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各693円 (税込)
時は江戸時代。盗みを生業とする赤目一味の頭目・辰五郎の死に際に立ち会った弁蔵と宗次。
辰五郎はふたりの手を取り「一味のこと、まかせた」とだけ言い残し、息を引き取った。
しかし、ふたり以外に証人のいないこの遺言、結局跡目に据えられたのは頭目の弟分・甚三郎だった。
姐さんによるこの采配に納得いかないふたりは、一味を去ることに。
どこまでも向こう見ずな男・弁蔵と、冷たい眼差しの中に何かを秘めている宗次。
あての無い旅ふたり旅、でっかいことをなしとげに出立したはいいが、行く先々で騒動が…!?
『さらい屋五葉』のオノ・ナツメが描く、新感覚江戸活劇!
赤目一味のもとを去り、でっけえことを成すために、まずは大坂を目指す弁蔵と宗次。
しかしその道中、瀕死の役人に遭遇する。役人から「何か」を託されたふたりは、迷わず踵を返して江戸を目指すことに。
ところが、戸塚で酒を呑んだ弁蔵が豹変。その様子に宗次はあきれ果て、結局ふたりは別々に旅を続けるが…?
時代劇ファンも納得のケレン味溢れる江戸活劇、第2集!
大坂の夜坂一味に合流した弁蔵と宗次。
しかし、まずはその力量を試されることに。
不案内な大坂の町をさまよい、なんとかその腕を見せようとするふたりだったが、そこにはとんでもない罠が…?
粋な男ふたり組、その魅力がたっぷり詰まった第3集!
芳の勝手な行動がきっかけとなり、ばらばらになってしまった
夜坂の一味。そんな彼らを一人一人説得した弁蔵と宗次は、
皆とともにあらためて夜坂の頭目につとめをやるよう働きかける。
その願いがかなって大仕事を果たすこととなった彼らに、
頭が放った一言とは…? それを聞いた弁蔵と宗次の決断とは…?
大坂編のクライマックスとなる最新第四集!
大坂を離れて東へ戻ってきた弁蔵と宗次。
頼りになる仲間を得たふたりは、満を持して
自分たちの一味である「壱師」を立ち上げた。
その初仕事は上々、勢いに乗る弁蔵だが、
宗次の顔はなぜか晴れない。
そんな中、かつての古巣・赤目一味が怪しい
動きを始め…?
芸能界などにも多くのファンを持つ新感覚江戸活劇、
待望の第五集刊行!
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