『海外文学、3か月以内(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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※本書はTeamバンミカスより配信されていた『若きウェルテルの悩み (まんがで読破)』と漫画内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。
なぜ僕じゃなくて…彼なんだ?
自殺は精神の弱さゆえの行為なのか?ときは18世紀のドイツ。ウェルテルは自分が住む街から感傷旅行(センチメンタルジャーニー)に飛び出した。そこで出会ったのは新たな恋の痛み。現実社会にうまく適応できず、青春のエネルギーをもてあます青年の苦悩の物語。ドイツ最大の詩人・ゲーテが、誰もが経験する若さゆえの執着を熱烈に歌いあげた不朽の青春小説を漫画化。
まんがで読破シリーズ 第35巻 -
奇抜な着想、軽快なプロット、巧妙な話術で、短編を書かせては随一の名手。1963年には『未来世界から来た男』で創元SF文庫の記念すべき第一弾を飾ったフレドリック・ブラウン。SFや推理小説はもとより、怪奇小説や寓話などその多岐にわたる活躍の中から、111編のSF短編すべてを新訳で収めた決定版全集を、全五巻で待望の文庫化。第二巻には、ある科学者の実験で宇宙に打ち上げられたねずみの冒険を描く「星ねずみ」や、結婚を目前にした男に降りかかる数々のありえない出来事の謎を解く「天使ミミズ」など、初期の傑作9編を収録。/【目次】最後の決戦(ハルマゲドン)/エタオイン・シュルドゥル/星ねずみ/新入り/天使ミミズ/帽子の手品/白昼の悪夢/パラドックスと恐竜/イヤリングの神/収録作品解題=牧眞司/解説=鏡明
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※本書はTeamバンミカスより配信されていた『失われた時を求めて(まんがで読破)』と漫画内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。
今や私は時空を超えた存在となったのだ!
マドレーヌを口した瞬間、少年時代の記憶が甦る奇妙な感覚。「私」の成長とともに描き出される、第一次世界大戦前後のフランス社交界の人間模様。それは「私」の失われた時を探し求める長い旅の始まりだった。貴族とブルジョワ・恋愛と同性愛・芸術と創作論…独自の時間解釈と記憶についての見解を提示し、20世紀の文学・哲学概念を変革させた大長編小説を漫画化。
まんがで読破シリーズ 第31巻 -
イギリスが誇る秘密情報部のスパイ、007のコードをもつ男――ジェームズ・ボンド。祖国の平和と安寧のため、さまざまな国を飛びまわり危険な任務を遂行する。パリ郊外の森で、最高機密の入った書類ケースを運んでいたイギリス陸軍通信部隊の伝令係が殺害された。秘密情報部の責任者Mの指令でボンドが犯人を追う表題作のほか、Mの友人であるジャマイカのハヴロック夫妻が無惨に殺され、ボンドが実力行使の正義をくだす「読後焼却すべし(フォー・ユア・アイズ・オンリー)」、イタリアで麻薬密売ルートを探る「危険」など全5編を収録。名手による新訳で贈る傑作短編集!/【目次】薔薇と拳銃/読後焼却すべし(フォー・ユア・アイズ・オンリー)/慰藉の定量/危険/稀少種ヒルデブラント/解説=吉野仁
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20万年がかりの銀河周回の完了を祝うイベントで知らされる、驚愕の真実(ベラドンナの夜)、小惑星帯に隠れ住む巨大知的マシンのきょうだいはある日、謎のドローンに捕らわれ……(金属は暗闇の血のごとく)。19世紀末に原型となる作品群が現れてから130年あまり、ダイナミックな変化と進化をつづけるスペース・オペラをテーマに、アン・レッキー、アレステア・レナルズ、アーカディ・マーティーン、T・キングフィッシャーなど、近年のヒューゴー賞やネビュラ賞の受賞作家ら錚々たる面々が集結した、ローカス賞最終候補の傑作アンソロジー!/【目次】序文 「ニュー・スペース・オペラ」からここへ…… ジョナサン・ストラーン(編集部訳)/トバイアス・S・バッケル「禅と宇宙船修理技術」(金子浩訳)/ユーン・ハ・リー「課外活動」(赤尾秀子訳)/アーカディ・マーティーン「あなたが王だと思っていたすべての色」(内田昌之訳)/アレステア・レナルズ「ベラドンナの夜」(中原尚哉訳)/T・キングフィッシャー「金属は暗闇の血のごとく」(原島文世訳)/チャーリー・ジェーン・アンダーズ「時空の一時的困惑」(市田泉訳)/アリエット・ド・ボダール「包囊」(大島豊訳)/セス・ディキンソン「モリガン、光へと落ちる」(山﨑美紀訳)/ラヴィ・ティドハー「背教者たち」(茂木健訳)/ベッキー・チェンバーズ「善き異端者」(細美遙子訳)/アーニャ・ジョアンナ・デニーロ「クイーンズスロートへの旅路」(小路真木子訳)/アン・レッキー「審判」(赤尾秀子訳)/サム・J・ミラー「惑星執着者」(中村融訳)/カリン・ティドベック「スキーズブラズニルの最後の旅」(市田泉訳)/謝辞 ジョナサン・ストラーン(編集部訳)/解説 渡邊利道
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「ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。ロ・リー・タ。……」世界文学の最高傑作と呼ばれながら、ここまで誤解多き作品も数少ない。中年男の少女への倒錯した恋を描く恋愛小説であると同時に、ミステリでありロード・ノヴェルであり、今も論争が続く文学的謎を孕む至高の存在でもある。多様な読みを可能とする「真の古典」の、ときに爆笑を、ときに涙を誘う決定版新訳。注釈付。(解説・大江健三郎)
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全米第1位!
