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『ダイレクト出版』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全202件

  • 本能寺の変を辛くも逃れた信長の前に、天下人をめざす秀吉が立ちはだかった。

     信長、秀吉、家康、一番強いのは誰だ。

     学習研究社、第1回歴史群像大賞受賞作。シリーズ累計100万部の「異戦国志」が電子書籍で復活。戦国歴史シミュレーションノベルは、この作品から始まった。
  • 上古から大和朝廷成立までの歴史物語を綴りました。大陸の古い歴史を背負ってきた渡来人たちが築きあげた歴史は、不老不死の実現、神仙の国(神国)・蓬莱郷づくりなど魂の再来、水田稲作、古の善政再現、孫子の「戦わずして勝つ」の実現にしのぎを削った歴史でもありました。
    その間の前五世紀から倭国大乱まで、那珂つ国と天之国、オロチ厳之国、倭国、豊葦原中つ国、伊都国、倭奴国、邪馬台国の王朝が立て続けに興りました。大乱後は、南九州に逃れた倭奴国末裔が邪馬台国と覇権を争った末に、晴れて倭国や倭奴国の再興を成し遂げ、大和朝廷を打ち立てたのです。
    それらが複雑に織り重なって流転する様子は、中国の「三国志」をはるかに凌駕して、世界中に誇れる歴史だったのですが、大和朝廷や「記紀」の編纂者らは、
    神武―崇神―応神とあるべき王系譜に、神武―崇神の間に大倭(大日本)家八代(綏靖~開化)を挟み、崇神―応神の間に垂仁・景行・成務・仲哀の邪馬台国王四代を割り込ませて、万世一系に創り変えたのです。本書の王系譜は、「記紀」の随所に潜んでいる矛盾や改ざんを洗いざらい探し出して、本来あるべき姿に正したもので、国宝に指定された海部氏系図と合致します。
    目次
    司馬遷の信念
    本書の王系譜〔海部氏系図、尾張氏系譜、「記紀」系譜の合成系図〕1
    本書の王系譜〔海部氏系図、尾張氏系譜、「記紀」系譜の合成系図〕2
    垂仁天皇三代と大物主四代/三輪山磐座の関係
    主要人物の生きた推定年代
    ◇邪馬台国はどこか/火瓊瓊杵の日前国と西都/天火明の日高見国と東都
    ◇男神天照大神の正体1
    ◇男神天照大神の正体2〔熊野権現〕
    ◇男神天照大神の正体3〔天照大神の足跡〕
    ◇籠神社と海部氏系図/神武(磐余彦)と神功と応神
    ◇「記紀」系譜の復元=「記紀」本来の王系譜
    ◇邪馬台国の興亡~大和朝廷成立までの歴史詳細
    ◇邪馬台国の興亡史概略
  • 夏目漱石の「こころ」の本文とオーディオブックをセットにしました。

    夏目漱石の「こころ」の本文とオーディオブックをセットにしました。

    実際に目を追って読書できることはもちろん、ランニング中などでも耳から聞くこともできます。
    全部で8時間に及ぶ朗読は、MP3ファイルでダウンロードでき、お使いの端末の機能でスピードなど自由に調整することもできます。
    夏目漱石の傑作、「こころ」を、目と耳からお楽しみください。

    「『こゝろ』とは、夏目漱石の長編小説。漱石の代表作の一つ。1914年4月20日から8月11日まで、『朝日新聞』で「心 先生の遺書」として連載され、同年9月に岩波書店より漱石自身の装丁で刊行された。なお、自費出版という形式ではあるが、この作品が岩波書店にとって出版社として発刊した最初の小説である。
    連載開始からちょうど100年たった2014年4月20日に、『朝日新聞』上で再度連載が開始された。
    新潮文庫版は、2016年時点で発行部数718万部を記録しており、同文庫の中で最も売れている。」
    (Wikipediaより)

    ※実際の本文と朗読が若干異なる場合があります。また、この電子書籍に音声は含まれておりません。書籍巻末のURLより、直接ダウンロードして下さい。
  • 時は元禄11年(1698)、第5代将軍、徳川綱吉の治世における、備前の国、岡山藩、第2代藩主、池田綱政公の治める岡山城下に、空穂無刀流の道場があった。
    師範代の尾上龍之介と、その妻、美代、そして4人の子供たち。
    師範の空穂清史郎とは親戚同然の間柄であった。
    やがて御前試合が開かれるのだが、柳生新陰流、北辰夢想流、小野派一刀流、宝蔵院流槍術、そして空穂無刀流。
    空穂無刀流の無刀の構えとは・・・・・。
    そして勝敗の行方やいかに・・・・・。
  • ■収録作品私は負けたことがないウィズバイラス・インジュピター夢の中の少女ソシャゲ世界のやり直しだいたいゾンビのせい信じた手紙は花の香り素敵なお話いっぱい書いてね!〜小説家のあなたが“ファンな”あの子にご奉仕される〜カクヨム編【CV:五月あめ】
  • その鬼は、夜毎朱雀門に現れる…。

    百鬼夜行が横行する平安京の闇。

    夜毎、朱雀門から聞こえてくる琵琶の音色が、都を騒がせていた。

    いつしか人々はその楼閣に鬼が棲むと恐れ、謀反の罪に問われて亡くなった一の皇子の祟りだと噂した。

    聞えてくる音曲が、その皇子だけが知る琵琶の秘曲に他ならないからである。

    中でもその鬼を最も畏れる関白は、当代一の弓の名手と名高い滝口・源祐康を抜擢し、昇進と引き換えに、特別な宣旨を下して鬼の追捕を命じる。

    念願の検非違使に昇進した祐康は、鬼の追跡をする内に、やがて運命の出逢いが待つ逢坂山へと導かれてゆく…。

  • 平安時代最大の国難襲来!対馬、壱岐に女真族(刀伊)が侵攻し、住民たちを蹂躙していった。立ちはだかるは平安の「さがな者」藤原隆家!!隆家率いる九州軍団の救国の戦いをしかと見よ!中国との軋轢に苦しむ現代日本人よ、先人たちの熱き魂の雄叫びを聞け!著者渾身の力作!!

    平安時代中期の寛仁三年(1019年)三月二十八日、日本に侵略軍の魔の手が伸びる。賊の名は刀伊。中国大陸から襲来した餓狼のごとき兇賊である。賊は対馬・壱岐の住民を次々と拉致、殺害し、民家を放火。さらに家畜を食いあさる鬼畜の所業を繰り広げた。そんな兇賊に敢然と立ち上がったのが当時の大宰権帥・藤原隆家!!「さがな者」と評され、九州に下向していた隆家だったが、このとき日本を賊の手から救うことができたのは彼しかいなかった!!九州軍団を率いて救国の戦いを繰り広げた先人たちの熱き姿を見よ!現代日本人に大和魂の本質を伝える著者渾身の力作が今ここに!!
  • 光源氏編、終了。

    「横笛」「鈴虫」「夕霧」「御法」「幻」「雲隠」を収録。「(号泣中)」「えーと侍従ちゃんが使い物にならないので私右近が……ウっ」「ヒカル王子は永遠に不滅ですうううわーーん」 光源氏の物語は終わり、その子孫の話……宇治十帖へと続きます。
  • 豪華絢爛たる六条院にてこの世の春を満喫するヒカル。しかし運命は思わぬ方向へ転がっていく。

    「若菜上」「若菜下(前半)」を収録。
    「キタね若菜巻!源氏物語はここだけでも読め!ってくらいのハイクオリティ巻、はっじまっるよー♪」
    「侍従ちゃんノリノリね。確かにこの若菜巻はちょいと違う。なにより三宮ちゃん、じゃなかった女三の宮というキャラがほんっとうに素晴らしい。すっごい意地悪とかすっごい聡明とか、そういう何かに抜きんでた人は描きやすいけどこういうポヤヤーンな女子っていっちゃん難しいよね。作者の腕の見せ所ってやつね」
    「おったのしっみにー♪」
  • ヒカルの穏やかで平和な暮らしは紫上の急病で一変。一方、柏木の女三の宮への思いは暴走して?!

    「若菜下(後半)」「柏木」を収録。
    「ここから急転直下の大展開ね、右近ちゃん」
    「そうね侍従ちゃん。ヒカル王子の初めての嫉妬!もこの巻よ」
    「うわーんそれは言わないでえええ!」
  • 玉鬘を巡る恋のさや当ては意外な結果に?!明石の姫の入内、夕霧の恋の成就と六条院は花盛り♪

    「藤袴」「真木柱」「梅枝」「藤裏葉」を収録。「いやーやっぱりこの展開は納得いかないわね……」「右近ちゃん、未だにh……いやいやお口チャック!」「まあ概ねメデタイお話つづきよね、侍従ちゃん」「雑にまとめたア!」
  • 玉鬘@六条院の華麗なる暮らし!

    「胡蝶」「蛍」「常夏」「篝火」「野分」「行幸」を収録しております。
    「ねえ右近ちゃん……なんかだんだんザツになって来てない?」
    「これもそのまんまじゃん。あっそうか普通すぎるのね。若くてカワイイ無理目の女子に群がる平安男子の恋模様、とか?」
    「そういや近江の君も華々しく登場するよ!一見の価値アリ!」
  • 夕霧くんの初恋!玉鬘の波乱万丈!

