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『思想、哲学、学問、雑誌を除く(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全691件

  • シリーズ123冊
    7481,210(税込)
    著:
    長澤光晴
    レーベル: ――

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    水洗トイレ・冷蔵庫からジェトコースター、スケート、虹、オーロラ、飛行機、人工衛星・GPSまで身の回りにある物や現象のしくみが面白いほどよくわかる!文系の人でも理解できるよう、とにかくわかりやすく、またとにかく図を使ってうまく説明しました! 本書で扱ったテーマは、身の回りにそれとなくある物や現象です。それらの仕組みを知らなくても生きてはいけますが、知っていればなかなか楽しく暮らしていける、そんなものばかりです。物理の醍醐味は、いろいろな現象を少数の法則や定理そして少しの仮定で取り扱うことができるところにあると思います。
  • シリーズ175冊
    5831,595(税込)
    著:
    塩田清二
    レーベル: NHK出版新書
    出版社: NHK出版

    認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
    時代がやってきた!

    視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。

    ■目次
    第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
    第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
    第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
    第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方
  • シリーズ792冊
    99858(税込)
    著者:
    真生麻稀哉
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    20分で読めるミニ書籍です(文章量20,000文字程度=紙の書籍の40ページ程度)
    「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

    書籍説明文
    発達障害診断を受けるにあたって、当事者が、どうすればいいかを事例を挙げて徹底指導!発達障害は、当事者にも雇用者にも社会にとってもデリケートな問題。トラブル対策完全マニュアルを味方にしよう!

    まえがき
    まず、この本を手に取っている架空の「あなた」の話をしましょう。
    「空気、読めないね」
    「こんなこともできないの?」
    「どうして、そういう考え方をするのか、わからない」
    他人から、こういうことを言われた経験と―
    「頭の中が色んな思考でいっぱい」
    「集中力がない」
    「一度集中すると、寝食何もかも忘れてしまう」
    「努力しても、努力してもうまくできないことがある」
    こんな自分の実感とが、ちかちかちかと点滅して―
    あなたは、「もしかして、俺(私)発達障害かもしれない」という疑いを抱くようになる。

    著者紹介
    真生 麻稀哉(シンノウ マキヤ)
    愛知大学国文学専修卒業。2013年、某マスコミ関係の会社で働いている時に、広汎性発達障害の診断を受ける。障害者手帳3級取得歴1年半。5月に会社を退職。現在は、小説の賞に応募を続ける傍ら、某広告代理店でライターとして勤務中。… 以上まえがきより抜粋
  • イスラームは天文学を必要とし、天文学はイスラームなくして発展し得なかった。

    論証と幾何学により天文現象をモデル化しようとした古代ギリシアの試みは、2世紀エジプト・アレクサンドリアのプトレマイオスに受け継がれ、その主著『アルマゲスト』において、天動説による宇宙モデルはひとつの完成を見た。

    しかし、その後のローマ帝国において人々が必要としたのは、天文学という知的探求そのものではなく、占星術とホロスコープであり、星々の位置を定める手段のみであった。ギリシア科学やプトレマイオスによる幾何天文学を展開・発展させる者がヨーロッパ世界において現れるのは、コペルニクスの登場まで待たねばならなかった。

    だが、地動説を打ち立て天文学のみならず科学を大きく転回させたコペルニクスは、明らかにプトレマイオスの天文学を受け継いでいた。7世紀には断絶を迎えていたはずの幾何天文学は、16世紀のコペルニクスまで、いかにしてたどり着いたのだろうか。

    実は『天球回転論』では、サービト・イブン・クッラ、バッターニー、ザルカーリー、イブン・ルシュド、ビトルージーらイスラーム世界の学者への言及がされている。コペルニクスは、イスラーム地域の天文学者たちの成果を、参照すべき先人の業績とみなしていたのである。

    イスラーム世界、とりわけアッバース朝では、それまでのペルシアの伝統を受け継ぎ、翻訳事業を振興し、占星術を重視した。他方で、異教徒との議論において自らの教義の正当性を揺るがぬものとするため、世界の仕組みについての合理的な説明を厳密に組み立てる「論証」が求められた。そうした要請のもとイスラームの学者たちは、古代ギリシアやインドの知的達成に学び、その中でプトレマイオスは再発見されたのである。さらに彼らは、天体モデルの整合性を追究し、観測結果に基づいてプトレマイオス天文学の修正を目指し、より厳密な幾何天文学を構築しようとした。その集大成を、地動説という形で成し遂げたのがコペルニクスだったのである。

    コペルニクスの登場が近代天文学、ひいては近代科学の始まりであるとするならば、イスラームによる天文学研究は、近代科学の礎となる重要な活動であったと言える。
    本書は、イスラーム世界において天体への考察が科学として磨き上げられていった歴史を、簡明かつ鮮やかに描き出すものである。

    *本書の原本は、2010年に岩波科学ライブラリーより刊行されました。
  • 「クソジジイ」はホメ言葉?
    自分勝手すぎる自己愛の怪物、性格が最低最悪の哲学者だったクソジジイ、
    ショーペンハウエルの生き方こそ、絶望の現代にふさわしい最強最高の生き方だった.。

    最低のジジイだからこそ、最高の哲学が生まれた。
    希望も解決策もない、ロクでもない現代――
    性格が“最悪”の哲学者に学ぶ人生のヒント

    さあ、アナタも自分勝手に生きよう!!

    ●自己愛の怪物
    ●言行不一致の達人
    ●母親の葬式は全力で無視
    ●バカの見本市としてのヨーロッパ
    ●人間は犬以下である
    ●山梨県のショーペンハウエル
    ●世界は巨大な小学校である
    ●ペテン師ヘーゲル
    ●哲学という名の売春
    ●安全圏からの死体蹴り
    ●高邁な魂は不労所得に宿る
    ●若さは錯乱である
    ●孤独は天才の特権である
    ●人類に知性を期待するな
    ●騒音は「思考の殺人」
    ●天才という名の不治の病
    ●役に立つことのくだらなさ
    ●引きこもりになろう
    ●虚栄心という病
    ●ネガティブ・シンキングのすすめ
    ●世界とは脳内現象
    ●自殺者は生を愛しすぎている
    ●本当の自分など存在しない
    ●意志の核心はセックス
    ●恋の正体は種の保存
    ●クソジジイの幸福 ほか

    【主な内容】
    はじめに 今、なぜクソジジイなのか?
    第一章  クソジジイ列伝
    第二章  なぜ新しいものはゴミなのか?
    第三章  世界を遮断する技術
    第四章  意志と表象としてのクソジジイ
    第五章  人生は地獄である、あきらめよ!
    第六章  なぜギリシャとインドなのか?
    第七章  自分を棚にあげる哲学
    おわりに 世界はクソである
  • 「フロムの狙いは、ソ連型マルクス主義からマルクスの思想を解放し、ヒューマニズム(人間主義)としてマルクス主義を再解釈することだ」(作家・佐藤優「推薦の辞」より)。

    人間主義的精神分析家として知られるエーリッヒ・フロムがマルクスについて論じ、樺俊雄氏が訳した名著。待望の復刊にあたり、新たに佐藤優氏の「推薦の辞」を収録した。 マルクスの『経済学・哲学草稿』をベースに、『資本論』『ドイツ・イデオロギー』なども読み解きながら、マルクス思想の人間主義的側面について浮かび上がらせる。世間で広く誤解されているマルクス思想の本質に迫る一書。

    「マルクスの人間観を内容とする本書がマルクスを理解するのに役立ちつづけ、そして『反マルクス主義者』やみずからマルクス主義者を名のる多数の人によって彼の思想が曲解され改悪されるのに対する矯正手段として役立つであろうことを、私は希望するものである。それと同時に、本書が今日起こりつつあるヒューマニズムの再生運動に役立つことを、私は希望するものである」――本書「日本語版へのまえがき」より。
  • シリーズ7冊
    2,4203,300(税込)
    編集:
    小倉孝誠
    レーベル: ――

    感想から解釈へ、感動から批評へ飛躍するために。脱構築批評からフェミニズム批評、システム理論、そしてエコクリティシズムまで。 20 世紀から現代までの理論を幅広く学び、具体的な作品分析をとおして批評のプロセスも体感できる入門書。
  • シリーズ4冊
    1,100(税込)
    著:
    宇野重規
    レーベル: ――

    民主主義の機能不全がささやかれる今、私たちはいかに自由を失うことなく他者と社会を築けるのか。民主主義論の第一人者である著者が、ルソーの名著から熱きメッセージを読み込む。
    「入門書の入門」とも言うべきわかりやすさで、『社会契約論』のキモが100ページのボリュームでわかる!