水の都で発見された、顔なき死体。
奪われた幻の名画の行き先には、世界の均衡を揺るがす陰謀が――
ヴェネツィアで身元不明の腐乱死体が見つかった。当局から復顔を要請されたガブリエル・アロンは、被害者がヴァチカン美術館の修復実習生で無名絵画の下に眠る幻のダ・ヴィンチの存在を追っていたことを突き止める。だが絵は美術館から消え、ダ・ヴィンチ研究の権威も何者かに殺害される。ガブリエルは教皇をも巻き込む不穏な犯罪計画を阻止するため、大胆不敵な絵画奪還作戦を決行するが――。 -
過激でダーク。悪魔的面白さ。吉田鋼太郎氏推薦!全集未邦訳の幻の作品収録
過激でダーク。悪魔的面白さ
《吉田鋼太郎氏推薦!!》
ゲースロの元ネタで復讐劇の元祖『タイタス…』。国内全集未邦訳、初文庫化の『…アーデン』。「これがシェイクスピア!?」と驚く異色二作!
勇猛な将軍タイタスはゴート族の美しき女王タモーラと王子らを捕虜として引き連れ、祖国ローマに凱旋。女王の願いを無視し、王子を惨殺する。ところが新皇帝が女王を娶り、立場が逆転。女王による復讐が始まる。――過激でダーク、血で血を洗う復讐劇の元祖『タイタス・アンドロニカス』。それに加え「これもシェイクスピア?」と論争になり、国内全集で未邦訳だったが2016年に正典入りした、幻の『ファヴァシャムのアーデン』も初収録。
【本作を楽しむ5つのポイント】
・『タイタス・アンドロニカス』は復讐劇の原型! 残虐で醜悪な人間像がスリリングに描かれる。
・国内全集では未邦訳だったが、2016年に正典入りした幻の『ファヴァシャムのアーデン』を初文庫化!
・「これがシェイクスピア!?」今も論争が続く問題作。どこがシェイクスピアの筆か、当ててみよう。
・日本初! ライムを全訳した決定版。こだわりのリズムで音読すると気持ちいい!
・最新研究に基づく徹底解説&詳細な注釈付き!
The Lamentable Tragedy of Titus Andronicus
by William Shakespeare
from
The first Quarto, 1594
and the first Folio, 1623
The Tragedy of Master Arden of Faversham
by William Shakespeare and others
from
The first Quarto, 1592 -
警視正のキャット・フランクは昔気質の刑事だ。事件現場を歩き、容疑者の眼を見ることが捜査の核心だと信じている。新設の捜査チームを率いることになった彼女は、ロックという名の人工知能に出合う。この新世代の「捜査官」は、ホログラムの体をもち、統計データに基づいて事件解決を支援するのだという。刑事の直感を信じるキャットと、刑事の直感など根拠のない思い込みにすぎないと切り捨てるロック。相反するふたつの頭脳が火花を散らし挑むのは、ありふれているようで、どこか異様な未解決失踪事件……。英国推理作家協会賞受賞、二十一世紀の最前線をゆく傑作警察捜査小説!/解説=村上貴史
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ギリシア悲劇の最高傑作と評される本作は、詩人ソポクレース(前496頃-前406年頃)によって、前441年から前432年のあいだに書かれたと推定される。
フロイトの「エディプス・コンプレクス」をはじめ、後世に多大な影響を及ぼし、今日まで読み継がれてきた本作のあらすじは、よく知られている。
――劇の冒頭、オイディプースはテーバイの王として登場する。かつてスピンクスによるテーバイの危機を救った王は、新たに疫病が国を襲った今、神のごとき救い主として市民たちの嘆願を受け、自信にあふれた姿でこれに対処しようとしている。それは劇の最後で、父を殺し、母と交わって恥ずべき子供をつくったことが判明し、わが手で目をつぶし、みずから呪われた身となる男とはあまりにも対照的な姿である。そして、冒頭の姿がオイディプースの「非・真実」、最後の姿が「真実」であり、詩人は「非・真実」と「真実の対照」を示しているように見える。しかし、冒頭の姿はスピンクスを退治した功績によるものである以上、「非・真実」とは言いきれない。ここにあるのは真実を恐れると同時に真実を求めるオイディプース自身に重なる。訳者は言う。
「この劇においてわれわれの心をはげしく揺さぶるのは、真実を恐れて逃げようともがき、かえって真実に引きつけられて破滅するオイディプースの姿である。父を殺し母と交わる定めを告げられたとき、誰がこれを恐れずにいられようか。〔…〕だが真実にたいする恐怖が真実を見失わせるのはオイディプースだけではない。〔…〕われわれの中には暗い未知のものがある。われわれは、自分が何者なのか本当に知っているのか。日常の生活において見せかけ(非・真実)の中で暮らしているのではないか。〔…〕 『オイディプース王』がわれわれの心を揺さぶってやまないとすれば、それはわれわれ自身の中にオイディプースが宿るからにほかならない。」(「訳者解説」より)
このあまりも有名な作品には数々の日本語訳があり、文庫版も複数存在している。しかし、1990年に『ギリシア悲劇全集』のために訳し下ろされた名訳が、顧みられないままになっていた。キケロー『国家について 法律について』に続き、碩学が残した貴重な仕事を学術文庫に収録し、後世に継承するべく、ここに刊行する。
[本書の内容]
[プロロゴス]
[パロドス]
[第一エペイソディオン]
[第一スタシモン]
[第二エペイソディオン]
[第一コンモス]
[第二スタシモン]
[第三エペイソディオン]
[第三スタシモン]
[第四エペイソディオン]
[第四スタシモン]
[エクソドス]
[第二コンモス]
ヒュポテシス(古伝梗概)
訳者解説 -
犯罪史や解剖学に没頭する十三歳の少女エイヴァはある夜、家を抜けだし向かった小動物の死骸置場で、級友の少年ミッキーの遺体を発見する。その夜から少年ばかりを狙う拉致殺害事件が発生。どの被害者にも咬み痕があり、傍には仔犬の死骸が。折しも町では獣ともつかぬ怪物が目撃され……。八〇年代初頭のバーミンガムで、家庭環境に悩む多感な少女が猟奇殺人事件に挑む驚愕のデビュー作!(解説・大矢博子)
