた新鋭、初の長編小説

    裕福な家に嫁いだ千代と、その家の女中頭の初衣。
    「家」から、そして「普通」から逸れてもそれぞれの道を行く。

    「千代。お前、山田の茂一郎君のとこへ行くんでいいね」
    親が定めた縁談で、製缶工場を営む山田家に嫁ぐことになった十九歳の千代。
    実家よりも裕福な山田家には女中が二人おり、若奥様という立場に。
    夫とはいまひとつ上手く関係を築けない千代だったが、
    元芸者の女中頭、初衣との間には、仲間のような師弟のような絆が芽生える。

    やがて戦火によって離れ離れになった二人だったが、
    不思議な縁で、ふたたび巡りあうことに……

    幸田文、有吉佐和子の流れを汲む、女の生き方を描いた感動作!
  • 現代文学の最前線に立つ姉弟の対話

    ロシア文学者・奈倉有里と、小説家・逢坂冬馬。
    文学界の今をときめく二人は、じつはきょうだいだった! 
    姉が10代で単身ロシア留学に向かった時、弟は何を思ったか。その後交差することのなかった二人の人生が、2021年に不思議な邂逅を果たしたのはなぜか。予期せぬ戦争、厳しい社会の中で、我々はどう生きるのか? 
    縦横無尽に広がる、知性と理性、やさしさに満ちた対話が一冊の本になりました。

    ◇目次◇
    はじめに――逢坂冬馬
    PART1 「出世しなさい」がない家 Family
    PART2 作家という仕事 Literature
    PART3 私と誰かが生きている、この世界について World
    おわりに――奈倉有里
  • 名手による本格警察小説が誕生

    指名手配犯がいる!という「緊立ち」が入った。そのとき刑事は!

    「カメラアイ」を武器に群衆の中から手配犯を捜す警視庁刑事と、広域捜査を担当する刑事。ビル爆発事件で怪我を負いながら、離婚、介護という人生の壁を乗り越える女性刑事二人の物語。
    ある時、強盗および殺人の手配犯がここにいる!という緊急立ち回り情報(緊立ち)が入った――。
  • 1,901(税込)
    著:
    今村昌弘
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    『屍人荘の殺人』の著者が仕掛ける
    ジュブナイル×オカルト×本格ミステリ

    小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。
    ユースケは、自分のオカルト趣味を壁新聞作りに注ぎ込むため、“掲示係”に立候補する。この地味で面倒だと思われている掲示係の人気は低い。これで思う存分怖い話を壁新聞に書ける!……はずだったが、なぜか学級委員長をやると思われたサツキも立候補する。

    優等生のサツキが掲示係を選んだ理由は、去年亡くなった従姉のマリ姉にあった。
    マリ姉は一年前の奥神祭りの前日、グラウンドの真ん中で死んでいた。現場に凶器はなく、うっすらと積もった雪には第一発見者以外の足跡は残されていなかった。犯人はまだ捕まっていない。

    捜査が進展しない中、サツキはマリ姉の遺品のパソコンの中に『奥郷町の七不思議』のファイルを見つける。それは一見地元に伝わる怪談話を集めたもののようだったが、どれも微妙に変更が加えられている。しかも、『七不思議』のはずなのに六つしかない。

    マリ姉がわざわざ『七不思議』を残したからには、そこに意味があるはず。
    そう思ったサツキは掲示係になり『七不思議』の謎を解こうとする。ユースケはオカルト好きの観点から謎を推理するが、サツキはあくまで現実的にマリ姉の意図を察しようとする。その二人の推理を聞いて、三人目の掲示係であるミナが冷静にジャッジを下す……。

    死の謎は『奥郷町の七不思議』に隠されているのか? 三人の“掲示係”が挑む小学校生活最後の謎。
    こんな小学6年生でありたかった、という思いを掻き立てる傑作推理長編の誕生です。
  • 1,701(税込)
    著:
    内田樹
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    非常識で、冷笑的な人々が増えたこの国で
    ウクライナ戦争、陰謀論、ポスト真実の時代、公共財の私物化、バワークラシー、ハラスメント……

    非常識で、冷笑的な人々が増えたこの国で――

    ・権力者支配(パワークラシー)の国で上昇志向に駆られた人の振る舞い
    ・なぜ複雑な話は「複雑なまま」扱ったほうがよいのか
    ・人からの採点を待つ「被査定マインド」をやめる
    ・ものごとは原理よりも「程度の問題」で考える
    ・子どもたちを歓待し、承認し、祝福する大切さ……etc.

    親切、品位、勇気……失われゆく徳目を明らかにし、
    〈大人の頭数を増やす〉道しるべがここに
  • 今年一番の話題作! マスク自身が語り尽した初の公式伝記

    世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』評伝作家だからこそ描けた。

      いま、世界で最も魅力的で、かつ、世界で最も論議の的となるイノベーターの赤裸々な等身大ストーリー-。彼はルールにとらわれないビジョナリーで、電気自動車、民間宇宙開発、人工知能の時代へと世界を導いた。そして、つい先日ツイッターを買収したばかりだ。
  • 1,901(税込)
    著:
    王元
    訳:
    玉田誠
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    島田荘司推理小説賞受賞! 
    21世紀の『十角館の殺人』がマレーシアから登場

