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『霧、ホラー(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全82件

  • 535(税込)
    著:
    福谷修
    レーベル: TO文庫
    出版社: TOブックス

    このマンションは呪われている……霧に包まれた郊外のタワーマンション。そこで相次ぐ変死。 これは、かつての廃病院の呪いなのか!? 衝撃の都市伝説ホラー!
    【あらすじ】
    女子中学生、瑞菜が引っ越してきた郊外のタワーマンション。格安の物件は一見理想的に思えたが、かつてその場所にはいわくつきの心霊スポットで知られた廃病院があったという。やがてマンションで続発する、おぞましい変死や怪死事件。死の連鎖は、瑞菜とその家族を巻き込んでいく。このマンションには何かがいる……。原因は本当に〈廃病院の呪い〉なのか?だとしたら、いったいそこで何が起きていたのか!?瑞菜がたどり着いた驚愕の真相とは! ?
  • シリーズ2冊
    726880(税込)
    著者:
    小松左京
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    これを読まずして、小松左京は語れない! 今なお絶大な影響を与え続ける作家の傑作選。

    太平洋戦争末期、阪神間大空襲で焼け出された少年が、世話になったおやしきで見た恐怖の真相とは……!? 名作中の名作「くだんのはは」をはじめ、小松左京の家に伝わるおまじないが創作のヒントとなった「まめつま」、謎の生物と神話的世界を交錯させた「黄色い泉」など、小説界に今なお絶大なる影響を与えつづける小松左京のホラーテイスト作品を選りすぐった傑作短編集。小松左京ライブラリによる詳細な解説を収録。
  • 本庄慧一郎 書き下ろし短編小説「蛇岩の霧が哭いた」

    四人の男たちが江戸の豪商を襲って手にした黄金を、寒村の奥の丘に埋めた。
    十年、素知らぬ顔で暮らした後に四人が集まって掘り出す――しかし、その日がきたが現れたのは、二人だった。
    どういういきさつがあったのか、あとの二人は消されていたのだ。
    繁次と金蔵は、黄金を埋めた甕のありかに胸おどらせて近づいていた。
    その道すがら、このあたりに住むらしい若い娘に出会う。
    金蔵は、いきなりその娘に襲いかかり欲望を遂げようとするが――。
  • 殺意と憎悪を抱いた者の前に現れる黒猫…彼は、ある扉へとその者を導く。扉の向こうには10年の寿命と引き換えに憎い相手を呪い殺してくれる呪術者・カイが待っているという--。様々な者が扉へと導かれるが…!?
  • シリーズ7冊
    660(税込)
    原作:
    田中芳樹
    漫画:
    垣野内成美
    レーベル: アフタヌーン
    出版社: 講談社

    猫で有名な離島で起きた怪死事件! 薬師寺(やくしじ)警視と泉田(いずみだ)警部補が島に乗り込み捜査開始。死体のレントゲン写真には不審なツメ跡が見られ、お涼サマお得意の超常的なニオイが。島には猫によって財を成した長者伝説があり、その屋敷跡を訪れたお涼サマの前に、「ネコロジスト」と称する怪しい外国人が現れる。事件は「猫の呪い」だと主張する彼は何者……!? 植竹須美男のシナリオによる漫画版オリジナル長編。短編「休日も! おまわりさん」も収録!
  • 「魔百合の恐怖報告」が厚く!大きくなって生まれ変わります。1巻の収録作品は「部屋の隅の白い影」「二人目の訪問者」、寺尾玲子さんの歩みを描く「霊界への道標<寺尾玲子物語>」など9本。プレゼント企画も充実。
  • 突然の心肺停止、遺産相続、次々と失踪する関係者…

     薬によるアナフィラキシーショック(急性アレルギー反応)と思われる患者の死亡例。それは本当に薬の複合投与が原因なのか?
     死亡したのは全国に料亭チェーンを持つオーナー。遺族は多額の遺産相続に狂奔する。そして連続する不可解な失踪事件。内視鏡検査室という密室と、絡み合う人間の欲望に、副作用解析医・古閑志保梨がふたたび挑む。

     美貌の副作用解析医・古閑志保梨が活躍するシリーズ第4弾が登場!
     現役医師が描き出す、本格医療サスペンス小説。

    ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう)
    大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。
  • 欲望が医療を破壊……その医者は信じられるのか?

     医科大学入学をめぐり狂奔する人々。その最中、私立M医科大学の理事長が刺殺体として発見される。それは欲望が露出した氷山の一角だった。病院長夫人の行方不明、40年前の国立O大学入試問題漏洩事件…。11年前に死亡した恋人の死の真相を追う古閑も事件の渦中に巻き込まれていく。
     複雑に絡む事件を解くカギは、一人の老人の副作用死だった。人の命を担うべき医師を育てる医科大学で何が起こったのか…?