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聖母マリアの祠の裏、雪の下から16歳の少女の遺体が発見された。遺体や服からアフガニスタン人移民の青年のDNAが見つかるが、刑事オリヴァーとピアが事情聴取をする前に彼は消えてしまった。有力な手がかりが見つからず捜査が難航するなか、数日後の夜に、田舎道で男が車にはねられて死亡する。男は裸足で、体には動物の咬傷や拷問の痕があった。彼はどこから逃げ、誰にこんな目に遭わされたのか――。ふたつの事件の捜査から導き出される、ドイツ警察を揺るがす史上最悪の真相。とてつもない急展開を見せる、大人気警察小説シリーズ。/解説=上條ひろみ
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※本書はTeamバンミカスより配信されていた『クリスマス・キャロル(まんがで読破) 』と漫画内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。
運命を変えるためにやるべきこと…クリスマスの定番物語。
19世紀のロンドン。人間嫌いの老商人・スクルージは、非情で利己的な商売で隣人や商売仲間からも嫌われていた。そんな彼のもとに、かつての相棒マーレイの亡霊が現れて…。自己責任論と貧富の格差が広がる産業革命渦中、イギリスの社会的矛盾に挑み、人間の尊厳を描き続けた文豪ディケンズのベストセラー「クリスマス・ブックス」の一編を漫画化。
まんがで読破シリーズ 第36巻 -
異形を追う名探偵、堂々の帰還!《クトゥルー・ケースブック》シリーズ第四弾
ハイゲイト墓地から消えた三つの死体、アイリーン・アドラーとの邂逅、北極海を往く船乗りが遺したもの、元画材屋の殺人、女性を破滅させる骨董品収集家……それらすべての背後には地球外生命体ミ=ゴ、そしてその同盟者たちの存在があった! およそ30年にわたるホームズと異形との戦いの行く末は!? ホームズ物語のエッセンスをふんだんに盛り込んでクトゥルー神話とマッシュアップした、驚天動地のパスティーシュ! -
ホームズ物語×クトゥルー神話、待望のシリーズ最新作!
作家ラヴグローヴが手にしたワトスン博士の手稿には、ホームズとワトスンが古き神々と戦った日々に起きていたもうひとつの事件が描かれていた。始まりはハイゲイト墓地から失われた三つの死体だった。ホームズは犯人が投与した真菌類の胞子で死体がクリーチャー化したことを暴くが、これは巨大な陰謀の一部にすぎなかった!《クトゥルー・ケースブック》三部作を補完してさらなる深淵に誘い込む、待望のシリーズ最新作! -
30年以上のキャリアに幕を引くことを決意した、ベルリンの刑事弁護士エーファ。凄腕で知られる彼女は、多くの忘れがたい事件を手がけてきた。11人が被告人となった裁判で1人だけ無実の者がおり、全員がそれは自分だと主張している。1人を救うため10人を無罪とすべきか。厄介だがよく議論される類の事件だと思われたが……。ひとつの証言、発見、弁護活動でその姿が一変する平凡な裁判、そして異常な裁判――。驚異の新人による、息を呑むような完璧なる連作短編ミステリ!
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世界17カ国で出版!シリーズ累計40万部!大ヒットサッカー小説の第2巻!
カバーイラスト、小林有吾さん(『アオアシ』)描き下ろし!
世界17カ国で出版!シリーズ累計40万部!
大ヒットサッカー小説の第2巻!
アメリカの小さな町で生まれ育ったレオ・K・ドイルは、海を見たことも飛行機に乗ったこともない12歳のサッカー少年。ある日、レオのプレイを目にしたプロのスカウトから、プレミアリーグのビッグクラブ「ロンドン・ドラゴンズ」のユースチーム(通称〝アカデミー〟)のセレクションに招待される。
なんとか一次選考を通過したレオだったが、ライバルからのいやがらせや、まわりとの技術の差など課題は山積み。
セレクション合格へ向けた、レオの本当の挑戦が始まる。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 -
世界17カ国で出版!シリーズ累計40万部!大人気サッカー小説がついに日本上陸!
カバーイラスト、小林有吾さん(『アオアシ』)描き下ろし!
霜降り明星・せいやさん推薦!
「文字だけでここまでサッカーの試合を観られるのか!」
世界17カ国で出版!シリーズ累計40万部!
大人気サッカー小説がついに日本上陸!
子どもから大人まで胸が熱くなる!
アメリカの小さな町で生まれ育ったレオ・K・ドイルは、海を見たことも飛行機に乗ったこともない12歳のサッカー少年。ある日、レオのプレイを目にしたプロのスカウトから、プレミアリーグのビッグクラブ「ロンドン・ドラゴンズ」のユースチーム(通称〝アカデミー〟)のセレクションに招待される。驚きを隠せないレオだが、見知らぬ土地で人生最大の冒険に乗り出す決心をする。
はたしてレオはアカデミーにふさわしい選手になれるのだろうか?
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 -
Z世代のウェルベックが描くもう一つの未来世界!
2022年、コロナ禍のフランスで画期的なメタバース「反世界」が誕生。夢破れ、鬱屈した日々をおくる青年ジュリアンは詩人ヴァンジェルとしての人生を始め、一躍反世界のスターとなる。やがて彼が巻き起こす熱狂は現実世界に影響するまでに膨れ上がり……。 -
ローカス賞受賞《ハイニッシュ・ユニバース》短篇集
奴隷解放戦争に疲弊した惑星で宇宙連合の使節が見た真実とは。ローカス賞受賞作「赦しの日」ほか圧倒的想像力に満ちた四つの物語 -
中国最大の読書サイト「豆瓣」で2022年国内フィクション部門第1位!
大学生から70代まで、それぞれ異なる漢字だが同じ「リーリー」という読みの名を持つ6人の女性たちがそれぞれに遭遇する、ありふれた、しかしのっぴきならない現実とは。
どの「彼女」が体験する痛みと哀しみにも共感が呼び覚まされる、現代中国の新鋭作家による話題の短編集!
