花街で用心棒をしているセシリア。少年に間違われるほど活発なセシリアの元へ来た依頼は――女性が苦手で話すこともできない騎士団長様の恋の指南!?
断りたいセシリアだったが、育ての親でもある妓楼のオーナーの命で……女性と手を握ったことも無いほど奥手な団長様の、恋愛指南を“男”のフリをして一週間限定で引き受けることに！
いざレッスンが始まれば、素直な反応をする団長様は飲み込みが早くて、手を握るどころかハグをねだってきて――!?
奥手で不器用な団長様と恋も知らない男装用心棒の純情密着・恋愛指南――！

女性に対して奥手な騎士団長様の恋愛指南を、“男”のフリをして一週間限定で引き受けることになったセシリア。
そもそも、他人とのスキンシップの経験が少ない団長様への指導は……握手の力加減から!?
思った以上に初歩からのスタートではあるものの、素直で優しい団長様との同居生活は上手く行きそう。
けれど、独身一人暮らしの団長様の家にはベッドが一つだけという大問題が発覚！　セシリアを男だと思っている団長様は一緒にベッドを使うように言うけれど……!?

団長様と一つのベッドで過ごす一夜を乗り切ったセシリア。このまま、一週間“男＝セシル”として乗り切れる!?
しかし、ジェラルドは、ある事実に気がついてしまったようで――。

一方、ジーンたちとのやり取りをきっかけに、「恋」について考えてしまったセシリアの脳裏に浮かんだのは……ジェラルドの姿で!!

街で見かけたカップルの仕草を練習したいというジェラルド。でもそれは……団長様の膝の上にセシリアが乗る格好!?　
おねだりに負けて、膝の上に乗せられたセシリアだったけど……密着度の高さと勉強熱心ゆえに（？）、積極的にスキンシップをしてくるジェラルドにドキドキが止まらない――！
一方、ジェラルドは『一週間だけの恋人の指南役』である“セシル”のことを……。
「君がオレに恋をすればいいのに」
奥手で不器用な団長様と恋も知らない男装用心棒の純情密着・恋愛指南！　お互いの想いが交差する第4話！