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『宗教、学問、コインUP(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全226件

  • シリーズ1336冊
    102549(税込)
    著者:
    佐藤さき
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】

    悩み事が多い人

    小さなことでも気になってしまう人

    常に何かが気になっている人

    悩んでばかりで気持ちのゆとりがない人

    本書はこのような悩みを抱えている方、改善したいけれども、方法が分からない方に向けた内容になっている。

    私自身がこのような性格であり、対人関係を避けることができない生活の中で、どうにか学びながら練習し、効果があると感じたものを対処法として紹介している。

    簡単にできる方法だからこそ、試してほしい。少なくとも悩み続ける習慣から抜け出す一歩に繋がると信じている。

    この本はタイトルにある通り、小さなことで必要以上に悩むことに注目している。

    悩みを抱えていれば、その悩みの大きさなんて関係ないかもしれない。

    でも、周囲の人が気にしていないのに自分だけが気にしていること、いつまでも気にし続けていることなど、経験ないだろうか。

    このような類の悩みが無くなるのならば、あなたの自由な時間は増えることになる。そして価値ある時間を過ごすことができる。

    私たちが悩んで、存分に考えて、結論を出すことは生きていく上で何度も経験するだろう。

    そしてその時間が必要であることも十分に分かっている。ただ、いつも悩みを抱えていては心も晴れない。

    限られた時間を、ゆとりを持って生活するために、必要以上に悩まない方法をお伝えしたい。あなたの「悩みすぎ」が改善することを願っている。


    【著者紹介】
    佐藤さき(サトウサキ)
    人との付き合い方が苦手、小さいことを気にし、ネガティブ思考になりやすく、ストレスで悩み続ける。
    そこで心理学、哲学と出会い、心理カウンセラーの資格を取得。現在は理学療法士として仕事をしながら、学び続け、明るく楽しい生活へとシフトチェンジ。
    さらなる生きやすい世界を目指している。
  • 急成長を続けるユニクロ。一方で同社ではサービス残業が常態化、うつ病の罹患率も高い。グローバル企業の実像を追った。

    編集部から ~あとがき~
     ユニクロ(ファーストリテイリング)を記事にするにあたって、柳井正会長兼社長の著作を何冊か読み直しました。『一勝九敗』『現実を視よ』『成功は一日で捨て去れ』……。どれもとても面白い。論理的な思考、理知的な語り口、経営への情熱。正直、日本の経営者でここまで読ませる人は少ない。この企業の強さと独自性をあらためて認識しました。しかし、です。長時間労働の実態や上意下達の企業風土については経済ジャーナリズムとして、ぜひとも指摘しておきたい事柄です。日本発のグローバル企業になる可能性があるからこそ、読者や社会にこの企業の現状を知らせたい、そう考えました。なお同社はこちらの取材要望にきちんと対応してくださったことを明記しておきます。
  • シリーズ75冊
    748990(税込)
    著:
    長澤光晴
    レーベル: ――

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    水洗トイレ・冷蔵庫からジェトコースター、スケート、虹、オーロラ、飛行機、人工衛星・GPSまで身の回りにある物や現象のしくみが面白いほどよくわかる!文系の人でも理解できるよう、とにかくわかりやすく、またとにかく図を使ってうまく説明しました! 本書で扱ったテーマは、身の回りにそれとなくある物や現象です。それらの仕組みを知らなくても生きてはいけますが、知っていればなかなか楽しく暮らしていける、そんなものばかりです。物理の醍醐味は、いろいろな現象を少数の法則や定理そして少しの仮定で取り扱うことができるところにあると思います。
  • シリーズ140冊
    5831,485(税込)
    著:
    塩田清二
    レーベル: NHK出版新書
    出版社: NHK出版

    認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
    時代がやってきた!

    視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。

    ■目次
    第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
    第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
    第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
    第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方
  • ホモ・サピエンスが文明を築き、世界を制覇したのはなぜか? 文明はなぜ爆発的な進歩を遂げ、近代ヨーロッパは世界の覇権を握ったのか? 人類の誕生から狩猟採集、農業革命を経て歴史の統一まで描く、巨大な物語。帝国・科学・資本を中心に未来への幻想が生まれる歴史を解く。文明は人類を幸福にしたのか? 世界的ベストセラーついに文庫化!

    ※本電子書籍は、「サピエンス全史 上・下」の合本版です。
  • シリーズ54冊
    1,4301,496(税込)
    著:
    羽仁礼
    レーベル: ――
    出版社: 新紀元社

    近代魔術の基礎を据えたエリファス・レヴィ以降の近代魔術を中心に、魔術に関わる概念、人物、団体、アイテムを図解で紹介します(全112項目)。
  • シリーズ3冊
    1,9802,090(税込)
    編集:
    石田佐恵子
    編集:
    岡井崇之
    レーベル: ――

    ネットは「みんなの声」を伝えているか。ジェンダー表現は炎上しがちか。さまざまな問いと適切な方法を通じ、メディアの特性や社会の仕組みにせまる。自分で読むのはもちろん、調べ、考えたことを書き、話すことで、研究のコツがつかめる入門書。
  • ブッダは本当に差別を否定し万人の平等を唱えた平和主義者だったのか? 近代の仏教研究は仏典から神話的装飾を取り除くことで、ブッダを平和主義者で、階級差別や男女差別を批判し、業や輪廻を否定した先駆的人物として描き出してきた。だがそれは近代的価値観を当てはめ、本来の内容を曲解したものにすぎない。では、ブッダの真の偉大さは一体どこにあるのか。これまでのブッダ理解を批判的に検証し、初期仏典を丹念に読みとくことでその先駆性を導き出す革新的ブッダ論。
  • ホモ・サピエンスが文明を築き、世界を制覇したのはなぜか? 人類の誕生から狩猟採集、農業革命を経て歴史の統一まで描く、巨大な物語。世界的ベストセラーついに文庫化!
  • ついに待望の文庫版登場! 世界的ベストセラー『サピエンス全史』に続いて著者が放つ「衝撃の未来」。カズオ・イシグロ、ビル・ゲイツ、ダニエル・カーネマンが絶賛する面白さと深い考察。
    ※本電子書籍は、「ホモ・デウス 上・下」の合本版です。
  • シリーズ3冊
    880924(税込)