     美貌の副作用解析医・古閑志保梨が活躍するシリーズ第5弾にして完結編が登場!
     現役医師が描き出す、本格医療サスペンス小説。

    ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう)
    大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。
  • 大学病院という迷路で、医師は倫理を捨ててしまったのか

     東京近郊のホテルで女性の変死体が発見されたが、身元に関する手がかりは何一つ出てこない。同じ頃、都内のホテルで開催された日本代謝病遺伝子学会では、国立O大学大学院に所属する二十八歳の医師が注目を集めていた。世界最高峰の科学誌に若くして論文が掲載されたのだ。ところが、その論文に捏造疑惑が持ち上がる……。
     医療ミス、論文捏造、殺人、これらの要素はどうつながっていくのか。殺害現場に遺された謎のメッセージ“Oldosn”とは、被害者のダイイング・メッセージなのか。現役医師だから書ける、衝撃の医療ミステリー!
     ※本書はだいわ文庫から刊行された『脳内出血』を大幅に加筆修正、タイトル変更したものです。

    ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう)
    大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。
  • シリーズ2冊
    495(税込)
    著:
    霧村悠康
    レーベル: ――

    薬の副作用で脳が溶けていく!?

     桐内製薬副作用情報室に、衝撃的な副作用報告が三通届いた。
     薬の服用により脳漿(のうしょう)が溶けている…!?
     しかしその症状は、病院だけにとどまらず、普通の生活を送っている人々にもひそかに蔓延していた。その人々には薬の服用例はない。
     死亡者たちに共通するものはなんなのか?
     調査に乗り出した副作用解析医・古閑志保梨は深き闇に突き当たる。

     美貌の副作用解析医・古閑志保梨が活躍するシリーズ第3弾、その上巻が登場!
     現役医師が描き出す、本格医療サスペンス小説。

    ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう)
    大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。
  • 495(税込)
    著:
    霧村悠康
    レーベル: ――

    連続猟奇殺人を呼び寄せた甘美な世界

     見落とされた乳癌……それは連続猟奇殺人の序章。
     副作用解析医・古閑志保梨のもとに、またしても副作用が疑われる症例が届く。
     妊娠後期の妊婦の乳癌発症に、薬の投与が関係している可能性を示唆するものだった。しかし、それは本当に薬の投与が原因なのだろうか。
     乳癌発症の本当の原因は? 連続猟奇殺人との関係は? そして「悪魔の爪」とは?
     調査を始めた志保梨は、隠されていた女の哀しみに気がついて……。

     美貌の副作用解析医・古閑志保梨が活躍するシリーズ第2弾!
     現役医師が描き出す、本格医療サスペンス小説。

    ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう)
    大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。
  • 495(税込)
    著:
    霧村悠康
    レーベル: ――

    秘匿された731部隊の遺産は、世界を死滅させる細菌兵器なのか

     東京のど真ん中にある新宿青空公園。ここでホームレスが連続して死亡した。自然死として処理された遺体から、孤高の医師・古都波(ことなみ)は血中リンパ球の異常を見つける。同じ頃、遠くアメリカでは数十年間変異を続ける未知の細菌が研究されていた。
     隠蔽された戦争の闇、悪魔の人体実験……。ホームレスの死はパンデミック(爆発的感染)への引き金となるのか?
     黒い欲望の恐怖を描く、驚愕の医療ミステリー! 文庫版から全面改稿して電子でついに復刊。

    ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう)
    大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。
  • 495(税込)
    著:
    霧村悠康
    レーベル: ――

    全身麻酔中に覚醒した患者が聞いた言葉とは…?

     国立O大学医学部付属病院。閉ざされた空間・手術室で一人の患者が執刀されていた。
    「この患者は誰なんだっ?」
     執刀医以下、その取り違えを知っているのは病院関係者たちのみ。全身麻酔の術中に覚醒してしまっていた患者を除いては……。

     医療現場の闇と権力抗争、そして生と死の狭間にゆれる患者を、現役医師が描き出した衝撃の本格医療サスペンス。

    ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう)
    大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。
  • 病理検査室のプレパラートが人の命を奪う

    「あなたの右乳房は癌ではありません。手術を受ける必要などありませんでした」
     乳癌の診断で根治術を受けた宮嶋小夜子の元に、一通の匿名の手紙が届いた。
     ……右は乳癌ではない……恐ろしい内容……良性腫瘍の線維腺腫を癌と誤診した……別の人の組織と間違えた? 私は必要もないのに、右乳房を取られたのか……。
     小夜子に依頼された女医・倉石祥子がこの手紙に書かれた内容を調査することになるが、次々と不可解な謎が浮かびあがる。そして、差出人不明の告発文書『病院病理誤診断実録』が届き始めて……。

     テレビドラマ化もされた「女医・倉石祥子」シリーズ、第6弾が電子オリジナル作品として登場!

    ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう)
    大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。
  • 495(税込)
    著:
    霧村悠康
    レーベル: ――

    男女の愛憎が殺人の連鎖を引き起こす

     桐内製薬本社副作用情報室。ファックスが一枚の副作用が疑われる死亡報告書を流し出した。それは本当に副作用が原因の死なのだろうか。それとも……。
     一件の死亡報告は、人間の欲望と愛憎を赤裸々に晒し出していく序章に過ぎなかったのである。
     真相はどこに? 犯人は? そしていつ始まったのか?

