『哲学、文化(実用、新書)』の電子書籍一覧
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水洗トイレ・冷蔵庫からジェトコースター、スケート、虹、オーロラ、飛行機、人工衛星・GPSまで身の回りにある物や現象のしくみが面白いほどよくわかる!文系の人でも理解できるよう、とにかくわかりやすく、またとにかく図を使ってうまく説明しました! 本書で扱ったテーマは、身の回りにそれとなくある物や現象です。それらの仕組みを知らなくても生きてはいけますが、知っていればなかなか楽しく暮らしていける、そんなものばかりです。物理の醍醐味は、いろいろな現象を少数の法則や定理そして少しの仮定で取り扱うことができるところにあると思います。 -
さっと読めるミニ書籍です(文章量13,000文字以上 14,000文字未満(10分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
私は幼いころから、日本と海外の取引先を行き来する父の姿を見て育ちました。
父は現役のエンジニアで、欧米に家具のプレ加工機械を導入する仕事に携わっていました。
父のアメリカ人の友人は子どもである私にも意見を求め、その理由まで考えさせました。
こうした経験が異なる文化や価値観への関心の土台となりました。
その後日本語教師や日本語教育出版社にて言葉を「伝える」仕事に携わり、専門的な内容を誰にでも分かりやすく伝える大切さを学びました。
子育てを通して、子どもに理解できる言葉で伝えることの難しさも実感しています。
子どもがお金を自分で管理するような年頃になり、これから我が子とそして自分自身がお金とどのように向き合っていくべきかを真剣に考えるようになりました。
そんな中、アメリカの学校で行われている金融教育や投資教育に出会い、日本との違いに強い衝撃を受けました。
本書はアメリカの金融リテラシーを参考にしつつ、我が家流にアレンジした内容です。
本書がお子様とお金について向き合うきっかけになり、学びを一緒に楽しむ手助けになれば嬉しいです。
【目次】
1.お金は人生を選ぶための道具
2.収入・支出・残りの3つで考える習慣
3.貯蓄は「安心をつくる行為」
4.支出は「意思表示」
5.銀行はお金を預ける以上の存在
6.「信用」はお金より大切な資産
7.働くことは「価値を提供すること」
8.収入は「評価の結果」
9.税金は「社会に参加する会費」
10.時間はお金の一部である
11.分散するという考え方
12.余裕が生む、与えるという選択
13.社会へ還元するということ
【著者紹介】
玉利紬希(タマリツムギ)
幼少期より父の仕事の関係で海外の多様な文化や価値観に触れて育つ。
その後日本語教師として経験を積んだ後日本語教育分野の出版社にて出版物や日本語試験問題の作成に携わる。専門的な内容を相手の理解度に合わせて分かりやすく伝えることを得意とする。
現在は通信業の傍らシナリオのスクールで映像やラジオなどのシナリオを学び、家庭や社会の中で必要とされる実用的な知識を生活に寄り添う言葉で伝える執筆を行っている。 -
特集
あの人の読書習慣
あなたは、どんなふうに本を読んでいるだろうか。
忙しい日常の合間に、ふと開く一冊。
通勤電車の中で、短い休憩時間に、自宅のリビングやベッドの上で。
何度も読み返したページもあり、積んだままの本の山もある。
そのひとつひとつに、それぞれの時間が流れています。
一冊の本に向き合うひとときは、思考を整えるための「静かな場所」。
言葉があふれるいま、ゆっくりと本を読むことは、
わたしと世界との距離を測り直す行為かもしれません。
本特集では、読書にまつわるさまざまな書き手、語り手の経験や思考、視点を通して、
読書とは何か、読書の「いま」、そして読書のゆくえを見つめます。
目次
Part1 どう本を読むのか?
池上 彰 30年後に役立つ読書
内田 樹×岩田健太郎 読書という快楽の深め方
石破 茂 読書は「無知の恐怖」を教えてくれる
杏 林芙美子の旅と“起源本”から学ぶ幸せ
角幡唯介 読書がもたらす“ズレ”にこそ人生の醍醐味がある
小林ふみ子 江戸庶民の読書習慣
川口則弘 直木賞から広がる読書体験
Part2 本の場所、読書の場所
鹿島 茂×亀井崇雄×杉本佳文 本の街 神田神保町の現在・過去・未来
永井玲衣 「人間なめんなよ」の読書論
児島 青 本と人がつながる星座のような物語
水野太貴×一ノ瀬翔太 企画者たちの読書対談
前川仁之 井上ひさし、遅筆堂文庫を訪ねて
Part3 読書が変える、読書が変わる
荒俣 宏 蔵書のゆくえ、読書の到達点
橘 玲 読書はタイパ&コスパの良い“投資”
酒井邦嘉 言語脳科学から見た紙の本と電子書籍
町田 樹 実践知と学問知をつなぐ書物の世界
石黒 圭 他者と共存するための「読みの多様性」
飯田一史 「聴く読書」の否定は人権侵害である
中江有里 本が孤独に寄り添ってくれた
対談
山岡淳一郎×須賀川 拓 「人間・中村哲」が託したもの
短期集中連載
腹巻猫 劇伴哲学 樋口真嗣
磯部 涼 ルポ 川崎2
連載
大岡 玲 写真を読む
山下裕二 美を凝視する
山極壽一 ますます「サル化」する人間社会
三宅陽一郎 文学がなければ人工知能はない
足立倫行 古代史を考えなおす
橋本幸士 物理学者のすごい日記
宇都宮徹壱 法獣医学教室の事件簿
赤川 学 なぜ人は猫を飼うのか?