    最愛の妻を亡くし引退したベストセラー作家がある日、
    ふと目を覚ますと、そこは見知らぬ孤島だった。
    やがて桟橋に船が着き、老若男女が島に降り立つ。
    一行はデジタル機器に囲まれた日常の疲れを癒し、
    本来の人間性を取り戻す「デジタルデトックス」のために
    島に渡って来たという。
    メンバー相互の会話や、視線を合わせることさえ禁じられ、
    読書やメモをとること、音楽を聴くことも不可。食事は菜食のみ、
    そして殺生も厳禁という環境の中でデジタル・デトックスが始まるが、
    やがて残酷な連続殺人事件が発生する。
    作家はそのすべてを目撃するのだが、
    なぜかメンバーたちの目には彼の姿が映らないらしい……。

    華人系マレーシア人の女性作家が、
    ミステリ界の巨匠・島田荘司氏が提唱する21世紀本格に応えて放った、
    〈21世紀の『十角館の殺人』〉!
  • 「余命宣告」を受けた大人気声優が語るあの日のこと

    『涼宮ハルヒの憂鬱』の朝比奈みくる役で大人気だった後藤は、人気絶頂の中、突然無期限の活動休止を発表。彼女に何が起きたのか。
  • シリーズ2冊
    1,7011,801(税込)
    著:
    石田衣良
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    動物の命を犠牲にする大人たちに、マコトの怒りが爆発する
    ヤングケアラー、外国人労働者、マッチングアプリ…いま池袋で起こっているトラブルにマコトが立ち上がる。大人気シリーズ第18弾。
  • 夢の諦め方は、誰も教えてくれない
    「雇止め」という冷たい現実を前に、研究を愛するポスドクが下した決断とは――。

    青春小説家が描く、青春の終(しま)い方。
    社会に横たわる痛切な苦みを描く、著者の新境地。

    瀬川朝彦、35歳。無給のポスト・ドクターである。学生時代に魅了された
    古事記の研究に青春を賭してきたが、教授職など夢のまた夢。
    契約期間の限られた講師として大学間を渡り歩く不安定な毎日だ。
    古事記への愛は変わらないが、今や講師の座すら危うく、
    研究を続けるべきかの煩悶が続いている。

    そんな折、ゼミ時代の先輩が大学の貴重な資料を持ったまま
    行方不明になってしまうという事件が。
    45歳の高齢ポスドク”となっていた先輩は、講師の職も失い、
    なかばホームレス状態だったという。先輩は資料を「盗んだ」のか?
    自らの意志で「失踪」したのか? そして、朝彦の下した将来への決断は?
  • シリーズ4冊
    459850(税込)
    著:
    大原由軌子
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    大原家に第二子が誕生。その子は、神経質で慎重な長男とはまったく違う、大らかだけど無鉄砲な性格だった。そんな二人の子どもと相変わらずのダンナさんも加わって、大原家の日常はいつも大騒ぎ。 人気のコミックエッセイ、大原さんちシリーズ、最終巻!
  • 命の終わり、その場所はどこがいいですか?

    住み慣れた自宅で幸せな最期を迎えるために。
    親子の絆を探す3年間の遠距離看取り体験記。

    (目次)
    第1章 看取りのはじまり
    第2章 介護保険が打ち切られた
    第3章 コロナ禍の葛藤
    第4章 父と娘の終末期
    第5章 臨終まで
    第6章 看取り後の気づき

    〈父は入院も施設入所も拒み、住み慣れた家でひとり暮らしをつづけた。
    私は終末期の父に付き添い、介護し、
    死にゆく傍らでその一部始終を見ていた。(中略)
    あくまでも個人的な体験ながら、父と私に降りかかったさまざまな出来事を
    ありのままに綴りたい。父と同じように住み慣れた家で最期を迎えたい人、
    家族を在宅で看取りたいと思う人たちに「家で死ぬ」というリアルを伝え、
    真に納得した最期が訪れるよう、本書が一助となることを願っている〉
    (「はじめに」より)
  • 著者初の写真+散文集

    閑雲野鶴、晴📸(カメラ)雨読、計算機自然。メディアアーティスト、研究者、経営者……いくつもの顔をもつデジタル時代の旗手・落合陽一さんが、愛用のライカを手に、日本と世界の風景から、ヌードに至るまで、さまざまな瞬間を切り取った写真と、デジタルと自然のあいだで展開する思考を記録した散文をあわせた豪華本。表紙を飾るのは愛猫のトラ彦。近未来的なデジタルのイメージと、アナログな手触りが共存する不思議な世界が展開される。コロナ禍の日々の貴重な記録でもある。
  • 戦国どんでん返し七連発
    乱世は謎に満ちている。

    上杉謙信の脅威にさらされている越中神保家を助けると約束した武田信玄だったが、援軍は出さぬという。果たして援軍なしに上杉を退ける秘策とは? 腹の探り合いが手に汗握る「川中島を、もう一度」。

    下野国・宇都宮家に仕える若色弥九郎は、先代当主の未亡人・南呂院の警固番に抜擢される。門松奉行という閑職の父を持つ弥九郎にしてみれば、またとない機会。意気揚々とお役目に着く弥九郎だが、この抜擢の本当の目的は……うまい話の裏を描く「宇都宮の尼将軍」。

    長宗我部家は、大量の砂糖の献上を織田家に約束していた。外交僧として必死の思いで砂糖をかき集めた道標だったが、何者かに砂糖の献上の先を越されてしまう。横槍を入れてきたのはまさかの……すべてが戦略物資になる乱世の厳しさが身に染みる「戦国砂糖合戦」etc.