    【目次】
    はじめに いまの政治に疑問を感じる人へ
    第1章 ルソーはどんな人だったの?
    第2章 自由でありつつ人と仲良くするってどういうこと?
    第3章 一般意志って結局何なの?
    第4章 ルールを作る人と実行する人は別?
    終 章 いま『社会契約論』を読む意義って?
    『社会契約論』の翻訳について/次に読みたい本
    ルソー略年譜

    『社会契約論』の翻訳について

    次に読みたい本
  • ginga_ai_shintou

    日本人はよく「無宗教だ」といわれる。しかし、それは日本特有の宗教である神道が、あまりにも暮らしの中に溶け込んでいるからかもしれない。日本中そこここに見られる神社や鳥居、自然現象や衣食住を司る八百万の神々、初詣や季節ごとの節句など、神道は日本の風土や気候と強く結びついており、罪悪感や美意識といった精神的な価値観にまで深く影響を与えている。本書では日本と日本人の心の原点を神道にまつわるエピソードとともにたどる。
  • 勉強のこと、友だちのこと、死、そして生きること…人生の根幹に関わる大切な8つのことについて、これから大人になる子どもたち、そして大人になるって難しい…と思っている人たちへ向けたメッセージ。
  • 女性にはどんな権利が必要? 「女の仕事」はどう生まれた? 多様で複雑なフェミニズムの論点を、多様で複雑なまま、でもわかりやすく伝えます。
  • 理不尽な出来事に見てみぬふりをしていませんか? 誰かのいうことに従っていても、世の中は解決しない問題だらけ。打開するには自分で声をあげるしかありません。そうしたあなたに勇気と思考を与えます。
  • 教会堂を飾る奇怪な彫刻の群れ、異様な幻視に取り憑かれた修道士、黒いマリア像、戦いで浴びた血を浄め天を望む祈りの声……厳粛なキリスト教を笑うかのような大らかで過剰な表象に満ちたロマネスク。10世紀から12世紀半ばにかけて、豊かな自然を背景に新たな信仰を模索した人々は、天上に神を仰ぐ一神教を維持しつつ、自然界に神々の現れを見る異教を受け入れて、垂直と水平の両方の視界の「つながり」を求めた。近年の西洋中世研究の成果をふんだんに織り込み、ロマネスクの時代精神に光を当てる待望の書。
  • シリーズ136冊
    109880(税込)
    著者:
    万里ちひろ
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    30分で読めるミニ書籍です(文章量32,000文字程度=紙の書籍の64ページ程度)
    「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

    書籍説明文
    まえがき
    【雪女】
     近づいてはならぬとわかりながらも、惹かれてしまう……妖艶で危険な、美しき物の怪。
     そんな印象のある「彼女」にも、恋する気持ちはあるのだろうか?
     もしも恋をするのなら、いったいどんな恋の軌跡を紡ぐのだろうか?
     そして、また。「人ならぬモノ」からの想いを受け止める男には、いったいどんな覚悟が必要だったのか?
     この物語は、そんな疑問から始まったものでした。
     ──雪女の純愛を紡ぎたい。
     夜の闇を失いつつある現代に埋もれていく、小さな儚さをそっと掘り起こすように。少しだけ、語らせてください。

    著者紹介
    万里ちひろ(ばんりちひろ)
    1月5日生まれ、埼玉県在住x。
    小説を書くことを自己表現とし、恋愛ものからファンタジー、ヒーローものなど、興味を持ったジャンルには、とりあえず首を突っ込んでネタ出しを試みる体質。
    執筆において「ヒロインは可愛くあらねばならぬ」が理想と信じて疑わない。
    著作…「年下カレシと記念日カノジョ。10分で読める恋人をもっと好きになる物語。彼女の秘密と彼氏の秘密」(まんがびと刊)
    その他、コミケなどオタクイベントで細々と活動中… 以上まえがきより抜粋
  • 思想はここに極まる
    ヘーゲルの没年に行われた最後の講義。その筆記録を忠実に訳し、歴史哲学の実像を伝える。

    ヘーゲル終焉の年に行われた「世界史の哲学」講義筆記録の新訳。歴史を通し精神の本質をなす自由はどう実現されたか。思想の最終到達点が示される。

    ===
    「世界史は自由の概念の発展である」と主張し、その過程を縦横に語った講義「世界史の哲学」。長らくヘーゲルの入門書として読まれてきた『歴史哲学講義』は、恣意的な編集によって歪められたものであったため、多くの誤解を生んできた。アカデミー版全集に基づいた新訳は、真のヘーゲル像を明らかにする。10年間になされた講義のなかでも1830/31年冬学期の講義は特に重要だ。中国、インドなどの東方世界の歴史から、ギリシア、ローマ、ゲルマンへと辿り、フランス革命後の激動期を考察する。それはヘーゲル最後の国家論・政治哲学の卓抜な洞察であり、現代の自由主義論争にも大きな示唆を与える。

    【目次】
    訳者による序
    凡例
    訳注の凡例

    世界史の哲学への序論
    はじめに
    一 世界史の哲学の普遍的な目的は客観的な目的
    二 究極の目的設定の内容
    三 世界史の歩み

    世界史の哲学
    一 地理学的三区分
    二 世界史の時代区分

    第一章 東方世界
    一 中国
    二 インド
    三 ペルシア帝国
    四 エジプト

    第二章 ギリシア人
    第一期 ギリシア世界の起源と形
    第二期 ペルシア戦争からアレクサンドロス大王の東方遠征まで
    第三期 ギリシアの没落

    第三章 ローマ人
    第一期 ローマの起源と強国への発展
    第二期 第二次ポエニ戦争から帝政成立まで
    第三期 帝政時代

    第四章 ゲルマンの国

    第一期 ゲルマン諸民族の登場
    第二期 中世
    第三期 近世

    訳者あとがき
    事項索引
    人名索引
  • 「生んでくれなんて頼んでない」
    「親ガチャ“ハズレ”」
    「子どもはほしくない」
    その気持ちを論理で考える一冊

    子どもは「生まれるか」を選択することはできません。親の一方的な考えのみで「存在させられる」のです。だから「生んでくれなんて言ってない!」と思うのは当然のこと。「親に感謝すべき」「幸せな人生を目指すべき」という重圧をほどき、生きづらさとともに生きるために。

    ◎本書抜粋
    反出生主義は「死んだほうがいい」と言っている思想ではありません。ここが最も誤解されやすいところです。反出生主義が問題にしているのは、「新しく人を存在させること」です。すでに存在している人に「存在するな」と言っているわけではありません。まったく逆です。今いる人には、できるだけ良く生きてほしい。苦しみを減らし、少しでも良い人生を送ってほしい。反出生主義は、そういう思いから出発しています。(「まえがき」より)

    ===
    【目次】
    まえがき

    第1章 生まれるって、だれの決断?
    1 「頼んでない」は言ってはいけない?
    2 親は依頼されていない/子は選べない
    3 存在させることの一方通行性

    第2章 「親ガチャ」を考え直す
    1 そのガチャって誰が回してる?
    2 金持ちに生まれたら幸せ?
    3 「子ガチャ」の視点

    第3章 「幸せ」を倫理学で考えてみる
    1 快と苦は相殺できる?──功利主義という考え方
    2 存在させることは「害」か?──ベネターの非対称性
    3 「正解」はあるのか?──事実と価値を区別する

    第4章 家族は「当たり前」じゃない?
    1 「家族を大事に」の圧をほどく
    2 一人でいるのは悪いこと?
    3 友だち関係の作り直し

    第5章 「ふつう」と「がんばれ」から自由になる
    1 「1/2成人式」ってなんだろう?
    2 どうしてがんばらなきゃいけないの?
    3 「ふつう」を自分で定義する

    第6章 「子どもをつくらない」を選ぶ倫理
    1 作る権利・作らない権利
    2 中絶・養子・教育の超入門
    3 親を責めてもいいの?