町田麻子 ことば万華鏡 ミュージカルの訳詞の妙技
南陀楼綾繁 愛と憎しみの積ん読
木村英昭 月報を読む 世界における原発の現在
おほしんたろう おほことば
著者インタビュー 小森真樹 歴史修正ミュージアム
マーク・ピーターセン 英語で考えるコトバ
大村次郷 悠久のコトバ
吉川浩満 問う人
町山智浩 映画の台詞 -
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こんな症状ありませんか?
「最近疲れやすい」
「昼食後に眠くて仕方がない」
「やたらのどが渇く」
実はこの症状、隠れ高血糖かもしれません!
隠れ高血糖とは、食後の血糖値が通常より高いのに
空腹時の血糖値は正常なため
健康診断では発見されにくい状態のことです。
気づかないうちに糖尿病が進行する恐れがあり、
進行すると脳卒中や心筋梗塞などのリスクも……
でも大丈夫!
自分で簡単に血糖値を下げる154のワザをあつめました!
ハードな運動も、苦しい食事制限も、
めんどうなインスリン注射も必要ありません!
健康診断で血糖値が高めといわれた人や
気になる症状があるあなたも、
ラクラク血糖値改善で
健康な毎日始めてみませんか? -
1970年代後半に始まる日本のアウトドアブームの中で「アウトドアの伝道師」と呼ばれ、遊歩大全の翻訳者としても知られる芦澤 一洋の「釣りもの」。
北海道から東北、中部、山陰、九州まで15本のヤマメ釣りの名川を、芦沢さんが詩情ゆたかに書きあげた川の物語。芦澤 一洋さんが愛した川のガイド。1970年代後半に始まる日本のアウトドアブームの中で「アウトドアの伝道師」と呼ばれ、遊歩大全の翻訳者としても知られる芦澤 一洋の「釣りもの」。
北海道から東北、中部、山陰、九州まで15本のヤマメ釣りの名川を、芦澤さんが詩情ゆたかに書きあげた川の物語。芦澤 一洋さんが愛した川のガイド。
私の釣りは漁ではない。かといって、スポーツでもない。
数字を示す必要など、どこにでもないではないか。
私にとっては、どんな山女魚にも価値がある。
対手は、森と川と山女魚、あまりに偉大だ。
私は旅人として、山女魚の里の風景、そのすべてを瞼の奥に焼きつけたかった。
【収録河川】
北海道尻別川
岩手県志戸前川
岩手県
山形県鼠ヶ関川
福島県黒谷川
福島県鱒沢川
山梨県芦川
山梨県雨河内川
富山県小矢部川
岐阜県跡津川
岐阜県高原川
岐阜県小八賀川
島根県高尻川
宮崎県鹿川
熊本県緑川
川の位置情報がわかる日本地図や当時の川や芦澤 一洋さんの写真もお楽しみいただけます。 -
認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
時代がやってきた!
視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。
■目次
第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方 -
制作の回路を獲得せよ
生成AI全盛の今、みずからの手で制作することにはどんな意味があるのか──有機体やコンピュータなどさまざまなシステムを参照しながら、ある種のパターンが生成される仕組みを掘り下げる“レクチャー”と、ドローイングの実践から「制作知」を体得できる“ワーク”を収録、東大の人気授業を一冊に!
國分功一郎氏(哲学教師)推薦
「言葉が紡がれるとき、模様が描かれるとき、庭に石が置かれるとき、漫才が展開されるとき、映像がモンタージュされるとき、いったいそこでは何が起こっているのだろう。我々のまわりにある経験も出来事もあまりに謎めいている。謎はしかし解き明かされるべきものとしてある。アーティスト=研究者の村山悟郎は手と頭で考える。これはガイドブックではない。手動(マニュアル)で思考する最高の制作マニュアルだ。」
〈つくる〉ことを専門とする美大ではなく、比較文学比較文化、表象文化論や美学芸術学などを専攻する学生向けに東京大学で開講された「芸術制作論」(2024年度、総合文化研究科超域文化科学特別講義Ⅰ)の授業をまるごと書籍化。
人間の制作行為(ポイエーシス)の時間性や創発性を探求するアーティストの村山悟郎が、「芸術制作とは何か? 制作においてはどのような事態が生じているのか?」という根本的な問いに正面から向き合い、哲学、文化人類学、生命科学、数理と計算機科学、精神医学、コミュニケーション、色彩、詩、庭園、迷路、映画、音楽、編集、細胞、貝殻模様、タンパク質、機械、ロボット、AI……など多様な領域を横断しながら制作知をめぐる旅を展開します。
ポイエーシスとは時間のなかで先の要素に応じて次の要素が産出されていくような自己生成的で創発的な制作のモードのこと。理論的なレクチャーと手を動かす実技的なワークを交互に行う授業を通して、そのプロセスを体験しながら芸術制作の謎を解き明かしていきます。多様な制作や創発のあり方に触れることで、〈つくる〉ことの豊かさに気づくことができるでしょう。
【本書のポイント】
・芸術制作の基本原理を探求する
・制作理論のレクチャーとドローイングのワークショップのセットから経験的な学びを得られる
・発想やコンセプトに基づく実践的制作(プラクシス)ではなく、手を動かすことで制作知(ポイエーシス)が生まれる創発的プロセスに着目
・さまざまな〈つくる〉に関心のある人に向けた、ものづくりの仕組みをつかめる内容
・AI時代における創造性について考える -
韓国で300万部売れのモンスター書上陸!