●90 年代の旧正月、養親に遠慮して最も安い「座席なし」の切符を取り、ずっと立って帰省していた大学生・立立(リーリー)が大混雑の車内で体験したのは――「ただ座りたいだけなのに」
●仕事帰りに公営プールに通うのが唯一の息抜きとなっている王瀝瀝(ワン・リーリー)。ある日現れた一人の美しい泳ぎ手から目が離せなくなって――「スイマー」
●巫童(ウー・トン)が婚約者の帰省に同行した際、その地方都市で偶然会ったのは、初恋の相手の母親・姜麗麗(ジアン・リーリー)だった。思い出話をするほどに、彼の不在が浮かび上がり――「雪山」
ほか、全6編収録
【著者略歴】
張天翼(ジャン・ティエンイー)
天津生まれ。北京在住。
【訳者略歴】
濱田麻矢(はまだ・まや)
1969年兵庫県生まれ。神戸大学人文学研究科教授。中国語圏の現代文学を専門とし、なかでも性別表象に関心を持つ。著訳書に『少女中国――書かれた女学生と書く女学生の百年』、張愛玲『中国が愛を知ったころ――張愛玲短篇選』、同『半生の絆』など。 -
【新創刊5号は緑風わたるラインナップ】
〇読み切り短篇は山内マリコさんの「人形」、佐原ひかりさんの「異世界転生」。
〇小川糸さん「メープルシロップ」は森へ誘う再生の物語。
〇朝比奈秋さん「アンチエイジングクラブ東京」の若返り医療から目が離せない!
○新胡桃さん×日比野コレコさんの往復書簡「あのね実はね」。
〇好評コラム「全国銘菓帖」の今回は新津きよみさん&くどうれいんさん。
○コジヤジコさんの回文、はらだ有彩さんのコミック、
ひらいめぐみさんのエッセイ、最果タヒさんの詩、アート紹介まで。
わずか80ページに、
たくさんの「物語と出会うきっかけ」を詰め込みました。
親しみやすく手に取りやすく、
毎月、「豊かな1時間」をあなたと共に
――そんな小さな文芸誌です。
【中央公論新社創業140周年記念】
【期間限定復刊!】 -
私が“推し”のボディガードに!?
素性を隠して護衛するための
突拍子もない依頼は……”愛人契約“
女ボディガード×ベストセラー作家
甘く激しく――こんな恋がしてみたい
ラズベリーブックスの名作ロマンス
*あらすじ
女ボディガード、ケイトへの元へ舞い込んだ突拍子もない依頼。それは人里離れた城で孤独に暮らす有名作家、アンガス・マクラウドへの身分を隠した護衛――かりそめの“愛人契約”だった。
頻繁に届くストーカーからの手紙を心配したアンガスのエージェントが警護を置こうとしても拒否されるため、金で雇われた愛人のふりをしてほしいというのだ。
一度は断ったものの、妹の窮地を救うため依頼を引き受けることになったケイト。ただの契約だと思いつつ、ケイトの気持ちは複雑だった。アンガスは、ケイトが長年心ひそかに理想の恋人として思い続けてきた男性だったから……。
最高にホットで甘く、なのにせつない名作ロマンス。 -
世界文学の極北〈残雪コレクション〉開幕!
ぼくの家族はみな他人にはいえない秘密をもっていた。変わり者で、リュックを背負い、甲羅をつけた昆虫を思わせる父親。夜は姿を消し箱の中で眠るという母親は、皮膚に針を刺して水を絞りだす。喘息を治すためミミズを食べる妹は横暴で、ぼくを馬鹿にしきっている。二階の住人で妹の婚約者は医者にも探偵にもなり、天井に貼りつき床を這いまわる。廊下に住む檳榔(びんろう)売りの女は実は叔母で、かつて父と密通していたらしい。異形の家族の奇妙な日々と、鳴りわたるような孤独を超現実的手法で描き、作者が「難解ではあるが、とりわけ好きな作品」と語る表題中篇。夜、草地の外れに建つ家にたどりついた〝わたし〟が陥るカフカ的な不条理状況を綴った「帰り道」。ある日、母親がたらいの水に溶けてしまう「汚水の上の石鹼の泡」ほか全五篇。付録として「残雪との対談」、近藤直子「夜の涯の家――「帰り道」を読む」を併録。 -
ポッドキャスターと服役囚、異例の父子捜査!
「ようこそ〈クライムキャスト〉へ。お相手はわたくし、マルクス・ヘーゲル」
キャンピングカーを拠点に未解決事件を追うポッドキャスターのマルクスは、ある日、地元紙記者から配信シリーズ〈届かなかった叫び〉について問い合わせを受ける。
十五年前、小さな町で七歳の少女が失踪。悪名高かった彼女の父親が逮捕されるも、刑務所で命を絶ったという事件を扱ったもので、ある事情により更新を打ち切っていた。
だが、その後しばらくして新たな事件が発生し、関連を疑ったマルクスは調査を再開。情報を得るため、収監中の父フランクに連絡を取る──。
異色の父子調査が光る、ノンストップ・ミステリ。
『猟犬』で「ガラスの鍵」賞など三冠を達成したヨルン・リーエン・ホルスト氏、
「アントン・ブレッケ」シリーズでノルウェー書店大賞を最年少で受賞したヤン=エーリク・フィエル氏、
ノルウェーを代表するライバル作家たちが手を組んだ衝撃の共同執筆作品。
解説:杉江松恋 -
『桜の園』『三人姉妹』で知られるロシアの作家・チェーホフ。短編や戯曲を辿りながら、その複雑で豊かな「言葉」の世界を読み解く。
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19世紀末の英国に颯爽と登場したハーバート・ジョージ・ウェルズこそは、現代SFの礎を築いた巨人であり、卓越した文明批評家であった。後世に多大な影響を及ぼした作品の中から5編を選び、雑誌掲載時のイラストを再録する。直径6メートルの鋼球にひとり乗り込み、人類で初めて8000メートルの海底を目指す男──表題作ほか、細菌研究者の身に降りかかった事件「盗まれた細菌」、とあるクラブ宿舎に現れたものの困惑するばかりの奇妙な幽霊「新米幽霊の話」、戦車の登場に10年以上先んじて書かれた戦争小説「陸の甲鉄艦」、5万年前の人類が送った過酷な日々を雄渾の筆で描く本邦初訳作「石器時代の物語」など。/【目次】盗まれた細菌/深海潜航/石器時代の物語/新米幽霊の話/陸の甲鉄艦/訳者あとがき