     美貌の副作用解析医・古閑志保梨が活躍するシリーズ第1弾!
     現役医師が描き出す、本格医療サスペンス小説。

    ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう)
    大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。
  • シリーズ16冊
    564773(税込)

    群集に紛れ、ヒトの肉を喰らう。ヒトの形をしながら、ヒトとは異なる存在…“喰種(グール)”。“喰種”を駆逐・研究する〔CCG〕は、あるひとつの命題を果たすため、実験体集団を新設。――その名は「クインクス」。「まともな人間」ではない彼らと、佐々木琲世一等捜査官が“東京”で向き合うものとは――!?
  • 【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】“東京”には、或るひとつの「絶望」が潜む…。群衆に紛れ、人間を狩り、その死肉を喰す怪人、人はそれを「喰種(グール)」と呼ぶ。青年が怪人に邂逅したとき、数奇な運命が廻り始める──!
  • シリーズ730冊
    99858(税込)
    著者:
    真生麻稀哉
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    20分で読めるミニ書籍です(文章量20,000文字程度=紙の書籍の40ページ程度)
    「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

    書籍説明文
    発達障害診断を受けるにあたって、当事者が、どうすればいいかを事例を挙げて徹底指導!発達障害は、当事者にも雇用者にも社会にとってもデリケートな問題。トラブル対策完全マニュアルを味方にしよう!

    まえがき
    まず、この本を手に取っている架空の「あなた」の話をしましょう。
    「空気、読めないね」
    「こんなこともできないの?」
    「どうして、そういう考え方をするのか、わからない」
    他人から、こういうことを言われた経験と―
    「頭の中が色んな思考でいっぱい」
    「集中力がない」
    「一度集中すると、寝食何もかも忘れてしまう」
    「努力しても、努力してもうまくできないことがある」
    こんな自分の実感とが、ちかちかちかと点滅して―
    あなたは、「もしかして、俺(私)発達障害かもしれない」という疑いを抱くようになる。

    著者紹介
    真生 麻稀哉(シンノウ マキヤ)
    愛知大学国文学専修卒業。2013年、某マスコミ関係の会社で働いている時に、広汎性発達障害の診断を受ける。障害者手帳3級取得歴1年半。5月に会社を退職。現在は、小説の賞に応募を続ける傍ら、某広告代理店でライターとして勤務中。… 以上まえがきより抜粋
  • 賢者の石を求めて旅する黒髪のロレンツォが葡萄畑の城で見たのは、暁と黄昏(たそがれ)の名を持つ美しい双子の姉妹だった……。
  • 仕事から帰るある日、唯一稼働していた団地のエレベーターに乗り込むと、エレベーターに乗るでもなく、ただ突っ立っているだけの不思議な母娘を見かける。
    その日以降、何度も目にするその光景に、気味悪さを感じた私はそのエレベーターに乗ることを控えるが……!?
    日常に潜む、背筋がゾクッとする恐怖7作品を収録したアンソロジー!!
    ★収録作品
    「エレベーターフロア」漫画:坂元輝弥/原案:真崎駿
    「十三階段の怪」細村誠
    「幽霊寮」貴芝昌子
    「夢と現の間」鯖玉弓
    「井戸のある家」朱目キクヤ
    「凍えるマンション」柏屋コッコ
    「汚れた鬼門」堂本真央
  • シリーズ11冊
    1,0001,100(税込)
    著:
    伊藤潤二
    レーベル: ――

    伊藤潤二傑作集の第1弾は、仲村みう、荒井萌の主演で来春公開される映画「富江 アンリミテッド」の原作『富江』。デビュー作にして代表作。これを読まずして伊藤潤二を語ることなかれ。
  • ▼第1話/封印された少年▼第2話/甦る犬夜叉▼第3話/玉を狙う者▼第4話/屍舞烏▼第5話/かごめの矢▼第6話/逆髪の結羅▼第7話/骨食いの井戸▼第8話/帰還
  • シリーズ14冊
    7041,078(税込)
    著:
    綾辻行人
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
    1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社文庫)
  • 748(税込)
    著者:
    澤村伊智
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    初読はミステリ、二度目はホラー。この島の謎に、あなたもきっと囚われる。

    瀬戸内海の霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が最後の予言を残した場所。
    二十年後《霊魂六つが冥府へ堕つる》という――。

    天宮淳は、幼馴染たちと興味本位で島を訪れるが、旅館は「ヒキタの怨霊が下りてくる」という意味不明な理由でキャンセルされていた。
    そして翌朝、滞在客の一人が遺体で見つかる。しかしこれは、悲劇の序章に過ぎなかった……。

    すべての謎が解けた時、あなたは必ず絶叫する。
    再読率100%の傑作ホラーミステリ!
  • 495(税込)
    著者:
    石黒達昌
    レーベル: ――

     どんな抗生物質も抗ウイルス剤も通用せず、数週間から二ヵ月間で確実に死に至る新種の疾患「人喰い病」の正体に迫る表題作をはじめ、低体温症の女性とその一族の隠された謎を探る「雪女」など、最新の医学知識と遺伝子工学からつむぎ出された世にも不思議な物語を4篇収録。理系小説の旗手が贈る真実のサイエンス・フィクション。