歴史も経済もこの社会も――「この世のしくみ」がわかれば
退屈な話がおもしろくなりすぎる!
今さら勉強したくない人が眠れないほど熱狂する知的アップデートの書!
僕たちが生きているこのセカイを歩いていくために
絶対に知っておきたい「現実社会のルール」。
これを知らない人はバカを見るが、知っているだけで圧倒的に生きやすくなる。
いま、僕たちが生きている社会は
長い歴史のなかで見ても、とても“特殊”な状況だ。
これからの自分のために、
あなたはどんな社会を、どんな人生を選ぶんだろう?
「人類の夜明け」から「現代」まで
この世界でしたたかに生きる方法!
歴史――「持ってるヤツ」と「持ってないヤツ」の戦略RPG
経済――こんなに働いてもお金がないって何なの!?
政治――私たちの利益をピンハネする「悪党(ヴィラン)」は誰なのか?
社会――「仁義なきガチバトル」を生き抜くルール -
孔子と弟子たちの言行録であり東洋思想の古典中の古典『論語』。本書では論語全文の「原文(白文)」、定番の「書き下し文」、作家・教育家としても著名な下村湖人による自然で格調高い「現代語訳」と「注釈」を各章ごとにまとめ、論語のエッセンスを湖人が物語として編んだ「論語物語」も合本。さらに和辻哲郎による孔子論『孔子』、孔子の高弟・子路の生涯を情感豊かに描いた中島敦の小説『弟子』も収録。一冊で論語のすべてがわかる必携書。
●目次
【現代訳論語】下村湖人
「論語」を読む人のために
訳註その他について
学而第一
為政第二
八佾第三
里仁第四
公冶長第五
雍也第六
述而第七
泰伯第八
子罕第九
郷党第十
先進第十一
顔淵第十二
子路第十三
憲問第十四
衛霊公第十五
季氏第十六
陽貨第十七
微子第十八
子張第十九
尭曰第二十
【論語物語】下村湖人
序文
改版序
富める子貢
瑚連
伯牛疾あり
志を言う
子路の舌
自らを限る者
宰予の昼寝
觚觚ならず
申棖の欲
大廟に入りて
豚を贈られた孔子
孝を問う
楽長と孔子の眼
犂牛の子
異聞を探る
天の木鐸
磬を撃つ孔子
竈に媚びよ
匡の変
司馬牛の悩み
孔子と葉公
渡場
陳蔡の野
病める孔子と子路
一以て貫く
行蔵の弁
永遠に流るるもの
泰山に立ちて
【弟子】中島敦
【孔子】和辻哲郎
序
再版序
一 人類の教師
二 人類の教師の伝記
三 『論語』の原典批判
四 孔子の伝記および語録の特徴
付録 武内博士の『論語之研究』 -
民俗学とは何か。表題作ほか「国史と民俗学」「実験の史学」など学問実践の体系化を目指した論考によって「方法としての民俗学」を浮き彫りにする文庫オリジナル論集。折口信夫との対談、生涯と学問について語った「村の信仰」を併せて収める、柳田学入門の決定版。〈解説〉佐藤健二
【目次】
I 日本の民俗学
郷土研究ということ/日本の民俗学/Ethnologyとは何か/日本の民俗学/ 郷土研究の将来 /国史と民俗学/実験の史学/ 現代科学ということ/日本を知るために
Ⅱ 柳田国男・折口信夫対談
日本人の神と霊魂の観念そのほか
民俗学から民族学へ――日本民俗学の足跡を顧みて
Ⅲ 村の信仰――私の哲学 -
インテレクチュアル・ヒストリーとは何か。哲学的、政治的、宗教的、科学的、芸術的なアイデアは、歴史的文脈のなかでどのように生まれたのか。この方法の可能性を具体的成果とともに語る。
目 次
序
謝辞
はじめに
1 本 質――哲学・思想・政治・経済・科学・文化を切り離さない態度
2 歴 史――第一次世界大戦から現在まで
3 方 法――テキストを経済的・社会的・政治的文脈の中で読む
4 実 践――スキナー、ポーコック、クラフトンらの仕事
5 正当性――歴史は「語られ方」が問題
6 現在と未来――多様な分野での成果
おわりに
注
参考文献
索引
訳者解説 -
あのロングセラーが待望の携書化!