    神話と歴史に隠された
    とっておきのエピソード。

    初詣、縁日、合格祈願などで訪れることがある神社は、現代の日本人にとっても身近な存在。そこには『古事記』『日本書紀』に登場する神様をはじめ、インドや中国から伝わった神様、はたまた戦国武将まで、八百万といわれる神々たちがまつられています。本書では「そもそも神様と仏様の違いは?」「なぜお稲荷さまはあちこちにあるの?」「菅原道真はなぜ天神さまと呼ばれている?」など素朴な疑問から魅力的で興味深い神々の世界をご案内します。
  • シリーズ14冊
    1,3091,980(税込)
    著:
    島泰三
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    なぜ霊長類の中でホモ・サピエンスだけが、積極的に魚を食べるのか? それは、もともとホモ・エレクトゥスやネアンデルタール人といった「強者」に対抗するための仕方なしの生存戦略だった。だが、人類がアフリカから世界中に拡散していく過程で、その魚食こそが飢えを満たし、交通手段を発展させ、様々な文化を生み出す原動力になった。果たして、魚食は「弱者」ホモ・サピエンスに何をもたらしたのか? 他の霊長類との比較を踏まえ、出アフリカから日本列島へと至る「大逆転の歴史」をベテランの人類学者が鮮やかに描き出す。
  • シリーズ21冊
    499(税込)
    著:
    若松英輔
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    プラトンから吉本隆明まで。あの哲学者たちが遺した言葉を読み解く秘義とは。「対話する」「考える」「働く」「信じる」という身近なテーマから、あなたの中にある「私の哲学」を見つけていく。人生にとって一番重要な「問い」とは何か。いま最も注目される批評家が贈る、生きるために本当に必要な哲学の教室。
  • シリーズ21冊
    7701,210(税込)
    著:
    蜂屋邦夫
    著:
    湯浅邦弘
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    いま私たちに必要なのは、
    “老孫”の思想だ!

    片や「あるがまま」の姿勢を貫き、じっくりと時間をかけよと説く『老子』。片や「智略」を用いてスピード重視で臨めと説く『孫子』。対極とされがちな両書だが、理想の生き方はずばり「水」という点で一致する。この二つの思想を携えれば鬼に金棒。人生に迷いを抱く人に贈る、「心の処方箋」。

    [目次]
    はじめに──「老孫」思想への招待 湯浅邦弘
    第1章 基本理念
    第2章 生きるための哲学
    第3章 人との関わり方
    第4章 人生の歩き方
    おわりに──不安な時代を生きる指針として 蜂屋邦夫
  • オスマン帝国、エルドアン政権…
    イスラーム世界を動かす求道的一大潮流!
    日本の武士道や少年マンガの師弟関係にも通じる修行の世界

    ◆内容説明◆
    「イスラーム神秘主義」とも訳されるスーフィズム。
    それは今も神学、法学とならび伝統イスラームの一角をなす哲学や修行道の総称である。
    その究極目的は「イスラーム」を味わうこと。
    かつて井筒俊彦はスーフィズムの哲学的、神秘主義的な側面に光をあてた。
    だが、個人の精神的営みであると同時に、スーフィズムは日本の芸道や武士道、少年マンガで描かれる師弟関係にも通じる修行の世界であり、時にはオスマン帝国、トルコの政権をはじめとしたイスラーム世界を動かす政治思想運動でもある。
    本書はトルコで教鞭を執る著者が、思想、修行法から、食、武術、音楽をも射程におさめ、よく生きるための「実践の道」としてのスーフィズムを解説する。

    ◆推薦◆
    スーフィズムを著者はこう定義する。
    「その中心的ストーリーは、
    “人は弱く、間違いを犯す存在である。
    しかし修行者は師の助けを通じて
    人間の精神的完成をひたすら目指す中で、
    人間を見捨てず絶えず導こうとしている
    アッラーの愛に気づく”ことである。」
    その修行の体系はまさにわれわれが「道」というものに近い。
    ――内田樹(思想家・武道家)

    ◆目次◆
    序章 イスラーム神秘主義とは何か?
    第一章 学問としてのスーフィズム
    第二章 師匠と弟子――スーフィズムの学びのネットワーク
    第三章 西欧とスーフィー――中東を越えるスーフィズムのネットワーク
    第四章 スーフィズムの修行(1)心の型
    第五章 スーフィズムの修行(2)心を練り上げる祈祷
    第六章 心の境地(1)
    第七章 心の境地(2)
    第八章 修行者の心構え――ナクシュバンディー教団「十一の言葉」
    第九章 五功の心――神・自然・人をつなぐ修行
    第十章 心を味わう――修行者の食卓
    第十一章 武の心――スーフィーとマーシャル・アーツ
    第十二章 心の詩、心の音色、詩と音楽
    第十三章 人の心――絶望と希望
  • シリーズ82冊
    8801,320(税込)
    著:
    苫米地英人
    レーベル: ――

    ■「自分を洗脳すれば、目標達成はできる!」

    本書は、昨今の脳ブームを作り、
    オウム真理教信者の脱洗脳でも有名な著者・苫米地英人の
    ベストセラーの新書化です。

    「頭でわかっていても、心と身体が言うことを効かない理由」を解説し、
    「誰でも目標達成できる技術「プライミング」を公開します!