    気鋭の歴史小説家が放つ、戦国どんでん返し七連発。
  • 1,801(税込)
    著:
    千早茜
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    私の幸も不幸も、私が決める。そう、決めた
    40歳目前に離婚した桐原まりえは、寂しさよりも清々しさを感じていた。新直木賞作家が描く、おとなの女性の幸福と結婚を巡る物語。

    『マリエ』は、『しろがねの葉』で第168回直木賞を受賞されたのが記憶に新しい千早茜さんの最新長篇です。
    物語は、主人公の「桐原まりえ」が40歳を目前に離婚したところから始まります。離婚理由には納得がいかないものの、もう誰にも属していない、という軽やかさを感じているまりえ。すべて自分の自由にできる生活が一番大事でそれを危うくする欲望、たとえば恋愛などに呑み込まれたくはない。でも、なにか不安で、なにか取りこぼしている気も……。
    ひょんなことで懐いてきた由井君のことは好ましいのだが、折に触れ、7つの歳の差を感じるばかり。そんな折、些細なきっかけと少しの興味から、まりえは結婚相談所に登録します。そこで彼女は、切実な「現実」や結婚に対する思いもよらない価値観を次々と突きつけられるのです。

    千早さんは本作を、「生き方」の小説、と話されます。その言葉通り、これまでの千早作品のなかでもっとも著者に近いと言える主人公が、等身大で挑む日常の「冒険」には抜群のリアリティがあります。無防備に新しいことに飛び込んでいける年齢を過ぎて、仕事も落ち着き、結婚生活もリセットされ、コロナ禍に価値観を揺さぶられ……そんな「今」の生き方を問う意欲作です。
    考え続けるまりえの軌跡を共に歩めば、きっと、「自分が今後の人生に求める幸せ」の輪郭が見えてくることでしょう。
  • 衝撃の告発と自身の半生を辿る

    ジャニー喜多川氏の性加害を実名・顔出しで告発して「山」を動かした元ジャニーズJr.、カウアン・オカモト氏。オカモト氏が赤裸々に明かす、ジャニーズ性加害の実態と、波乱の人生。

    目次
    第一章 Baby
    ジャニーさんからの電話/五千人の前でアカペラ/いきなりジャニーさんのマンションへ
    第二章 ブラジル団地
    日系ブラジル人の両親/日本人との違い/ドロップアウト/音楽が支えだった
    第三章 Junior
    名古屋ジュニア/ユーは黒色だよ/「おいっ!テメェ!こっち来い!」/上京しないとキツいね/バイトジュニア
    第四章 YOU
    「マンション」と「プール」/カウアン、早く寝なよ/全部で十五~二十回/それでもジャニーさんに……
    第五章 退所
    グループに人生を預けられない/YouTubeもダメだって/ユー、ヤバいよ/元ジャニーズの仲間と/ジャニーさんの死
    第六章 告発
    パニック障害/もう自分に嘘はつきたくない/きっかけはキンプリ/ガーシーとのコラボ/文春での告発/母への告白
    第七章 記者会見
    ものすごいスピード感/真実を伝える/もし、入所前に報じられていたら/山が動いた
    第八章 カウアン、国会へ行く
    ジュリーさんとの対面/第一歩のはじまり/再発したパニック障害/被害者四人の署名活動
    第九章 これから
    目標は、ラテン・グラミー賞/日本国籍
  • 「死んでもらいます」
    健さんが斬る!
    「弾はまだ残っとるがよう」
    文太が吠える!
    膨大な資料と証言から綴り上げる「ヤクザ映画史」!

    任侠の起点たる『侠客 祐天吉松』に始まり、『仁義なき戦い』を経て、
    『孤狼の血』に至るまで。執念の取材でヤクザ映画100年余の修羅に踏み込む。
    そこに映し出される「暴力の近現代史」を描き上げる画期的労作。
  • シリーズ3冊
    0880(税込)
    原作:
    三木大雲
    作画:
    森野達弥
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    ※こちらは「無料試し読み版」です。続きは8月5日発売の製品版をご購入の上、お楽しみください。

    「怪談」+「仏教説法」の怪奇譚。三木大雲の『怪談和尚の京都怪奇譚』シリーズを、妖怪漫画家・森野達弥が“最恐”コミカライズ! 事故物件サイト管理人、大島てる大絶賛!! 「やっぱり怪談はコミックで読むのが一番」

    京都の古刹、蓮久寺の三木住職の下には、さまざまな相談や悩みを抱えた人々がやってくる。「オレオレ詐欺」の犯人が経験した恐怖の一夜、「レンタル彼女」の女子大生が客からもらった奇妙なプレゼント、「心霊スポット」で少年たちが出会った怪人……。怖い話に仏教説法を織りまぜて語る、ユニークな怪談説法をコミック化。いつか、あなたの身にも起きるかもしれない……。

    原作の『怪談和尚の京都怪奇譚』は、三木住職が相談を受けた不思議な出来事や恐ろしい逸話の数々をまとめたもの。新しいスタイルの怪談として評判になりました。住職が怪談を話すYouTubeチャンネルも公開され、人気を博しています。

    コミカライズを担当したのは、妖怪漫画家・森野達弥。巨匠・水木しげるのもとで修業し、怖いなかにも懐かしい雰囲気を漂わせる画風が持ち味です。原作の持つ独特な世界観を継承しつつ、迫真のホラー力を加えることで、まったく新しい怪談マンガが誕生しました。2021年1月より6月まで文春オンラインで連載され、「怖いのに泣ける」と大好評を博しました。
  • 2,200(税込)
    著:
    川野芽生
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    それは、鉤爪や翼や魂が再びそなわった者たちの物語