古今東西語り継がれてきた迷ったときのヒントが見つかる。
イソップ物語から中国古典まで仕事に人生に効く"深イイ話"77
寓話は人生の教訓や真理を伝えてくれるツールです。
教訓や真理は一見抽象的で分かりにくいものですが、
物語のかたちをとることで自然とその教えを受け入れることができます。
本書はおなじみのイソップ寓話から世界の民話、古典、逸話など
古今東西語り継がれてきた77の寓話を集め、その解説を載せました。
解説には一般的に語られる解釈に加え、
通説とは異なる視点や現代的に見直した解釈など
多面的に物事をとらえられるようにしました。
本書は自らの仕事や人生についての考えを深めるのにはもちろん、
スピーチやプレゼンなどの話の材料としても使えます。
そのために、すべての寓話は長くとも2分以内で話せるようにまとめ、
表現も聞いて分かるように改めました。
朝礼やブログなどで話のネタに困っている方のネタ帳としても活用できるでしょう。
77の寓話はそれぞれ15の章に分類されています。
きっと今の悩みや現状に合った寓話が見つかるはずです。
第1章 視点と視野と視座
第2章 幅広い認識としなやかな思考
第3章 思慮深さと正しい判断
第4章 聡明さと創造的な仕事
第5章 強い組織の精神
第6章 働く姿勢と働く意味
第7章 正義の心と共同体
第8章 科学技術と社会の関わり
第9章 人生の道理と「有り難う」
第10章 欲望との付き合い方
第11章 学びの心得と学ぶ理由
第12章 挑戦と持続可能性
第13章 自分の物語の描き方
第14章 生と死のつながり
第15章 どんなときでも「ものは考えよう」
本書を通じて寓話の面白さを味わうとともに、
仕事や人生などのさまざまなものの見方を身につけましょう。 -
★シリーズ18万部のベストセラー新装版!
仕事、人間関係、人生……
誰もが抱える悩みだからこそ、長く読み継がれてきた寓話が効く。
人生の岐路に立ったときに読みたい本
古今東西77の物語が示す「生きる知恵」
人生に「正解」はありません。
しかし、「道しるべ」は存在します。
本書は、時代を超えて語り継がれてきた77の寓話を厳選し、
現代を生きる人々に向けて解説を加えた一冊です。
私たちは誰もが「初めての人生」を生きています。
20代には20代の、40代には40代の、そして60代には60代の「初めて」があります。
なじみのない道を歩く旅人に道路標識が必要なように、人生にも〈道しるべ〉が必要です。
先人たちが残してくれた寓話は、まさにその道しるべとなります。
【内容を一部紹介】
◆ウサギとカメ──あなたの知らない「もう一つの結末」
足の速いウサギが油断して負ける、あの有名な話。
でも実は、まったく違う結末のバージョンがあるんです。
カメは親戚中のカメを道に配置し、ウサギが「カメくん、まだついてきているかい?」と呼ぶたびに「ええ、ここにいますよ」と返事をさせた。
慌てたウサギは必死で走り続け、ついに力尽きて……。
才能より努力?
それとも知恵と準備と仲間の力?
一つの寓話からまるで異なる教訓が読み取れます。
◆地獄湯と極楽湯──満員風呂の天国と地獄
どちらもぎゅうぎゅう詰めの満員風呂。
なのに一方は喧嘩だらけの地獄、もう一方は笑い声の絶えない極楽。
一体何が違うのか?
地獄湯では、みんな自分で自分の背中を洗おうとして、肘がぶつかり、湯がかかり、大騒ぎ。
極楽湯では、みんなが輪になって他人の背中を洗ってあげている。結局、自分の背中も洗ってもらえる。
「人間は一人では生きていけない」──シンプルだけど、忘れがちな真理です。
【目次】
第1章 寿命と「時間の使い方」
第2章 幸せになるための「考え方」
第3章 行動と思考の選択
第4章 夢と希望と勇気
第5章 才能と継続と努力
第6章 意欲とたくましさと自由
第7章 人間関係の基本ルール
第8章 「諦めと敗北」の美学
第9章 リーダー力と大人の知恵
第10章 りっぱな思想より月並みな格言
第11章 人生100年時代と老い
第12章 生きる力と死ぬ能力
第13章 人生観と死生観
第14章 環境問題と人類の責任
第15章 「人間らしさ」と徳
※本書は2023年5月に小社より出版された「人生の道しるべになる 座右の寓話 ディスカヴァー携書」の新カバー版です。カバー以外のコンテンツは同じですので、あらかじめご了承ください。 -
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宗教の「本質と根拠」を課題として一貫して研究した。実証的研究と哲学的研究の総合に取り組んだ宗教哲学者の著作集。また、著者は東北地方のオシラさま、巫女、行者の研究にも取り組み、機能人類学の知見も研究に取り入れた。
【目次】
編集によせて
目次
序
第一章 問題の所在と取扱い方
一 実相論所顕の端的
二 研究上の態度及び用意
第二章 諸法実相の所在と在りよう
一 主体化の究極 在るものの在りのままなる極処
二 心の問題 三法無差に就いて
三 実相の所在と妙
第三章 教法及び教相の問題
一 具成せられたる実相の境地とその説示とのひらき
二 方便の問題
三 教相論
第四章 諸法実相の開顕
一 実相と三諦
二 一即一切の極相 三千の法相
三 とくに十界互具に就いて
四 三世間論
第五章 諸法実相の唯心論的解釈とその吟味
一 宋朝天台における観境に関する論争とその吟味 とくに源清、宗■(日に立)、慶昭の所論を中心として
二 智円、仁岳の観境論
三 知礼の発揮
第六章 天台止観の特質
一 天台止観の種類と意義及び結構
二 止観の行儀
三 謂わゆる「頓々止観」の主張とその吟味
第七章 観法に関する論争の吟味
一 三種観法に就いて
二 事理二観の観法に就いて
第八章 不思議境観
一 約行正観の終始 とくに修観における二境及び境観の関係
二 不思議境観
横川法語 目次
はしがき
恵心僧都
本文
宗教的人間
人間に生れたるよろこび
本願にあう
現実の肯定
解説 (山折哲雄)
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これまでの「男性のための哲学」ではない、もうひとつの哲学へ。
「女の子」が成長し大人になっていく過程で考えるべき哲学の問いを解きほぐし、
「自由に思考を広げること」、そして「自分の力で考えながら生きること」の楽しさとかけがえのなさを説く。
女性哲学者たちがいざなう、かつてない哲学入門・画期的エンパワメントの書!