    *雪女
    *人喰い病
    *水蛇
    *蜂

    ●石黒達昌(いしぐろ・たつあき)
    作家、医師。1961年北海道生まれ。東京大学医学部卒業。「最終上映」で第8回海燕新人文学賞を受賞してデビュー。純文学誌を中心に数多くの中短篇を発表する。「平成3年5月2日,後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士,並びに,」「真夜中の方へ」「目を閉じるまでの短かい間」で三度の芥川龍之介賞候補になる。また、「人喰い病」「希望ホヤ」で星雲賞日本短篇部門参考候補になるなど、SFファンからの支持も厚い。
  • シリーズ20冊
    680(税込)
    原作:
    真倉翔
    漫画:
    岡野剛
    出版社: 集英社

    【ページ数が多いビッグボリューム版!】この世には目に見えない闇の住人達が、時として牙をむいて君達を襲ってくる…。だが、そんな奴らから君達を守る正義の使者がいる。あらゆるものを無に帰す力を宿した「鬼の手」を持つ鵺野鳴介は、子供達から「ぬ~べ~」と呼ばれて親しまれる日本で唯一の霊能力教師。普段は頼りないが、子供達を悪霊から守るために命を懸けて戦う!!
  • シリーズ4冊
    572660(税込)

    藤沢とおるの異色作『特公 TOKKO』。
    その原点ともなる、エピソード0の幕が開く――!!

    東京・町田。
    町田西署の交通課で働く伊吹涼子は、幼い頃より、霊体が視えてしまう体質を抱えていた。

    ある時、涼子は死の匂いを放つ男・真行寺隼人と出会う。
    真行寺の持つ、常人ではあり得ぬ「謎の力」。

    その「力」に秘められた真実とは!?
    そして、それに巻き込まれていく涼子の運命は!?
    藤沢とおるが紡ぐ謎に次ぐ謎を、浅田有皆が描く!!
  • スティーヴン・キングを読むならまずはこれ!

    その町を覆ったのは霧――目の前さえ見通せぬ濃霧。その奥には何かおそるべきものが潜む……豪雨に襲われてスーパーマーケットに集まった被災者を襲う災厄とパニックを描き、映画化、TVドラマ化された伝説の中編「霧」他、「恐怖の帝王」の凄みを凝縮した問答無用の傑作集。キング入門者に最適、キング・ファン必携の一冊!

    収録作品
    「ほら、虎がいる」(松村光生訳)
    「ジョウント」(峯村利哉訳)
    「ノーナ」(田村源二訳)
    「カインの末裔」(松村光生訳)
    「霧」(矢野浩三郎訳)
  • ヴァンパイアVS.モンスター!? 世界に発生するようになった“赤霧”。それは異形の 怪物「霧魔」を連れてくる悪霧――。その霧に対抗すべく、進化した新人類「ヴァンパイア」が戦う!
  • シリーズ3冊
    594792(税込)
    著者:
    湖山真
    原作:
    平沼正樹
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    iTunesStoreオーディオブック総合チャート第1位作品、小説化!

    原因不明の濃霧に覆われ、視界が奪われた東京。ある夜、元刑事のタクシー運転手・仙堂は謎の組織に追われる少女ミアと霧の東京で出会う。その出会いは、仙堂を「霧の世界」の真相へと導くことになるが!?
  • シリーズ4冊
    693825(税込)

    都内の中学校で女子生徒が殺害される事件が起きた。
    生きたまま眼球をくり抜かれ、全身を切り裂かれるという、
    残虐かつ猟奇的な犯行だった。
    中高一貫の私立校に通い、高等部に進学した浦辺詩音は、
    外部入試で入学してきた瀬尾霧恵と仲良くなる。
    どこか陰を感じさせる霧恵は、事件の被害者と同じ中学の出身だった。
    そして、詩音の周囲では不可解な事故が頻発しはじめる――。
    新感覚学園サイコサスペンス、スタート!!
    ★単行本カバー下イラスト収録★
  • 戦国乱城哀話を今に伝える蟻妻の地で、自殺癖のある少女・沙霧が体験する恐怖の一夜。異色女流が描くオカルトロマン!!
  • 記憶を失った主人公は瘴霧と異形の神のついせき追撃から逃れる事はだろうか?戦慄のクトゥルフ系ホラーアドベンチャー登場!

    記憶を失った主人公は瘴霧と異形の神の追跡から
    逃れることは出来るのだろうか?
    戦慄のクトゥルフ系ホラーアドベンチャー登場!

    6つのマルチエンディングをご用意。
    ラストエンディングは4つ、最期の結果はそこに…。
  • 祖母の葬式で帰省した過疎化が進むその村で、主人公とその親族が巻き込まれる「怪異」。それはこれから始まる「生き残りゲーム」の序章に過ぎなかった――。「ひぐらしのなく頃に」「うみねこのなく頃に」の竜騎士07が紡ぐ新たな世界を、新世代シリアスホラーの旗手・小池ノクトがリアルタッチで描き出す、日本の寒村を舞台にした「~頃に」シリーズ最新作!
  • 古代から伝わる謎の古文書に隠された秘密……その古文書にかかわる少年・霧沢大和とは何者なのか!?壮大なスケールで繰り広げられる歴史ロマン大作「大和妖神録」をはじめ、心温まる民話ファンタジー「雪ん子の山」「ざしきわらし」、そして貴重な(?)高橋美由紀初期作品を収録!ご堪能ください!!
  • 幻のホラーコミック短編集が奇跡の復活!