    ■本書でわかる主なこと
    ・ダ・ヴィンチやモーツアルトが持っていた「共感覚」とは?
    ・人間の身体が持つ同調作用「ホメオスタシス」とは?
    ・人によって見えているものが違う「認知のカラクリ」とは?
    ・どんなことでも習慣化できる「アンカー」と「トリガー」とは?
    ・「ストックホルム症候群」とは?
    …など、最新の脳科学の成果で、あなたの人生を変えます!

    しかも、「誰でもできる」「どんなことでも習慣化できる」
    トマベチ流トレーニング付き!

    ■本書の方法を使えば、自分が変わるだけでなく、
    まわりも変えることができます。

    人は人との関係で生きているので、まわりの環境を変えることはとても大切です。

    そして本書を読み終えたあと、
    あなたは「本当の自分」に出会うことができるはずです。
    ・目標が達成できない!
    ・実力が発揮できない、認められない!
    ・悪い習慣(タバコなど)をやめられない!
    ・お金を貯めることができない!
    ・投資がうまくいかない!
    ・・・など、上記のどれか1つでも感じたことがあるなら、
    本書は大いに役立ちます!

    ※本作品は2006年に刊行されたものを再編集いたしました
  • 科学の時代に神を信じることは出来るのだろうか? この世に悪があることを宗教はどう説明するのか? 宗教は人を善良にしたり、世界を平和にするのか? 素朴な疑問を通して、宗教と人間のリアルに迫る。
  • 古代から現代にいたるまで私たちの暮らしに深くかかわっている「神道」。だが私たち日本人は、「神道」という宗教の本質を本当に理解しているだろうか? 本書では、開祖もいなければ、教義もない、そして救済もない「ない宗教」としての神道の本質を見定め、その展開を追う。日本人が神道とどのように関わってきたかを明らかにすることは、私たち日本人の基本的な世界観や人生観を考えることにつながっていく。
  • 西洋絵画の美の秘密

    恥じらいながら、生まれたばかりの透明な素肌を露にする愛の女神ヴィーナス、恍惚としてひとり横たわるマグダラのマリア、近代をとりこにした東洋の女奴隷たちの妖艶な姿態―西洋美術の世界を彩る美しいヌードが大集結。性のモラルの厳しいキリスト教社会で裸体を描くことがどうして可能だったのか? その多くが神話や聖書を題材とするのはなぜか? ボッティチェッリ描くヴィーナスのお腹が膨らんでいるわけは? いくつかの鍵を用いて読み解くと、魅惑的な姿に秘められた謎があざやかに浮かびあがる。カラー多数。200点以上の図版とともに楽しくアートの世界へ誘う極上の美術案内。
  • シリーズ9冊
    1,0561,650(税込)

    私たちは本を読むとき、さまざまなことを期待している。その期待は満たされたり、裏切られたり、覆されたりする。そのとき、私たちはどういう読者なのか、どういう感性を持っているのか、そして、どこにいるのか―近代読者の誕生から百年。作品論・作家論、テクスト論、構造主義、ニュー・アカデミズム、カルチュラル・スタディーズ…文学研究と現代思想のトレンドの変遷を跡づけ、「内面の共同体」というオリジナルの視点も導入しながら、読む/書くという営為の奥深き世界へと読者をいざなう。
  • キリスト教を裏から読む

    キリスト教には合理主義と神秘主義の二つの極がある。二千年におよぶキリスト教の歴史は、さながら理性と感性のはざまを揺れ動く振り子のようであった。この構図は近代以降も変わらない。宗教改革以後、むしろ振り子の振幅はますます大きくなった。イエズス会による布教活動、神秘主義の興隆、悪魔憑き、魔女狩りなど、熱狂的な信仰が西欧近代の宗教的エネルギーを吸収した。本書では、キリスト教における神秘主義の思想を、「エクスタシー」という視点から読み解いていく。ギリシア時代に水源をもち、ヨーロッパ思想の伏流水であるカトリック神秘神学を俯瞰し、キリスト教の本質に肉薄する危険な書。
  • シリーズ35冊
    1,7603,960(税込)
    著:
    渋井哲也
    レーベル: ――
    出版社: 論創社

    筆者は、学校に関連して死んでいく子どもたちの死因を「学校死」と定義したうえで、当事者を取材する。そこから見えてきたものは、学校が生徒を見殺しにしている実態であった。「学校死」は、どうすれば減らすことができるのか。その方法を探る。
  • 880(税込)
    著者:
    茶本繁正
    レーベル: ちくま文庫
    出版社: 筑摩書房

    安倍元総理銃撃事件を契機に注目を集めた統一教会。日本での活動の歴史は60年以上もさかのぼる。1970年代には統一教会の影響下にあった原理研究会が全国の大学で組織活動を広げ、大きな社会問題となった。強引な勧誘、募金、集団生活……。それは家族も巻き込んで多くの悲劇を生んだ。本書はいち早く原理運動に警鐘を鳴らし、社会に衝撃を与えた歴史的名著といえる。
  • "The Soka Gakkai is the most well-known and the largest of new religious movements (NRMs) in Japan. This book analyzes the history of the SGI-USA(Soka Gakkai International-USA) and the Soka Gakkai’s evangelizing in the U.S. from a sociological perspective of religion. How did the Japanese Soka Gakkai come to be accepted by Americans and take root in American society in the U.S., a country with a very different culture and religion? How was Nichiren Buddhism accepted in the U.S. in the midst of the postwar hippie culture? How was the faith transmitted to the United States by the Japanese and Nikkei who played a central role in the missionary work? The authors’ 15 visits to the U.S., in which they participated in local events of the organization and interviewed more than 70 SGI members in the U.S., revealed these questions and provides a bird's-eye view of the transformation of the Soka Gakkai in Japan since the period of rapid growth. This book is the English translation of “America Soka Gakkai 〈SGI-USA〉 no 55 nen”(2017, Shinyosha Ltd.).

