一般的なスマートフォンにてBOOK☆WALKERアプリの標準文字サイズで表示したときのページ数です。お使いの機種、表示の文字サイズによりページ数は変化しますので参考値としてご利用ください。
737円〜759円(税込)
「お前なんかが、人間に愛されるなんて許さない。許せない。」
隠神刑部を名乗る少女・椿に、いつも手首に巻いている数珠を破壊された美胡。
その数珠は、かつて人喰い狐と恐れられ悪逆非道の限りを尽くした美胡の獣性を封じる呪縛だったのだ。
周囲への被害を恐れ山奥に消えた美胡だったが、
その跡を追った先で、美胡と椿、ふたりを巡る真実が明らかになる。
「あたしはね、お前を助けに来たんだよ――人喰い狐。」
松山市内での旅行中に出会った、狐の妖怪・美胡の正体を知る謎の少女。
旅行後、普段の日常を送る美胡のもとに、その少女は突然現れる。
美胡の過去を知る謎の少女は、自身の正体として美胡とも因縁深いとある大妖怪の名を名乗り、
そして美胡がひた隠しにしてきた、消せない過去の過ちについて語り出すのだった…。
「汐莉さんのことなんて、信じるんじゃなかった。」
死を願い、もたらされる死を希望に生きてきた少女・比名子と、そんな彼女を欺き、命を守ろうとしていた人魚の汐莉。
真意を伝え死を踏みとどまってもらおうと比名子との対話を試みるも、
彼女の抱える絶望は既に取り返しのつかない域に達していて…。
生きる希望を完全に失くしてしまった比名子が明日を生きる為、
汐莉が下す最悪の決断と、その契りとは――。
あらゆるものから隔絶された存在である、人魚の汐莉。
何者とも分かり合えない虚無感に苛まれる彼女を、唯一受け入れてくれたのが幼き日の比名子だった。
生きる希望に満ちた彼女の輝きを失わないため、祈りを込め、汐莉はその血を分け与えた。
それが比名子の、絶望そのものになるとも知らずに。
「自らの身体が円熟したその時、汐莉に喰い殺してもらう」
それが死を希う少女・比名子が人魚の汐莉と交わした約束だった。
しかしある事件をきっかけに、この約束が反故にされかねない
自身の血に隠されたとある秘密を聞かされてしまう。
「汐莉は自分の願いを叶えてくれる存在のはずだ」
そう信じ、血の真相を問いつめる比名子だったが、汐莉から告げられたのは予想だにしない残酷な真実で――。
付与コインの内訳
351コイン
会員ランク(今月ランクなし)
1%
初回50%コイン還元 会員登録から30日以内の初回購入に限り、合計金額(税抜)から50%コイン還元適用
複数商品の購入で付与コイン数に変動があります。
会員ランクの付与率は購入処理完了時の会員ランクに基づきます。
そのため、現在表示中の付与率から変わる場合があります。
【クーポンの利用について】
クーポンをご利用の場合、一部のクーポンを除いて、コイン還元キャンペーンの対象外となります。
詳細は各クーポンページをご参照ください。