    奇病が流行った。ある者は角を失くし、ある者は翼を失くし、ある者は鉤爪を失くし、ある者は尾を失くし、ある者は鱗を失くし、ある者は毛皮を失くし、ある者は魂を失くした。
    何千年の何千倍の時が経ち、突如として、失ったものを再び備える者たちが現れた。物語はそこから始まる――

    妊婦に翼が生え、あちらこちらに赤子を産み落としていたその時代。森の木の上に産み落とされた赤子は、鉤爪を持つ者たちに助けられ、長じて〈天使総督〉となる。一方、池に落ちた赤子を助けたのは、「有角老女頭部」を抱えて文書館から逃げだした若い写字生だった。文字を読めぬ「文字無シ魚」として文書館に雇われ、腕の血管に金のペン先を突き刺しながら極秘文書を書き写していた写字生は、「有角老女頭部」に血のインクを飛ばしてしまったことから、老女の言葉を感じ取れるようになったのだ。写字生と老女は拾った赤子に金のペン先をくわえさせて養うが、それが「〈金のペン先〉連続殺人事件」の発端だった……

    歌集『Lilith』、短篇集『無垢なる花たちのためのユートピア』、掌篇集『月面文字翻刻一例』の新鋭、初の幻想長編小説。
  • 京都が生んだ、やさしい奇跡。

    ホルモー・シリーズ以来16年ぶり
    京都×青春感動作

    女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。
    謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生。

    京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは――。

    今度のマキメは、じんわり優しく、少し切ない
    人生の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴る傑作2篇。

     大学時代を京都で過ごした万城目学さんが『鴨川ホルモー』でデビューしたのは2006年。その後も『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』など、独自の世界観と鮮烈な感性で私たちを驚かせ続けてきましたが、意外にも京都を舞台にしたのは『ホルモー六景』(2007年)が最後でした。

     その万城目さんが16年ぶりに京都に帰って来ます。収められた2篇はそれぞれ、女子高校生と男子大学生を主人公としたド直球の青春小説。まさに「ホルモー」シリーズの万城目学、再来!とも言えますが、「ホルモー」が途轍もない勢いを感じさせる作品だとしたら、本書は瑞々しい感性はそのままに、しかしどこか成熟の匂いがします。

     京都で起こる奇跡のようなフシギな出来事が、私たちの心の中にじんわりと優しく、同時になんとも切ない感情を呼び起こすのです。青春とは、人生とは、こうしたものかもしれない、そういう名状しがたい感動が心に拡がります。もしかすると、これまでのどの万城目作品にもなかった読後感かもしれません。

     鮮烈なデビューから17年。いまふたたび、万城目学に「再」入門してみてはいかがでしょうか。
  • 2,400(税込)
    著:
    高野秀行
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    水牛と共に生きる被差別民がもつ“循環共生”の叡智とは?
    権力に抗うアウトローや迫害されたマイノリティが逃げ込む
    謎の巨大湿地帯〈アフワール〉
    ―――そこは馬もラクダも戦車も使えず、巨大な軍勢は入れず、境界線もなく、迷路のように水路が入り組み、方角すらわからない地。

    中国四大奇書『水滸伝』は、悪政がはびこる宋代に町を追われた豪傑たちが湿地帯に集結し政府軍と戦う物語だが、世界史上には、このようなレジスタンス的な、あるいはアナーキー的な湿地帯がいくつも存在する。
    ベトナム戦争時のメコンデルタ、イタリアのベニス、ルーマニアのドナウデルタ……イラクの湿地帯はその中でも最古にして、“現代最後のカオス”だ。

    ・謎の古代宗教を信奉する“絶対平和主義”のマンダ教徒たち
    ・フセイン軍に激しく抵抗した「湿地の王」、コミュニストの戦い
    ・水牛と共に生きる被差別民マアダンの「持続可能な」環境保全の叡智
    ・妻が二人いる訳とは?衝撃の民族誌的奇習「ゲッサ・ブ・ゲッサ」
    ・“くさや汁”のようなアフワールのソウルフード「マスムータ」 
    ・イスラム文化を逸脱した自由奔放なマーシュアラブ布をめぐる謎……etc.

    想像をはるかに超えた“混沌と迷走”の旅が、今ここに始まる――
    中東情勢の裏側と第一級の民族誌的記録が凝縮された
    圧巻のノンフィクション大作、ついに誕生!
  • 1,801(税込)
    著:
    米澤穂信
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    米澤穂信、初の警察ミステリ!

    二度のミステリーランキング3冠(『満願』『王とサーカス』)と、『黒牢城』では史上初のミステリーランキング4冠を達成した米澤穂信さんが、ついに警察を舞台にした本格ミステリに乗り出しました。

    余計なことは喋らない。上司から疎まれる。部下にもよい上司とは思われていない。しかし、捜査能力は卓越している。葛警部だけに見えている世界がある。
    群馬県警を舞台にした新たなミステリーシリーズ始動。

    群馬県警利根警察署に入った遭難の一報。現場となったスキー場に捜査員が赴くと、そこには頸動脈を刺され失血死した男性の遺体があった。犯人は一緒に遭難していた男とほぼ特定できるが、凶器が見つからない。その場所は崖の下で、しかも二人の回りの雪は踏み荒らされていず、凶器を処分することは不可能だった。犯人は何を使って“刺殺”したのか?(「崖の下」)

    榛名山麓の〈きすげ回廊〉で右上腕が発見されたことを皮切りに明らかになったばらばら遺体遺棄事件。単に遺体を隠すためなら、遊歩道から見える位置に右上腕を捨てるはずはない。なぜ、犯人は死体を切り刻んだのか? (「命の恩」)

    太田市の住宅街で連続放火事件が発生した。県警葛班が捜査に当てられるが、容疑者を絞り込めないうちに、犯行がぴたりと止まってしまう。犯行の動機は何か? なぜ放火は止まったのか? 犯人の姿が像を結ばず捜査は行き詰まるかに見えたが……(「可燃物」)

    連続放火事件の“見えざる共通項”を探り出す表題作を始め、葛警部の鮮やかな推理が光る5編。
  • 日本人よ、いまこそ目覚めよ!