    Publisher: Osaka University Press
    Author:
    Dr. Yutaka AKIBA is Professor of Graduate School of Sustainable System Sciences, Osaka Metropolitan University in Japan. He studied religion and social research method at Osaka University and obtained his Ph.D. in Graduate School of Human Sciences, Osaka University in 2003. He is the author of several English papers and Japanese books on religions.
  • 教養とは、人が人らしくあるために必要な「知の営み」だ――。ファスト教養に陥らない「本物の学び」を四人の識者と本気で考える。

    ●教養とは、人間がより人間らしくあるために必要な「知の営み」である――。 ●ファスト教養に陥らない「本物の学び」とは何か? ●リベラルアーツに向き合い続ける著者が、四人の識者と本気で考える。 近年、「たしかな教養を身につけたい」という風潮が広まり、書店でも「教養」をタイトルに冠する本が所狭しと並んでいる。なぜ現代において教養が必要とされるのだろうか。そもそも「リベラルアーツ」は何のために生まれたのか。神学者であり、東京女子大学学長としてリベラルアーツに向き合い続ける著者が、四人の識者と議論を交わし、その本質に迫る。
  • 1,100(税込)
    著者:
    城塚登
    レーベル: ちくま学芸文庫
    出版社: 筑摩書房

    社会思想は、その時代の社会がかかえる問題を解決しようと、思想家が格闘しつつ生みだすものである。本書はルネサンス以降の歴史を、3つの流れで捉える。すなわち、民主主義・資本主義社会はいかなる思想的過程で形成されたか、近代社会に顕在化した問題を解決するためどのような社会思想が生み出されたか、そして20世紀以降どのような問題が発生したか。著者が指摘する「現代社会の問題」とは、個人の自立性を押しつぶす官僚制化・大衆社会化・管理社会化であり、さらに資本主義社会の矛盾・弊害の克服を目指したはずの社会主義諸国の行き詰まりまでを含む。長らく読み継がれてきた簡潔で定評ある入門書。
  • 目 次

    序 章 宗教は謎だらけだ
    第1章 宗教の起源――宗教はいつはじまったか
    第2章 アニミズムの世界――狩猟採集民の宗教
    第3章 儀礼の体系の成立――農耕民と牧畜民の宗教
    第4章 多神教の確立――国家と文明の宗教
    第5章 世界宗教の誕生――「枢軸の時代」
    第6章 宗教改革の光と影――宗教は現代世界の成立にどう関係したか
        結 論
        あとがき
        注
        図版出典
        文献表
  • 1,925(税込)
    著者:
    渡辺浩
    レーベル: 筑摩選書
    出版社: 筑摩書房

    私たちは、私たちの文化と言語とを形成してきた永い歴史を受けて、その流れの中で、感じ、思い、考えている。では、過去にどのようなことがあったために、いま私たちはこのように感じ、思い、考えるのか。そして、その過去に気づくことによって私たちは何を得られるのか――そうした日本思想史と現在の関わりについての問題を研究してきた著者が、これまでに様々な機会に発表してきた短い考察を集成。碩学による「日本」をめぐる長年の思想史探究を集成した、驚きと刺戟に満ちた珠玉の小文集。 【目次】はじめに/I その通念に異議を唱える/II 日本思想史で考える/III 面白い本をお勧めする/IV 思想史を楽しむ/V 丸山眞男を紹介する/VI 挨拶と宣伝/索引
  • 1,100(税込)
    著者:
    納富信留
    レーベル: ちくま新書
    出版社: 筑摩書房

    専門を越えた開かれた知へ!

    世界哲学とは、西洋中心の「哲学」を根本から組み替え、より普遍的で多元的な哲学の営みを創出する運動である。それは、私たちの生活世界を対象とし、多様な文化や伝統や言語の基盤に立ちつつ、自然環境や生命や宇宙から人類を反省する哲学であり、世界に生きる私たちすべてに共有されるべき普遍性をもった、本来の哲学を再生させる試みでもある。『世界哲学史(全9巻)』の成果を踏まえつつ、より広い視野で世界哲学を本格的に論じ、開かれた知の世界へと読者をいざなう。
  • かつて砂糖やスパイスが貴重だった中世ヨーロッパにおいて、菓子技術の発展は修道院が中心になって担っていました。
    薬草による医療、農業や耕具、食などさまざまな分野での研究と技術向上が修道院で行われ、
    文化形成にあたって重要な役割を果たしてきたのです。
    なかでも地中海に突き出した半島であるイタリアは、紀元前から先進国だったアラブ世界や古代ギリシャとの交易も盛んだったため、
    いち早く新しい食材や菓子技術を得ることができました。

    本書は、現在にまで受け継がれる伝統的なイタリア菓子のなかでも、そんな修道院発祥の菓子を紹介。
    発祥にまつわる由来や物語に加えレシピも掲載します。
    粉のおいしさが伝わる素朴なものや、スパイスや果物の砂糖煮をふんだんに使った貴族由来のものまで約75種。
    また、レシピは伝統にのっとりながらも、日本でも再現できるように丁寧に解説しています。

    日本でも修道院菓子は人気がありますが、
    キリスト教のお膝元であるイタリアの修道院と菓子の歴史について丁寧に解説した、
    今までにない資料性の高い保存版的な内容となっています。
  • なにも終わっていない!