    「乙女」「玉鬘」「初音」を収録しております。「あら、今回はまんまじゃん。これ以上言うこと無いわね」「右近ちゃんたら手抜き!」「私じゃないわよおさ子がでしょ」
  • 毛利元就が中国地方の覇者への道をひた走る時代に、元就の本拠地吉田郡山城下の農民与兵は、戦に彼も家族も巻き込まれて過酷な運命に翻弄されながら生きてゆく。作者は元就自筆の「毛利元就郡山籠城日記」(山口県防府市の毛利博物館蔵)の存在を知り、史実や軍記物を参考にして実在の合戦や武将を登場させながら、陽を当てられない名も無い百姓兵士とその家族の人生をフィクションとして描いた。

    あらすじ
     与兵は30半ばの百姓の男。大工の弟次平には嫁の百と4才の男児源がいる。母親を亡くした与兵は父太平と二人暮らしだったが、次平の仲立ちで嫁峰をもらった。峰がちょうど身籠ったところに尼子の郡山城攻めの噂が流れ、じきにふれが出たため、全領民の大群衆が郡山城へ入った。尼子方兵力30000に対して毛利方は2500、呼びかけに応じて与兵も次平も志願兵になった。籠城生活は長く領民達は日常とかけ離れた困難な暮らしの中に置かれ非業の死を遂げる者もあり、峰は流産の後が悪くて死んでしまった。
     籠城というのは今なら大災害時の長期の避難生活に似ている。発生する問題は想定外だ。それが非常にリアルに描かれている。志願兵達が戦いの現場や後方での仕事を初めて経験する場面も詳しく描かれていて死との遭遇の場面は恐怖だ。戦闘というものは死と向き合うという点では昔も今も変らないであろう。
     大内氏の援軍10000の到着と加勢で尼子軍は撤退した。尼子追撃隊に加わった弟次平が行方知れずになった。戦いは終わったが嫁の峰はもういない。その後も佐東銀山城の戦い、第1次月山富田城の戦い、厳島の戦いがあった。また毛利領内では井上一族の誅殺というおぞましい事件も起こった。
     物語は様々に展開しながらまだまだ続く。与兵達の運命は?


    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • 日本古代史のヌーベルバーグの幕開けだ!その旗手であり、待望のデビューを飾るその名は”神功路明”!仲哀天皇崩御の謎を大胆に考察し、四世紀の国際情勢と日本の国の成り立ちについて、細やかな分析に基づいて描いた「絵のないマンガ」が堂々と誕生!息長帯姫(おきながたらしひめ)が繰り広げる軽妙なテンポとともに、謎の四世紀の世界に読者を誘うエンターテイメント古代史がはじまる。

    息長帯姫(おきながたらしひめ)は、越前角鹿(敦賀)で国元の近江に届ける物産を管理する仕事をしている十七歳。ある日、南九州の熊襲からの交易が途絶える事件が発生する。大国である中洲根国からの要請により、穴門(下関)まで出征することになった。妹の與止姫(よどひめ)と手分けして助勢を得ながら穴門へと向かうのだが、與止姫は、但馬で遠縁にあたる但馬守清綱(たじまもりきよつな)とその妻の香羅夫人と出会う。そして、彼らの下で侍女として働く祐奈と仲良くなるのだが、その祐奈は、三年前に任那で新羅によって焼き出された孤児であることを知る。そして香羅夫人から、與止姫たちは新羅の王族の血統であることを聞き、葛藤する。一方、息長帯姫は穴門で伊都の国の長、五十迹手(いとて)と知り合う。彼の口から、息長帯姫は新羅の王族の末裔であるが、現在の新羅の王室は他の家に変わっていること。そして王族が変わってから、新羅は倭との交易の要である任那を攻め続けていることを教わる。穴門で合流した姉妹は、この事実に新羅討伐の意志を強める。しかし穴門での中洲根国の軍議においては、あくまで熊襲討伐を押す、中洲根国の長である足仲彦(たらしなかつひこ)の後塵に排してしまう。その後、陰から息長帯姫の援護に回っていた宗像の熊鰐(むなかたのわに)の強力な後押しと援助により、中洲根国の幹部たちが考えをあらためはじめ、洞海湾の皿倉でいよいよ形勢が逆転しはじめる。そして、香椎における軍議で、見事に新羅討伐へ全軍の舵をきることを勝ち取るのであった。そしてその翌日に足仲彦は謎の死を遂げてしまう。報告の会議上、息長帯姫に嫌疑がかかり、姫は激昂するのだが、意外な真相が解明されることになる。
  • お蓮・勘兵衛の墓。広島県と島根県を分ける三坂峠にひっそりと建つこの古い墓は、江戸の掟とは言え余りに惨いことがここで起きたことの証。それは安政四年1857年の出来事であった。著者は、江戸時代のこの人情話を元に二つの物語を書いた。

    第一話は、既出本の「ミスターフェイト」に記述の「中国山地越え徒歩旅行」で出会った三坂峠に残されている墓碑に秘められた悲話に強い印象を受けて書かれた物語り。
     道ならぬ恋に落ちたお蓮と勘兵衛は三坂峠を越えて芸州へ向かってぞうりの旅姿で逃げるが、追っ手は馬で迫ってくる。。。。

     第二話は、徒歩旅行中に三坂峠を歩きながら頭に浮かんだ心象風景が、峠にまつわるもう一つの物語として描かれている。これが著者の望ましい最期の形だったのだろうか?
     こちらは現代の話。男は、一週間の休暇を取って徒歩旅行に出るが、同じ職場の女性と一度だけとの約束で逢い引きを予定に入れた。三坂峠の悲恋の墓碑を見て江戸時代の出来事と自分たちの不倫を重ね合わせる。女と別れた後、何度も鳶が頭上を舞う。男は鳶にどこかへ導かれていくように感じた。一体どこへ?

     いずれもフィクションである。
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    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • 嫁入りした初心な娘芳、忘れられぬ兄太一、家出の結末は?

    あらすじ
     現在では広島市の最高峰とされる東郷山(とうごうさん)を取り囲む農村地域の一昔前の時代を舞台に繰り広げられる物語。
     初心な娘、芳が峠を越えた隣村へ嫁入りした。しかし、半年も経たぬある日、優しかった兄太一に会いたい一心で里へ帰ろうと家出する。
     里への道を阻む大きな山、東郷山と降り始めた雪。立ち向かうか弱い女、芳の運命は?そのけなげな姿が切々と語られてゆく。感動の涙無しには読み終えることは出来ない。

    著者紹介 ー1939年~2021年ー
    著者プロフィール(2020年5月)より
     「名古屋生れ、広島大学卒。小学校の教員暦七年、その後一般のサラリーマンを三十数年。いまはリタイアして悠々自適の生活を享受中。大学時代に始めた弦楽器(初めはヴィオラ、その後チェロ)を今も続けている一方、小説や随筆の執筆にも力を入れたいと思っています。
     書くものとしては文学的なものから推理もの、歴史もの、恋愛もの、ファンタジー、社会派的なものなどジャンルを選びませんが、常にベースには何らかの形で音楽が絡んだものにしたいと考えています。
     ライフワークとしたい目標は、音楽を前面に出したもので読者の方々に小説としての読み応えと、そこに登場する音楽を是非聴きたいと思ってもらえるような、しかも私の著述によってその物語にも音楽にも感動してもらえるような作品を完成させたいと思っています。」
  • ヒカル、ふられまくる。

    「ちょっと待ってえ!何このキャッチコピー!」
    「いやあね侍従ちゃん、本当のことじゃない」
    「いやいやいや、明石の君との色々もあるし、紫上ともラブラブだし、涙も……いやこれ以上は言わないけどさ!」
    「モッテモテで超幸せ!みたいな話より、失敗やら挫折やらを喜ぶものなのよ人間は。あっ、『ひかるのきみ』は挫折知らず源氏ですからね!そこんとこヨロシク!」
    「右近ちゃんがヨゴレタ大人に!」

     はい、「陸(6)」には「絵合」「松風」「薄雲」「朝顔」が収録されております。
  • 80代母も読み切った、挫折知らずのおさ子源氏!

    「ねえ右近ちゃん、大きく出過ぎじゃない?まだ五巻なんだけど大丈夫?ヒカル王子の話だけでもあと七冊、宇治十帖も五巻あるって知ってる皆?」
    「侍従ちゃんたらシーっ☆京を出て辺境の地に暮らすヒカル王子に新たな出逢いが!ってとこよ?面白くないはずないじゃないの」
    「うん、ここで止まっちゃったら全部おさ子のせい♪安心して読んでね!」
     「伍(5)」は「明石」「澪標」「蓬生」「関屋」を収録しております。
  • 源氏物語って長すぎない?