    第7章 ぼくらの生まれたこの世界で
    1 ケアは血縁を超えられる
    2 「持たない」生の充実
    3 今日を生きる

    ブックガイド──さらに考えたい人のために
    あとがき
    ===
  • 「目の綺麗な人だな」「あの人は怖そうだから」。
    私たちは、人の見た目の違いを美で判断する生き物である。
    顔つき、しゃべり方、匂い、肌の色、肥満・痩せ、障害。

    本書では人の身体をめぐる美的判断を探究し、いかに美しさ・醜さが歴史的に創られてきたかの軌跡を追う。
    そこから人が心に抱くエロス、愛の真価を突きとめる。
    違いをうまく扱う知恵を手に入れ、ルッキズムや多様性の限界をこえる。
    心に美をまとうための美学入門。


    【目 次】
    はじめに
    違いについての学問  バラバラになる社会  身体を介して他者に出会う  本書の構成

    第1章 美学、「私の中の他者」との出会い
    下位の認識能力  眼を閉じ、耳をふさぐデカルト  ライプニッツによる認識の分類  識別できるが説明できない  日常は「渾然」「曖昧」だらけ  過去の経験と「傾き」  私の中の他者  より良く/善く感じるための学問  ソマティック・マーカー仮説将来のシナリオの評価  生物学的次元と社会的次元のからまりあい

    第2章 感性、このやっかいであなどれないもの
    無関心性(没関心性)  関心まみれの出会い  身体の評価=人物の評価?  サイズ、形、動き、色、匂い、服装  口笛でヴィヴァルディ   自分の身体にくつろげない  感性の保守性  鏡としての感性  法律の限界  権利ではなく魅力で  ふくらはぎに見惚れる  感性の逸脱  差別化と他者化  自然化される趣味

    第3章 醜による他者化
    科学と哲学  ルネサンスの豊満な女神  「人種」の創造  ホッテントット・ヴィーナス  見世物小屋=他者化の装置  プロテスタント的禁欲主義  「健康リスク」と「私らしさ」のあいだ歴史のレンズを通して見ている  醜とは何か

    第4章 美による差別化
    遅れてやってきた運動  彼らとは違う「私たち」  トニ・モリスン『青い眼がほしい』  醜さのマント  ディックとジェーン「二重のまなざし」に殺されないために  アフリコブラの輝き 象徴としてのアフロヘア  画面を埋め尽くす文字  黒人の美学日本語の「美学」のニュアンス

    第5章 逸脱する感性
    規範的感性と逸脱的感性  再認=既知への取り込み  知覚=未知の発見  個別性との出会い  知覚は自由に展開していく  対象に降伏(surrender)  慣習にあらがう能動性  見方が市民権を得るまで 山の「醜さ」  つるつるでゆがみのない球  天文学の衝撃無秩序で複雑で無限の世界  崇高さの発見  グランド・ツアー  日誌や手紙のライブ感  正義のプロセス/エロス的プロセス

    第6章 エロスから愛への進化
    きよしさんの指隠し撮影  「感染」の倫理性  スタイルとは何か  自然にはスタイルはない  表出ではなくパターン  選択なぜこのやり方なのか?  基準のゆらぎをうけとめる  愛への進化  アイデンティティ・ポリティクスを降りる

    おわりに
    参考文献
  • シリーズ132冊
    7702,200(税込)

    1970年代後半に始まる日本のアウトドアブームの中で「アウトドアの伝道師」と呼ばれ、遊歩大全の翻訳者としても知られる芦澤 一洋の「釣りもの」。

    北海道から東北、中部、山陰、九州まで15本のヤマメ釣りの名川を、芦澤さんが詩情ゆたかに書きあげた川の物語。芦澤 一洋さんが愛した川のガイド。

    私の釣りは漁ではない。かといって、スポーツでもない。
    数字を示す必要など、どこにでもないではないか。
    私にとっては、どんな山女魚にも価値がある。
    対手は、森と川と山女魚、あまりに偉大だ。
    私は旅人として、山女魚の里の風景、そのすべてを瞼の奥に焼きつけたかった。

    【収録河川】
    北海道尻別川
    岩手県志戸前川
    岩手県薬師川
    山形県鼠ヶ関川
    福島県黒谷川
    福島県鱒沢川
    山梨県芦川
    山梨県雨河内川
    富山県小矢部川
    岐阜県跡津川
    岐阜県高原川
    岐阜県小八賀川
    島根県高尻川
    宮崎県鹿川
    熊本県緑川

    川の位置情報がわかる日本地図や当時の川や芦澤 一洋さんの写真もお楽しみいただけます。
  • シリーズ10冊
    1,4302,200(税込)
    著:
    石黒浩
    レーベル: ――

    ロボットやAIで、私たちの生活はどう変わるか? 衣食住から恋愛・仕事・創造の方法まで、ロボット研究の第一人者・石黒浩が、自身の経験や日々の過ごし方を交えて、「新しい世界を拓く楽しさ」と人生、そして「ロボットと生きる未来」を率直に語る。
    〇全編語り下ろし。「未来の生き方」を考えるヒントが見つかる1冊です。
    〇カバーと本編のイラストは、マンガ『孤食ロボット』の岩岡ヒサエ先生
    〇世界思想社創業70周年記念新シリーズ「教養みらい選書」第1弾
  • シリーズ23冊
    8801,500(税込)
    著:
    加谷珪一
    レーベル: ――

    給料は下がるのに、物価は上がる――
    「最悪の未来」(スタグフレーション)を回避するため、
    日本はいま、何をするべきなのか?

    コメンテーターとして、テレビ・ラジオに引っ張りだこの著者が、
    「日本経済を復活させる」唯一の方法を初めて明かす!

    本書では、多くの日本人が衝撃を受けるであろう真実を提示しています。
    それは「日本の高度経済成長は単なる偶然だった」ということ――。
    私たちはこの”間違った成功体験”に固執しすぎるあまり、
    沈みゆく経済を前にしても、効果的な対策を講じられなかったわけです。
    日本経済に対して正しい認識を持てば、
    自ずと「経済復活の処方箋」が見えてくるのです。 ――著者

    【目次・内容例】
    第1章 日本は「経済政策」では復活しない
    ・結局、どの政権でも「低成長」
    ・「現役世代の消費低迷」という大問題
    ・「新しい資本主義」も期待できない
    ……
    第2章 高度成長は“単なる偶然”だった
    ・中国の失敗による「ライバル不在」
    ・日本は「輸出+消費」のハイブリッド
    ・「政府に頼らない産業ばかりが生き残る」という皮肉
    ……
    第3章 IT拒否社会ニッポン
    ・なぜ、日本でイノベーションが生まれないのか?
    ・「IT化の遅れ」が経済衰退のきっかけ
    ・「組織文化」がIT化を妨げる
    ……
    第4章 日本は製造業大国ドイツになれるのか?
    ・半完成品を売る日本、最終製品を売るドイツ
    ・日米貿易摩擦で日本が見せた驚くべき反応
    ・ドイツの巧みな外交戦略
    ……
    第5章 経済成長のエンジンとしての「消費」
    ・「円安がメリット」の時代は終わった
    ・「将来が不安」だと人はお金を貯め込む
    ・異質な「人件費削減策」がもたらしたもの
    ……
    第6章日本が成長する唯一の方法
    ・世界はブロック経済に向けて動き出している
    ・輸出立国を続けるには中国に従うしかない
    ・「1億人の国内消費」を喚起するのがもっとも効率的
    ……
  • なぜ我々は疑いもせず取引ができるのだろう.なぜ結婚するのだろう.なぜ宗教を信じるのだろう.なぜ権力が生まれるのだろう.当たり前のこと,合理的なこととして片づけられている日常の生活をめぐる「常識」にひそむ深層構造を,儀礼と象徴の理論を通して脱常識化し解明してゆく社会学入門の定番.新たに1章が書き足された原書第二版.
  • 特集 今、何が問題か