    海上自衛隊特殊部隊の創設に関わり、各国の軍隊と交流のある伊藤祐靖氏と、ウクライナ・イラク・北朝鮮など世界の現場で活躍する戦場カメラマンの二人による初の対談本。「これからの日本、特に若い人たちはどうあるべきか」を国防という視点からから考える。
  • 『そして、バトンは渡された』『夜明けのすべて』の著者による書下ろし長編

    いまを生きる私たちの道標となる物語の誕生!

    「明日が怖いものではなく楽しみになったのは、あの日からだよ」
    今でもふと思う。あの数年はなんだったのだろうかと。
    不自由で息苦しかった毎日。
    家で過ごすことが最善だとされていたあの期間。
    多くの人から当たり前にあるはずのものを奪っていったであろう時代。
    それでも、あの日々が連れてきてくれたもの、
    与えてくれたものが確かにあった――。

    【著者より】
    何かと制限され思いどおりに過ごせない毎日を、大人も子どもも、
    誰しもが困難を抱えながら進んできたと思います。
    そして、これから、また違う日々に向かわないといけない中で、
    ほんの少しでも明るいものを差し出せる物語になれれば。
    そう思っています。
    明日が怖いものではなく楽しみになったのは、あの日から――
    『そして、バトンは渡された』『夜明けのすべて』の著者による書下ろし長編。
  • 2023年6月9日に逝去された平岩弓枝さん。

    1932年に代々木八幡宮の宮司の娘として生まれた平岩さんは、劇作家の長谷川伸に師事。1959年、「鏨師」で直木賞を受賞しました。73年に始まった「御宿かわせみ」シリーズは、続編の「新・御宿かわせみ」シリーズにいたるまで、全34冊、30年以上にわたる長大シリーズとなりました。

    また、平岩さんには脚本家としての顔もありました。主な作品には「肝っ玉かあさん」「ありがとう」、そしてNHK大河ドラマ「新・平家物語」などなど。

    すばらしい物語を紡ぎ続け、さまざまな形で私たちに届けてくださった91年の生涯。ここに、平岩さんと「御宿かわせみ」の世界を振り返る、永久保存版のムックをお届けします。

    【目次より】

    秘蔵写真で振り返る平岩弓枝の軌跡

    感動講演「日本のこころ」――小説家としての原点が語られる

    直木賞受賞作「鏨師」全文掲載

    「御宿かわせみ」傑作選 初春の客/白萩屋敷の月/祝言

    「御宿かわせみ」座談会――るいや東吾を演じる歓び
    新珠三千代×田村亮×小野田正
    名取裕子×沢口靖子
    高島礼子×中村橋之助
    真野響子×黛りんたろう

    対談 華麗なる交遊録
    山田五十鈴/八千草薫/若尾文子/曽野綾子/阿川佐和子

    特別インタビュー 作家人生五十年を語る

    傑作エッセイ「わが来し方の記」 天皇の松/卒寿の春

    蓬田やすひろの挿絵で見る「御宿かわせみ」登場人物

    「御宿かわせみ」全作品リスト
  • シリーズ4冊
    0801(税込)
    著:
    小川夏
    著:
    岩咲兎夢子
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    転生したのは、“モブ”悪役令嬢だった……。個性豊かな悪役令嬢たちがバトルを繰り広げる!? 新しい「悪役令嬢」コミック誕生。

    女子大生・梓は、乙女ゲームの攻略中に突然雷が落ち、気絶してしまう。目覚めるとそこは、プレイ中の大好きなゲームの世界。ただし、転生したのはヒロインではなく、悪役のモブ令嬢だった――。
    このままでは、ヒロインをいじめる悪役として、ゲーム内の“推し”リオに嫌われてしまう。梓は悪役令嬢・ヴィクトリアとして〝推し〟に好かれるため、悪役ルート脱出を目指す。
    しかし、梓が転生する前のヴィクトリアは相当恨みを買っていたようだ。ヴィクトリアの前には、次々と悪役令嬢たちが立ちはだかりバトルすることに……!?

    悪役令嬢だらけの学園バトルロワイヤル、開幕!

    ※こちらは「無料試し読み版」となります。続きは製品版をご購入のうえ、お楽しみください。
  • Twitterでも大反響!

    松本清張賞受賞作の『屋上のウインドノーツ』、青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(高等学校部門)に選出された『タスキメシ』、そして『風に恋う』、『沖晴くんの涙を殺して』、『競歩王』……
    青春小説の名手・額賀澪が満を持してお届けする読書感想文の書き方講座が
    電子書籍オリジナルで登場!