    「ねえ侍従ちゃん……何この煽り文句。こんなので読む気になる?」
    「右近ちゃん、そういうけどさ。この『し』……あー変換出ない!」
    「肆ね、『4』の旧字体」
    「何なの意識高い系?平安だから和風にしてみました的な?それはともかく全部で五十四帖もあるんだよ?4巻にしてまだ冒頭の『賢木』は十帖めってさあ、長すぎでしょ!」
    「あら、この巻って超盛り上がるとこよ。イケメン・有能・お金持ちの無敵ヒカル王子が、最強のバックを失いじわじわ宿敵に追いつめられ、ついに……!」
    「ストップストップ!ネタバレはそこまでッ!って、検索すればすぐ粗筋出て来るけどね古典名作だからね!」
     という感じで、平安女房ズ・右近と侍従その他大勢が途中乱入しつつ語る「ひかるのきみ」、令和で最もわかりやすく読みやすく、挫折しにくい「おさ子源氏」をお楽しみください。
    「肆(4)」には「賢木」「花散里」「須磨」が収録されております。
  • !!タイムスリップしよう 広島県過去の郡域へ!!   「厳島(いつくしま)」「湯来(ゆき)」「伏谷(ふしだに)」  「湯の山(ゆのやま)」「筒賀(つつが)」「加計(かけ)」  「都志見(つしみ)」「山県郡(やまがたぐん)」時代は江戸後期  そこに咲いたフィクションの墨絵の恋

    主役登場
      広島藩の老絵師 「岡岷山(おかみんざん)」
      上伏谷村の庄屋の妻 「ユキ」

    『都志見(つしみ)往来日記』異聞
     この物語は、時代設定を江戸後期に置いた時代小説として書かれております。主人公として登場する広島藩の老絵師岡岷山は、この地方では有名な実在人物ですが、物語は全くのフィクションです。しかし、舞台に設定された地域を故郷とする人々にとっては、タイムスリップしていにしえへの想いにひたることができる作品ではないでしょうか。

    あらすじ
     広島藩の老絵師岡岷山が、写生先の厳島で上伏谷村の庄屋の妻ユキに出会って恋するところから物語は始まる。この厳島、そして岷山が広島藩に残る名作「都志見往来日記」を描いた時に旅した、現在の広島市から旧佐伯郡湯来町の伏谷村、山県郡北広島町の都志見を経て広島へと続く自然豊かな地域が舞台となっている。
     伏谷村庄屋の妻ユキは岷山に絵の指導を受けることになり、師弟は絵の世界で深く共感し合う。
     岷山は、『都志見往来日記』のための探勝旅行でユキの家に逗留し、二人は至福の写生の一日をおくるが、その間にユキが大きな決心をしたことを岷山は知る由もなかった。
     翌日ユキは岷山を追って出奔する。しかし路は険しく、さらに新たな展開を見せながら物語は続く。。。。その結末は?
  • 498(税込)
    著者:
    広畝圭
    レーベル: 広畝圭
    出版社: 広畝圭

    半年を駆け抜けたジャンヌの生涯を此処に。


    ジャネットという少女はドンレミという田舎で元気に健やかに暮らしていた。
    ある日、親友のオーヴィエットが神とおぼしき者の声を聞く。
    そしてその声は確かに神からの使いによるものであった。
    オーヴィエットがそのまま神の使命を背負わされようとするところを、ジャネットが彼女の代わりに引き受ける。
    ジャネットは親友の少女が過酷な使命を課されることを良しとしなかったのだ。
    お転婆な自分と仲良くしてくれた親友には、普通の人間として幸せになって欲しいと思ったからである。
    ジャネットは神の使いから課された『シャルル王太子をランスにて戴冠させる』という使命を果たすため、過酷な生涯を経てゆく。
  • 古代史の常識や通説を歴史的観点から真摯に検証していくと、戦前から信じて疑うことのなかった皇統万世一系も、戦後に「百余国を束ねた王朝など、存在しなかった」と教えられたことも、全て誤りです。縄文晩期、呉太伯ら子孫が建てた天之国は、前三世紀の倭国王朝、一世紀の倭奴国王朝、大乱後の南九州で日隈・日前・和国の名で再興された後、大和朝廷として蘇った。記紀本来の王系譜に正した上で、歴史物語化しました。

    大陸の古い歴史を背負った渡来人らが築きあげた上古の歴史は、魂の再来、不老長寿、古の善政再現、仏法流布、「戦わずして勝つ」の実現に挑戦した歴史でした。それらが織り重なって流転する様子は「三国志」を遥かに凌駕する歴史でしたが、大和朝廷の指導者らは、本来の皇統、神武―崇神―応神とあるべきところに、神武―崇神の間に大日本家八代を挟み、崇神―応神の間に垂仁・景行・成務・仲哀の邪馬台国王四代を割り込ませて、万世一系に改ざんしたのです。
    〔目次〕◇倭国/倭奴国の国のかたち
    倭国の生い立ち
    ●那珂つ国 ●天之国とオロチ厳之国王朝 ●倭国王朝の建国

    倭奴国王朝 ●豊葦原中つ国と伊都国の王朝 ●倭奴国王朝

    倭国大乱と邪馬台国
    ◇南伝仏教の東アジア流入 ●神国と常世づくりと伊奘諾 ●豊受皇太神 ●倭国大乱 ●伊奘諾の南遷 ●二人の天照大(御)神

    東西の王朝
    ●日神の出現 ●天石窟 ●オロチ退治 ●天日槍襲来 ●天照大神、高千穂宮へ/天孫饒速日の天降り ●葦原中つ国平定 ●天孫瓊瓊杵の出現 ●皇孫火瓊瓊杵の天降りと日隈 ●日神の畿内遷座 ●天照大神の湖西高島宮

    倭の女王
    ●倭の女王ヒミコと纏向上之宮/火瓊瓊杵の西都と天火明の東都 ●皇子の交換 ●女王の朝貢 ●海幸彦と山幸彦 ●内部抗争 ●火明饒速日の天降り ●女王の伊勢遷座

    日本王朝と日前の対立
    ●女王トヨ ●一都七道制 ●天神火明饒速日●太子 磐余彦 ●景行の熊襲征伐 ●和王 磐余彦 ●仲哀の熊襲征伐

    天下は一つ、家は一つ
    ●東征出発 ●筑紫国の奪還●新羅遠征 ●吉備征伐/高島宮/出雲征伐 ●生駒の敗北●熊野上陸 ●日本に迫る ●日本の降伏

    大和朝廷の成立
    ●橿原宮 ●日本武尊の北伐 ●大和朝廷のはじまり ●皇祖天神に奉る郊祭
  • 誰もが中学校で一度は習ったはずの『平家物語』。世界が滅びに瀕しているような今、人々はもう一度、耳を傾けたくなったのだろう。

    ちょうど10年前、本稿を電子書籍版で刊行した。今、世界はパンデミックの渦中にある。
    折しも、日本のテレビで、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が放映開始、同時に、アニメ作品『平家物語』も放映され始めた。混迷の時代を生き抜く手がかりを、人々は求めているのだろう。
    おそらく誰もが中学校で一度は習ったはずの『平家物語』。世界が滅びに瀕しているような今、人々はもう一度、耳を傾けたくなったのだろう。本作は十年前にはまだ早すぎたのかもしれない。今ならだれかが本作を読んで、古典『平家』をきちんと読んでみよう、と思うかもしれない。
    そういう人々に、本書を手渡したい。
    2022年 初春
    土居豊
    ※本作は2012年刊行の拙作『かぶろ 平家物語外伝1』を改稿し、再刊行するものです。
  • 新解釈!龍馬暗殺事件の真相を大胆推理した歴史ミステリー

    「幕末四大人斬り」とは立場も目的も異なる別格の人斬りがほかにもいた!
    人斬り集団と呼ばれた新選組の中で「人斬り鍬次郎」の異名を持った隊士・大石鍬次郎の生涯を通し、一度も対面することはなかったが不思議な因縁で結ばれていた坂本龍馬の暗殺事件に関わっていく様子を描く。定説とは異なる事件の真相に迫った真説歴史小説の決定版。
  • 275(税込)
    著者:
    仲路さとる
    レーベル: 仲路さとる

    本能寺の変を辛くも逃れた信長の前に、天下人をめざす秀吉が立ちはだかった。

     信長、秀吉、家康、一番強いのは誰だ。

     学習研究社、第1回歴史群像大賞受賞作。シリーズ累計100万部の「異戦国志」が電子書籍で復活。戦国歴史シミュレーションノベルは、この作品から始まった。
  • 275(税込)
    著者:
    仲路さとる
    レーベル: 仲路さとる

    本能寺の変を辛くも逃れた信長の前に、天下人をめざす秀吉が立ちはだかった。

     信長、秀吉、家康、一番強いのは誰だ。

     学習研究社、第1回歴史群像大賞受賞作。シリーズ累計100万部の「異戦国志」が電子書籍で復活。戦国歴史シミュレーションノベルは、この作品から始まった。
  • 275(税込)
    著者:
    仲路さとる
    レーベル: 仲路さとる

    本能寺の変を辛くも逃れた信長の前に、天下人をめざす秀吉が立ちはだかった。

     信長、秀吉、家康、一番強いのは誰だ。

     学習研究社、第1回歴史群像大賞受賞作。シリーズ累計100万部の「異戦国志」が電子書籍で復活。戦国歴史シミュレーションノベルは、この作品から始まった。
  • 275(税込)
    著者:
    仲路さとる
    レーベル: 仲路さとる

    本能寺の変を辛くも逃れた信長の前に、天下人をめざす秀吉が立ちはだかった。

     信長、秀吉、家康、一番強いのは誰だ。

     学習研究社、第1回歴史群像大賞受賞作。シリーズ累計100万部の「異戦国志」が電子書籍で復活。戦国歴史シミュレーションノベルは、この作品から始まった。
  • 275(税込)
    著者:
    仲路さとる
    レーベル: 仲路さとる

    本能寺の変を辛くも逃れた信長の前に、天下人をめざす秀吉が立ちはだかった。

     信長、秀吉、家康、一番強いのは誰だ。

     学習研究社、第1回歴史群像大賞受賞作。シリーズ累計100万部の「異戦国志」が電子書籍で復活。戦国歴史シミュレーションノベルは、この作品から始まった。
  • 275(税込)
    著者:
    仲路さとる
    レーベル: 仲路さとる