    われわれは絶え間なく「問題」について語っている。
    少し考えてみても東日本大震災からの復興、原子力とエネルギー、
    雇用や財政、TPP参加の是非といった具合に、
    およそ「問題」には事欠くことがない。
    だが、一〇年、二〇年はもちろん
    一年もするとすっかり忘れ去られてしまった「問題」も数多い。
    「今」という時の重みは小さくなり、
    「問題」も大量に生産され大量に消費されている。

    『アステイオン』は創刊以来の四半世紀、本質的な「問題」を正面から語り、
    時代の大きな流れの中で「今」を問う試みを続けてきた。
    この基本的な姿勢にはいささかの変更もないが、
    新しい編集体制で臨んだ本号の特集では、
    各編集委員が「今、何が問題か」について自問することで、
    われわれの知的姿勢を改めて明らかにしておきたい。
    あえて時間的にも地域的にも限定を設けず、
    それぞれ専門を異にする編集委員が「今」と「問題」を自由に語った論考から、
    何が見えてくるだろうか。

    現代の諸問題を「鋭く感じ、柔らかく考える」本誌の挑戦に対する
    読者諸氏のかわらぬご支援を期待しつつ、
    リニューアル後の最初の特集をお届けしたい。
  • シリーズ29冊
    1,3092,420(税込)
    著:
    島泰三
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    なぜ霊長類の中でホモ・サピエンスだけが、積極的に魚を食べるのか? それは、もともとホモ・エレクトゥスやネアンデルタール人といった「強者」に対抗するための仕方なしの生存戦略だった。だが、人類がアフリカから世界中に拡散していく過程で、その魚食こそが飢えを満たし、交通手段を発展させ、様々な文化を生み出す原動力になった。果たして、魚食は「弱者」ホモ・サピエンスに何をもたらしたのか? 他の霊長類との比較を踏まえ、出アフリカから日本列島へと至る「大逆転の歴史」をベテランの人類学者が鮮やかに描き出す。
  • 生体エネルギー研究の古典的名著!

    すべての生命にはその青写真である電磁気的な鋳型=「生命場(ライフ・フィールド)」があり、それは宇宙の構造の一部をなしていた――その実在を30年以上にわたる研究でつきとめたバー博士による、唯一の著書。1988年初版のロングセラーを改訳し、未収録の資料を加えた、待望の新版。

    *あらゆる生物は、「生命場=ライフ・フィールド」の電場に導かれて発生・成長する
    *生命場は、月や太陽黒点など宇宙の力の影響を受けている
    *人間の生命場の変動は、心身の異常を引き起こす。がんや精神疾患の予防的診断は、生命場の測定によって可能である
    *すべての生命は偶然にできたのではなく、宇宙の秩序あるデザインのもとに造られた
  • 生命の核心へ

    人類にとって永遠の問いであり続ける「生命とは何か」。その核心に迫るべく、紀元前7世紀の古代ギリシアから現代までの2600年にわたり、西洋の科学が生命をどう理解してきたかをたどり直し、根本的な限界を明らかにする。その上で、存在論哲学の最高峰たるハイデガーの生命論を取り上げ、批判的に検討。これらの生命観を超克すべく、植物の生命に着目して独自の議論を展開した、渾身の書! 【目次】はじめに/第一章 古代ギリシアからデカルトまでの科学的生命観/第二章 デカルト没後から一八世紀末までの科学的生命観/第三章 一八世紀末から現代までの科学的生命観/第四章 科学的生命観の歴史的総括/第五章 ハイデガーの生命論、その批判的検討/終章 〈生命〉とは……──植物の探究をとおして/おわりに/文献注/文献一覧/あとがき/人名索引
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    <言語学習の鬼才>、無双する。「その学説、論破させていただきます」
    人文系最難関学問の一つ、比較言語学。「終わりゆく学問」の荒涼を、
    丹念な解説[ガイド]と柔軟な発想[アイディア]で紹介。

    ・『古事記』を別の言語で読み解くと本当の意味がわかる?
    ・日本語のルーツは●●語だ?
    ・すべての言語の源流にある言語は○○だ?

    などなど、「トンデモ言語学説」及びさまざまな「トンデモ学説」
    の根底に流れる問題を一刀両断。
    「こうだったらよいのにな」という妄想・妄言を
    ひとつずつ丁寧に潰していく真の啓蒙書。

    [目次]
    ・出陣前に
    ・第1章:語源で読み解く古代文献
      ――えっ、古事記は日本語じゃなかったんですか!? 
    ・第2章:最強の語源
      ――ワタシの説明力は53万 
    ・第3章:日本語の起源を解き明かしてみせる!
      ――使命感に駆られ過ぎた人たち
      ・第4章:民族と語族
      ――元は同じ言語を話していたのだから、俺たちは兄弟だ!
    ・第5章:絶対すべての言語を分類するマン
      ――果たして俺達は分類がしたかったのか?
    ・第6章:技術の勝利だ!
      ――最新の研究結果が示す日本語の起源
    ・第7章:終わり良ければすべて良し
      ――検証に世紀の大発見を必要とする「仮説」の山
    ・第8章:比較言語学の野望
      ――まだ見ぬ世界祖語を求めて、俺達の冒険は続く!
      ・第9章:審判の不在
      ――「答えは神のみぞ知る」で勝負ができるのか?
    ・第10章:戦いの果てに
      ――比較言語学の世界を焼き尽くす激論の後に残ったものとは
  • なぜ、吉田松陰が心酔したのか?
    「性善説」そして「王道政治」。
    「仁」「義」「礼」「智」の神髄とは何か。

    孔子の正統な後継者といわれる孟子が唱えた儒教の思想書。
    日本では朱子学が幕府公認の学問とされた江戸時代に広く浸透しました。

    孟子の基本思想は2つ。
    1つは性善説。天から与えられた「仁」「義」「礼」「智」などの徳性を発揮するため、絶えざる修養が必要とします。
    いま1つは王道政治。「仁」と「義」を尊び、力づくでなく徳をもって人々の生活を最優先する政治です。

    リーダーの心得として親しまれていますが、深い人間理解に基づく人付き合い、処世を説いた賢者の書です。

    本書では全文の現代語訳、書き下し文、原文に加え、【一文超訳】を掲載。
    テーマは何か、主旨は何かが一目で把握でき、格言のように心に刻まれるので、「孟子」の理解が飛躍的に向上します。
    また、主要な人名や語句には懇切丁寧な注釈を入れた、現代の完全版が新装版で登場。

    *本書は『全文完全対照版 孟子コンプリート』(2021年7月刊行)の新装版です。
  • シリーズ28冊
    499(税込)
    著:
    若松英輔
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    プラトンから吉本隆明まで。あの哲学者たちが遺した言葉を読み解く秘義とは。「対話する」「考える」「働く」「信じる」という身近なテーマから、あなたの中にある「私の哲学」を見つけていく。人生にとって一番重要な「問い」とは何か。いま最も注目される批評家が贈る、生きるために本当に必要な哲学の教室。
  • 出色の講義・全15講
    世界のすべては〈記号〉である

    自然(自然科学)も文化(人文科学)も、記号論をつかえば、あらゆる事象を横断的に捉えることができるようになる。いちから深く学べる入門書。

    ===
    記号論とは、私たちの身の回りの事象を横断的に捉えようとする分析手法である。対立する概念のように扱われがちな〈自然科学=自然〉も〈人文科学=文化〉も、この手法によって統一的に読み解くことができる。本書は、その分析の基本を網羅した明快な入門書である。記号の根幹にある「ことば/意味」から発して、ことば以外で「ことばらしいもの」としてのイメージ・絵画、衣食住・広告宣伝、動植物の「ことば」、生命体の遺伝情報に至るまで、記号論を用いた読解を豊富な事例をつかって見ていく。全15講でわかりやすく手ほどきする一冊。
    ===
  • 古代の感受性をとりもどす
    強靭な持続力をもつ折口民俗学
    その思考のマトリックスを中沢新一がよみがえらせる