    いまも、多くの「宗教2世」が悩み苦しんでいる。何が問題で、どうすればいいのか? ジャーナリスト、研究者、弁護士ら専門家と当事者たち計40名以上が寄稿。この問題の解決へ向けて、総力を挙げて取り組んだ、全国民必読の書!
  • 3,080(税込)
    著:
    伊藤邦武
    レーベル: ――
    出版社: 岩波書店

    パースの知られざる宇宙生成の哲学.機械論的世界観を超え,現代の宇宙論に接近するその宇宙の描像を,論理学的・数学的探究と詩的・宗教的想像力の両面から立体的に再構成する.進化論的で多宇宙論的なヴィジョンに結晶した最も美しい算術のシステムへの憧れ──「早すぎた」知性の夢を追う.
  • 壮大無比のスケール

    須弥山とは、高さ約56万キロメートル、天神らが暮らす想像上の高峰である。5世紀頃インドで書かれた仏教論書『倶舎論』はこの須弥山を中心とする壮大な宇宙を描き出し、仏教が宇宙をどう捉えたかを詳細に解説した。本書は、『倶舎論』を基礎に他説も参照し、仏教宇宙観を簡明に記す。人間より優るが欲望の虜である天神とはいかなる存在か。「蛆虫に骨をうがたれる」といった地獄の責苦、世界を構成する四大と極微、宇宙の消滅と生成のサイクルなど、幅広く解説。後代に現れる極楽浄土の思想をも取り上げて、人生を苦とし、輪廻と解脱の思想を根底とするこのユニークな体系の変遷をたどる。長年読み継がれてきた入門書。
  • 格差の拡大は確かに問題ではあるが、それを「封建制」と言うのは大げさだと思うかもしれない。しかし、本書を読めば、そのような認識が甘かったことに気付くであろう。ーー中野剛志氏「日本版解説」

    あなたは「新しい貴族階級」か。
    「新しい奴隷階級」か。
    私たちはどう生き残るのか。
    階級や格差の固定化、社会的地位上昇機会の喪失がもたらす「新しいかたちの貴族制」を徹底分析。
    アメリカを代表する都市問題研究者によるシリコンバレー発「地獄の黙示録」。


    <「新しい封建制」社会はこうなる!>

    【第一身分】
    コンサルタント、弁護士、官僚、医師、大学教員、ジャーナリスト、アーティストなど。
    高度な知識を有し、支配体制に〈正当性〉を与える「有識者」(現代の聖職者)。

    【第二身分】
    GAFAなどの巨大テック富裕層が率いる「新しい貴族階級」。

    >>>>>>>>>>>>>> 超えられない壁 >>>>>>>>>>>>>

    【第三身分】
    それ以外の人びと。中小企業の経営者、熟練労働者、民間の専門技術者など。
    21世紀の「デジタル農奴」「新しい奴隷階級」。
  • 目 次

    序文――編者による解説

    歴史と方法
    第1章 フランス社会学
    第2章 マリノフスキ追悼
    第3章 エドワード・ウェスターマークの業績
    第4章 ナンビクワラの名称について

    個人と社会
    第5章 五つの書評
    第6章 幸せのテクニック

    互酬性とヒエラルキー
    第7章 南米インディオにおける戦争と交易
    第8章 未開部族における首長権力の社会的および心理学的側面――マト・グロッソ州北西部のナンビクワラ
    第9章 互酬性とヒエラルキー
    第10章 未開社会の外交政策

    芸 術
    第11章 インディオの化粧
    第12章 アメリカ自然史博物館の北西沿岸部の芸術

    南米の民族誌
    第13章 ブラジル・インディオ諸部族における親族語彙の社会的用法
    第14章 南アメリカにおける双分組織について
    第15章 トゥピ・カワイブ族
    第16章 ナンビクワラ族
    第17章 グアポレ川右岸のインディオ諸部族

    地図
  • 宗教なんてうさんくさい。うっかりハマったら怖い。だから近づかない。多くの日本人はそう思っている。だけど、どんな国でも地域でも、宗教はすっかり日常に溶け込んでいる。文化や価値観の骨格であり、それゆえ紛争のタネにもなる。宗教を知らなければ、世界の人びとを理解することはできないのだ。この本では、世界の宗教を理解するための基礎中の基礎を紹介。「人類の叡智としての宗教」のエッセンスが詰まった、小さいながら充実の入門書。
  • 出産・七五三・成人・結婚・葬送など日本人が経験する人生儀礼や、各地に伝わる習俗や祭りのなかには、いかなる「霊魂観」が反映されているのだろうか。本書は、ミロク信仰から都市伝説までの多様な事例とともに、霊魂という実在が「この世」と「あの世」のあいだを往還するという日本独特の世界像と、その移動にともなって不安定になる霊魂をおちつかせるためにも儀礼が必要とされたことを説く。迷信の一言では片づけられない、日本の生活文化にいまも息づくアニミズム的心性を解明した宮田民俗学の真髄。講演記録を中心に編集された、平明な語り口による一冊。
  • 1,100(税込)
    著者:
    井奥陽子
    レーベル: ちくま新書
    出版社: 筑摩書房