    本能寺の変を辛くも逃れた信長の前に、天下人をめざす秀吉が立ちはだかった。

     信長、秀吉、家康、一番強いのは誰だ。

     学習研究社、第1回歴史群像大賞受賞作。シリーズ累計100万部の「異戦国志」が電子書籍で復活。戦国歴史シミュレーションノベルは、この作品から始まった。
  • 275(税込)
    著者:
    仲路さとる
    レーベル: 仲路さとる

    本能寺の変を辛くも逃れた信長の前に、天下人をめざす秀吉が立ちはだかった。

     信長、秀吉、家康、一番強いのは誰だ。

     学習研究社、第1回歴史群像大賞受賞作。シリーズ累計100万部の「異戦国志」が電子書籍で復活。戦国歴史シミュレーションノベルは、この作品から始まった。
  • 275(税込)
    著者:
    仲路さとる
    レーベル: 仲路さとる

    本能寺の変を辛くも逃れた信長の前に、天下人をめざす秀吉が立ちはだかった。

     信長、秀吉、家康、一番強いのは誰だ。

     学習研究社、第1回歴史群像大賞受賞作。シリーズ累計100万部の「異戦国志」が電子書籍で復活。戦国歴史シミュレーションノベルは、この作品から始まった。
  • 275(税込)
    著者:
    仲路さとる
    レーベル: 仲路さとる

    本能寺の変を辛くも逃れた信長の前に、天下人をめざす秀吉が立ちはだかった。

     信長、秀吉、家康、一番強いのは誰だ。

     学習研究社、第1回歴史群像大賞受賞作。シリーズ累計100万部の「異戦国志」が電子書籍で復活。戦国歴史シミュレーションノベルは、この作品から始まった。
  • 275(税込)
    著者:
    仲路さとる
    レーベル: 仲路さとる

    本能寺の変を辛くも逃れた信長の前に、天下人をめざす秀吉が立ちはだかった。

     信長、秀吉、家康、一番強いのは誰だ。

     学習研究社、第1回歴史群像大賞受賞作。シリーズ累計100万部の「異戦国志」が電子書籍で復活。戦国歴史シミュレーションノベルは、この作品から始まった。
  • 275(税込)
    著者:
    仲路さとる
    レーベル: 仲路さとる

    本能寺の変を辛くも逃れた信長の前に、天下人をめざす秀吉が立ちはだかった。

     信長、秀吉、家康、一番強いのは誰だ。

     学習研究社、第1回歴史群像大賞受賞作。シリーズ累計100万部の「異戦国志」が電子書籍で復活。戦国歴史シミュレーションノベルは、この作品から始まった。
  • 275(税込)
    著者:
    仲路さとる
    レーベル: 仲路さとる

    本能寺の変を辛くも逃れた信長の前に、天下人をめざす秀吉が立ちはだかった。

     信長、秀吉、家康、一番強いのは誰だ。

     学習研究社、第1回歴史群像大賞受賞作。シリーズ累計100万部の「異戦国志」が電子書籍で復活。戦国歴史シミュレーションノベルは、この作品から始まった。
  • 347(税込)
    著者:
    仲路さとる
    レーベル: 仲路さとる

    徳川家にまつわる数々の謎。
    ●なぜ、本能寺の変の時、家康は徳川四天王など重臣ばかり三十余名を引き連れて堺見物をしていたのか。
    ●なぜ、本能寺の変の時、家康が岡崎へもどる伊賀越えのルートが二つ存在するのか。
    ●なぜ、家康の祖父・清康と、父・忠広を殺害したそれぞれの下手人を、植村新六郎が時を隔てて討ちとることができたのか。
    ●なぜ、家康は桶狭間の合戦のとき、尾張への進軍途中に、わざわざ寄り道をしてまで母・於大を訪ねたのか。
    ●なぜ、家康と信長が同盟を結ぶとき、水野信元を交えた三人で誓書を浮かべた酒を一緒に飲み干したのか。
    ●なぜ、信長は同盟関係にある家康に対して、朝倉攻めや三方原合戦など数々の戦で冷淡な対応ができたのか。
    ●なぜ、信長から嫌疑をかけられた水野信元は家康のもとへ向かい、その信元を家康が殺害したのか。
    ●なぜ、酒井忠次は、家康の嫡男・信康にかけられた嫌疑を否定せず、また家康も信長の要求するままに嫡男と正室を処刑したのか。
    ●なぜ、石川数正が徳川を出奔して秀吉に走ったのか。
    ●なぜ、家康が秀吉に謁見する前日、秀吉みずから家康の宿舎におもむいて会見したのか。
     その他、多くの謎に迫る。
  • 邪馬台国が見えた。邪馬台史を歴史物語に‼縄文晩期に渡来する呉太伯ら子孫が北九州に建てた天之国は、前三世紀の倭国(高天)王朝、一世紀の倭奴国(天地)王朝、大乱後の南九州で和国の名で再興された後、大和朝廷として蘇った。特に邪馬台史は「戦わずして勝つ」を掲げた、三国志、日本の戦国・幕末期をはるかに凌ぐ世界中に誇れる歴史だった。本書は、その歴史や大和朝廷の成り立ちを再現した『邪馬台三国志』の解説編です。

    大陸の古い歴史を背負った渡来人たちは、神仙の国・蓬莱郷づくりなど魂の再来、水田稲作、古の善政再現、孫子の「戦わずして勝つ」の実現をめざしながら、日本列島の覇権にしのぎを削ってきた。その間の前五世紀から倭国大乱まで、那珂つ国と天之国、オロチ厳之国、倭国(天之国+日高国、高天)、豊葦原中つ国、伊都国、倭奴国(天地、倭国+豊葦原中つ国)の王朝が立て続けに興った。大乱後は、南九州に逃れた倭奴国末裔が邪馬台国と覇権を争った末に、日神と火瓊瓊杵尊が切望してきた倭国と倭奴国の王朝再興をかなえ、大和朝廷を開いたのです。ここに到る間、各氏族の事情や怨念が複雑に絡み合って殺し合う覇権争いの繰り返しだったが、邪馬台国期には「刃に血塗らずして勝つ」を国是として覇権を争った世界中に誇れる歴史でした。ところが、大和朝廷や「記紀」の編纂者らは、神武―崇神―応神とあるべき王系譜に、神武―崇神の間に大倭(大日本)家八代(綏靖~開化)を挟み、崇神―応神の間に垂仁・景行・成務・仲哀の邪馬台国王四代を割り込ませて、一見、平穏無事を装った皇統万世一系に創り変えたのです。本書の王系譜は、「記紀」の随所に潜んでいる矛盾や改ざんを洗いざらい探し出して、本来あるべき姿に正したもので、国宝に指定された海部氏系図とも合致します。
      《目次》◇現生人類の大移動 ◇日本列島に渡来した現生人類 ◇邪馬台国の国々 ◇熊族/熊曾(熊襲)の遠祖 ◇中国神話と古代史/策封のかたち ◇水田稲作の伝播 ◇巨石文化の伝播/日本の支石墓 ◇銅剣の伝播 ◇鉄器文化の伝播 ◇封禅・郊祭と蓬莱三島の仙人◇インド古代史/漢の西域支配/クシャン朝・パルティア国の歴史 ◇倭国と天竺のかかわり
  • 邪馬台国が見えた。邪馬台史を歴史物語に‼縄文晩期に渡来する呉太伯ら子孫が北九州に建てた天之国は、前三世紀の倭国(高天)王朝、一世紀の倭奴国(天地)王朝、大乱後の南九州で和国の名で再興された後、大和朝廷として蘇った。特に邪馬台史は「戦わずして勝つ」を掲げた、三国志、日本の戦国・幕末期をはるかに凌ぐ世界中に誇れる歴史だった。本書は、その歴史や大和朝廷の成り立ちを再現した『邪馬台三国志』の解説編です。

    大陸の古い歴史を背負った渡来人たちは、神仙の国・蓬莱郷づくりなど魂の再来、水田稲作、古の善政再現、孫子の「戦わずして勝つ」の実現をめざしながら、日本列島の覇権にしのぎを削ってきた。その間の前五世紀から倭国大乱まで、那珂つ国と天之国、オロチ厳之国、倭国(天之国+日高国、高天)、豊葦原中つ国、伊都国、倭奴国(天地、倭国+豊葦原中つ国)の王朝が立て続けに興った。大乱後は、南九州に逃れた倭奴国末裔が邪馬台国と覇権を争った末に、日神と火瓊瓊杵尊が切望してきた倭国と倭奴国の王朝再興をかなえ、大和朝廷を開いたのです。ここに到る間、各氏族の事情や怨念が複雑に絡み合って殺し合う覇権争いの繰り返しだったが、邪馬台国期には「刃に血塗らずして勝つ」を国是として覇権を争った世界中に誇れる歴史でした。
      《目次》◇白髭神社と謡曲白髭/蓬莱郷と仏法・山王信仰の聖地◇熊野櫛御気野と語った大穴持と素戔嗚/猿田彦と大己貴 ◇二人の天照大(御)神/邪馬台国と高天の関係 ◇戦わずして勝った英雄、高皇産霊/大己貴の国譲り ◇大蛇、火神・別天津神を奉る杵築大社◇天孫三人(饒速日、天火明、火瓊瓊杵)/忍穂耳と天孫の天降り ◇火瓊瓊杵の日前国/西都と妻の国 ◇天火明の日高見国/東都と常世(常陸) ◇日向の高天・天之国、熊襲の日隈・日前・和国/大和朝廷 ◇高千穂宮の所在地 ◇天照大神(高皇産霊)の湖西高島宮と天成神道/磐余彦の吉備高島宮◇男神天照大神の足跡 ◇天照大神夫妻の足跡 ◇箸墓古墳の変遷 ◇火火出見と海幸彦の誓約/大和朝廷と物部氏の関係 ◇戦わずして勝った英雄、神功皇后/日本武尊◇瀬織津姫(厳之御魂天疎向津媛命、天照大神荒御魂)の足跡 ◇天璽の鏡剣と神璽の鏡剣1◇天璽の鏡剣と神璽の鏡剣2/天照大神之御魂(火明命)と天照御魂神(天照国照彦火明命)◇十握剣の変転/石上神宮と鹿島神宮の祭祀変遷 ◇海幸・山幸彦/神武/神功/日本武尊に関する伝説
  • 邪馬台国が見えた。邪馬台史を歴史物語に‼縄文晩期に渡来する呉太伯ら子孫が北九州に建てた天之国は、前三世紀の倭国(高天)王朝、一世紀の倭奴国(天地)王朝、大乱後の南九州で和国の名で再興された後、大和朝廷として蘇った。特に邪馬台史は「戦わずして勝つ」を掲げた、三国志、日本の戦国・幕末期をはるかに凌ぐ世界中に誇れる歴史だった。本書は、その歴史や大和朝廷の成り立ちを再現した『邪馬台三国志』の解説編です。