    古代を実感することを通して、日本人の心の奥底を開示した稀有な思想家・折口信夫。若い頃から彼の文章に惹かれてきた著者が、その未来的な思想を鮮やかに描き出す。「自分が読み続けてきた折口信夫の学問をまるごとつかみとり、その中から二十一世紀の日本人の思想として生き続けるにちがいないと思われる、彼の思想のエッセンスを取り出す」(本文より)。あらたに2編を増補し文庫化。解説 持田叙子
  • 「無知無欲であれ、無為であれ」
    「足るを知るものは富む」

    孔子の『論語』が儒教の根底思想として親しまれてきたのに対し、『老子』は道家の神髄を説いて人々に寄り添ってきました。
    ともに2500年以上の歴史の検証に耐えてきた思想書です。

    自己研鑽し、学問を通して知識を増やすことは、かえって人間を不幸にします。
    現代も推奨される「勝ち残り」社会を強く否定する老子の思想は、いつの時代にも人々の心を癒し、そして弱者を鼓舞してきました。
    格差が広がり、人々の価値観が揺らぐ現代にこそ、老子の思想が必要とされているのです。

    本書では全文の現代語訳、書き下し文、原文に加え、【一文超訳】を掲載。
    テーマは何か、主旨は何かが一目で把握でき、格言のように心に刻まれるので、「老子」の理解が飛躍的に向上します。
    また、主要な人名や語句には懇切丁寧な注釈を入れた、現代の完全版が新装版で登場。

    【一文超訳の一例】
    「無心のすすめ(空っぽの心を守る)」
    「私利私欲のない無私の人は、自分を貫ける」
    「無用には大きなはたらきがある」
    「少なければ得られ、多ければ迷う」
    「盛んになれば、早く衰える(だめになる)」
    「先に与え続けておけば、いずれ得られる」
    「大国を治めるのは小魚を煮るようにするとよい」
    「本当に立派な人間は愚か者に見える」

    *本書は『全文完全対照版 老子コンプリート』(2019年2月刊行)の新装版です。
  • 20世紀を代表する哲学者・ジョルジョ・アガンベンは言う、「わたしはエピゴーネン(亜流)である」と。ハイデガー、ベンヤミン、フーコー、デリダ、ネグリ、そして道化プルチネッラ……他者という「鏡」の中に自己の哲学を見出すこの思想家の概念の起源と展開を著作群に読み解く。デビュー作『中身のない人間』から最新刊『クアデルニ』までを射程に収め、認識と無知、聖と俗、アナーキーとデモクラシー、悲劇と喜劇など、両極間を宙吊り状態のまま渡っていく、そのスリリングな思考はどこに向かうのか? 【目次】I アテンション・プリーズ――序に代えて/II 「エピゴーネン」という身振り/III アートと抵抗/IV ハイデガーを読むデリダを読むアガンベン/V ネグリVSアガンベン、あるいはオルター・エゴの応答/VI ドン・キホーテの存在論/VII 「アナーキーはデモクラシーよりも興味深い」/VIII 精神分析について彼が知っている二、三の事柄/IX $7006聖と異端の神学/X 喜劇に始まり喜劇に終わる――結びに代えて
  • 体、こころ、そして「自分」がなくなるとはどういうことか──「死」とは一体どのような事態なのか?
    死ぬのは怖い──しかし、「体」が死ぬことと「こころ」が死ぬことは重なり合っていないのならいったい「死」とはどのような事態なのだろうか? 今ここにいて物事を感じている「自分」とは何か。生物学、意識科学、哲学を横断し、根源的な問いに迫る。
    生きていることの根源に迫り、人間観が刷新される。

    ===

    【目次】

    第一章 体が死ぬということ
    1 生物の「死」の科学
    2 体のあいまいな境界
    3 関係の連なりとしての体

    第二章 こころが死ぬということ
    1 動物意識──起きていること
    2 他動詞的意識──体験し、知覚する
    3 通時的意識──一続きの「自分」

    第三章 自分が死ぬということ
    1 計ることのできる「快」と「死」
    2 何が「私」を一続きにするのか
    3 社会的死──ホモ・サケルであること

    第四章 死への処方箋
    1 尊厳療法と辞世の句
    2 やってくるものと正岡子規
    3 平気で死ぬことと平気で生きること

    おわりに
    文献一覧

    ===
  • 分断が深まり、社会が内向きに閉じていく時代に
    外部への風穴を穿つことはできるのか?

    トランピズムが覆い尽くす現代世界の「根本的に不可能な生」を引き受けながら、
    それでも他者と公平に関わり続ける倫理はいかにして可能か。

    《アメリカ人類学の俊英が描く、来たるべき人類学の可能性》

    *****

    ★【本書収録の解説を全文公開】詳しい内容は<a href="https://www.akishobo.com/akichi/tameshiyomi/v59" target="_blank">こちら</a>★

    *****

    【解説より】
    「トランプ政権発足以降、物事を極端に単純化し、「味方」と「敵」を分けるような言説が広がる中で、パンディアンは自分自身が抱える矛盾を、痛切に自覚せざるを得なかった。
    重要なのは、この矛盾の自覚が、彼の言う「批評」の出発点になることです。
    制度の「外部」から「正しい立場」で断罪するのではなく、自分が制度の「内部」にいることを引き受けたまま、矛盾を見える形にして考え続ける。
    パンディアンが目指すのは、そういう批評だと思います。」


    *****

    【目次】
    序章  人類学者の中で、一人のエスノグラファーとして 
    第1章 手元の世界──科学と文学のあいだ 
    第2章 経験という方法──読む、書く、教える、フィールドワーク 
    第3章 まだ来ぬ人間性のために──政治、芸術、小説、エスノグラフィー 
    終章  批評家としての人類学者 

    謝辞 
    『人類学は何ができるのか』解説に代えて──訳者・奥野克巳に訊く 
    原注

    *****
  • 日本人はいかに「よく」生きようとしてきたのか
    倫理思想史の大家による遺著にして最終到達点

    日本人はいかなる思想を持って生きてきたのか。この問いを生涯をかけて追究した日本倫理思想史家による、遺著にして最終到達点。

    ===
    日本人とはいかなる思想を持って生きてきた人々なのだろうか――。その探究は「今・此処」を生きる「現存」としての日本人が、どのようにして「無窮・無辺な「時・空」」を志向し、いかなる「形而上の存在」を「夢想」して生の「究極の拠りどころ」を求めてきたのかを、過去にさかのぼって解明することに他ならない。本書は、倫理学者・哲学者として「よい「生」」とは何かを問い続けてきた佐藤正英の研究の最終到達点とも言える傑作。全面改訂版をほぼ書き終えたところで亡くなった著者の遺志を継いだ研究者による校訂を経た完全版。解説 上原雅文
  • 1,870(税込)
    著:
    和泉悠
    レーベル: ――
    出版社: 大和書房

    “悪さ”を通して改めてことばと向き合う

    ・「うざい、ダサい」は絶対に悪口?
    ・「かわいい」と褒めたはずが失礼に?
    ・「近頃の若者は」がダメな本当の理由は?
    ・「私なんて…」の自虐は危険?