    山歩きをしていた男が、何気なく踏み込んだ小道で、迷ってしまった。途中で出会う人は、「すぐそこ」というのだが……。「すぐそこ」/未浩
    赤ん坊の夜泣きは「まめつま」という妖怪のせいだと祖母の助言に従い、母親の菊江は赤ん坊に米粒を投げると……。「まめつま」/御茶漬海苔
    家の裏庭から出てきたのは、ナウマン象の化石だった。その後も掘り進めていくと、掘ればるほど、年代が新しくなっていく骨が見つかる。「骨」/呪みちる
    霧が濃く立ち込めている山道で、家族4人で出かけた家族がいたが、妻と娘が消えてしまい……。「霧が晴れた時」/稲垣みさお
    戦時中の芦屋で、空襲で家を失った僕は、ある邸宅に身を寄せることに。しかし、この家では、夜な夜な女の子の鳴き声が2階から聞こえてきて……「くだんのはは」/児嶋都
    全5編+解説付きで、思う存分、SFの巨匠・小松左京のホラーの世界を堪能できます。
  • いらっしゃい。本屋が本読む閑古鳥ですよ。――古本屋『荒川堂』の女店主が楽しみにしているのは、手柄もたてず出世もせずの元刑事「涙さん」の昔語り。それは、人の愛と憎悪、情念と執念の物語――。 第1夜 叫ぶ女/第2夜 子守歌/第3夜 楚囚之詩/第4夜 婿さん/第5夜 骨壺滝/第6夜 霧の宿/第7夜 花子
  • 広大な沼地と河口に面し、わずかに水上に出る土手道で村とつながるだけ。その館は冷たく光りながら堂々とそそり立っていた。弁護士のキップスは、亡くなった老婦人の遺産整理のため、館にひとり泊まり込むことになる。だが立ちこめる霧があたりを覆うと、想像もできなかった怪奇が襲いかかった……孤立した館にしのび寄る恐怖をじっくりと描きあげ、英国伝統のゴースト・ストーリーに新たな光をあてた傑作が、映画化を機に電子書籍版で登場!
  • 不思議と神秘のパワーコミック誌『HONKOWA―ほんとにあった怖い話―』で
    大人気の読者体験シリーズがついに電子書籍化。
    おしゃれなマンションで次々に起こる怪現象を描いた「心を蝕む部屋」や、
    アフリカツアー中に起こった心霊体験を描いた「野生の残像」など、
    読者から届けられた身の毛もよだつ心霊体験談、全12話を収録!!

    【収録作品】
    蔵の女
    心を蝕む部屋
    終わらぬ旅路
    名残の護り
    野生の残像
    拒絶する唸り
    姿なき家人
    赤い糸の知らせ
    青い霧
    黒い靴
    誰…?
    お散歩道
  • ロバート・ルイス・スティーヴンソン作「ジキル博士とハイド氏」の新訳&完訳です!

    ロバート・ルイス・スティーヴンソン作「The Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde」の新訳&完訳です。  弁護士のアターソンは旧友ジキル博士の遺言を保管しています。ところがそこには、自分が死亡または失踪した場合、すべての財産はハイド氏のものとなる、と書かれていました。その内容に不満だったアターソンの耳に、ハイド氏の悪い噂が届きます。ハイド氏とは誰か? ジキル博士との関係は? 霧の都ロンドンを舞台に、前代未聞の怪事件が展開されます。  縦書き、ルビ付き、脚注付き。モノクロ挿し絵を19点収録。
  • シリーズ5冊
    649693(税込)
    著者:
    藤ダリオ
    イラストレータ:
    ほし
    出版社: 集英社

    202X年東京――。黒い雲、雷鳴、打ちつける豪雨。「みんなは名誉ある『九死一生プレイヤー』に選ばれたイエー」。突然あらわれた少女が告げるゲーム開始の号令! 小5の市川塁は妹の佳奈を守るために、ゲームをクリアしようとするが…!? 地獄と化した東京を生き残るのは!? 東京1周! 山手線サバイバルが開幕!
  • シリーズ4冊
    616(税込)

    剣豪・柳生十兵衛が女子高校生さやかとして現世に甦った!!さやかが十兵衛愛用と伝わる小柄に出会い事件に巻き込まれた時、十兵衛が目覚める!!
  • 年の瀬の押し詰まった十二月二十九日、警備員の卯城は常駐する建築現場の保安業務に就いていた。
    現場では作業員が行方不明となり、さては小学生の幽霊が出るなど、不可解な出来事が付きまとっている。
    地下駐車場を巡回中、卯城はコンクリートの床にある開口部から足を踏み外し、地下二階のエリアに転落した。携帯電話のバックライトを頼りに探索すると四方が壁に囲まれ、出口は天井部分にある開口部だけとわかった。
    置きっ放しにしてあった脚立を立て掛けて、開口部からの脱出を試みるが……。
    暗闇の中で卯城を襲う、黒い霧の正体とは……。
  • シリーズ5冊
    660748(税込)
    著者:
    安曇潤平
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    夜中の野営地、吹雪のテント……。山が「異界」に変貌するとき恐怖が訪れる

