日本のどこに位置しているのか不明な「ぷりぷり県」。そこから上京して来た“つとむ”。窓から東京タワーが見える五郎商事に入社した彼を待っていたのは、他都道府県出身者たちとの熾烈な郷土自慢合戦だった…！！　吉田戦車の代表作『伝染るんです。』終了後に『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載が開始された伝説の都道府県民ギャグ漫画！　読めばアナタも、ぷりぷり県に移住したくなること間違いなし…！？　唯一無二の設定が炸裂する、第1巻！

他の都道府県出身者に異常なライバル心を燃やす、ぷりぷり県出身のつとむ。「む」の付く名前の人が大好きなイサム本部長に可愛がられながら、仕事（書類をホッチキスで綴じること）に励んでいた。そんなある日、ペットのぷりぷり犬・ブルジョアと一緒に来て欲しいと、イサム本部長から頼まれたつとむ。一体、ブルジョアに何をさせようというのだろうか…！？　謎多き「ぷりぷり県」を中心に巻き起こる騒動の数々！　都道府県民ギャグ漫画、第2巻！

東京からぷりぷり県への直通深夜気球に乗り、里帰りしたつとむ。同僚のよし子先輩（埼玉県出身）も一緒だ。ぷりぷり県にある「アベックバレースキー場」に向かうが、スノーボードをやりたいと言うよし子先輩につとむが激怒！　理由を聞くと、スノーボードの隆盛を苦々しく思う人々が作った新しいウィンタースポーツ「ストック・ホー」を応援しているという。無理矢理、スクールに入れられたよし子先輩だったが…！？　都道府県民ギャグ漫画、第3巻！

久しぶりの現場復帰で張り切る、ぷりぷり県出身のつとむ。颯爽と動き回るが、小さな動く人形・西郷どんに転ばされ、頬にチューされてしまう。初めは戸惑うつとむだったが、科学者のたけし博士（石川県出身）が半次郎（鹿児島県出身）のために作ったという機械人形に興味が湧いてくる。そして、たけし博士の研究所を訪ね、ぷりぷり県の偉人「ひろし」の機械人形作成を依頼する。しかし、博士の反応は…！？　都道府県民ギャグ漫画、第4巻！

「腹出し師」とは、戦国時代の忍者集団である腹出し衆をルーツとするぷりぷり県独特の職業である。腹出し師である父・幼次郎の後を継ぐのを嫌がり、つとむは東京で就職したのだ。この腹出し師・幼次郎の活躍を描くちょっと長めの話「外伝　自販機の怪」を巻中に据え、会社の同僚・よし子先輩（埼玉県出身）と結婚したつとむの十数年後を描いた「父さんお帰り」で完結する第5巻。――伝説の都道府県民ギャグ漫画が、堂々のフィナーレを迎える！