    目次
    1 読書感想文は「自分のこと」を書いていい!
    2 本を読みながらやっておくとおトクなこと
    3 読書感想文を書いていこう!
    4 魅力的な文章を書くヒント
    5 高校生と額賀澪のQ&A
    特別収録1 「星の盤側」
    特別収録2 「星の盤側」読書感想文

    学校では教えてくれない、目からウロコの攻略法満載!
    「読書も読書感想文も苦手だなあ」と思っているあなたにこそ、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
  • 欽ちゃんの亡き妻への“ラブレター”

    最後にぼくはこう言いたい――。亡くなって今夏で三年になる妻・澄子さんへの思いをはじめ、欽ちゃんの名言満載のエッセイ集。
  • 10ジャンル×10問、100問のクイズが楽しめる!
    「しっぽの先が折れたり曲がったりしている『かぎしっぽ』の猫が、日本一多い都道府県はどこでしょう?」
    「1984年に公開された名作映画『グレムリン』と同じセットを使用して撮影された、1985年公開の名作映画は何でしょう?」

    家族団らん、飲み会、デート……トークのお供に! 会話のきっかけ作りに!
    知的雑談力がアップする、とっておきのクイズ100問!

    YouTubeチャンネルの登録者数が200万人を超える東大発の知識集団QuizKnockメンバーの河村拓哉さん。
    『日立 世界ふしぎ発見!』のミステリーハンターや『嗚呼!! みんなの動物園』の動物調査員などテレビ、ラジオでも人気の動物作家・篠原かをりさん。
    クイズ作家やクイズプレイヤーとしても活躍しているふたりは、クイズがきっかけで親しくなり、2022年7月に結婚して家族になりました。
    そんなふたりの「初めての共同作業」となったのが、この本です。
    お互いに、生き物・カルチャー・グルメ・スポーツ・文学・歴史・地理・言語・生活・ニュース……10ジャンルの「会話が盛り上がること間違いなしの、誰かに話したくなる勝負クイズ」を5問ずつ考案。
    交互にクイズを出し合って、ヒントを聞き出したり、関連ワードに話が脱線したりしながら答えを導き出す過程の、知的な刺激に満ちた会話もたっぷり収録しました。
    クイズ本としても、対談本としても楽しめて、会話のタネになるさまざまなジャンルの雑学や、答えを推理するコツが身につく一冊です。
  • 第30回松本清張賞受賞作
    この小説は、選考委員への「挑戦状」だ!
    衝撃のデビュー作。

    1つの街を舞台に描かれる、5つの世界は、少しずつ重なりあい、影響を与えあい、思わぬ結末を引き起こす。
    すべてを目撃するのは、読者であるあなただけ。

    推理小説/青春小説/科学小説/幻想小説/恋愛小説

    5つの物語は、5度世界を反転させる。
    森バジルを読めば「世界が変わる」

    【選考委員 選評より】
    阿部智里
    5つの同じで異なる世界!
    その構成に気が付いた時、「正気か」 と目を疑った。

    辻村深月
    抜群のきらめきに満ちていた「青春小説」パートは見事だった。

    米沢穂信
    小説というものに必死に手を伸ばした作者の叫びが聞こえた。

    森絵都
    チャレンジ精神と熱量の高さがすばらしい。

    森見登美彦
    「読者だけが知っている」そんな構造を楽しんでほしい。
  • 1,801(税込)
    著:
    乗代雄介
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    第169回芥川賞候補作に選ばれた、
    いま最も期待を集める作家の最新中編小説。

    修学旅行で東京を訪れた高校生たちが、コースを外れた小さな冒険を試みる。
    その一日の、なにげない会話や出来事から、生の輝きが浮かび上がり、
    えも言われぬ感動がこみ上げる名編。
  • ソウルを中心に、韓国でやりたいことを詰め込んだ一冊を片手に、旅にでかけませんか。

    Special Cover Story
    Lee Jong Suk イ・ジョンソク
    自然体、あるがまま、それがいまの僕

    ・暮らしをアップデートする注目作家の器
    ・韓国伝統のテキスタイル
    ・ソウルのブルックリン 聖水洞
    ・K-POPファンの聖地 龍山
    ・わざわざ訪れたい 延南洞と延禧洞
    ・アートピースみたいな最新韓国スイーツ
    ・並んでも食べたいドーナツとベーグル
    ・THE HYUNDAI SEOULで一日過ごす
    ・ソウル最大 食のワンダーランド 京東市場
    ・身近で特別な存在 漢江を満喫したい

    SPECIAL INTERVIEW
    Yunho ユンホ いま、考える「人生」の意味

    【ソウルで食べずに帰れない!】
    韓国ラバーがすすめる間違いのないひと皿
    辛い&辛くない/朝ごはん/ドラマのお店/バー&ブルワリー/ラーメンコンビニ

    「釜山」2泊3日で巡る、港町釜山トリップ
    「水原」歴史と新しさが交差する、城壁の街へ

    【韓国旅の便利ガイド】
    いま、泊まりたいライフスタイルホテル
    最先端を走る韓国美容を体験!
    日本で買える韓国コスメ
    進化する韓国みやげは大人っぽくてかわいい
    ☆完全保存版 ソウル&釜山MAP

    ※このムックは雑誌『CREA Spring 2023 vol.375 いま、進化する韓国へ!』に掲載された特集記事を加筆・修正し、さらに新しい記事を追加して再編集したものです。
    ※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがある場合、付録がつかないことがあります。
  • 「ふるさと納税に興味はあるけど、どうしたらいいのかわからない」という人に、はじめの一歩を踏み出すための情報をお届けします。

    【主な内容】
    萩原博子さんがふるさと納税の意義を考える
    小林亮平さん ふるさと納税「集中講義」
    安田美沙子さん 返礼品に感動 日本にはこんないいものがあったのか!