あなたは、哲学の歴史のなかで、女性の哲学者の名前を10人挙げられますか? 3人ならどうでしょう? ほとんどの人にとって、それはむずかしいことなのではないでしょうか。
女性は長い間、哲学の分野で疎外されてきました。なぜなら、彼女たちの貢献は歴史的に男性たちの業績として扱われたり、あたかも貢献など存在しないかのように葬り去られたりしてきたからです。
本書は、女性哲学者たちが「自分が18歳から20歳くらいだった頃を振り返り、自分自身の疑問を見つけ、知的に成長しつつあるその時期に、どんな本があったらよかったか、そしてその本にどんな章があったらよかったか」というテーマで執筆した、新しい「哲学への扉」とでもいうべき本です。
女の子や若い女性を哲学的な思考へと招き入れ、哲学的に物事を考えてみるよう勇気づけるものです。
哲学に触れ始めたばかりのひとにもおすすめできるこの本は、哲学的な問いとは何か、そしてそれが女の子や女性の生活や人生にどのように当てはまるのか、幅広い視点と思考を広げていくヒントを提供します。
本書では、哲学のおもな分野(形而上学、認識論、社会哲学・政治哲学、倫理学)が扱われます。どこからでも読める章立てなので、構える必要はありません。ジェンダーと哲学の交差点について興味のあるひとにとって必ず役立つ1冊となるでしょう。
例えば、アイデンティティや自律といった自己のあり方、科学や芸術や疑いといった知のあり方、人種やジェンダーといった社会構造や権力関係が私たちの現実をどのように形づくるのか、そして、怒りや共感や勇気などの感情と倫理の関わりを現実の問題の中でどのように考えていけるのか。
2020年代の今を生きる私たちにとっても切実で、好奇心を刺激する哲学的なテーマを、生き生きと魅力的な文体で、親しみやすく説いていきます。
いままさに女の子であるあなた、あの頃女の子だったあなた、これから女の子になっていくあなた、女の子と見なされたことのあるあなた、女の子のことをもっと理解したいあなたへ──すべてのひとを歓迎する、私たちのための哲学への招待です。 -
「戦後80年」をそれぞれ独自に象徴する25人を描き出す
佐高信“入魂”の書き下ろし評伝!
著者の佐高氏自身、昭和20年生まれで、戦後80年間に育まれた民主主義の理念を背負って生きてきた強い自覚を持っているが、田中泯、吉永小百合、タモリ、岸井成格、岡本行夫、東郷和彦、弘中惇一郎、青木雄二、中村吉右衛門、重信房子、落合恵子、藤純子、森田必勝、青江三奈・・・ら、同年生まれの自らと縁ある25人に向ける目はとりわけ深い洞察をたたえている。
戦後80年とともに生きてきて、現在に独自の存在を刻む証言者たち。彼らの人生はどんな光芒を放ってきたのか。戦時への反省の上に成り立つ戦後日本をいかに反映しているのか。個々の人間の魅力を味わいながら、その背後に流れる現代史を体感できる著者渾身の書下ろし評伝。
-主な内容-
◆田中泯 ◆吉永小百合 ◆タモリ ◆照屋寛徳 ◆岸井成格 ◆岡本行夫 ◆東郷和彦
◆谷垣禎一 ◆白川勝彦 ◆平沢勝栄 ◆重信房子 ◆青木雄二 ◆森田必勝 ◆中村吉右衛門 ◆水前寺清子 ◆青江三奈 ◆三木たかし ◆弘中惇一郎 ◆おすぎ&ピーコ ◆栗原小巻 ◆落合恵子 ◆セルジオ越後 ◆藤純子 ◆坂田明 ◆浜四津敏子 -
ハワイ発のヒーラーがあなたに贈る
愛あふれるメッセージと人生の指針
何かにとらわれて前に進めない時、
心が重くて笑えない時、
人生の方向性に迷った時、
ぜひこの本を開いてください。
ページをめくるたびに
あなたにとって必要な気づきがある、
張り詰めていた心がフワッとゆるむ、
そんな本になるように作りました。
今は生きづらさや不安を感じていても
あなたはきっと自分らしく幸せに生きていけるはず。
見ているだけで浄化されるよう
声を聴くだけで癒やされる
話し方に引き込まれる
そんなふうに評されることのある
ヒーラー&YouTuberの一条サトル(ハワイさん)の
世界観をギュギュっと一冊に詰め込んだ本になります。
日本とアメリカでたくさんの人を癒やした
実績あるヒーラーによるヒーリング効果を
この本を通して感じていただけたら幸いです。 -
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なぜ偉大な女性芸術家は「いなかった」のか?
