解体屋ゲン セレクション版 爆破解体編1

テーマ別セレクション版17巻は「曳家岡本編２」。高知県東洋町の甲浦八幡宮は白蟻被害により柱や土台の腐食が進み、傾きつつあった。地元大工に断られた難工事に曳家の岡本が挑む…「甲浦八幡宮」、農産物直産市場に軽トラが突っ込み、老朽化の進んだ古い建物は修繕が難しいことが判明、近所の篤志家が古民家の提供を申し出るが、その建物は国道から100mも離れていた。岡本はゲンたちとともに、100mの曳家と90度の回転に挑む…「変わらぬ価値」他。

テーマ別セレクションシリーズの第16巻は「内田女史編１」。 ゼネコン住菱建設に勤める内田は、ゲンを手懐けて自分の手駒にしようと考えるが…「合理主義」、トンネル内の漏水、それはありふれたひび割れからの水漏れかと思われたが、25年前の工事で水脈を堰き止めた工事が原因だった。巨大な湖となった貯水池が大規模災害を引き起こす可能性にゲンたちは…「25年目の代償」、ブラックノートと呼ばれる会議室使用記録がマスコミに流出、それはゼネコンの過去の談合会議の記録だった。当時の担当者だった内田が矢面に立たされる…「過去との決別」他。

テーマ別セレクションシリーズの第15巻は「作庭家畠山晴敏編１」。作庭家とは庭園作家の中でも名園を残した者の称号である。ゲンと内田はホテルオーヤマのリニューアルのために伝説の作庭家、畠山晴敏を探すことに。ようやく見つけ出した畠山に対し、ゲンは1000年の時を超える日本庭園を作って欲しいと頼む…「失われた庭園」、ゲンと内田、そして畠山に対する次の依頼はなんと西洋庭園だった！？躍進目覚ましい中国の観光需要を取り込みたいという要望に対してゲンたちはどう応えるのか…「西洋庭園」。

テーマ別セレクション版14巻は「外国人労働者問題編１」。ブラジルからの日系移民の労働者サントスを一時預かりしたロク。日系三世のサントスは日本に憧れを抱いてやってきたが劣悪な労働環境下で働かされ…「外国人研修制度」、将来の人口減により労働力が足りなくなると危機感を抱く内田は外国人労働者を育成してそれを乗り切ろうと考えるが、それには日本人がダイバーシティ（多様性）を学ばなければならない。一方のゲンはスタジアム建設現場で様々な国の労働者を統括することになり…「ダイバーシティとは何か？」他。

テーマ別セレクション版13巻は「グルメ編２」。さくら商店街に新しく店を開いたラーメン店「暴走羅麺」は商店街のルールを無視して好き勝手し放題、コワモテの店員たちに腰が引けた店主たちはゲンに問題の解決を頼む…「鳴り物入り」。さくら商店街に必要なのは美味しいラーメン店！そう断言する秀美は、理想のラーメン店を探すことに。ラーメン食べ歩きが趣味のヒデが最適な店を見つけてくるが…「商店街にラーメン店を」、健康診断のたびに数値が悪くなるゲン。心配した慶子は特別メニューを考えるが…「ゲンの体が危ない！」他。