    各界の目利きによる おすすめ返礼品
    肉 牛、豚、鶏、鴨/米/野菜/フルーツ/洋菓子/和菓子/日本酒・焼酎・ウイスキー・ビール・ワイン/温泉旅館・ホテル/愉快な特産品 セレクト品編・体験型編・超高額品編

    このまちを応援したい 全国50自治体の魅力に迫る!! など

    ※本書にあるすべてのデータ、数値などは2023年6月16日現在のもので、今後、変更となる場合があります。
  • 芸能生活60周年記念
    17歳で喜劇役者の石井均に弟子入りし、翌年に吉本新喜劇へ。ヘレン夫人との出会い、歴代総理との交流など秘話満載。
  • なぜキーンさんは英語で書き、私に翻訳させたのか

    ドナルド・キーンは生前、日本の新聞社・出版社の求めに応じて自伝を3冊刊行したが、まとまった評伝はこれまで書かれてこなかった。『日本文学史』をはじめ、長年のキーンの日本文学研究についての本格的な批評・研究もあまり見られないのではないか。数々の文学賞や文化勲章を受け、晩年に帰化してからは多くのメディアに登場したが、「学者ドナルド・キーンは、こうした受賞も含めて世間で持て囃されるか、あるいは無視されるか、そのどちらかの扱いしか受けてこなかったような気がする」と、40年来の友人で、『明治天皇』『日本人の戦争』などを翻訳した著者は指摘する。
    ドナルド・キーン生誕101年、ユーモアと本物の知性を兼ね備えた文人の生涯をたどり、その豊かな仕事に光をあてる1冊。
  • 1,701(税込)
    著:
    桐野夏生
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    妻の貌を、男たちは知らない。

    男たちの身勝手さを、一行で打ち砕く桐野文学の極北!
    夫公認のもと、元恋人と自由な時間を過ごす妻を描いた
    表題作「もっと悪い妻」など、計六作の短編を収録。

    「麻耶は大事だと思っている人が他にいるの?」
    「いるよ。男でも親友になれるよ」
    「それはそうだろうけれど。困ったな」
    (「もっと悪い妻」より)

    ネット上で〈悪妻〉と批判されることに悩む
    バンドのヴォーカルの妻を描いた「悪い妻」。
    妻と離婚した後、若い女性にしつこく迫る
    壮年の男性の哀歓を伝える「武蔵野線」など、
    男と女のカタチを切り取った現代の「悪妻論」。

    西加奈子さん(作家)推薦
    不幸な「悪い妻」は許されるが、
    満たされた「もっと悪い妻」は断罪される。
    「妻」という呪いと、
    「妻」を理想化する社会へのしたたかなカウンター。
  • 悩めるオタクの魂の叫びを、ゆるっと解決!
    「笑って創作したい」オタクのための必読書!――『私のジャンルに「神」がいます』真田つづる氏、推薦!!

    絵描き字書き問わず、創作において悩めるオタクの魂の叫びを、超・オタク作家カレー沢薫がゆるっと解決!

    「原作無視の二次創作が気になる」「過疎ジャンルで感想がもらえない」「40代で同人イベントはやめるべき?」「推しを死なせてしまう矛盾と苦悩」「神創作者の方程式とは?」といったお悩みから、書きおろし相談「十数年の推しカプとは別のカプにハマってしまったら」「お金を得ることと創作意欲のバランスをとるには」まで、創作に迷うすべての人に捧げる抱腹絶倒のエッセイ!!
  • 僕たちは、テクノロジーで世界(CODE)を「書き直す」。

    片田舎の少年たちが、世界を向こうに仕掛けるゲリラ戦。
    武器は〈知恵〉と〈友情〉、報酬は〈自由〉。
    SF小説の旗手が、VR世界大会を舞台に紡ぐ青春ハック小説。

    2024年、鹿児島。県立南郷高校に通うマモルは、
    男子寮の次期寮長に指名される。
    下級生の指導や揉め事の解決など、マモルの負う役割は大きいが、
    なかでも、学生VR全国大会出場に向けてチームをまとめるのが
    最重要ミッションの一つである。昨年敗れた先輩たちの雪辱を果たすべく、
    準備を進めるマモルだったが、大会事務局の対応にある違和感を覚える。
    同じ頃、アマチュアVRの世界大会「ビヨンド」の存在を知り、
    自分たちの進むべき新たな道を見出していく。
  • 1,901(税込)
    著:
    石井妙子
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    明治大正、女性でたどる近代史

    明治大正時代の女性でたどる日本近代史。
    「女道楽」勝海舟の妻・民子、皇統を繋いだ柳原愛子、日満一体の象徴とされた愛新覚羅浩、勤王の志士になりたかった高場乱、「EUの父」を生んだクーデンホーフ光子……時代に翻弄されながらも運命を切り拓いた女たちの歴史人物伝。

    第1章 政治を支えた女たち
    高須久子 勝民子 大浦お慶 高場乱 マサとうの 木戸松子 伊藤梅子

    第2章 運命を切り拓いた女たち 
    富貴楼のお倉 山本コマツ 吉田貞子 安藤照 原浅 上原栄子

    第3章 天皇家に仕えた女たち
    一条美子 柳原愛子 九条節子 李方子 愛新覚羅浩

    第4章 社会に物申した女たち
    岸田俊子 出口なお 管野須賀子 金子文子 羽仁もと子 

    第5章 才能を発露した女たち
    楠本イネ 横井玉子 若松賤子 相馬黒光 長谷川時雨 高岡智照

    第6章 世界に飛躍した女たち
    大山捨松 石井筆子 川上貞奴 クーデンホーフ光子 河原操子 川島芳子 人見絹枝
  • 1,701(税込)
    著:
    岩田明子
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    安倍氏に最も食い込んだ記者による「安倍評伝」の決定版!