    悪いことばが悪い理由は、「感情」ではなく「力関係」をみるとよくわかる
    ことばの使い方に迷う、大人のための言語哲学の本

    ことばに対して、権力関係という枠組みを使うと、
    比較的すっきりとした見通しを立てられます。
    どこを押せばどこが動くのか、どこを回せばどこが光るのか、
    という仕組みが明らかになるのです。
    ――「はじめに」より

    目次
    パート1 ファンダメンタルズ
    第1章 ことば
    第2章 こころ
    第3章 悪さ
    パート2 悪口の正方形
    第4章 悪口
    第5章 自虐
    第6章 自慢
    第7章 褒め
    パート3 悪いことばに向き合う
    第8章 悪い愚痴
    第9章 悪い呼称
    第10章 悪い一般化
    第11章 悪い誘導
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    『創作のための呪術用語辞典』や『創作のための魔術&錬金術用語辞典』の著者・えいとえふが、小説やマンガなど創作を志す人へ贈る、これぞ「アイデアの泉」。

    「物語を牽引する謎」、「魅力的な設定と世界観」、「個性的なキャラクター造形」、「世界の見方と心理描写」、「歴史上の偉人たち」、「学問の礎となる書物」という6つのテーマで、物理学、哲学、心理学に関連した合計1,000語に及ぶキーワードをピックアップし、それぞれわかりやすく解説します。

    「シュレーディンガーの猫」、「ラプラスの悪魔」、「トロッコ問題」、「テセウスの船」など、ドラマや映画、マンガやラノベなどでおなじみの用語はもちろん、創作魂を刺激し、ストーリー作りやキャラクター設定のヒントとなりそうな、様々な思考実験、パラドックス、ジレンマ、バイアス、仮説、法則…などのキーワードを網羅。

    一次創作や二次創作の参考資料、アイデア集として使える他、好きな作品の元ネタを探るツールとしてもご活用いただけます。

    頭から読んで、自分の作品に活かせそうなワードを見つけるもよし。あるいは、巻末の五十音順、学問別、ジャンル別の索引を使って、ご自身の知りたいワードが掲載されているページにダイレクトに飛んで、文字通り辞典として活用するもよし。創作を志す人ならば、「持っていて損なし」の一冊です。
  • 日本と米国の間にある文化的政治的関係をくぐり抜け、極めて先進的な表現を行った草間彌生。消費と創造への人々の関心を作品の中で両立させた田中敦子。「捺す」という技法によって特殊な作者性を主張した福島秀子。アンフォルメルとアクション・ペインティングが席捲する1950-60年代の日本において、彼女たちはそれらにどう抵抗し、自らの作品を創り上げたか――。戦後の批評言説を再検証しながら、フェミニズム的概念「アンチ・アクション」を通して、もうひとつの美術史を記述する。サントリー学芸賞受賞作を改訂し、多田美波の実践から「ポスト・アクション」に迫った補論を付して文庫化!
  • シリーズ50冊
    8381,320(税込)
    著:
    長谷川櫂
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    大震災後に歩む、芭蕉の「みちのく」
    松尾芭蕉の『おくのほそ道』は単なる紀行文ではなく、周到に構成され、虚実が入り交じる文学作品である。東日本大震災の被災地とも重なる芭蕉の旅の道行きをたどり、「かるみ」を獲得するに至るまでの思考の痕跡を探る。ブックス特別章として、芭蕉による『おくのほそ道』全文を収載。

    [内容]
    はじめに―『おくのほそ道』への旅
    第1章 心の世界を開く
    第2章 時の無常を知る
    第3章 宇宙と出会う
    第4章 別れを越えて
    ブックス特別章 『おくのほそ道』全文
    松尾芭蕉 略年譜
    あとがき
  • 1,166(税込)
    著:
    江原由美子
    レーベル: 岩波新書
    出版社: 岩波書店

    「女性である」という「普通」のことに差別や抑圧を見出すという「常識外れ」な主張は,どのように生まれ,いかなる変革を成し遂げてきたのか.共感と反感の嵐にさらされながら多様な展開を生んでいる思想・運動.そのあゆみを長期的な視点から振り返り,フェミニズムとはいったい何なのか,わかりやすく語りかける.
  • 子どもが抱く世の中への疑問を哲学者が徹底議論。
    世界が変わる〈哲学対話〉社会編

    毎日小学生新聞の人気連載「てつがくカフェ」の書籍化

    この本は、哲学の本です。といっても、有名な哲学者の考えを学ぶための本ではありません。考えるという楽しい経験を子どもたちと分かち合うための一冊です。
    議論される子どもたちの問いは、彼らが社会に出て感じる驚きや違和感からわきあがってきたものです。
    素朴であっても易しくはない問い。とても大切で真剣な――私たちの思考を刺激する問いです。(「はじめに」より)
  • 子どもたちの素朴な疑問に哲学者が全力回答。
    宇宙や自然など......広い世界への問いを集めた〈哲学対話〉科学編

    アクティブラーニングに必要な「主体的な思考力」を育てる。

    この本では、毎日小学生新聞の連載「てつがくカフェ」に寄せられた子どもたちの問いから、特に、宇宙、数、時間、存在、生命、身体など、科学と関係の深そうな問いを集めました、最大の特徴は、1つの問いにつき三人の哲学者が回答していること。哲学者たちが三者三様に展開する考えや新たな問いを読むと、そこから広がる思考は案外複雑だったり、科学の土俵に全く収まり切らなかったりすることに気づくでしょう(「はじめに」より)
  • 家族や学校、身近な生活の中で生まれる問い――
    自分の生き方を考える
    〈哲学対話〉道徳・倫理編

    子どもたちに自ら考える力を!
    「てつがくカフェ」から生まれた初めて読む哲学書

    あまり発言しない人がとても鋭い意見を言って、対話の流れが良い方に変わった。普段はそれほど関わりのない人たちが集まって、同じテーマで話し合ってみると、意外なアイデアが生まれた。これまでの「当たり前」を疑って、視点を買えて物事を捉えてみると、新しい発想が生まれてきた。こうしたことが哲学対話ではしばしば起こります。それはたまたま生じたことに、大きな意味を見い出す力でもあります。(「はじめに」より)
  • 人間は、つねに疑念を抱く生き物である。
    錯覚や幻覚、虚偽(フェイク)や真実(トゥルース)、善や悪、陰謀論とどう付き合い、向き合うか。
    ヒントは古来、思想家たちが探究してきた懐疑=判断保留の哲学にある。
    古代ギリシアで興った懐疑論は、ルネサンス期に再発見され、近代にデカルトやヒュームらが展開し、ウィトゲンシュタイン以降、新しく花を開く。

    2500年の軌跡から人間の思考の落とし穴を知り、心の平安にいたる手引書。
  • ・京都大学統合型複合科目「人工知能と人間社会」(2026年4月開講)の指定教科書!
    ・出口康夫氏推薦! 安野貴博氏推薦!

    【推薦の言葉】
    ◆人間とAIからなるよりよい「われわれ(WE)」の作り方のレシピ、ここに誕生!

    僕らは今「生成AI革命」の只中にいる。
    この革命の行方、すぐそこの街角を曲がった先に広がる近未来は明るく便利な知のテーマパークか、
    人間が知の主人公の座から転げ落ちた実存のディストピアか。
    いや未来は当て物ではなく、皆で一緒に創るものだ。

    技術としてのAI、心の哲学としてのAI、社会の中のAIを語らせたら右に出る者のいない最高のトリオが放つ、
    人間とAIからなるよりよい「われわれ(WE)」の作り方のレシピ、ここに誕生!

