「私は戦う。何度でも。おまえと――。」殺人事件の犯人として菜々芽が逮捕された。ショッキングなニュースがネットをかけめぐります。立ち上がったのはかつて菜々芽に助けられた近藤たち赤ヶ瀬小メンバーでした。真実はどこにあるのか。すべての謎が、いま明らかになります。最後に待ち受ける運命は――?
各550円 (税込)
漫画界、戦慄。衝撃のエレメンタリー・サスペンス! ――理花(りか)は引っこみじあんな女の子。やっとできた友だちとはなれ、赤ヶ瀬(あかがせ)小学校に転校してきました。「新しい学校で、新しい自分にかわりたい!」と意気ごんできたものの、なかなか勇気をだせません。そんな理花に最初に声をかけてくれたのは、勉強も運動もできる、かんぺき美少女のあいちゃんでした。「ようこそ4年2組へ! 君も今日からぼくらの×××だ!」
せめぎ合う白い悪魔と黒い天使4年2組の未来をかけ、2人の美少女が、ついに激突する! 4年3組の担任・野呂瀬(のろせ)先生は、「わんこ」にされてしまった優(ゆう)を助けようと、一生けんめいがんばります。でも合唱会の日、みんなの見ている前で信じられない出来事が起きてしまいました。その時、立ち上がったのは……。4年2組に、希望の光はさすのか。少女のたった一人の戦いが始まる――。
「ふたりで一緒に、とおいとおい、きれいな世界へ……」いじめとたった一人でたたかう菜々芽(ななめ)は、ソラの死の理由について思いをめぐらせます。なんとか手がかりをつかめないかと考えるうちに、野外学習がはじまりました。でもそこには、あいのしかけたおそろしいワナが……。加速していくなぞと恐怖。菜々芽は生き延びることができるのでしょうか──。
「私は戦う──。そうすることでしか罪を償えないから」いじめを止めるため、ソラの死のなぞを追う菜々芽(ななめ)は近藤(こんどう)といっしょに優(ゆう)に会いにいきます。菜々芽と近藤の気持ちにこたえ、閉ざされた心を開く優。その陰で、あいたちの恐ろしいワナがはりめぐらされようとしていました。菜々芽は真実にたどりつけるのでしょうか──。
「大切なのは逃げないことだ! 逃げることをやめれば、みんなきっと前に進める!」ついにソラの「秘密」にたどりついた菜々芽。社会科見学でおとずれた美術館で、菜々芽はあいに戦いをいどみます。ソラののこした想いといっしょに。白い悪魔と黒い天使、生きのこるのは―? 別冊フレンド「アニメ化してほしい作品」1位を獲得した衝撃のエレメンタリーサスペンス!
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夕暮れの中、首輪を手にランドセルを背負った少女がたたずんでいる。
そのかたわらには小枝を組み合わせて作られた十字架が見え、少女の表情はおびえているようにも困惑しているようも見える。
ページをめくると、そこには「赤ヶ瀬小学校4年2組児童一覧」という顔入りの名簿が掲載され、出席番号14番の曽良野まりあという児童の顔が黒く潰されている。
さらにページをめくると目次があり、それぞれ『第一話 出席番号30番 後堂理花』『第二話 出席番号21番 浜上優その1』と児童の名前が羅列されている。
ここでもうザワザワとした気持ちは抑えられなくなり、そのまま読み進めるかどうか躊躇する。
そして、読む。
教室には支配者がいて弱者がいて強者がいて裏切り者がいて、力無きセイギの味方がいる。
残酷で、おぞましい現実。
もう途中で読むのをやめることはできない。
2013/06/20
サスペンスとは書いてありましたが、それ以外あまり前情報を取り入れることもなく、軽い気持ちで1巻を読み始めました。
ランドセルを背負った女の子、きれいな画風、「4年2組」。
表紙から想像するに、元気な小学生たちがわいきゃいしている明るくさわやかな漫画なのかな~と思っていました。
しかし、4分の1ほど読み進めたところから、物語は私の想像とは全く違う方向に。
小学生らしいかわいらしい恋模様をうかがうことが出来たのもつかの間。
「わんこ」に「かいぼう」…、子どもたちの無邪気さは本当に残酷で、読み進めるごとに心になにか黒くて重い何かを投げ込まれたような気持ちになりました。
衝撃を受けると共に、読み進める手が止まらなくなり、5巻まで一気に読み進めることに。
正直、あたたかい気持ちにはならないかもしれませんが、続きが読みたくなります。
まずは1巻を読んでみてください。
フィクションとはわかっていても、うちの弟の学校でも…なんてちょっと考えちゃいました。
2014/03/10