    「美しい」とはなにか

    近代美学は、17~19世紀のヨーロッパで成立しました。美学と言っても、難しく考えることはありません。「風に舞う桜の花びらに思わず足を止め、この感情はなんだろうと考えたなら、そのときはもう美学を始めている」ことになるからです。本書は、芸術、芸術家、美、崇高、ピクチャレスクといった概念の変遷をたどり、その成立過程を明らかにしていきます。
  • 「ホンマでっか!?TV」出演の生物学者による痛快批評!! 家畜化の先に待つ阿鼻叫喚の未来、日本を蝕む病の正体と脱却の道を探る――一部のオオカミが、進んで人間とともに暮らすことで食性や形質、性格を変化させ、温和で従順なイヌへと進化してきた過程を自己家畜化という。そして、この自己家畜化という進化の道を、動物だけでなく人間も歩んでいる。本書は自己家畜化をキーワードに、現代日本で進む危機的な状況に警鐘を鳴らす。生物学や人類学、心理学の知見を駆使して社会を見ることで、世界でも
    例を見ない速度で凋落する日本人の精神状態が明らかになる。南海トラフ大地震といった自然災害の脅威が迫り、生成AI、ゲノム編集技術といった新しいテクノロジーが急速に普及する今、日本人に待ち受ける未来とは――。
  • 12世紀の中世ヨーロッパ、一人の哲学者の著作が再発見され、社会に類例のない衝撃を与えた。そこに記された知識体系が、西ヨーロッパの人々の思考様式を根底から変えてしまったのである。「アリストテレス革命」というべきこの出来事は、変貌する世界に道徳的秩序と知的秩序―信仰と理性の調和―を与えるべく、トマス・アクィナスをはじめ、キリスト教思想家たちを激しい論争の渦へと巻き込んでいった。彼らの知的遺産は、現代にどのような意義を持つのであろうか。政治活動の発展と文化的覚醒が進んだ時代の思想を物語性豊かに描いた名著。
  • 人間は、どうやら120歳(大還暦)まで生きることができるらしい――そんな時代に長い老後をどう生きて、どう死んでいくのか。それを考える上で、「宗教」は役に立つのか。宗教学者の著者が、日本人の死に方、生き方、宗教の衰退について、そして、最期まで充実して楽しく過ごすにはどうしたらいいかを考える。秘訣は「怒らない」「超然とする」「自分にとって切実な、学ぶテーマを見つける」!
  • 祟るほどパワーが強い!参拝する前に知っておきたい「最強神社」の真の姿、そして謎――『古事記』『日本書紀』に登場する神々を祀る神社。これを、著者は「最強神社」と定義する。最強神社には謎が多い。たとえば伊勢神宮は皇祖神アマテラスを祀りながら、なぜ天皇は明治時代まで参詣しなかったのか。出雲大社の巨大な本殿は実在したのか。大神神社の御神体・三輪山には何があるのか。宗像大社が鎮座する沖ノ島で行われていた謎の祭祀とは。これらを含め、この国の成り立ちにまつわる謎を読み解いていく。また現在、ご利益をもたらすと考えられている神々のなかには、かつては荒々しく祟った神も存在する。最強神社と太古の神々を知れば、参詣・参拝など神社との向き合い方が大きく変わるだろう。
  • 漢字を繙(ひもと)いて神仏と対峙する!

    すべての漢字には神仏(みほとけ)の精神が宿っている。日頃から慣れ親しんでいる漢字の一字一句の由来を追求し、それぞれの文字が持っている生命力や意味を自然化学や哲学の領域にも立ち入りながら、新たな漢字の世界を紹介。安以宇衣於(あいうえお)や、零、壱、二、三…の漢数字に隠された仏教思想を解き明かしていきます。
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    ●安心の岸辺は残されているのか
    山折哲雄

    ●ケアラーズカフェ、フードパントリー、災害時の避難場所……
    思いをかたちに――時代に合った社会貢献
    戸松義晴

    ●『月刊住職』を作って49年
    日本のお寺はなくならない
    矢澤澄道

    ●1995年生まれの女性僧侶が語る
    生きづらい現代にこそ知りたい親鸞の教え
    片岡妙晶
  • 1,980(税込)
    著者:
    櫻井康人
    レーベル: 筑摩選書
    出版社: 筑摩書房

    十字軍と言えば、もっぱら運動としての面が注目され、十字軍士たちが各地に建設した諸国家、すなわち十字軍国家の全体像が語られることはなかった。だが、1098年のエデッサ伯国建国から、1798年のナポレオンによるマルタ島攻撃までの実に700年にもわたり十字軍国家は存続していた。ローマ教会、ビザンツ帝国、神聖ローマ皇帝、イスラーム勢力や地中海の諸商業都市、傭兵団、さらには来襲するモンゴル勢など、多種多様な勢力が複雑に絡み合う興亡の歴史を、第一人者が活写する。 【目次】序 十字軍国家とは何か/I ラテン・シリア/第1章 ラテン・シリアの誕生(1097-1099年)/第2章 ラテン・シリアの形成(1098-1118年)/第3章 ラテン・シリアの成長(1118-1146年)/第4章 ラテン・シリアの発展と分断(1146-1192年)/第5章 ラテン・シリアの回復と再分断(1192-1243年)/第6章 ラテン・シリアの混乱と滅亡(1243-1291年)/II キプロス王国/第7章 キプロス王国の形成と発展(1191-1369年)/第8章 キプロス王国の混乱と消滅(1369-1489年)/補章1 ヴェネツィア領キプロス(1489-1573年)/補章2 キリキアのアルメニア王国(1198-1375年)/III ラテン・ギリシア/第9章 ラテン帝国(1204-1261年)/第10章 フランク人支配下のモレア(1)(1204-1311年)/第11章 フランク人支配下のモレア(2)(1311-1460年)/補章3 カタルーニャ傭兵団とアッチャイオーリ家(1311-1462年)/IV 騎士修道会国家/第12章 ドイツ騎士修道会国家(1225-1561年)/第13章 ロドス期の聖ヨハネ修道会国家(1310-1523年)/第14章 マルタ期の聖ヨハネ修道会国家(1523-1798年)/あとがき/主要参考文献/十字軍国家支配者一覧
  • 私は理解されるまでに1000年のときを待つ――。生前、名声をほしいままにしながら、その後、幾世紀にもわたり忘れ去られた存在であった若冲は、代表作《動植綵絵》のうち一五幅を描き上げたとき、この謎めいた言葉を残した。そこに込められた秘密とは? 若冲研究の第一人者がはじめて明かす、知られざる若冲像。
  • シリーズ5冊
    1,5401,870(税込)
    編著:
    河井孝仁
    レーベル: ――
    出版社: 彩流社