    ――出口康夫(京都大学教授・京都哲学研究所共同代表理事)

    *****

    ◆AIと暮らす時代を、前向きに考えたいすべての人へ。

    AIの進化は、私たちに「人間とは何か」という根源的な問いを突きつけます。
    技術の仕組みから、意識や感情をめぐる哲学、そして民主主義の未来まで。
    本書は、AIという「他者」を通じて、テクノロジーの向こうにある「人間らしさ」を見つめ直すきっかけをくれる一冊です。

    ――安野貴博(チームみらい党首・AIエンジニア)

    【主な内容】
    AIと暮らす時代がやってきている。文系・理系といった枠を超え、社会のあらゆる分野の構成員が、AI技術だけでなく、それを支える哲学的視点や倫理観、そして関連する社会課題について理解することが、本質的に重要となっている。本書では、「技術としてのAI」「心の哲学としてのAI」「社会の中のAI」の三つに分けて、AIへの態度・問題関心を考える。

    【目 次】
    第0章 はじめに
    第1章 社会の中のAI
    第2章 AIとは何か?
    第3章 記号的AIと計算機
    第4章 パターン認識と機械学習
    第5章 ニューラルネットワークと深層学習
    第6章 大規模言語モデルと生成AI
    第7章 ロボティクスと身体の知
    第8章 AIから認知科学へ
    第9章 AIは意識を持てるか?
    第10章 AIは感情を持てるか?
    第11章 AIは「人間」になれるか?
    第12章 AIガバナンス
    第13章 未来のAI社会
    第14章 私たちとAI
  • 1964年の『丸山眞男講義録』をサブテキストにした法政大学法学部における本講義は、日本神話や古代天皇のあり方に日本の思想的伝統の「原型」を探る丸山の講義をわかりやすく精読。とくに丸山が力点を置いていた鎌倉新仏教の革新性について、その中にヨーロッパの宗教改革に匹敵する世俗化・脱宗教化の動きを見つつ、呪術的な心性も残り続けていくという特徴と、日本独自の政治思想の展開を見る。丸山の直接の教えを受け、その研究を引き継ぎ掘り下げた碩学による名講義。 【目次】はじめに/第1講 日本とは何か/第2講 日本思想における「古層」/第3講 天皇制神話の形成とその諸相/第4講 伝統とは何か/第5講 日本における古代国家成立と日本神話/第6講 日本神話における道徳意識──「心情の純粋性」と「集団的エゴイズム」の結合/第7講 記紀神話における出雲神話の位置/第8講 天皇制の正統性/第9講 国体とは何か/第10講 カリスマ的支配の諸相/第11講 血縁共同体の擬制/第12講 日本政治思想における仏教思想の萌芽/第13講 鎮護国家のための仏教/第14講 平安仏教がもたらしたもの/第15講 末法思想と慈円の歴史哲学/第16講 プレリュードとしての「隠遁」の思想/第17講 親鸞の思想の革新性/第18講 親鸞の思想と政治/第19講 孤高の哲学者・道元/第20講 闘う宗教改革者・日蓮/第21講 鎌倉新仏教のその後──屈折と挫折の諸相/第22講 あらためて「日本」とは何か/あとがき/人名・神名索引
  • 巨大テック企業が国家を超える権威を持ち、生成AIの爆発的な発展による混乱が日々起こり、アメリカでは破滅的な思想が影響力を持ちはじめた2020年代。技術発展は本当に世界を良くしているのか? 私たちはどのように未来を構想すべきなのか? 本書では現代の技術をとりまく思想――加速主義、プルラリティ、SFプロトタイピング――を通覧。これらの思想を統合し、効果的・倫理的に考えるための思考「未来学」の在り方を構想する。SF作家でありコンサルタントでもある著者による、未来を創造するための羅針盤。
  • 今、日本は他国とは違う独特の「寂しさ」「いらつき」「不安」に覆われている。終わりの見えない不況、アジア唯一の先進国からの転落と国力の衰退、そして戦前と同じく、産業構造の変革にともなう「精神(マインド)の構造改革」がうまくいっていないことなどがその背景にある。著者は2001年刊行の『芸術立国論』で「日本再生のカギは芸術文化立国をめざすところにある!」と提案した。本書はその試みを現代に合わせてさらに進化させ、モノが飽和しコトの消費が求められる時代に芸術と観光が果たせる役割、社会的孤立を救うための文化による社会包摂の動き、教育や地方が実現可能な少子化対策など、日本の衰退をくい止める新しい処方箋を再提案する。
  • 急成長を続けるユニクロ。一方で同社ではサービス残業が常態化、うつ病の罹患率も高い。グローバル企業の実像を追った。

    編集部から ~あとがき~
     ユニクロ(ファーストリテイリング)を記事にするにあたって、柳井正会長兼社長の著作を何冊か読み直しました。『一勝九敗』『現実を視よ』『成功は一日で捨て去れ』……。どれもとても面白い。論理的な思考、理知的な語り口、経営への情熱。正直、日本の経営者でここまで読ませる人は少ない。この企業の強さと独自性をあらためて認識しました。しかし、です。長時間労働の実態や上意下達の企業風土については経済ジャーナリズムとして、ぜひとも指摘しておきたい事柄です。日本発のグローバル企業になる可能性があるからこそ、読者や社会にこの企業の現状を知らせたい、そう考えました。なお同社はこちらの取材要望にきちんと対応してくださったことを明記しておきます。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    高度成長期を迎える時期に、日本と欧米の教育の違いを検証し、あるべき日本の教育を考える。戦後日本の教育史の貴重な資料でもある。
    【目次】
    はしがき
    一 歐米の教育と日本の教育
    二 資本主義と社會主義
    三 空の旅
    四 日本と西洋
    五 バンコックより歸りて
    六 日教組は革命團體なのか
    七 ポール・ブールジェの思想と文學
    八 テオドール・リップス著「倫理學の根本問題」
    九 チャールス・エイ・ビーァド著「ルーズベルト大統領と一九四一年の開戰」
    十 日本の青年と教師に寄せる
    十一 アメリカのある少年キャンプ
    十二 教會と食堂
    あとがき

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  • 「論理(ロジック)」だけでは人の心は動かない。
    「修辞(レトリック)学」を駆使すれば必ず伝わる!

    ロゴス(理路)によって主張を整え、
    聞き手を引き付けるパトス(感情)を働かせ、
    エトス(人間性)をもって言葉の芯を支えていく。

    古代ギリシャ時代から変わらない
    「明晰に伝える」「楽しませる」「心を動かす」ための26のルール。

    人前で話す人、文章を書く人の必携書。
    【巻末には練習問題を収録】

    「彫刻家のねらいは、さすが彫刻家だと思わせることにある。
    言葉巧みな者のねらいは、よもや言葉巧みだなどとは思わせないことにある」
    ──G・K・チェスタトン

    言葉の力で人の心を動かし、相手の行動を引き出す──
    そのための技術を体系的に解き明かすのが、本書で扱う〈修辞学〉です。
    アリストテレスの時代から一貫して、修辞学の核心は〈説得〉にありました。

    本書は、小説や脚本といった創作の場面のみならず、ビジネスにおける交渉やスピーチ、学校での発表、討論など、あらゆる領域で応用可能な普遍的原理を、26の明快なルールとして整理しています。キケロ、アウグスティヌス、シェイクスピア、エラスムス、リンカーン、ディケンズ、チェスタトン、C・S・ルイスらの言語技法を参照しながら、古代の弁論術に培われた知見と文学・思想の伝統を手がかりに、「明快に、そして効果的に伝えるための技術」を丁寧に解説します。

    例えば、本書では、

    ◎説得を支える三要素(ロゴス・パトス・エトス)の働かせ方
    ◎文章構成の組み立て方
    ◎論理的誤謬を見抜き、回避する方法
    ◎読者や聴衆の感情に届く言葉の選び方

    など、修辞学のエッセンスを豊富な実例とともに具体的に示しています。

    話すことや書くことを生業とする人にとっては、常に手元に置いておきたくなる指南書として、
    学生にとっては発表やレポート作成の確かな支えとなる一冊です。

    〈伝えること〉、〈楽しませること〉、〈心を動かすこと〉──
    言葉をめぐるあらゆる実践に寄り添う、説得技法の本格的かつ親しみやすい入門書が待望の邦訳。
  • 明治維新を語るうえで外せない「草莽」。吉田松陰の「草莽崛起(そうもうくっき)」という言葉で知られる通り、それは、野にありながら天下危急のときにおのれを顧みず、大道に立つ壮士たちをさす。孟子に由来するこの言葉は、江戸時代後期に特異な思想的背景を孕むようになり、維新前夜、つかの間の煌めきを放った。その精神を鮮烈な筆致で描き出したのが、二・二六事件の先駆的再評価などで名高い評論家・小説家・歌人、村上一郎である。蒲生君平、高山彦九郎といった「草莽の処士」のさきがけから、頼山陽ら文化・文政の文人、水戸学、そして松陰と系譜的に論じ、その終焉を見届ける比類なき名著。解説 桶谷秀昭
  • これまでの「男性のための哲学」ではない、もうひとつの哲学へ。

    「女の子」が成長し大人になっていく過程で考えるべき哲学の問いを解きほぐし、
    「自由に思考を広げること」、そして「自分の力で考えながら生きること」の楽しさとかけがえのなさを説く。
    女性哲学者たちがいざなう、かつてない哲学入門・画期的エンパワメントの書!