    赤いヤッケを着た遭難者を救助したため遭遇した怪異、山の空き地にポツリと置かれた大きなザックから夜出てくるモノ……自らも登山を行う著者が、山で訊き集めた数々の怪談実話。新たな書き下ろし2篇収録。
  • シリーズ2冊
    572616(税込)
    著者:
    中島京子
    著者:
    辻村深月
    著者:
    朱野帰子
    著者:
    添田小萩
    著者:
    小中 千昭
    著者:
    沙木とも子
    他6名
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    10名の作家が描きだす、現実と虚構のあわいにひっそりと花開く夢

    幼い息子が口にする「だまだまマーク」ということばに隠された秘密、夢で聞こえる音が生活を脅かしていく異様さ……ふとした瞬間に歪む現実の風景と不協和音を端正な筆致で紡ぐ。読む者を恐怖に誘う豪華怪談競作集。
  • 「江戸の闇」は、ご存じのようにさまざまな凶悪な盗賊らを生んだ。
    だが、財宝や資産のないつましく暮らす一般の庶民は、盗賊など恐れる必要はなかった。
    しかし、彼らは常に闇にひそむ「目には見えない摩訶不思議な霊力」なるものを恐れ、時には身をすくめていたようだ。
    そしてもし、万が一にもその「不思議と怪奇の穴」に引きずり込まれることがあっても、当人たちは決して口外しなかったようだ――。
    さてこの「大江戸エロチックホラー」と題した四つの物語は「不思議や奇怪なんて関係ないぜ」とおっしゃるあなたの心に「惑いやゆらぎという妙味」をもたらすことでしょう。 

    「大江戸エロチックホラー」シリーズとして出版されている4タイトルを収録した短編集。
    収録作品
      蛇岩の霧が哭いた
      穴ぐら
      かんべんならねぇ
      首くくり
  • 裸体にうっすらと浮かぶ花びらのあざ、そして寂しげな“少年”の亡霊の関係は…?

     氷室鮎子を執拗につけ狙う暴力団の目的は? そして急場に現れる寂しげな“少年”の亡霊の正体は? 緊迫の逃亡劇、その終着駅は秋の夕日に照らし出された赤煉瓦の西洋館だった。庭一面に咲き乱れるコスモス、蔦のからむ断崖、霧の中に浮かぶ錆びた鉄扉…。この薄気味悪い建物から「ママ、ママ」と母親を呼ぶ少年の声が聞こえてくる…。モダン・ホラーの長編傑作。

    ●田中文雄(たなか・ふみお)
    1941年東京生まれ。早稲田大学卒業後、東宝入社。70年代を中心にプロデューサーとして映画製作に携わる。1974年に『夏の旅人』で早川書房SF三大コンテスト佳作入選。1975年に『さすらい』で幻影城新人賞佳作入選。1986年東宝を退社して作家専業となり、ミステリー、ホラー、SFバイオレンスなどに健筆をふるう。草薙圭一郎名義では時代小説、架空戦記も発表している。
  • 770(税込)
    著者:
    倉阪鬼一郎
    レーベル: ――

     霧と雨の街で「おれ」は目覚めた。だが、なぜこの世界にいるのか、名前も自分が何者であるかもわからなかった。身分を示すものは何もなく、所持していたのは金額や記号がすべて鏡文字になっている、見覚えのない紙幣のみ、一体おれは誰なのか……。幻惑のメタフィジカル・ラビリンス。

    ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう)
    1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。
  • 蒼白い霧の峠を越えると、湖上の小島に建つ漆黒の館に辿り着く。忌まわしき影に包まれた浦登(うらど)家の人々が住まう「暗黒館」。当主の息子・玄児に招かれた大学生・中也は、数々の謎めいた出来事に遭遇する。十角塔からの墜落者、座敷牢、美しい異形の双子、そして奇怪な宴……。著者畢生(ひっせい)の巨編、全4巻合本版。

    【収録作品】
    『暗黒館の殺人(一)』
    『暗黒館の殺人(二)』
    『暗黒館の殺人(三)』
    『暗黒館の殺人(四)』

    ラストに差しかかる辺りでは、胸が詰まってしまった。胸中に、凡(すべ)ての妖しき館が次々に屹立し、そして次々に崩れ去って行った。冷静でいられる訳はなかった。
    黒々とした暗黒館の廃墟の上に、私は何だか異様なもの――懐かしいような、切ないような、そしてどうしようもなく愛おしいもの――を、幻視してしまったのである。――京極夏彦<文庫版第四巻巻末に収録の「特別寄稿◆暗黒館の諸相」より抜粋>
  • ※この作品はサークル白蛟会による同人作品です

    家に居場所がない澪は、父の虐待に耐え兼ねとうとう家出を決意する。
    逃げ場に向かうため歩いていると、濃霧に巻き込まれる。
    霧を抜けたその先には人気のない家があり
    その中で一夜を明かそうと家の中に入ると土地神を名乗る男と出会い…