アルテミジア・ジェンティレスキ、マリア・ジビーラ・メーリアン、葛飾応為、ベルト・モリゾ、フリーダ・カーロ、リー・クラスナー、ルイーズ・ブルジョワ……
イラストとマンガで学ぶ、23人の語られなかった「美術の物語」。
ルネサンス、バロック、浮世絵、印象派、バウハウス、シュルレアリスム、現代美術まで──
本書は美術の歴史における重要な出来事や潮流を解説しながら、13世紀から現代にいたる23人の女性芸術家の歩みをたどり、これまでの美術史の「もう半分」とも呼べる世界を浮かび上がらせます。
「北斎の娘」とは、「マネのミューズ」とは、「ロダンの恋人」とは、「ポロック夫人」とは、誰だったのか。
男性の名前の影に隠されてきた女性たちを、ひとりの芸術家として見つめ直し、それぞれが驚くべき創造へと至った軌跡を明らかにします。
本書はまた、美術史家リンダ・ノックリンの立てた問い「なぜ偉大な女性芸術家はいなかったのか?」に対して、個々の芸術家の背景を踏まえて応答します。
女性たちを「美術の物語」から退けてきた社会の構造や制約を、フェミニズムの視点から解き明かしています。
豊富なイラストとマンガで、世代を超えて楽しめる、新しい美術史入門。
あなたの世界を広げ、知的好奇心を刺激し、ときには勇気づけてくれる一冊です。 -
特集 今、何が問題か
われわれは絶え間なく「問題」について語っている。
少し考えてみても東日本大震災からの復興、原子力とエネルギー、
雇用や財政、TPP参加の是非といった具合に、
およそ「問題」には事欠くことがない。
だが、一〇年、二〇年はもちろん
一年もするとすっかり忘れ去られてしまった「問題」も数多い。
「今」という時の重みは小さくなり、
「問題」も大量に生産され大量に消費されている。
『アステイオン』は創刊以来の四半世紀、本質的な「問題」を正面から語り、
時代の大きな流れの中で「今」を問う試みを続けてきた。
この基本的な姿勢にはいささかの変更もないが、
新しい編集体制で臨んだ本号の特集では、
各編集委員が「今、何が問題か」について自問することで、
われわれの知的姿勢を改めて明らかにしておきたい。
あえて時間的にも地域的にも限定を設けず、
それぞれ専門を異にする編集委員が「今」と「問題」を自由に語った論考から、
何が見えてくるだろうか。
現代の諸問題を「鋭く感じ、柔らかく考える」本誌の挑戦に対する
読者諸氏のかわらぬご支援を期待しつつ、
リニューアル後の最初の特集をお届けしたい。 -
◤すべての学ぶ人と、教える人たちに。◢
私たちにいま必要なのは、
知識の鎧で身を守る「強い教育」ではなく、「弱い教育」だ。
不確かな道をともに歩み、世界に応答せよ!
人類学をリードする世界的な思想家が教育、そして人間のまだ見ぬ可能性を示す。
***
「教育=知識の伝達」という伝統的な教育観、
そして市場原理にとらわれた教育の再生のために──。
効果的に学生─消費者へと配達される「知識の商品」は、
不確実な外部から身を守り、自己を内部に閉じ込める「知の鎧」にすぎない。
人類学の枠を超え、アート、デザイン、ビジネスの世界にまでインパクトを与え続ける思想家ティム・インゴルド。
人類学を軸に、さまざまな研究者の知見をひもとき紡がれる文章が、教育、そして生きることに、新たな視座をもたらす。
<i>道に迷うと、足元は急におぼつかない。
けれど、すべての音や光のきらめき、
感覚の強度は増してゆく。
それは、まだ生き生きとした気づきが
削り取られていない小さな子供の
「連続的な始まりの世界」である。
そこでは、すべての事物が、
自らが何であるかを明らかにする間際の瞬間に、
存在し続けているのだ。</i>
***
【目次】
まえがき
第1章 伝達に抗して
学校を離れる
生の連続性continuity
共有化と変異
系譜学的モデル
堂々めぐりを解く
どのようにレシピを辿るか
理性と継承
学校に戻って
第2章 注意のために
習慣の原理
散歩をする
注意性と交感
配慮と憧憬
世界への愛と仲間としての構え
教育としての注意と注意の教育
弱く、貧弱で、危険
第3章 短調の教育
アンダーコモンズ
長調と短調
習慣の自由
勉強が意味するものについて
説明から感覚へ
教師は何を教えることができるのか
学習者の道具箱
第4章 人類学、芸術、そして大学
教育としての人類学
参与観察
学校とフィールド
アーティストは真の人類学者か?