    あなたは、哲学の歴史のなかで、女性の哲学者の名前を10人挙げられますか? 3人ならどうでしょう? ほとんどの人にとって、それはむずかしいことなのではないでしょうか。
    女性は長い間、哲学の分野で疎外されてきました。なぜなら、彼女たちの貢献は歴史的に男性たちの業績として扱われたり、あたかも貢献など存在しないかのように葬り去られたりしてきたからです。

    本書は、女性哲学者たちが「自分が18歳から20歳くらいだった頃を振り返り、自分自身の疑問を見つけ、知的に成長しつつあるその時期に、どんな本があったらよかったか、そしてその本にどんな章があったらよかったか」というテーマで執筆した、新しい「哲学への扉」とでもいうべき本です。
    女の子や若い女性を哲学的な思考へと招き入れ、哲学的に物事を考えてみるよう勇気づけるものです。

    哲学に触れ始めたばかりのひとにもおすすめできるこの本は、哲学的な問いとは何か、そしてそれが女の子や女性の生活や人生にどのように当てはまるのか、幅広い視点と思考を広げていくヒントを提供します。
    本書では、哲学のおもな分野(形而上学、認識論、社会哲学・政治哲学、倫理学)が扱われます。どこからでも読める章立てなので、構える必要はありません。ジェンダーと哲学の交差点について興味のあるひとにとって必ず役立つ1冊となるでしょう。
    例えば、アイデンティティや自律といった自己のあり方、科学や芸術や疑いといった知のあり方、人種やジェンダーといった社会構造や権力関係が私たちの現実をどのように形づくるのか、そして、怒りや共感や勇気などの感情と倫理の関わりを現実の問題の中でどのように考えていけるのか。
    2020年代の今を生きる私たちにとっても切実で、好奇心を刺激する哲学的なテーマを、生き生きと魅力的な文体で、親しみやすく説いていきます。

    いままさに女の子であるあなた、あの頃女の子だったあなた、これから女の子になっていくあなた、女の子と見なされたことのあるあなた、女の子のことをもっと理解したいあなたへ──すべてのひとを歓迎する、私たちのための哲学への招待です。
  • 科学哲学と科学者をむすぶ新しい入門書.科学哲学からの“実践的”提案をあなたはどう受け止めるだろうか? 自分が行っている推論が「演繹」か「帰納」かを意識すること,「観察の理論負荷性」のプラス面も頭に入れてデータをながめること,支配的な「パラダイム」に安易にしたがわず,直観を信じる,別の「説明」を考えてみると新たな発見があるかもしれないこと,目的によっては詳細さを避け 「確率」を使って考えること,「モデル」は現実に,実験は「モデル」に近づくよう修正すること,「進化ストーリー」は俗流か科学的かを注意深く見きわめることなど,ふだん行っていることを見つめ直すきっかけとなる.
  • 自律性、個体性、境界の自己決定、入出力の不在。これらを特徴とし、自己を産出するネットワークを不断に再生産し続けるシステム、それがオートポイエーシス・システムである。神経生理学の研究から導き出されたこの構想は、観察者の視点からではなく、システム自身からシステムを定式化しようと試みたもので、生命のみならず認知の領域をも射程に入れる。その可能性は社会学、経済学、法学、精神医学など多分野において汲み取られ、豊かな展開を遂げた。閉鎖系のダイナミクスがもたらす開放性の新たな意味とはなにか──。第三世代のシステム論のモデルを高度な記述とともに提示した独創的著作。
  • シリーズ27冊
    7701,210(税込)
    著:
    蜂屋邦夫
    著:
    湯浅邦弘
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    いま私たちに必要なのは、
    “老孫”の思想だ!

    片や「あるがまま」の姿勢を貫き、じっくりと時間をかけよと説く『老子』。片や「智略」を用いてスピード重視で臨めと説く『孫子』。対極とされがちな両書だが、理想の生き方はずばり「水」という点で一致する。この二つの思想を携えれば鬼に金棒。人生に迷いを抱く人に贈る、「心の処方箋」。

    [目次]
    はじめに──「老孫」思想への招待 湯浅邦弘
    第1章 基本理念
    第2章 生きるための哲学
    第3章 人との関わり方
    第4章 人生の歩き方
    おわりに──不安な時代を生きる指針として 蜂屋邦夫
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    ★初版発行から多くの学校で採用されている定番テキストの改訂版
    ★事例をアップデートするとともに、AI倫理、SNS倫理、環境倫理などの最新動向を平易に解説。
    ★初学者に最適なカラーテキストが、さらにパワーアップ!

    【主な内容】
    第1章 技術者の社会的責任と倫理
    第2章 技術者の行動規範
    第3章 研究倫理
    第4章 説明責任
    第5章 技術情報と知的財産の保護
    第6章 内部告発
    第7章 製造物責任
    第8章 ヒューマンエラー
    第9章 化学と倫理
    第10章 生命と倫理
    第11章 情報ネットワーク社会と倫理
    第12章 人工知能と倫理
    第13章 環境保全と倫理
    第14章 企業と倫理
    第15章 多様性社会と技術者倫理
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  • 人生の中盤戦になり、これからどう生きていこうか悩んでいませんか? でも、ただ悩んでいても何かを決断することはできません。だからこそ、自分を見つめなおして、よりよく生きるための術をたった一人で考え切る。マルクス・アウレリウスなどの哲学者たちの言葉には、人生のヒントが詰まっている。これまでもこれからも私は私のままで生きていくために必要なことがこの一冊にある。
  • 科学計量学、ロバート・マートンの科学社会学、トマス・クーンのパラダイム論、デビッド・ブルアらの科学知の社会学、ブルーノ・ラトゥールらのアクター・ネットワーク理論、 技術の社会構築論など、科学の社会科学的研究の理論的な基礎となるものについて概観し、ソーカル事件と「サイエンス・ウォーズ」、科学コミュニケーション、人ゲノムプロジェクトなど、いくつかの具体的な議論を紹介する。科学と社会の間に発生する問題について考えたい人のための最良の入門書。
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    なぜ偉大な女性芸術家は「いなかった」のか?
    アルテミジア・ジェンティレスキ、マリア・ジビーラ・メーリアン、葛飾応為、ベルト・モリゾ、フリーダ・カーロ、リー・クラスナー、ルイーズ・ブルジョワ……
    イラストとマンガで学ぶ、23人の語られなかった「美術の物語」。

    ルネサンス、バロック、浮世絵、印象派、バウハウス、シュルレアリスム、現代美術まで──
    本書は美術の歴史における重要な出来事や潮流を解説しながら、13世紀から現代にいたる23人の女性芸術家の歩みをたどり、これまでの美術史の「もう半分」とも呼べる世界を浮かび上がらせます。

    「北斎の娘」とは、「マネのミューズ」とは、「ロダンの恋人」とは、「ポロック夫人」とは、誰だったのか。
    男性の名前の影に隠されてきた女性たちを、ひとりの芸術家として見つめ直し、それぞれが驚くべき創造へと至った軌跡を明らかにします。

    本書はまた、美術史家リンダ・ノックリンの立てた問い「なぜ偉大な女性芸術家はいなかったのか?」に対して、個々の芸術家の背景を踏まえて応答します。
    女性たちを「美術の物語」から退けてきた社会の構造や制約を、フェミニズムの視点から解き明かしています。

    豊富なイラストとマンガで、世代を超えて楽しめる、新しい美術史入門。
    あなたの世界を広げ、知的好奇心を刺激し、ときには勇気づけてくれる一冊です。

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