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心は、生まれつきのものではなく、鍛え、使いこなすものだった。
注意、記憶、想像力、感情、推論、意志、習慣──本書は、人間の精神活動をひとつひとつ丁寧に見つめながら、「心をどう使えば、人生は変わるのか」を実践的に説く一冊です。ニューソートや後の「引き寄せの法則」に連なる思想的源流をなす著者アトキンソンは、単に願望を語るのではなく、思考を整え、注意を鍛え、意志を働かせ、行動へ結びつけることの重要性を力強く説きました。本書には、現代の自己啓発書や成功哲学の原点ともいうべき発想が、鮮烈な言葉で刻まれています。「集中できない」「考えがまとまらない」「決意しても続かない」そんな悩みを持つ現代の読者にこそ、本書は深く響くはずです。100年以上読み継がれてきた実践心理学の名著を、いま改めて。自分の心を知り、自分の人生を立て直すための、静かで力強い一冊。 -
あることわざが頭に浮かぶ。――人間は人間にとって狼である。
国王ヘンリー八世とキャサリン王妃との離婚は成立した。王の愛人アン・ブーリンは正式に王妃となることが決まり、戴冠式が近づいてくる。
そのころ、確固とした信念を持つ非情な大法官トマス・モアは、異教徒の逮捕と処刑を進めていた。宮廷で着々と地位を築くトマス・クロムウェルは、市民の流血を最低限に抑えられるよう奔走するが……政治、信仰、個人。なにがいちばん大切なのだろうか?
激動の16世紀イギリスで生きる一人の男の明暗を、大胆かつ柔らかな筆致で描きだした歴史文芸大作。 -
〈ブッカー賞/コスタ賞受賞〉十六世紀英国。国王ヘンリー八世が世継ぎを望む中、王妃の不貞の噂が宮廷をかけめぐる。『ウルフ・ホール』に続き辣腕政治家トマス・クロムウェルの人生を描く傑作
1535年秋、ロンドン。
ヘンリー八世の王妃になったアン・ブーリン。しかし、その地位はおそろしく脆いものだった。
卑しい生まれのトマス・クロムウェルは、いまや王の重臣となっている。だが、平穏な日々はいまだ遠い。国家はキリスト教国のあいだで孤立し、貴族たちはそれぞれの思惑を抱え、熱望する世継ぎがなかなか得られない王は女官ジェーン・シーモアに心を移す。クロムウェルは王と国家にとって最善の道を探るが――
16世紀イギリスの宮廷に生きる冷静沈着な政治家クロムウェルを描く、『ウルフ・ホール』に続く歴史文芸大作。 -
「トマス・クロムウェル?」人はいう。「あれはたいした男だ」
1520年代のイギリス、ロンドン。
息子が生まれないと悩むヘンリー八世は、王妃との離婚を願う。しかし、教皇の反対により、一向に離婚協議は進まない。
トマス・クロムウェルは、卑しい生まれから自らの才覚だけで生きてきた男。数カ国語を流暢に話し、記憶力に優れ、駆け引きに長けた戦略家だった。仕える枢機卿の権勢が衰えていくなか、クロムウェルはヘンリー八世に目をかけられるようになるが――
希代の政治家クロムウェルを斬新な視点で描き、世界を熱狂させた傑作、ついに登場。
著者紹介1952年にイギリスのグロソップで生まれる。ロンドン大学とシェフィールド大学で法律を学んだのち、ソーシャルワーカーとして働きはじめる。ボツワナやサウジアラビアでの滞在を経て1986年に帰国し、歴史小説から随筆まで幅広い分野の作品を発表。2006年にはその功績により大英帝国勲章を授与された。2009年に発表された12番目の著作にあたる本書は、全世界から高い評価を受け、ブッカー賞および全米批評家協会賞、歴史小説を対象とするウォルター・スコット賞を受賞したほか、コスタ賞およびオレンジ賞の最終候補となった。 -
1937年。空のオリンピック――平和推進を目的とした青少年エアレースが開催される。パイロット12人が英国から飛行機で出発し、ヨーロッパのさまざまな国を経てパリへ向かい、タイムを競い合う。唯一の女性パイロットで英国代表のステラは、レース初日に恐るべき光景を目撃する。前方を飛んでいた二機の飛行機のうち、上の飛行機が下に向かって意図的に接近したように見えた。そして片方は海に墜落。勝利のために、誰かが殺人を犯したのか? ステラは身の危険を感じて、犯人探しをはじめるが……。国際スリラー作家協会賞YA部門受賞作!/解説=深緑野分
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愛か、自由か。――そのどちらも選べないとき、人は破滅する。
19世紀フランス文学の中でも、これほど冷酷に「愛の本質」を暴いた作品は少ない。カルメンは誘惑する女ではない。彼女は、誰にも所有されない存在である。ゆえに、愛した男は破滅する。静かな語りの中で進む、避けられない悲劇。そして最後に残るのは、「なぜこうなったのか」という問いだけ。規律ある兵士だった男は、一人の女と出会い――すべてを失う。密輸、逃亡、殺人。愛はやがて、執着へと変わり、そして最後に残るのは、取り返しのつかない選択。カルメンは、誰にも属さない。だからこそ、美しく、そして恐ろしい。「愛されること」と「支配されること」は違う――この普遍的なテーマを、圧倒的なリアリティで描いた傑作。オペラでも世界的に知られる名作の原点を、ぜひ原作で体験してください。 -
「いらっしゃいませ」をどう訳す? 英語、中国語、タイ語、ドイツ語……日本文学の翻訳に携わる翻訳者7名へのインタビュー集
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1930年代の朝鮮モダニズム文学を率いた朴泰遠の自伝的都市小説を、詩人・李箱による挿絵とともに待望の書籍化!
