【最終巻】SIREN ReBIRTH 8

宮田司郎によって助けられた須田恭也。同じく助けられていた安野依子と共に、屍人たちの集まる中枢部に足を踏み入れる。一方、恭也と離れ離れになっていた神代美耶子は、完璧な実として再び神に捧げられようとしていた…。

神代美耶子から血の盃を受けて助けられた須田恭也。廃屋から脱出したふたりだが、羽の生えた“屍人”と化した警官に襲われてしまい…。一方、求導女・八尾比沙子は、記憶を取り戻し本来の役割を思い出していた。再び儀式を執り行おうと“完璧な実”を探すが…!?

神代美耶子と共に廃屋に逃げ込んだ須田恭也。しかし、胸の傷が悪化し変調をきたし、意識を失ってしまう。美耶子は須田を救おうとするが…。一方、求導女・八尾比沙子と出会った前田知子は、共に教会を目指していた。その途中、サイレンの音をきっかけに八尾の表情が変わっていき…!?

宮田司郎と共に医院へたどり着いた恩田理沙。求導師・牧野慶とも合流し、一旦医院で休むことに。その深夜、探していた姉・美奈の声に導かれた先で、待ち受けていたのは…!?　一方、人ならざる者たちに占拠された小学校から脱出した高遠玲子と四方田春海。降りしきる雨の中、助けを求めて教会へ向かう。しかし、土砂崩れによって行く手を阻まれてしまい…。

鳴り響くサイレンの音を合図に、異形なモノたちであふれた羽生蛇村。 牧野慶は「今度こそ求導師としての役割を果たす」という誓いを胸に、前田知子と逃げ惑うが…。 一方、過去の異変にも遭遇していた猟師の志村晃は、誰かを探すように村をさまよっていた。 27年前に何が起こったのか？　語られなかった真実が明かされる…！