    大陸の古い歴史を背負った渡来人たちは、神仙の国・蓬莱郷づくりなど魂の再来、水田稲作、古の善政再現、孫子の「戦わずして勝つ」の実現をめざしながら、日本列島の覇権にしのぎを削ってきた。その間の前五世紀から倭国大乱まで、那珂つ国と天之国、オロチ厳之国、倭国(天之国+日高国、高天)、豊葦原中つ国、伊都国、倭奴国(天地、倭国+豊葦原中つ国)の王朝が立て続けに興った。大乱後は、南九州に逃れた倭奴国末裔が邪馬台国と覇権を争った末に、日神と火瓊瓊杵尊が切望してきた倭国と倭奴国の王朝再興をかなえ、大和朝廷を開いたのです。ここに到る間、各氏族の事情や怨念が複雑に絡み合って殺し合う覇権争いの繰り返しだったが、邪馬台国期には「刃に血塗らずして勝つ」を国是として覇権を争った世界中に誇れる歴史でした。
      《目次》◇籠神社と海部氏系図/神武と神功と応神 ◇司馬遷の信念で邪馬台史を鳥瞰 ◇天地創造神話と倭奴国 ◇金印「漢委奴国王」 ◇古代国家と宗教 ◇伊奘諾期~神武即位の実年代/倭の女王ヒミコ◇「記紀」系譜の復元=「記紀」本来の王系譜 ◇大和朝廷成立までの秘史◇那珂つ国と天之国、オロチ厳之国、倭国、豊葦原中つ国、伊都国、倭奴国の王朝◇王朝変遷の詳細 ◇倭国/倭奴国の国のかたち ◇天之国・倭国・倭奴国・和国・大和朝廷、邪馬台国の生い立ち ◇歴史物語のあらすじ◇男神天照大神の正体 ◇邪馬台国の興亡史概略 ◇「記紀」王系譜創作の手法 ◇本書の王系譜と検証 ◇垂仁天皇三代と大物主四代/三輪山磐座の関係 ◇熊野権現 ◇牛頭天王と磐座/大穴持と素戔嗚 ◇マガダ国大王と山王権現/天照大神と南伝仏教
  • 戦国の世で共に成り上がりを夢見る、“武人”と“商人”の立身出世伝、第3弾。

    永禄3年(1560年)、『桶狭間の戦い』が始まった。
     織田信長が、今川義元を打ち破ることで史上名高いこの戦い。
     だが、現実は正反対となる。転生者、山田俊明の前に広がるのは、信長軍の兵士たちの骸の数々。信長は、今川軍に完敗してしまったのだ。――なぜ、どうして、こんなことに!? 仲間たちとも離ればなれになり、雨の中、尾張国へと逃げ帰る俊明。織田家は亡んでしまうのか? この敗北から挽回できるのか? 歴史は元通りになるのか――

     戦国の世で共に成り上がりを夢見る、“武人”と“商人”の立身出世伝、第3弾。
     付録として、作者書き下ろしのASMR(ボイスドラマ)台本『博多弁金髪和装娘・カンナとのあまあま囁き生活』を完全収録。

  • 東京ではいつの間にか各地でヴァンパイアが溢れ出る事態となっていた。ヴァンパイアに噛まれ血を吸われる時にヴァンパイアの体内にあるヴァンパイアウイルスが人の体内に入り、ヴァンパイアになって行き、特に劣化したヴァンパイアウイルスが東京に広がり始めていた。そんな中、ヴァンパイアウイルスを抑え込む事が出来るヴァンパイアウイルスの抗体を持つカティルは隣に住む幼馴染みエディルを劣化したヴァンパイアから守るもヴァンパイアウイルスの抗体を欲しがる女性達に捕まってしまう。カティルを捕まえた女性達はカティルの股関の凸を女性達の股関の凹に取り入れ、カティルからヴァンパイアウイルスの抗体を女性の体内へと入れる事でヴァンパイアにならないようにしようと女性達は女性達で必死の戦いを行っていた。 カティルが持つヴァンパイアウイルスの抗体を欲しがる女性達から逃げ切ったと思ったカティルとエディルの前にカティルの宿敵ヴァンパイアガデルが現れ、エディルがヴァンパイアガデルに噛まれヴァンパイアウイルスに感染させられてしまう。エディルがヴァンパイアガデルのヴァンパイアウイルスから守るにはカティルのヴァンパイアウイルスの抗体を股関の凸と股関の凹を合わせて、カティルの体内にカティルのヴァンパイアウイルスの抗体を打ち込むしか方法はなかった。 東京で増え続けるヴァンパイアを必死に成仏させて行くカティルではあるがヴァンパイアの増殖は止まらず、とうとう東京でヴァンパイアウイルスのパンデミックが起きてしまう。BOOKWALKERで誰か漫画にしてくれる人を募集してます。
  • 二四〇年代末にヒミコが逝くと、火明饒速日(三代垂仁)は日本朝を開いた。二代女王トヨの朝貢後、彼はヒミコ陵を前方後円墳に造り変えるや、郊祭して天神に立った。同じ頃、火瓊瓊杵の家督を継いだ火火出見も和国と改名し、日本朝打倒を叫んだ。二七〇年前後、景行は天神から熊襲征伐を下命されたが、惨敗して六年間も囚われた。ついで仲哀が熊襲征伐を詔され、橿日宮から撃って出た。

    この直後、火火出見の名跡を継いだ磐余彦は、兵法極意の「刃に血塗らずして勝つ」を国是に掲げて東征を決意するや、二八五年に日向を発ち、橿日宮を目指した。結果、仲哀軍が大敗し、仲哀を見限った神功・武内宿禰・日本武らは東征軍に寝返った。
    勢いづいた東征軍は、安芸・吉備・出雲を征圧して摂津の六甲山南麓に進攻し、ついで河内湖を横切って生駒山西麓に奇襲上陸したが、惨敗して熊野に迂回した。
    三世紀末、磐余彦率いる東征軍が大倭磯城になだれ込んで日本朝を降すと、火明饒速日は天璽の羽羽矢を差し出し、帰順を願い出た。
    磐余彦は共に火天神の御子と悟ると、帰順を許して軍事筆頭職に取り立てた。この間、倭の女王は、豊鍬入姫→倭迹迹日百襲姫→神功皇后→倭(迹迹)姫と続いた。
    三〇一年元旦、磐余彦(神武)は橿原に都して大和朝廷を開き、その初代天皇に即位すると、大倭王開化の皇子・御間城入彦(崇神)を太子に指名した。
    ついで火明饒速日の児可美真手に物部姓と十握剣を授け、海幸彦がかつて火火出見に誓約した宮殿と大和朝廷の守護を厳命した。
    三〇四年二月、神武は鳥見山中に天地を具現した日向式柄鏡型前方後円墳(桜井茶臼山古墳)で郊祭し、天照大御神と高皇産霊を天に配して皇祖皇宗に奉った。
    〔目次〕
    日本王朝と日前の対立
    ●女王トヨ ●一都七道制 ●天神火明饒速日 ●太子 磐余彦 ●景行の熊襲征伐 ●和王 磐余彦 ●仲哀の熊襲征伐
    天下は一つ、家は一つ(神武東征)
    ●東征出発 ●筑紫国の奪還 ●新羅遠征 ●吉備征伐/高島宮/出雲征伐 ●生駒の敗北 ●熊野上陸/熊野権現の神倉山垂迹 ●日前宮の創祀/日本に迫る ●日本の降伏
    大和朝廷の成立
    ●橿原宮 ●日本武尊の北伐 ●大和朝廷のはじまり1 ●大和朝廷のはじまり2 ●皇祖天神に奉る郊祭 ◇十握剣の変転/石上神宮と鹿島神宮の祭祀変遷 ◇日矛の変遷 ◇日隈・日前・熊野家統合と再興と先祖祭祀復興 ◇家長と祭器/祭器の変遷 ◇箸墓古墳の変遷/歴代ヒミコの墓 ◇向津姫(日神)誕生後の歴史と年代 ◇主要人物の生きた推定年代
  • 邪馬台史決定版。邪馬台史を歴史物語に。縄文晩期、呉太伯ら子孫が建てた天之国は、前三世紀の倭国王朝、一世紀の倭奴国王朝、大乱後の南九州では日隈・日前・和国の名で再興された後、大和朝廷として蘇った。とりわけ、「戦わずして勝つ」を国是にした邪馬台史は、三国志や戦国・幕末期を凌ぐ世界中に誇れる歴史だった。本書はこれを踏まえて、天之国が大和朝廷に到る経緯を再現した歴史物語と解説です。