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もしことわざが国の知恵なら、寓話や伝説とは発展したことわざに過ぎません。寓話の意味は何か?それは、登場人物が鳥、獣、魚、時には植物によって表される物語の中で道徳的な教訓を伝える意図を持つことを意味します。実質的には、寓話は比喩と同じもので、民俗学やおとぎ話は、知的な人々が子供たちや他の無知な人々に、発展途上の心に簡単に理解できるような言葉の絵を通じて宗教や知恵の偉大な真理を教え込もうとする試みです。東洋、特にインドの寓話には一つの特徴があります。すなわち、徳よりも狡猾さと悪知恵が一般的に報われ、愚かさが非難されるということです。これは国民的な特徴です。南インドの話は、東洋やヨーロッパの他の話と同じくらい多様です。魔法や超自然現象が大きな役割を果たしますが、通常は神々の力によって助けられます。ヒンドゥーの寓話の特徴です。ヒンドゥーは、神々の後援がない企てからは遠ざかります。しかし、ここに非常に注目すべき特徴があります。すなわち、神々は完全に二次的な力として扱われ、必要な時には人間の日常の事柄に支えや背骨として組み込まれますが、他の時には罰を受けることなく軽蔑され、踏みにじられます。これは、すべての悪徳と罪を代表する神々を持つ国民にとって自然な特徴であり、他国の民俗とは異なる南インドの話に特有の性格を与えています。
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「わたしは夫となる人から愛されたいの」「愛を与えることはできない」
セレブが集うパーティで、派遣ウエイトレスのモリーが客から執拗ないやがらせを受けていたとき、見たこともないほどすてきな長身の男性が現れ、助けてくれた。スペインの銀行家で公爵のレアンドロ・カレーラ・マルケスだ。モリーはひと目で心奪われ、その夜、彼に純潔を捧げたが、翌朝、初めて愛した人の残酷な言葉に打ちのめされる。「愛人として君をぼくのそばに置いておきたい」モリーは涙をこらえ、屋敷を飛びだした。まさか新しい命を授かるとは夢にも思わず――。
*本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
「私、そばかすひどいかしら?」「僕はそばかすが好きだよ」
私は子供たちを守ろうとしただけなのに“猛女”ですって? 失礼ね!子守りのデボラは、突然現れた雇主のハンサムな兄ギデオンに立腹した。彼は教授らしいが、態度が尊大なのだ。あの笑顔にほだされちゃだめ。ところがある日、デボラが雇主一家の休暇先に同行すると、なんとそこには、またしてもギデオンの姿が……。驚き、とまどうデボラだったが、一緒に過ごすうち、赤ん坊や子供に優しい彼の意外な一面を知り、急速に惹かれていった。デボラの淡い恋心はしかし、ギデオンによって大いに振り回される!「僕と結婚してくれないか? ああ、ロマンスや愛は問題ではないが」
*本書は、ハーレクイン・マスターピースから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
「君は美しいことに慣れていないんだね。僕が美しいと言ったら、それは嘘ではない」
妹の世話をするため進学をあきらめたリンだったが、その妹が若気の至りで妊娠し、出産で命を落とした。リンは生まれた男の子を絶対に手放さないと誓い、今は、貧しいけれど将来のために大学に通いながら子育てに励む毎日だ。そんなある日、アナトールと名乗るギリシア大富豪が現れ、赤ん坊の父親は彼の亡きいとこで、名家の跡継ぎだと告げる。なんてこと……大切な妹の忘れ形見を、奪いに来たというの?苦学生で独身の私が大富豪相手に親権争いで勝てるわけがない。すると、彼から衝撃の提案が! 「僕と夫婦にならないか?」
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本邦初訳、韓国発の衝撃の短篇小説集!
純度100%のケア文学
韓国社会と向き合った優れた作品に贈られるシン・ドンヨプ文学賞を受賞している女性作家による注目の短篇小説集。祖母の看病をする長男の嫁、育休中の母親、同い年の子をもつママ友、認知症の父を施設に預けている専業主婦の女性など、収録する10篇の主人公はすべて女性。ワンオペ育児や介護など、家族のケアに時間と労力を捧げる人々がケアされない日常の中で、不安、孤独、嫌悪感、愛着と憎しみにまみれながら静かに奮闘し、どんでん返しが待ち受ける――。
ケアする人が抱える不安や、繊細な感情の揺れを掬い上げ、ケアそのものを取り巻く社会の構造的な問題や矛盾も浮き彫りにする本作は日本の多くの読者に共感と衝撃を持って受け止められるだろう。
「ヨンジュの半分」:かつて同期だったヨンジュは息子を3歳で亡くしていた。「私」は育休中に子どもと出かけた公園で偶然ヨンジュと再会する。頻繁に会うようになったヨンジュの存在がワンオペ育児の唯一の息抜きになっていたが、ある日、ヨンジュが子どもの面倒を見てくれていた時に、死んだ子の名前で子どもを呼んでいる場面に出くわす……。
「ケアする心」:八か月の娘を抱えたミヨンは、職場復帰を前にベビーシッターを探すが、信頼できそうな人はなかなか見つからない。そんな時、同じ団地に夫婦で暮らす高齢女性、ナムヒが名乗りを上げ、自宅で子どもを預かりたいと言う。ミヨンは監視カメラを設置する条件で子どもの世話を頼むが、ある日、映らない場所の秘密を偶然目撃してしまう……。
[目次]
第一部
ナツメ
安
ギョンジャ
第二部
ヨンジュの半分
ケアセンター天国
ケアする心
私の隣人との距離
第三部
入所
特別災難地域
台風注意報
作家のことば
推薦のことば
訳者あとがき -
ゴンクール賞短編小説賞ノミネート作!