    市民と行政がタッグを組んでまちをより良いものにするためには
    どうすればいいのか?
    互いに共感し合い共創を実現することはできるのか?
    市民と行政が本音をぶつけあって目的を達成した具体的なケース紹介から
    そのロジックを考える。
    「人を本気にさせ、巻き込み、参画者を増やすことは、市民のほうが上手」!
    行政が弱さを見せて市民を迎え、課題解決を実現した手法とは!?

    執筆する市民と行政職員=白澤美幸・河尻和佳子(第1章:千葉県流山市)、
    中垣由梨・大垣弥生(第2章:奈良県生駒市)、
    室越礼一・浅賀亜紀子(第3章:栃木県那須塩原市)。

    <もくじ>
    第1章 街は常に変化があり完成形がない
        ―千葉県流山市
    第2章 刺激を与え合い何回も繰り返す
        ―奈良県生駒市
    第3章 信じてみたら想定以上の効果があった
        ―栃木県那須塩原市
    第4章 市民の本音と行政への期待(市民鼎談)
    第5章 行政職員が地域で生きる(行政職員鼎談)
  • シリーズ2冊
    1,5001,760(税込)
    著者:
    佐治晴夫
    レーベル: 毎日新聞出版

    262文字の中に記述された現代宇宙論のエッセンス。「ゆらぎ」理論の研究などで知られる物理学者が「般若心経」を科学のまなざしで読み解く感動の宇宙講義。この宇宙に存在するすべてのものは、根源において同一であり、互いに浸透しあう相互依存の存在である。私たちの体もまた「自分以外」のもので構成されており、物質としての自分の体は、時々刻々と変化しているのに、なぜ、自分は自分であり続けられるのか――現代科学が明らかにする宇宙の様相を、「般若心経」を通じて考察する、著者のライフワークここに結実!
  • 日本の神々とは日本人にとってどのような存在だったのか。神々は日本の風土のなかでどのような役割を担っているのか。日本の神は、自然を畏敬し国土の安寧を願う出雲系と、天皇による国家支配を正当化する高千穂・日向系に分かれる。高千穂・日向・出雲で景観問題の解決に奔走した著者が神話の舞台を歩き、「古事記」「日本書紀」編纂の場である飛鳥の遺跡に身を置いて、神々の来歴にひそむ謎を解く。【目次】序章 女神はなぜ洞窟に隠れたか――高千穂神話の世界から/第I部 出雲の神々の世界へ/第一章 スサノオの国づくりと和歌の起源――出雲平野の「わが心すがすがし」/第二章 斐伊川水系大治水計画――昭和・平成のオロチ退治/第三章 天下経営の大神――出雲大社表参道神門通りの道づくり/第四章 水に臨む神々――城原川流域委員会/第五章 疫病神の活躍――鞆の浦まちづくり/第II部 風土に生きる神々/第六章 巨大ナマズと戦う神々――要石とプレートテクトニクス/第七章 「ふるさと見分け」の方法――姥ヶ懐・裂田溝の危機/第八章 白き山の姫神――在地神と外来神/第九章 座問答――古代の大合併と合意形成の知恵/第十章 神々誕生の海岸――宮崎海岸侵食対策事業/第III部 神話から歴史への旅/第十一章 飛鳥にて――『古事記』『日本書紀』編纂スタートの地/第十二章 神話と歴史をめぐる三つの疑問/第十三章 飛鳥浄御原宮――神話と歴史を編む/第十四章 前例としての日本神話/第十五章 古代からの伝言――危機の時代のリスクマネジメント
  • 剣禅一如

    宮本武蔵の『五輪書』、柳生宗矩の『兵法家伝書』とならぶ三大兵法書の一つ『不動智神妙録』。書いたのは武士の家に生まれながらも得度し、大徳寺住持となった禅僧・沢庵宗彭。剣の修行は心の修行に他ならないという「剣禅一如」が初めて説かれた一書で、戦いのみならず万事に対処できる心と体の動きが解説されている。将軍家剣術指南・柳生宗矩に授けられたことから柳生新陰流の聖典となったが、小野派一刀流など他の流派でも広く読まれ、幕末の剣聖・山岡鉄舟も愛読した。併録した『太阿記』は凡人が凡人のまま剣の達人になる道筋を示したもの。『玲瓏集』はわれわれの視野がいかに分別心によって曇らされているかを説く。
  • 信仰の対象としての「神さま」と哲学の中で問題になってきた「神」はどう違うのか。絶対的に無限な「神」が存在するとはどういうことか。「神」についてモヤモヤしている人におくる宗教哲学入門。
  • あれも、これも無宗教のせい?