    一八〇年代、日隈の伊奘諾は女系天神天尾羽張神から東方統治建て直しを詔されると、太子の豊受皇太神(向津姫の入り婿)を率い、鎮圧に動いた。その最中に、皇太神が謀反した。
    一八五年、決戦が神戸市東部で勃発し、出雲に飛び火した。伊奘諾は闇見国(黄泉国)で大敗し、向津姫(天神の宗女)・素戔嗚らと共に日向に逃れた。
    勝った皇太神は、大蛇、水天神天照大神と称して瑞穂の厳之国王朝(邪馬台国)を建てると、天叢雲剣を天璽に奉って唐古に都し、仏法流布・常世づくりに入れ込んだ。その児天鹿児山(天羽羽)も火天神に立ち、天羽羽矢を天璽と仰いだ。これが倭国大乱だ。
    その後、高千穂郷に押し込まれた向津姫は、天照大御神と語り、天之国率いる高天を再興した。次いで、八咫鏡(三角縁神獣鏡)を天璽に奉って天宮高千穂宮に坐し、現人神の日神に昇った。ここに倭奴国王朝は、畿内邪馬台国と日向の高天に二分した。
    この間、倭奴国再興にはやる素戔嗚は出雲に乗り込み、豊葦原中つ国を建て直したいと泣き叫んだが、伊奘諾から追放を言い渡されたため、養子五十猛と共に新羅に渡り、時機到来を待った。
    一九○年過ぎ、新羅から奥出雲に潜入した素戔嗚は、八岐大蛇親子を討って天叢雲剣・天羽羽矢を召し上げ、豊葦原中つ国再建に奮闘したが、大己貴に邪魔された。
    その後は、大己貴が葦原中つ国建て直しに成功して、伯耆・播磨に勢力を広げた。素戔嗚の不遇を耳にした五十猛(天日槍)は、甲兵八千を率いて来襲したが、播磨で大己貴に惨敗した。
    勢いに乗った大己貴は越(高志)オロチ族と組み、邪馬台国を執拗に攻め立てた。
    〔目次〕
    倭国大乱と邪馬台国
    ◇南伝仏教の東アジア流入 ●神国と常世づくりと伊奘諾 ◇熊族/熊曾の遠祖 ◇熊野権現 ◇牛頭天王と磐座/大穴持と素戔嗚 ◇白髭神社と謡曲白髭/蓬莱郷と仏法・山王信仰の聖地
    ●豊受皇太神 ●倭国大乱 ●伊奘諾の南遷 ●二人の天照大(御)神
    東西の王朝
    ●日神の出現 ●天石窟 ●オロチ退治 ●天日槍襲来
  • 邪馬台史決定版。邪馬台史を歴史物語に。縄文晩期、呉太伯ら子孫が建てた天之国は、前三世紀の倭国王朝、一世紀の倭奴国王朝、大乱後の南九州では日隈・日前・和国の名で再興された後、大和朝廷として蘇った。とりわけ、「戦わずして勝つ」を国是にした邪馬台史は、三国志や戦国・幕末期を凌ぐ世界中に誇れる歴史だった。本書はこれを踏まえて、天之国が大和朝廷に到る経緯を再現した歴史物語と解説です。

    防戦一方の天照大神は、日神に大政奉還して、国を統一するのが最善と悟った。
    二一〇年代前半、高千穂宮に赴いた天照大神(高皇産霊)は経津主と武甕槌を豊葦原中つ国に派遣して大己貴に国譲りさせると、火瓊瓊杵に天叢雲剣・八咫鏡(日隈鏡)など三種宝物、天神の御子と印す天羽羽矢を授けて吾田降臨を命じた。
    その直後、天照大神は大倭に帰国して天孫天火明(二代垂仁)に大倭日高見国を建てさせ、ついで常陸・陸奥の制圧を命じた。同じ頃、日神も大倭に向かった。その途上で夫が急逝した。
    纏向入りした日神は邪馬台国・高天の双方から倭女王ヒミコに共立されるや、鬼道を操って瑞穂の天神(天照大神)を称える祭祀の上に、八咫鏡で日の神を奉る祭祀を覆いかぶせた天(厳)之国(倭、やまと)王朝に模様替えした。
    その後、天火明は日高見国を千葉県市原市に遷し、東都を開いた。一方の火瓊瓊杵は、吾田笠沙(鹿児島県)に都して日隈を再興した後、西都市妻(宮崎県)に遷都して日前と改名した。
    二三八年、ヒミコは魏に使節を遣り、翌々年に魏帝から金印・銅鏡百などを賜った。
    二四〇年代中頃、ヒミコと火瓊瓊杵が争い出した。その最中に、天火明が女王に謀反したが、失敗して常陸に遁走した。その後、ヒミコは火瓊瓊杵と和睦してその児海幸彦(火明、火明饒速日)を呼び寄せると、天羽羽矢・十握剣・八咫鏡(天照御魂神、天照大神之御魂)を授けて日本家を建てさせた。
    その直後、倭姫に天叢雲剣を奉斎させて伊勢の五十鈴宮に遷座し、天照大神(高皇産霊)の再来を祈り続けた。
    〔目次〕
    東西の王朝
    ●天照大神、高千穂宮へ/饒速日の天降り ●葦原中つ国平定 ●瓊瓊杵の出現 ●火瓊瓊杵の天降りと日隈 ●日神の畿内遷座 ●天照大神の湖西高島宮
    倭の女王
    ●倭の女王ヒミコと纏向上之宮/日前の西都と日高見国の東都 ●皇子の交換●女王の朝貢 ●海幸彦と山幸彦 ●内部抗争 ●火明饒速日の天降り ●女王の伊勢遷座
  • 縄文中期、黄帝末裔が地の神を称える那珂つ国を北九州に建国した。前五世紀、呉太伯ら子孫が九州西北に渡来して天を祀る天之国を興し、水田稲作を広めた。双方は天地と称して畿内まで進出した。前四世紀、越オロチ族が北九州に襲来し、オロチ厳之国王朝を開いた。前三世紀、天之国は韓系日高国と組んで厳之国を倒し、倭国王朝(高天)と語って東海まで進攻した。以後、豊葦原中つ国、伊都国、女系の倭奴国の王朝が興った。

    一八〇年代、伊奘諾は東の副都を治める豊受皇太神(向津姫の婿)を率い、東方統治建て直しに動いた。その最中に皇太神が造反した。一八五年、天下分け目の決戦が神戸市東部で勃発し、出雲に飛び火した。伊奘諾は黄泉国で大敗し、日向に逃れた。勝った皇太神は邪馬台国を建てた。以後、皇太神は、大蛇、水天神天照大神と語り、常世づくりに励んだ。一八〇年代後半、向津姫(天神の宗女)は高千穂宮で日神の天照大御神に担がれ、八咫鏡を天璽に奉った。ここに、倭奴国王朝は高天と邪馬台国に割れた。一九○年頃、素戔嗚は出雲で八岐大蛇を討ち、叢雲剣を召し上げた。その後、葦原中つ国を再建した大己貴が邪馬台国を攻めると、天照大神は日神に大政奉還するの最善と悟った。二一〇年代、高千穂宮に赴いた天照大神(高皇産霊)は、大己貴に国譲りさせた後、火瓊瓊杵に薩摩降臨を命じた。その直後、大倭に戻って火明に日高見国を建てさせ、東の領土拡大を命じた。同じ頃、日神一行も大倭に向かった。その途上で夫が急逝した。

    〔目次〕
    ◇倭国/倭奴国の国のかたち ◇中国神話と古代史◇太陽(日)神と牛頭天王の源流

    倭国の生い立ち
    ●那珂つ国 ◇海神と不老長寿の仙薬・蓬莱郷づくり●天之国とオロチ厳之国王朝/太伯ら子孫と越オロチ族 ●倭国王朝の建国

    倭奴国王朝
    ●豊葦原中つ国と伊都国の王朝 ●倭奴国王朝/安曇族の渡来

    倭国大乱と邪馬台国
    ◇南伝仏教の東アジア流入 ●神国と常世づくりと伊奘諾 ◇熊野権現 ●豊受皇太神 ●倭国大乱 ●伊奘諾の南遷 ●二人の天照大(御)神

    東西の王朝
    ●日神の出現 ●天石窟 ●オロチ退治 ●天日槍襲来●天照大神、高千穂宮へ/天孫饒速日の天降り ●葦原中つ国平定 ●天孫瓊瓊杵の出現 ●皇孫火瓊瓊杵の天降りと日隈(日前) ●日神の畿内遷座●天照大神(高皇産霊)の湖西高島宮と天成神道
  • 邪馬台史決定版。邪馬台史を歴史物語に。縄文晩期、呉太伯ら子孫が建てた天之国は、前三世紀の倭国王朝、一世紀の倭奴国王朝、大乱後の南九州では日隈・日前・和国の名で再興された後、大和朝廷として蘇った。とりわけ、「戦わずして勝つ」を国是にした邪馬台史は、三国志や戦国・幕末期を凌ぐ世界中に誇れる歴史だった。本書はこれを踏まえて、天之国が大和朝廷に到る経緯を再現した歴史物語と解説です。

