【最終巻】かりん(14)

囚われの果林の救出に向かう真紅一家と雨水君。なんとか再会を果たすのだが、吸血鬼の種の存続の犠牲になり続けてきた増血鬼の宿命が果林に重くのしかかる。はたして果林と雨水君は幸せになれるのか？

増血鬼を狙う吸血鬼・グラークがついに果林に接触。彼は吸血鬼の種としての存続のため果林の命を利用しようとしていた。さらに、背後に黒幕・吸血鬼の影が。最悪の事態に果林たちはどう立ち向かうのか！？

妹・杏樹が大人の吸血鬼として覚醒し、家族で一人、昼の世界に取り残された果林。恋人の雨水君は無理をする果林を心配するが、逆に追い詰めてしまう。絆を深める果林と雨水君の背後でうごめく謎の吸血鬼が現れて！？

新学期を迎えた果林。巡る季節とともに、果林の周辺に変化が。それぞれの進路について考え始めた果林と雨水君。そして、妹・杏樹が吸血鬼として目覚める時が迫っていた。杏樹が覚醒すれば、果林はひとりぼっちに……。

果林の正体を探っていた友里耶の正体はヴァンパイアハーフだった。彼女と果林との間に友情？が芽生え、事件は収束。果林と雨水くんのラブラブカップルライフ到来かと思いきや、恋愛に反対の祖母エルダが再び現れ……