    「日本人は無宗教だ」とする言説は明治初期から、しかもreligionの訳語としての「宗教」という言葉が定着する前から存在していた。「日本人は無宗教だから、大切な○○が欠けている」という“欠落説”が主だったのが、1960年代になると「日本人は実は無宗教ではない」「無宗教だと思っていたものは“日本教”のことだった」「自然と共生する独自の宗教伝統があるのだ」との説が拡大。言説分析の手法により、宗教をめぐる日本人のアイデンティティ意識の変遷を解明する、裏側から見た近現代宗教史。 【目次】はじめに 藤原聖子/第一章 無宗教だと文明化に影響?――幕末~明治期 木村悠之介/第二章 無宗教だと国力低下?――大正~昭和初期 坪井俊樹/第三章 無宗教だと残虐に?――終戦直後~1950年代 藤原聖子/第四章 実は無宗教ではない?――1960~70年代 木村悠之介/第五章 「無宗教じゃないなら何?」から「私、宗教には関係ありません」に――1980~90年代 和田理恵/第六章 「無宗教の方が平和」から「無宗教川柳」まで――2000~2020年 稲村めぐみ/おわりに 藤原聖子
  • 現代聖書学については「二十世紀で最も進んでいる学問は原子物理学と聖書学であるといわれるほど発達した」(山本七平)とされる。イエスの実像に迫るには、マルコ・マタイ・ルカ・ヨハネの四つの正典福音書が典拠となる。その分析から導き出されたのは、イエスの風貌とユーモアが、寅さんの世界に類似しているとの意外な発見であった。読者が一気に読破できるように、大きな反響を呼んだロングセラーの表現や論理をより明確化。寅さんとイエスの風貌がより生き生きと見えてくる、待望の改訂新版。
  • 出家者の悟りのための宗教として機能していた仏教が在家者の葬式のための宗教としても機能するようになったのはなぜか。布施、葬式、戒名、慰霊、追善、起塔それぞれの始まりを求め、アジア各地の仏教を探っていく。悟りを開いた出家者の霊力に対し、在家者が抱懐する聖者崇拝。布施をくれる在家者の要望に応え、出家者が受容する土着習俗。仏教学、民族学、文化人類学の成果をもとに、アジア各地に共通の背景を解明し、弔いが仏教となっていく過程を俯瞰する。
  • 宗教と政治の関係を考えるには、近現代史を踏まえねばならない。本書は日本の宗教行政・政策史を概観し、重要なトピックその中に位置づけ分析する。明治以来、政府は宗教団体法の制定を模索し、昭和にようやく国民精神動員の名目で成立させたが戦後、占領軍が廃止を命令。1951年成立の宗教法人法が宗教団体の自由と自治を大幅に認め、政教分離を明確に定めた。キリスト教公認問題、内村鑑三不敬事件、戦争と宗教、靖国問題などトピックから政教関係の全体像を照射する。
  • シリーズ5冊
    1,9802,200(税込)
    編著:
    駒村圭吾
    レーベル: ――
    出版社: 弘文堂

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    新型コロナによる自粛と補償の問題、LGBTと人権など、身近なニュースと憲法の関わりが理解できるゼミナール編4テーマを追加。気鋭の憲法学者たちがユーモアとスパイスの効いた筆致で憲法の現状と課題を整理した決定版テキストがますますパワーアップ!
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    「家」なき時代において、墓を建て、それを継承することの背景には、何があるのだろうか? 社会的アクターとしての地方自治体・石材店・仏教寺院に注目し、それらが参与することによって、墓を建て、継承するという営みの意味が変容する過程を、社会学の観点から明らかにする。
  • 一九五四年、文鮮明によって創設された統一教会。戦後韓国で勃興したキリスト教系新宗教の中でも小規模な教団だったが、日本に渡ったのち教勢を拡大、巨額の献金を原資に財閥としても存在感を強めた。「合同結婚式」と呼ばれる特異な婚姻儀礼、日本政治への関与、霊感商法や高額献金、二世信者――。異形の宗教団体はいかに生まれ、なぜ社会問題と化したのか。歴史的背景、教義、組織構造、法的観点などから多角的に論じる。
  • 絵画のもつ意味、それを“解釈”するにはどうしたらよいか──。その基礎的方法論のひとつとして挙げられるのが図像解釈学(イコノロジー)である。本書は、カラヴァッジョ『果物篭』、ボッティチェッリ『春』、ブロンズィーノ『愛のアレゴリー』、ブリューゲル『バベルの塔』等、重要な名画12作品を取り上げ、関連作品と比較しつつ、その背後にある思想や意味世界への接近を試みる。イメージの読み解きによって、美術の深みと無限の感受性への扉を開ける、美術史入門書の決定版。
  • 「何か面白いことないかな~、退屈だなぁ」「大きな会社の重役になって、すごい出世だね」「あっ、茶柱が立っている。縁起がいいな」。
    日頃使っているこれらの言葉のルーツをたずねていくと、実はその源の多くが仏教にあるってご存知でしたか?
    ほかにも「有頂天」「微妙」「有り難う」「世界」など「48語」を手がかりに、仏さまからのメッセージと、今まで知らなかった言葉の世界を説き開きます。

    【もくじ】
     (1)退屈 (2)出世 (3)我慢 (4)分別 (5)微妙 (6)無学 (7)他力 (8)不退転 (9)有頂天 (10)唯我独尊 (11)有り難う (12)阿修羅 (13)流通 (14)悲願 (15)お彼岸 (16)凡夫 (17)荘厳 (18)遊戯 (19)歓喜 (20)方便 (21)魔 (22)真実 (23)畜生 (24)餓鬼 (25)地獄 (26)善哉 (27)世間 (28)外道 (29)極楽 (30)有為 (31)縁起 (32)迷惑 (33)四苦八苦 (34)煩悩 (35)流転 (36)意地 (37)三昧 (38)世界 (39)平等 (40)自業自得 (41)一味 (42)愚痴 (43)因縁 (44)自然 (45)無上 (46)実際 (47)人間 (48)往生 /あとがき

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