    縄文中期、黄帝末裔が地の神を称える那珂つ国を北九州に建国した。
    前五世紀、呉太伯ら子孫が九州西北に渡来して天を祀る天之国を興し、水田稲作を広めた。双方は天地と称して畿内まで進出した。
    前四世紀、越オロチ族が北九州に襲来し、オロチ厳之国王朝を開いた。
    前三世紀、天之国は韓系日高国と組んで厳之国を倒し、倭国王朝(高天)と語って東海まで進攻した。以後、豊葦原中つ国、伊都国、女系天神を担ぐ倭奴国の王朝が興った。
    一八〇年代、伊奘諾は東の副都を治める豊受皇太神(向津姫の婿)を率い、東方統治建て直しに動いた。その最中に皇太神が造反した。
    一八五年、天下分け目の決戦が神戸市東部で勃発し、出雲に飛び火した。伊奘諾は黄泉国で大敗し、日向に逃れた。勝った皇太神は邪馬台国を建てた。以後、皇太神は、大蛇、水天神天照大神と語り、常世づくりに励んだ。
    一八〇年代後半、向津姫(天神の宗女)は高千穂宮で日神の天照大御神に担がれ、八咫鏡を天璽に奉った。ここに、倭奴国王朝は高天と邪馬台国に割れた。
    一九○年頃、素戔嗚は出雲で八岐大蛇を討ち、叢雲剣を召し上げた。その後、葦原中つ国を再建した大己貴が邪馬台国を攻めると、天照大神は日神に大政奉還するの最善と悟った。
    二一〇年代、高千穂宮に赴いた天照大神(高皇産霊)は、大己貴に国譲りさせた後、火瓊瓊杵に薩摩降臨を命じた。
    «目次»◇倭国/倭奴国の国のかたち ◇倭国のかたち詳細 ◇本書の王系譜◇中国神話 ◇太陽(日)神と牛頭天王の源流 ◇インド古代史
    倭国の生い立ち ●那珂つ国 ◇海神と不老長寿の仙薬・蓬莱郷づくり●天之国とオロチ厳之国王朝/太伯ら子孫と越オロチ族 ●倭国王朝の建国
    倭奴国王朝 ●豊葦原中つ国と伊都国の王朝 ●倭奴国王朝/安曇族の渡来
    倭国大乱と邪馬台国 ◇南伝仏教の東アジア流入 ●神国と常世づくりと伊奘諾◇熊族/熊曾の遠祖 ◇熊野権現●豊受皇太神 ●倭国大乱 ●伊奘諾の南遷 ●二人の天照大(御)神
    東西の王朝 ●日神の出現 ●天石窟 ●オロチ退治 ●天日槍襲来●天照大神、高千穂宮へ/饒速日の天降り ●葦原中つ国平定 ●瓊瓊杵の出現
  • 二二〇年代前半、日神は纏向宮で女王ヒミコに共立されると、瑞穂の厳之国王朝を天(厳)之国王朝(倭)に模様替えした。一方の火瓊瓊杵は、笠沙に都して日隈を再興した。数年後、日向に遷都し日前と改名した。二四〇年代中頃、女王と火瓊瓊杵が争い出した。その最中に火明が謀反し、常陸に遁走した。その後の女王は火瓊瓊杵と和睦して海幸彦(火明饒速日)に日本家を建てさせ、伊勢に遷座した。

    二四〇年代末に女王が逝くと、火明饒速日(三代垂仁)は日本朝を開いた。二代女王トヨの晋朝貢後、彼はヒミコ陵で郊祭し天神に立った。同じ頃、火瓊瓊杵養子の火火出見も和国と改名し、日本打倒を叫んだ。二七〇年代後半、景行は天神から熊襲征伐を下命されて日向に侵攻したが、惨敗した。二八〇年代前半、仲哀も熊襲征伐を詔された。この直後、和国を継いだ磐余彦は東征して橿日宮の仲哀軍を降した。吉備・出雲を制圧した東征軍は、河内湖を横切って生駒山西麓に上陸したが、惨敗して熊野に迂回した。三世紀末、東征軍が日本朝を降すと、火明饒速日は帰順を願い出た。磐余彦は双方共に火天神の御子と悟り、帰順を許した。三〇一年元旦、磐余彦(神武)は橿原宮に大和朝廷を開き、初代天皇に即位すると、火明饒速日の児可美真手に物部姓を語らせ、大和朝廷の守護を厳命した。三〇四年二月、神武は鳥見山中に祭場を造営して郊祭し、天照大御神と高皇産霊を皇祖皇宗に奉った。

    〔目次〕
    倭の女王
    ●倭の女王ヒミコと纏向上之宮/皇孫火瓊瓊杵の日前国西都と天孫天火明の日高見国東都 ●皇子の交換 ●女王の朝貢 ●海幸彦と山幸彦 ●内部抗争 ●火明饒速日(海幸彦)の天降り ●女王の伊勢遷座

    日本王朝と日前の対立
    ●女王トヨ ●一都七道制 ●天神火明饒速日 ●太子 磐余彦 ●景行の熊襲征伐 ●和王 磐余彦 ●仲哀の熊襲征伐

    天下は一つ、家は一つ(神武東征)
    ●東征出発 ●筑紫国の奪還 ●新羅遠征 ●吉備征伐/高島宮/出雲征伐 ●生駒の敗北 ●熊野上陸/熊野権現の神倉山垂迹 ●日前宮の創祀/日本に迫る ●日本の降伏

    大和朝廷の成立
    ●橿原宮 ●日本武尊の北伐 ●大和朝廷のはじまり1●大和朝廷のはじまり2 ●皇祖天神に奉る郊祭 ◇伊勢神宮の祭祀変遷

    〔著者〕
    昭和十八年、神戸市に生まれる。昭和四十三年、神戸大学工学部建築学科卒。一級建築士。平成元年三月以来、三十余年来の古代史研究家。
  • *のんびり読書に浸りたい日におすすめの長編小説* 幼くも独り立ちする皇嗣の成長を描写と共に堪能してください**読了時間 2時間~3時間*

    あらすじ人の手が入っていなかった大陸に、人間達が渡航し移住をし始めた事でそこに住んでいた動物達が追い詰められて行く。 そこで動物の長達は、自分達の棲処を守る為に策を講じて、境界をつくり人間の立ち入らない森が出来たのだが、人間は住む村で災害や飢饉が起こると、森の神の祟りだと勝手に恐れ、幼な子等を生贄として森に捧げ始めた。その生贄の者を不憫に思った動物の長達が、生贄とされた幼な子を森で育てたことで、大人になったその者たちが収める、他国とは一線を引いたモザック帝国が出来た。 そこは平穏な暮らしが出来る楽園のような国だったが、八代目皇帝の時、モザック帝国に大きな事変が起こる事となった。 時代の流れと共に人の心と国も変わる。その変容の最中に関わる事となった皇嗣の定めは・・・。 ファンタジー、スピリットを含めた皇嗣の成長の物語。
    。。。。。。。。。。。。。
    -序章- とある帝国の東にある野生の森、神が宿るとされ、人の立ち入らぬその森に松明の火が流れ込んだ。
    「森の神、どうか、皇嗣様をお助けください!」
    傷だらけの大きな軍師が皇嗣を脇に抱えたまま、顔を歪め倒れこむと、そのすぐ後ろに、松明を持った軍勢が地を踏みつけ、生い茂る木々の間から二人を狙って迫ってくる。
    「どうか、どうか、皇嗣様を…」
    倒れた軍師は、噴き出る血まみれの足を前に引きずり出すと、脇に抱えた皇嗣を胸の前に抱きかかえ、覆いかぶさりながら悲痛な声で叫んだ。 抱え込まれた皇嗣の目は、迫りくる軍勢を、軍師の肩から見据えているかのように瞬きもせず、その瞳にうごめく松明の炎を映し込んでいる。
    「捕らえろー!」
    その声と共に、我が先と言わんばかりに走り来る無数の兵士達。
    「森の神、お助けを~!!」
      最期の声を張り上げる軍師に、数本の矢が突き刺さった。 そしてその時、皇嗣は天にはばたいた。
  • 荊州のお家騒動に巻き込まれた趙雲と孔明。二人は劉琦を救えるか? 奇想三国志シリーズ第二弾。

    新野の劉備のもとに、荊州牧・劉表の長子、劉琦からの助力をもとめる手紙がやってきた。
    命を狙われているという劉琦の切々たる訴えを受け、趙雲と孔明がともに樊城に乗り込む。
    襄陽に到着したふたりが見たものは、泰山の巫女を自称する女の降霊儀式。
    襄陽に異変を起こしている悪霊をあきらかにするという。
    儀式の末、悪霊が紙にあらわした、その名は『美珍』。
    いったい、美珍とは何者なのか?
    劉琦の身辺で起こる異変の正体は?
    趙雲と孔明は劉琦を救えるのか?
    そして、美珍の黒い糸をあやつりながら、悲劇を演出する黒幕とは?