    20年にわたり安倍氏を取材してきた元NHK記者が「回顧録」にも書かれていない肉声を記録した膨大な取材メモからその実像を描く。

    はじめに
    第1章 第三次政権への夢
    第2章 雌伏の五年間と歴代最長政権
    第3章 慰安婦問題と靖国参拝
    第4章 トランプと地球儀俯瞰外交
    第5章 拉致問題解決への信念
    第6章 習近平との対決
    第7章 生前退位と未来の皇室像
    第8章 スキャンダルと財務省
    第9章 岸家と安倍家の葛藤
    おわりに
  • 60人超の証言者が語る、沢田研二ノンフィクションの決定版

    1970年代。音楽、ファッションが革新を遂げ、ポップスが花開く。その中心には必ず、彼がいた。
    バンドメンバー、マネージャー、プロデューサー、共に「沢田研二」を創り上げた69人の証言で織りなす、圧巻のノンフィクション。

    「週刊文春」人気連載、単行本化。
  • スゴすぎる弟子をもった“日本一有名な師匠”の思い

    次々とタイトルを奪取し、将棋界を席巻する天才・藤井聡太。その師匠である杉本昌隆八段が、瞬く間に頂点に立った弟子との交流と、将棋界のちょっとユーモラスな出来事を綴ったエッセイ集。
    週刊文春連載を単行本化。
    藤井聡太とのエピソード満載!
    先崎学九段との対談「藤井聡太と羽生善治」も特別収録。

    【目次】
    出会いの季節/指導の悲哀/対局前夜症候群/一門の不文律?
    激闘!五番勝負/藤井二冠は「ずるい」?/棋風が変わる理由
    「AI」との付き合い方/棋士の「勝負メシ」/走る棋士
    藤井竜王「三つの武器」/師匠も記録達成/棋士の鉄道旅
    棋士の涙/棋士と酒/棋士へのプレゼント/マスク緩和で? ほか
  • 1,801(税込)
    著:
    小池真理子
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    過ぎてみれば、全部、どうってことなかった――
    日々老いを感じつつ山裾の町で暮らす絵本作家の雪代。
    ある日やってきた植木屋の青年に興味を惹かれ話をしてみると、
    彼が結婚を望む恋人は、還暦を過ぎた現役の風俗嬢だという――。
    生と死、そして性を描き、人生を謳いあげる短編集。名手がつむぐ至高の7作。

    【収録作】
    ミソサザイ/喪中の客/アネモネ/夜の庭/白い月/微笑み/日暮れのあと
  • 1,901(税込)
    著:
    三本雅彦
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    大型新人が放つ、幕末時代活劇

    〈運びの掟〉
    一つ、中身を見ぬこと。
    二つ、相手を探らぬこと。
    三つ、刻と所を違えぬこと。

    約束の物は何があっても届け切る。それが〈運び屋〉。
    母は病に倒れ、父も道場の経営に失敗して体を壊した。
    自力で稼がなくてはならなくなった円十郎は〈運び屋〉を営む〈あけぼの〉に雇われることになった。

    腕のいい〈運び屋〉として江戸の街を駆け回る円十郎だったが、
    荷を運んでいたある夜、攘夷の志を口にする武士と手練れの忍び(?)に立て続けに襲われる。
    一体何が起きているのか?
    円十郎は知らず知らずのうちに時代の大きな渦に巻き込まれていく……。
    オール讀物新人賞受賞の大型新人が放つ、幕末時代活劇。
  • 新作刊行&デビュー50年を記念し無料配信する、豪華内容のオリジナル電子書籍!

    「恐怖の帝王」、「モダン・ホラーの巨匠」……。
    大小説家の名をほしいままにしてきたスティーヴン・キングは、2024年に作家デビュー50周年を迎えます。そこでお届けするのが、本書。
    ここでしか読めない完全オリジナル短編「ローリー」。新作長編小説「異能機関」たっぷり試し読みに加えて、キングの新しい魅力を解剖する、翻訳者・白石朗さんと担当編集者のディープな対談。そしてキングの小説の魅力を四つのベクトルから分析する代表作マトリックスと、盛り沢山な内容で、あなたのキング・オブ・ライフを爆上げします!

    *本書は、電子書籍オリジナル編集です。
    *新作「異能機関(上・下)」は文藝春秋より2023年6月26日発売予定です。
  • 人生キッチンの宝物を紹介します

    料理を人生の友としてきたタミ先生の、「台所じまい」。
    まるでスキップするかのような軽やかな生き方が、とても新鮮でした。――小川糸(作家)

    タミ先生の「台所じまい」、塾生と一緒に愛用してきた道具を見直したら、旅先から持ち帰った鍋や器、70年使っている台所道具、愛用する花柄エプロンや靴まで、わたしの長年の「相棒」ばかり。
    自分の体の一部のように、気持ちよく使えて信頼できる道具たちをご紹介します。

    97歳 料理家 タミ先生の道しるべになった銅ソテーパンから、愛用のエプロンまで一生もの大公開!

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