    ※本作は白瑞みずちの個人誌作品の電子書籍版となります。【38ページ】
  • ノスタルジックに幻想的に、吸血鬼をメインテーマに描く

     さつきが悲鳴を上げた。
     葦の間から、何か、霧みたいな白い煙が立ち昇るや、勿然と、ひとりの娘の姿が現れたのである。
     美人だった。
     月みたいな女だ、とおれはぼんやり考えた。
     白いワンピースを着ているのに、それが目立たない。肌の色が透き通るようなのだ。
     それよりも何よりも、おれをすくませたのは、その娘の全身から漂う、ぞっとするような雰囲気だった。(「青い旅路」より)

     伝奇バイオレンスの第一人者が描く、ノスタルジックで幻想的な、吸血鬼をメインテーマとする青春ホラー短篇集。

    ・帰還
    ・夏のうた
    ・夕映えの女
    ・薔薇戦争
    ・青い旅路
    ・白い国から
    ・大海

    ●菊地秀行(きくち・ひでゆき)
    1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。
  • シリーズ22冊
    660990(税込)
    訳:
    池澤夏樹
    レーベル: 河出文庫

    世界の創成と、神々の誕生から国の形ができるまでを描いた最初の日本文学、古事記。神話、歌謡と系譜からなるこの作品を、斬新な訳と画期的な註釈で読ませる工夫をし、大好評の池澤古事記、ついに文庫化。
  • 一回五万の裏バイト
    ライバル店をつぶす盛り塩の呪法
    コインランドリーに潜む魔物
    リサイクル家電の罠
    ……あなたの何気ない行動から、地獄は始まる…。街と人の心の闇が生む12の恐怖譚!!

    深夜のオフィスで残業中、複合プリンタの動作音が子供の声に聞こえてくる現象。その訳は…「おかあさん」、ゴミステーションに〈ご自由にお持ち下さい〉と置かれていたコードレス掃除機。使ってみると奇妙な現象が…「タンデム掃除機」、街で〈あなたのために祈らせて下さい〉と声をかけてくる若い女、新興宗教の恐るべき手口とは…「御裾分け」、刑務官の友人に誘われた1回5万円の闇仕事。その驚愕の仕事内容…「裏バイト」、ライバル店を潰すためのとっておきの秘策、呪いの盛り塩の正体とは…「盛り塩」ほか、街と人にはびこる闇をうつした12の恐怖譚。この悪夢は明日のあなたかもしれない……。

    ●収録作
    「おかあさん」 さわな
    「タンデム掃除機」 阿賀野たかし
    「ボール」 砂野秋紗樹
    「御裾分け」緒方あきら
    「復讐気配のお知らせ……」 低迷アクション
    「かけてはいけない電話番号」 緒方あきら
    「裏バイト」 モチツキステンレス
    「グリーンカーディガンおばさん」 クナリ
    「うしろ」 緒方あきら
    「ツク」 井川林檎
    「盛り塩」 霧野一
    「タンサさん」 御堂真司
  • 日本を代表する八人の巨匠漫画家たちが紡ぎだす「聖なる恐怖」。 名作中の名作を厳選したホラー文庫のアンソロジーの電子復刊。 味わいの違う恐怖は多くのホラー好き読者の記憶に残る傑作揃い。 収録作家は、手塚治虫、美内すずえ、諸星大二郎、日野日出志、 丸尾末広、内田春菊、花輪和一、萩尾望都。震えて眠れなくなるほどの極上の恐怖の味わいをあなたへ。

    1億円を強奪した男が深夜タクシーに乗り吉原に向かう途中、タクシー運転手が語りだした怪談が現実になり…虚構と現実のあわいの恐怖を描く手塚治虫「バイパスの夜」。
    美内すずえ「白い影法師」は、転校した教室の空席に座った涼子は、徐々に空席の理由を知ることになり……学校の地縛霊、心霊現象の恐怖。唐の文宗の頃、長安に住む勤勉実直で豪傑な男が夜ごと怪異が起こるという廃墟で肝試しをすることに。そこで目にしたのは、ガミガミと怒る小さい自分の姿だった…諸星大二郎の幻想譚。徐々に巨大化・狂暴化するモンスターの恐怖を描いた日野日出志の「はつかねずみ」、花輪和一の「怨焔」はいわゆる「江戸怪談」を描く。味わいの違う8つの恐怖。決して古びることのない名人技を堪能できる一冊。
    ※電子書籍には永井豪「霧の扉」は含まれていません。※電子書籍にのみ、著者のサインが収録されています(手塚治虫、美内すずえ、諸星大二郎、内田春菊、花輪和一、萩尾望都 敬称略6名)

    (C)Tezuka Productions 1969,2021 (C)Suzue Miuchi 1975,2021 (C)Daijiro Morohoshi 1988,2021 (C)Hideshi Hino 1970,2021 (C)Suehiro Maruo 1986,2021 (C)Shungicu Uchida 1989,2021 (C)Kazuichi Hanawa 1979,2021 (C)Moto Hagio 1971,2021
  • 495(税込)
    著:
    田中文雄
    レーベル: ――