科学を柔らかくする
STEM、STEAMおよびSHAPE
人類学は教育する!
第5章 共通善のための大学
人類学と来るべき大学
学問の自由について
脱植民地性
大学、多遍性/大学、多元宇宙/大学
探索、また探索
事実を超えた真実
アマチュアと専門家
学問領域──テントかタコツボか?
共通善
教育と民主主義
コーダ
あとがき
*** -
これは詭弁か? 哲学か? はたまた単なるおしゃべりか?
かおる、秋、純の“いつメン”3人組による、脱力系クリティカル雑談ワールド、ここに開幕。曖昧と安心は両立しない? 雨は世界からのメッセージ? フェスでノレる自分になりたい! 純度100%の勇気とは?
となりの席から聞こえてくるような何気ない日常会話や、ふとした疑問から、新たな世界が見えてくる。
メディアサイト「NeWORLD」での大人気連載に加え、単行本限定の書き下ろしも収録。
一見、愉快な日常ギャグ漫画かと思いきや……読めば読むほど奥深い? 独特な視点で展開される会話は友達を、次元を、世界を巻き込んでいく!ファン待望のコミック第1巻。 -
数学者が綴る読解と思索の旅 読解力とは「人生を味わう力」だった!
数学者が綴る読解と思索の旅
読解力とは「人生を味わう力」だった!
数学者が“読む人”に向けて綴った珠玉のエッセイ集
AIと教育・数学リテラシーをめぐる活動で国際的にも知られる著者が、日々の出来事や大切な思い出に寄り添いながら綴ったエッセイを収録。過去の風景、大切な人とのやりとり、なぜか今でも心に残る一瞬…それらをそっと取り出して言葉にし、その過程を通じて、「記憶とは何か」「人間とは何か」を深く洞察しています。日本エッセイスト・クラブ賞など数々の賞を受賞した著者が、数式では表せない記憶、感情、言葉の余白を表現し尽くした、まさに新境地となる1冊です。 -
◤推薦◢しんめいPさん(『自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学』著者)
「迷子になりにいこう。それが自由の入り口だから。」
***
ここが世界のすべてじゃない。
人類学は、外の世界の〝入口〟を開いてくれる。
──答えは「わたし」の外側にある。
フィールドでの出会いが、あなたの〝常識〟をゆさぶり、世界の見え方を根本から変えていく。
発想がゆさぶられ、視点がひっくり返り、価値観がほどけていく。
フィールドワークは、あなたの“当たり前”をぶっ飛ばす最強の武器。新しいアイディアや価値観に出会う、人類学入門。
***
【目次】
はじめに
第1章 フィールドワーク100年の歴史
1 人類学をつくった男
2 マリノフスキが打ち立てたフィールドワーク
3 人類学の「隠れた前提」への疑い
4 「反省する人類学」の時代
5 暗いフィールドワーク、明るいフィールドワーク
6 フィールドワークの基礎は「仲良くなること」
7 インゴルドの明るいフィールドワーク
第2章 インゴルドの「教育的なフィールドワーク」ってなんだろう?
1 人びと「とともに」するフィールドワーク
2 「質的」と「量的」のちがいとは
3 友情とネタ探しの二枚舌?
4 報告ではなく、生きることを学ぶ
5 フィールドで、他者とともに生きる
第3章 「フィールドワークをつくった男」マリノフスキのリアルな日常と本音
1 マリノフスキの功績
2 衝撃の赤裸々日記
3 フィールドワークの「ざらつき」
4 マリノフスキの女性への欲望
5 テーマは他者との出会いのなかで浮かび上がる
6 「未開人」たちの欲望
7 他者に向き合いながら、自分自身に向き合う
第4章 環境を生きる胃袋、フィールドワークの時間
1 「イバン族の献立表」
2 人類学者の「食べある記」
3 1980年の献立表
4 2003年の献立表
5 食卓の向こう側に見えるもの
6 環境に対する知覚の変化
7 人びと「とともに」変化の正体を探る
第5章 フィールドワークの生〈せい〉の雑味
1 「生の現実」をとらえたフィールド日記
2 実際のフィールド日記より
3 生の雑味について
第6章 「異化」のあと、世界はどう見えるか
1 苦しいフィールドワーク
2 異化するフィールドワーク
3 二つの場所に同時にあるような感覚
4 ちがいを見る視線
第7章 みんなで一緒にフィールドワーク
1 フィールドワークの新しいかたち
2 フィールドワークに、みんなで出かける
3 「あたりまえ」をひっくり返す
4 フィールドワークで揺さぶられる
おわりに
あとがき
*** -
『切りとれ、あの祈る手を』の著者、待望の書き下ろし作品!