    時代がより激しく動き出す、その直前のものがたり。
  • 邪馬台時代の歴史を物語に。邪馬台史が見えた。ヤマト(九州)は東海以西を治めていたが、二世紀末、大和の三輪氏が邪馬台を建て反乱した。ヤマトは敗れ日向に遷った。二二○年代、ヤマト国宗女の天照大御神は日向から大和に遷座して女王に立ち、日向王朝と対立するが、三世紀末、大御神末裔の神武が東征して邪馬台を討ち大和朝廷を開く。イザナキ~神功の「記紀」物語には、邪馬台史が隠されている。

    前四〜五世紀、揚子江流域の呉・越の海人たちが、北九州に渡来し米づくりを始めた。前三世紀頃、秦に滅ぼされた韓人らが朝鮮半島を経由し、北九州に移住した。この末裔たちが北九州に倭奴国(以後ヤマトと記す)を建て、短期間に東海地方まで支配し、各地に分国を建てて百余国を封建統治した。ヤマト分国の大倭国は畿内を統治し、北九州についで栄えた。西暦五七年、ヤマトの王クニノトコタチは、後漢の光武帝に使節を送り、倭国王と認められた。七代イザナキ治世の一八四年、大倭配下の三輪氏が反乱し、大倭王を担いで邪馬台国を建て、ヤマトに敵対する。ヤマトは出雲の天下分け目の決戦で大敗し、北九州を追われ南に逃れた。勝った邪馬台国は、東海から北九州までの国々を従え倭国の盟主となる。これが倭国大乱だその結果、イザナキは降伏し高千穂に遷った。一方、スサノオは出雲に乗り込みオロチの三輪族を平らげると、大御神の子の押穂耳に国を譲ると誓約し草那芸剣を高千穂に届ける。しかし、出雲土豪のオオナムチが次第に力をつけ、三輪氏に敵対した。その後もオオナムチの勢力が強まると、三輪氏と大御神が、オオナムチ征伐・押穂耳の倭王擁立で手を結び、オオナムチに国譲りを迫る。二神に忠誠を誓った彼は大物主の地位を与えられ、押穂耳の子の火明命を養子に授けられた。押穂耳が倭王を辞退しニニギに王位を譲ると申し出たため、タカミムスビと大御神がニニギに三種神器を授け、大倭に降臨させようとすると、三輪氏とオオナムチが火明擁立を決める。同じ頃、イザナキが崩御した。火明後見のため大御神の畿内遷座が決まると、猿田彦がニニギを先導して薩摩に送り届けた。その後、大御神は丹後の火明を伴い、大倭入りした。目次あらすじ〔渡来人と稲作〕 理想郷を目指して 日本に渡ってきた人たち 中国の石器時代 中国の神話時代 殷の時代 周の時代 春秋時代 戦国時代〔ヤマト建国〕 ヤマト建国 秦と漢 国と祀りごと 〔筑紫の都〕 王墓の時代 金印と初代天皇 北九州の王墓と都 〔倭国大乱と邪馬台〕 イザナキ時代 畿内の反乱 倭国大乱 ヤマトの南遷 天照大御神 邪馬台国 邪馬台国はどこか 伊都国 倭奴(ヤマト)国、奴国 分割された北九州〔東西の王朝〕 天照大御神とスサノオ命 スサノオのオロチ退治 オオナムチの国ゆずり ニニギの天降り 大御神の畿内遷座 纏向の都
  • 邪馬台国の幕開けは、南北朝時代と酷似する。三輪氏は足利尊氏と同じく覇権を奪い、大和に別王朝を建てた。神武東征も、薩長軍の討幕と瓜二つの歴史だ。神武は邪馬台を討ち、敵本拠に遷都した。この時代、日向と大和に王朝が並立するが、「記紀」編者は、これを皇統万世一系に創り替えた。物語中で、桜井茶臼山古墳が四世紀初めの古墳と主張。二○○九年の再調査でズバリ的中。

    二二〇年代、大御神は纏向宮で即位し火明を太子に指名した。卑弥呼と呼ばれた彼女は、祝賀に参集した王に八咫鏡(三角縁神獣鏡)を授け、先祖祭紀を命じた。二三八年、卑弥呼は魏に使節を送り、金印・銅鏡百枚などを賜った。一方、ニニギは、邪馬台の従属を脱し、倭王位を奪おうと邪馬台に挑戦した。邪馬台内で内紛がおこり、大御神は豊スキ入姫と共に笠縫邑に避難した。その後、戦況が好転すると、大御神は火明に政務を委ね、倭姫と共に伊勢に遷り住むが、程なく崩御した。つぎに火明が倭王垂仁に立ち、抗争が再燃するが、豊スキ入姫を女王に立て鎮まった。同じ頃、南九州では、ニニギが崩御しホオリが王に立ち、兄弟国は和睦に向かった。ヤマトは貢物を納め、垂仁は皇子(ニギハヤヒ)を人質に送ることで合意した。二七〇年代中ごろ邪馬台の倭王に、南九州から帰国した景行(ニギハヤヒ)が立った。同じ頃、ホオリはニニギの遺志を果たすべく責物を中止した。景行は大軍を率い、熊曾征伐に向かったが、日向で囚われの身となった。二八〇年頃、ホオリは景行の日高見国征伐を条件に帰国を許したが、程なく他界し、イワレピコ(神武)が王に立った。彼は自ら倭王と名のり、東征準備を進めた。これを知った景行は、仲哀に熊曾征伐を命じた。二八三年頃、仲哀は橿日宮から熊曾征伐に撃って出た。神武も葬送用八咫鏡を大量に携え、東征軍を率いて日向を発った。二九〇年代末、神武が三輪氏を滅ぼすと、ニギハヤヒは宝器を差し出し降伏した。檀原の都が完成すると、三〇一年元旦、神武は即位式を行った。三〇四年、彼は鳥見山麓の斎場(桜井茶臼山古墳)で郊祭し、皇天二神を皇祖皇宗に奉った。目次〔倭女王 天照大御神〕 倭女王の即位 弟王の蛭子 天日槍 ニニギの西都 卑弥呼の朝貢 巨大化した銅鐸のいっせい放棄 海幸彦・山幸彦 大御神の権力移譲 伊勢遷座 卑弥呼の墓〔日本と日向の対立〕 垂仁天皇(火明) 景行の熊曾(襲) 征伐 倭王イワレビコ 仲哀の熊曾征伐〔神武東征〕 東征出発 北九州の奪還 神功の新羅征伐 イワレビコと神功のつながり 吉備の鬼国征伐 出雲征伐 三輪氏を討て〔大和朝廷のはじまり〕 橿原宮 ヤマトタケルの東北征伐 神武天皇即位『新ヤマト・出雲、邪馬台の三国志』(平成六年一月、新人物往来社より自費出版)の復刻版です。
  • 100(税込)
    著者:
    外川河内
    レーベル: 堂壱舎
    出版社: 堂壱舎

    扇家の次代当主となることが決まった扇日向。一族一同、他の家々に披露すべく一族の大屋敷へと向かう。そこで様々な腕前を見せることとなる。だがその最中、不穏な報せが届き…
  • 100(税込)
    著者:
    鎌田龍
    レーベル: ひろさき演人

    陰陽師、乱世に立つ――。

    永禄9(1566)年の秋、岩木山の麓に城を構える大浦家では阿保良(おうら)姫と若武者・為信の婚礼が間近にせまっていた。ところがある夜、姫が突如みにくい妖怪と化し、行方をくらませてしまう。時おなじくして、上野国より沼田面松斎なる浪人が堀越城へとやって来る。聞けば彼は陰陽道に通じた術者であるという。姫の身に起きた奇怪な現象を聞いた面松斎は、さっそく陰陽術を駆使し姫の探索を行うが――。

    【解説】
    青森県弘前市を拠点に活動する劇団「ひろさき演人」によるドラマリーディング(朗読劇)の上演台本です。
    弘前市で毎年行われている「堀越城秋まつり」にて書き下ろし上演された作品です。戦国時代、津軽為信に仕えた軍師・沼田面松斎が活躍する伝奇ロマンをお楽しみください。

    【ひろさき演人 公式HP】
    https://hirosakiengine.amebaownd.com/
  • 330(税込)
    著者:
    九号者一句
    レーベル: 飄々出版
    出版社: 飄々出版

    心を蝕む闇を振り払い、恐怖に立ち向かえ! 全てを失った武士が、再び立ち上がる再生譚。

    墓場で行き倒れていた一人の男。その名を木下左門といった。今は見る影もないが、以前は信頼のおける主のもとに仕えていた武士だった。そんな左門が、物乞いの老人や、元配下の善四郎に助けられ、薬売りとして生活をすることに。だが、順調にいっていた生活も、左門の心に暗い影を落としていた過去によって、その潮目を変えていくことに。
     周りに流されながらも、己自身と向き合い、再び立ち上がった木下左門。守るべき者を守る為、今一度その手に刀を握りしめる。
     己を縛る過去へと敢然と立ち向かう、一人の武士の姿を描いた時代小説。
  • 『このセルフパブリッシングがすごい!』は、個人によって出版された、主に電子書籍として販売されている本を紹介するガイドブックです。
    「この本はおもしろい!」「他の人にもおススメしたい!」という熱意を持つ有志が集まって制作されています。
  • 迷える者たちの交差点

    俳優、神尾輝に憧れる多々野明、陶酔するあまり自身が投影していく姿が日に日に麻痺していた。
    その頃、神尾輝はキャリアの下り坂に差し掛かっていた。
    二人を中心にそれぞれの登場人物が思い悩んでいた。
    そして、何かに導かれるように交わる微妙な人間関係。お互いが刺激し合って、反応し、物語は進んでいく。
  • 本格的ショートショート。一度で良いから、読んで欲しい!

    「しっかり落ちのある、ちゃんとしたショートショートを読みたい」あなたへ。星新一憧れの、プロライターが頭から血が吹く程度は本気で書いた、本物のショートショートです。
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