    「妖異な眼」の肖像画の下で歌っていた女は、死んだ恋人にそっくりだった…

     テレビの脚本をすっぽかして酒を飲み、プロデューサーとけんかをした夜、霧の新宿で柚木進は、見たことのない高層ビルに迷いこんだ。その頂上の「バンドワゴン」というクラブで歌っていたのは、死んだ恋人にそっくりの女だった。翌日店を捜した柚木は、前夜のビルを見つけることができない。しかも、鹿毛裕子と名乗るその女を追い始めた柚木の周囲に、奇怪な出来事が次々と起きはじめる。柚木そっくりの藁人形が木に吊るされ、自分も命を狙われる。鍵は、店に掲げられていた、巨大な肖像画にあるらしい。やがて柚木が踏みこんでいったところは甘美な、だが恐ろしい世界だった…。

    ●田中文雄(たなか・ふみお)
    1941年東京生まれ。早稲田大学卒業後、東宝入社。70年代を中心にプロデューサーとして映画製作に携わる。1974年に『夏の旅人』で早川書房SF三大コンテスト佳作入選。1975年に『さすらい』で幻影城新人賞佳作入選。1986年東宝を退社して作家専業となり、ミステリー、ホラー、SFバイオレンスなどに健筆をふるう。草薙圭一郎名義では時代小説、架空戦記も発表している。
  • 495(税込)
    著者:
    薄井ゆうじ
    レーベル: ――

     彼はいきなり小さなカメラを出した。そしてトラックの助手席にいた少女に声をかけて道路に降ろすと、二人ならんで、僕にシャッターを切れと言った。そのあと少女と僕、彼と僕との写真も撮った。「嵐のなかで日本人と出会うなんて、滅多にないからな。もし俺たちが竜巻に巻き上げられたら、このフィルムを誰かが現像して、最後の写真だとCNNが放送するかもしれない、すごいな、どうだ」怯えているのか楽しんでいるのかわからない。(「チャタヌーガ・チューチューの樽」より)
     世界各地を気ままに旅する小説家ジュンジが見た風景、出会った人々、交わした想い……。ハートフルな連作短篇集。

    *カイザースラウテルンの眼
    *ジャルダンピュブリックの魚
    *イエローナイフの雲
    *チャタヌーガ・チューチューの樽
    *グレート・バリア・リーフの壜
    *デンパサールの鶏
    *オルガン・パイプ・カクタスの虫
    *サン・セバスティアンの霧
    *ヘッド・ハンティング・ファミリーの森
    *ウェディング・ケーキ・マウンテンの怪
    *クライマーズ・シェアの雫

    ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ)
    1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
  • シリーズ3冊
    726(税込)
    漫画:
    未浩
    原作:
    山野ねこ
    レーベル: マンガボックス

    霧の濃く立ち込める夜、高校生の八季翔(やき・しょう)は恋人の美咲が瀕死の状態で倒れているのを見つける。だが助けを呼びに行った翔が戻ると、彼女の身体は跡形もなく消えていた……。真相を知るため、親友やジャーナリストの力を借りて調査を始める翔。その行く手に立ち上がってきたのは、翔もそのひとりである八季一族――かつて絶海の孤島で人を喰らって生きてきたとされる「夜鬼」一族の、血塗られた歴史なのだった。社会派のモチーフに圧倒的なスケールで迫る、暗黒伝奇サスペンスホラー!!
  • 「路上に座り込んでいる少女がいた。
    全身が真っ黒で、肌は爛れている。
    女性が前を通る度に顔を上げて、「お母さん?」と訊ねている。
    「見ちゃ駄目だからね」との友人の忠告にも拘らず、横を通るときに横目で少女の方を見た。
    そこには誰もおらず、小さな靴だけが落ちていた」

    10秒で読める怪奇譚が1000話。
    1日1怪、2年8ヶ月分の恐怖詰め!

    3行に凝縮された恐怖。
    体験者から語られた本当にあった怖い話を1,000話記録した膨大なる実話怪談集。
    失踪した友人が最後に残した奇怪な言葉。
    死者の魂が飛び交う不思議な壷。
    霧の遊歩道を引きずられていく縄で縛られた女。
    硯箱の二重底に隠されていた謎の写真。
    ベランダに落ちていた青い卵の恐ろしい中身。
    海岸で拾った呪いの石。死んだネット友達の母と名乗る女からかかってくる怪電話。
    母が亡くなる直前、自宅の廊下に現れた異形。
    飼い猫がテレビの裏で一心不乱に齧るモノ…。
    1日1話読むとして、2年8か月分のゾクッがこの1冊に封印されている。
    お休み前に一服の闇をどうぞ――。
  • トランシルヴァニアの霧を越え、由緒正しき吸血鬼・ドラキュラ伯爵が現代日本で復活を果たした! 娘のチョコラ、従者のイゴール、宿敵ヘルシング教授たちと巻き起こすドタバタ大騒動! 『ブラック・ジャック』連載終了後に「週刊少年チャンピオン」にて連載された、手塚治虫お気に入りの傑作コメディ! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT248~249『ドン・ドラキュラ』第1~2巻 <初出掲載>1979年5月28日号~12月10日号 週刊少年チャンピオン連載
  • シリーズ6冊
    330473(税込)

    吸血鬼ドラキュラ復活す!? 娘のチョコラ、従者のイゴール、宿敵ヘルシング教授、と役者はそろった。だが現代の日本は進みすぎて、伝説の怪人もテンポがあわないようで……。大好評のドタバタ怪喜漫画、第1弾登場!

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