ミステリー、ホラー、幻想小説、あっと驚く、恐怖のデパート。
フランスのベストセラー作家が紡ぐ話題の暗黒恐怖譚。
猫に餌をやってはいけない─海辺の別荘を訪れた孤独な女性ベスは、管理人の警告を無視し1匹の野良猫と交流する。以来猫は増え続け、奇妙な行動を……(「猫」)、
人気司会者に届いた連続殺人犯からの挑戦状(「トークショー」)、
戦争や災害の跡地を巡るダークツーリズム。南米の軍事政権下で拷問の限りを尽くした人物に会いに行った若者たちを待つ惨劇とは(「死の体験ツアー」)他、全15編の暗黒恐怖譚。
解説:千街晶之 -
愛なき国王の素顔に、身重の妻だけは気づいていた。
エスメは日ごと大きくなっていくおなかをさすりながら、複雑な思いを抱えていた。私が妊娠していることを知ったら、夫はどうするだろう? この7年間、彼女は孤独だった。幼い頃からの許婚だった隣国の皇太子タデオのもとへ嫁いだエスメは、公式の行事で彼の完璧な妻として振る舞う以外は冷たく遠ざけられ、ひっそりと別邸で暮らしてきた。だが5カ月前、彼の父王の葬儀の後で慰め合ううちに想いが溢れ、熱い一夜を共にしてしまったのだ。私は夫を愛している──そしておなかの子も。別邸に現れたタデオは動揺を抑え、厳しく告げた。「今後は僕と一緒に暮らしてもらう。ただし“沈黙”を守るなら」
■なぜ、ヒーローはヒロインを遠ざけ、“沈黙”することを強いたのか? 物語を読み進めるうちに、その理由が明らかになり、誰もが二人を応援したくなります。USAトゥデイのベストセラー作家、ケイトリン・クルーズが描く珠玉のロイヤル・ロマンス! -
もしもあの日眼鏡をかけていたら、王子様と恋に落ちたかしら?
書店を営むフランチェスカはまたしても恋に破れた。地味で冴えない私を愛してくれる人なんて、本当にいるの?沈んだ気持ちのまま出版社のパーティへ赴くと、会場中がモンタスロ王国の皇太子コンラッドの話題でもちきりだった。端整な顔立ちと鋭い知性で知られる王子が上梓したばかりの本を、みんな口々に絶賛しているのだ。フランチェスカが圧倒されていると見知らぬ男性が声をかけてきた。不思議に話が弾み、彼女の胸は思いがけずときめく。眼鏡を忘れてはっきりと顔は見えないけれど、きっと素敵な人に違いないわ。彼のことをもっと知りたい──フランチェスカは気づかなかった。彼こそがコンラッドだとは。
■ヒーローと婚約したものの、ヒロインは慣れない環境に戸惑い、さらに彼とのすれ違いから愛されていないと思い込んでしまいます。そこで二人の仲を心配した祖父が一計を案じて……。昔の少女漫画を思わせる、ピュアなシンデレラロマンスをお楽しみください。
*本書は、ハーレクインSP文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
逆境に陥った不遇な娘の運命の恋は、花形子爵の不意のキスで始まった!
天涯孤独のネルは雇い主の貴族に関係を迫られたうえ監禁され、なんとか脱出した。未払い賃金の代わりの、わずかばかりの小銭と共に。自分を守るためにはほかに方法がなかったとはいえ、追われる身になってしまった……。できるだけ遠くへ逃げなくちゃ。不安な思いで郵便馬車に乗り込んだネルだったが、不運にも馬車が横転!気づくと、裕福な身なりをしたハンサムな紳士の腕の中だった。紳士はネルを見つめると、いきなり唇を奪い、彼女の胸をときめかせた。だが、彼が社交界で噂の的のブロムウェル子爵だとわかり、青ざめる。追われる身となった今、絶対に目立つわけにはいかないのだ。それなのに、子爵はネルを誤って公爵令嬢と思い込んでしまい……。
■子爵に自己紹介を求められたネルがとっさに本名を少し変えて名乗ると、それは偶然にも実在する公爵令嬢の名前で……。一方、子爵は、公爵令嬢にしては質素な身なりをしている彼女を見て、何かよほどの事情で困っているのなら力になりたいと申し出るのでした。
*本書は、ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャルから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
ときに記憶は嘘をつく。信じられるのは目の前の愛だけ。
飛行機事故で奇跡的に助かった若い女性が病院に運び込まれた。彼女はすべての記憶を失っていたが、手に婚約指輪を握りしめていたことから、事故死した富豪一族の次男の婚約者、ロスリンだと思われた。二人は結婚報告のため次男の実家へ向かっていたのだ。退院後、天涯孤独のロスリンは一族の屋敷に招かれ、しばらく静養することになった。だが一族の中で、従兄のデュエインだけは、なぜか彼女を財産狙いの偽者だと断じ、反発していた。ある日、湖のほとりへ家族と出かけたとき、記憶の断片が彼女の脳裏に突然よみがえった。違う……私は、ロスリンではない?その直後、彼女はデュエインとボート小屋に閉じ込められて……。
■ハーレクイン草創期に活躍し、今も伝説として語り継がれる作家、V・ウィンズピア。本作では、記憶を失くしたヒロインが真実の愛に目覚めるまでを、壮大なスケールで描いています。ミステリアスな展開に引き込まれ、最後まで目が離せない逸作です!
*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
妻の記憶喪失が、夫婦の愛を結ぶ――魅惑のシンデレラ・リージェンシー!
ある日、頭痛で目を覚ますと、フローレンスは“奥様”と呼ばれていた。見知らぬ寝室にいた医師によると、1カ月前、彼女は結婚したのだが、3日前に落馬事故でここ1カ月の記憶を失ってしまったのだという。しかも夫となったのは、第5代レイントン侯爵レオですって?!思い出せる最後の記憶では、私の親友の貴族令嬢が花嫁候補だったはず。レオといえば、社交界で“完璧な侯爵”としてその魅力を知られ、デビューしたての淑女が彼と踊ったあとに気絶したと噂されるほどだ。そんな人がなぜ農家の娘で社交界の部外者である私を妻に?寝室に現れた“夫”に、彼女は思わず、私を愛しているのかと尋ねた。すると、レオは冷酷な顔で、“妻”の必死の問いを一笑に付した!
■レオは専制的な父親によって“完璧な侯爵”となるよう育てられ、理想的な妻を娶ることもその一部でした。理想とはほど遠いフローレンスに結婚の罠にはめられたと怒る彼は、妻に冷たい態度を貫いていますが……。1カ月前にいったい何が起こったのでしょうか? -
冷酷かと思えば情熱的な一面を見せる富豪。乙女は引きつけられては突き放されて……。
カタリーナは過干渉の父親に逆らわずにこれまで生きてきた。父親が決めた結婚相手であるイタリア富豪マッシモは、彼女が16歳のときに舞踏会で恋いこがれた憧れの男性だった。政略結婚とはいえ、彼となら幸せになれるかもしれない。だが、マッシモがカタリーナを選んだのは家柄がよく従順で、名ばかりの妻としてふさわしいからにすぎなかった。深夜、カタリーナはミラノからノルウェーの山荘へ逃げ出した。まさか吹雪の中、マッシモが追いかけてくるとは思わなかった。冷徹な富豪が情熱的な恋人のように自分の唇を奪うとも。
■2カ月連続で刊行されるミニシリーズ2部作〈家名のための結婚〉で邦訳デビューとなるレベッカ・ハンターは華麗な受賞歴を誇る大注目作家です。情熱的なミラノの富豪ヒーローたちと静謐な北欧の国のヒロインたちのロマンスを、どうぞお楽しみください! -
美しき青に抱かれ、結ばれる愛。何度も読み返したい感動物語!
地味な秘書の私が、イタリアで広告モデルに?!アナベルをモデルに指名したのは取引先の自動車会社の老社長。“きみは美しい。まだ誰も気づいてはいないがね”その言葉に励まされ、彼女は思いきってアマルフィ海岸へ向かった。撮影初日を終えた夜、アナベルが休むコテージに突然、老社長の息子ルッカが現れ、見知らぬ彼女を一瞥して問いただした。「僕の神聖な家でこそこそと何をしている?」彼は官能的な黒髪のイタリア人男性の見本みたいな美男子だが、アナベルを父の愛人かと疑う様子はなんとも傲慢だ。でもルッカが脚の怪我に苦しんでいることを知り、放っておけず……。
■老社長親子の間には感情的なわだかまりがあり、ルッカは父と対決するつもりでアマルフィへ帰ってきたのでした。一方、息子を喜ばせたいと願う老社長はある秘密の計画を進めていました――純真なアナベルを巻き込んで。大作家R・ウインターズが生んだ感動傑作!
*本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
忖度一切なし!
政治と下のハナシは恰好の茶化しネタ
筆禍事件を招いた発禁作をはじめ16作品を収録
人を惑わす悪玉が踊り狂い、現役の政治家たちがメッタ斬りにされる。大胆で自由すぎる黄表紙の世界
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江戸中期、商業重視の田沼政治により江戸の町は繁栄し、農村部にも貨幣経済が広まった。しかしその反面賄賂がはびこり、農産物の供給量が減少することに。状況を打開すべく老中についた松平定信は倹約を命じ、風紀を取り締まった。黄表紙作家たちはこれに対抗して政治を徹底的に諷刺。結果、作品は大ベストセラーに。しかし作家たちは罰せられ、その後黄表紙の作風は単に可笑しさを追求したものや、敵討ちなどのストーリー性を持つものに変わっていく。本巻には筆禍事件を招いた『鸚鵡返文武二道』等3作品をはじめ、歌舞伎「三社祭」の悪玉踊りの元ネタ『心学早染草』等、計16作品を収録。
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頭脳明晰だが不器用な蝶の研究者ローソンは、幻の蝶を求めてタスマニアにやってきた。空港で出会った野性的な自然保護官ジャックを「連続殺人犯かもしれない」と警戒しつつも、なぜか彼の車に乗ってしまう。蝶ネクタイとサスペンダーがトレードマークの堅物研究者と、愛犬ローズマリーと暮らす心優しき男。デートのたびに花を贈るジャックに、ローソンのぎこちない恋が、動き始める――。大自然が育む、極上の恋。
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「なんのためにキスをしたの?」「君は、練習したほうがいいみたいだから」
ヘレンは、親友デリアが密かに産んだ赤ん坊の面倒を見ている。親友からの連絡が途絶えて1カ月、デリアの大富豪の兄――ギリシア人銀行家、レオン・アリスティデスが現れた。妹の訃報と遺言を携えて。そして、妹の遺児を二人で育てるため結婚をもちかけてきた。ヘレンは事故で両親を失い、後遺症のせいで妊娠は望めない。レオンとの結婚に同意しなければ、たった一人の家族とも呼べる赤ん坊を取り上げられてしまうのだ。やむなく承諾したヘレンはしかし、形だけの結婚のはずがレオンの魅力に抗えず、純潔を捧げてしまい……。
*本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
私を“足ふきマット”と言った彼に、運命を感じてしまうなんて……。
「君はなぜ、あんな暴君的な男の言いなりでいるんだ?」パーティ会場でイヴが振り向くと、見知らぬハンサムな男性がいた。正体を明かさない謎の画家“ユニコーン”を捜しに来たという彼は、どうやら、イヴをぞんざいに扱う婚約者を観察していたらしい。「君はあいつにとって足ふきマットくらいの存在でしかない」イヴは侮辱されたようで反発を覚えたが、彼の名がアダムと知って、なぜか胸がときめいた。アダムとイヴ……まるで運命のいたずらみたい。後日、別のパーティでアダムと再会したイヴは、彼の言葉に驚愕する。婚約を解消して、代わりに僕の子を産むんだとそそのかしてきたのだ!彼はまだ私の真実を知らないのに。私が“ユニコーン”だということを。
■大胆発言でヒロインの心を惑わせる大人ヒーローの物語をお届けします。ユニコーンの作品に惚れ込んでいるアダムがユニコーンの正体を知ったら、いったいどんな行動に出るか……。イヴは彼に秘密を明かさないことを心に決めますが、ある夜、思わぬ事態が――!
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