『切りとれ、あの祈る手を』の著者、
待望の書き下ろし作品!
本当に読みたかった哲学入門、誕生。
最初で、最後で、最短の一冊。
「みんな」の欲望と、あなたの欲望。「みんな」の不安と、あなたの不安。
そこから、哲学は「普遍」へとあなたを導きます。
あなたを超えたものへ。
【「序」より】
――そもそも、私にはあなたが誰なのかも全く知ることができない。
一応、この本は「哲学入門」と題されているわけですから、何かしら哲学ということに興味がおありなのかなとは思います。しかし――、「哲学」という日本語はフィロソフィ(philosophy)を西周が翻訳したものであって、当初は「希哲学」と訳されていたとか、そもそも哲学とは「知を愛する」ことであってその動詞の用法はヘロドトスの『歴史』に出てくる小アジアのリュディアの首都サルディスを訪問したギリシャの賢人ソロンに対して国王クロイソスが述べた言葉が初出であるとされているとか、形容詞の用法はそれより古くヘラクレイトスが述べているとか、あなたはそういうことが聞きたいのではないのではないか。
哲学入門を書くことになり、私も「哲学入門」と題する本を何十冊か読んでみました。すると、それらが大体二つのパターンに収まることがわかった。つまり、一つは「コンパクトな哲学史」とでも呼ぶべきもので、もう一つは「問題集」と呼ぶべきものです。
「コンパクトな哲学史」の方は、その名の通り圧縮された哲学の歴史の叙述です。古典ギリシャ時代から始まりカントからヘーゲル、ハイデガーへと哲学が経巡って来た歴史を短く辿り直して見せるものである。これはいわゆる大陸哲学系の著者に多いようです。
もう一つの「問題集」の方は、「心身問題」や、「自由意志の問題」、「神の論証の問題」などの伝統的な哲学的問題を列挙し、著者が自分なりの回答を与えて見せるものです。これはいわゆる英米哲学系の著者に多く見られます。
もちろん、そうした本を読んで勉強にならないわけではないでしょう。しかし、繰り返します。あなたはそういうことが聞きたいのではないのではないか。――この本は、そんなあなたのために書かれた本です。
とはいえ、繰り返します。私はあなたのことを何も知らない。ですが、一つあなたのことを当てて見せましょう。どんなにあなたが隠そうとしても、あなたのことを一つだけ確実に当てられる。そのことを私は知っています。
それは、あなたが死ぬということです。
さて、私たちの哲学入門は、ここから始まります。
【目次】
生まれてくることを選べない
「とりあえず」と「たまたま」
哲学とは死を学ぶこと
複製の生、劣化コピーの欲望
「自分自身の死」
「死の搾取」
死と宗教
不確実な私の死
葬礼、文化の起源
儀礼の問題
「根拠律」と儀礼
「救済」と「記憶」の問題 -
抱擁、接吻、爪傷、歯咬、愛打……。都市生活者のために、さまざまな愛の技法と駆け引きを分類した古代インドの性愛指南書。
-
私たちは何を「プレイ」しているのか?
ゲーム研究の多面性と新たな可能性をとらえる、キーワード35+ブックガイド20
遊び、ルール、チート、没入、アバター、物語、ゲーム実況、インタラクティビティ……
押さえておきたい理論から、ゲーム文化が理解できる幅広いキーワード、さらに深く学ぶための重要文献まで、これ一冊で論点がつかめる、待望のゲームスタディーズ入門!
「ゲームと遊びを研究する総合的な学問分野」として生まれたゲームスタディーズは、今大きな注目を集める、まさに21世紀の学問分野と言えるでしょう。本書は、さまざまな領域を巻き込み活況を呈するゲームスタディーズを学ぶうえで、知っておきたい基礎知識と重要な論点を、多様な視点とアプローチでわかりやすくコンパクトに解説した、本邦初・待望のゲームスタディーズの入門書です。
[遊び][ルール][インタラクティビティ]などの基礎概念、[チート][没入][アバター][物語]などのゲーム文化を形成するキーワード、ヨハン・ホイジンガからイェスパー・ユールまでゲーム研究の必読文献ガイドをバランス良くマッピングし、幅広い射程がありながらポイントを絞り込んだ、ありそうでなかった構成が本書の大きな特徴です。
ゲームとは何か、なぜゲームは面白いのか、私たちはいったい何を遊んでいるのか。
哲学や人類学、心理学、社会学、メディア研究、音楽学といったさまざまな領域を巻き込みながら展開してきたゲームスタディーズの、これまでの蓄積とこれからの可能性を概観できる本書は、ゲームを学びたい人だけでなく、ゲームをもっと楽しみたい人、語りたい人にとっても役に立つ、“最初に読むべき”一冊です。
本書という地図を片手に、ゲームスタディーズの世界へ、第一歩を踏み出してみましょう。
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◆シリーズ[クリティカル・ワード]
現代社会や文化および芸術に関わるさまざまな領域を、[重要用語]から読み解き学ぶことを目指したコンパクトな入門シリーズです。
基本的かつ重要な事項や人物、思想と理論を網羅的に取り上げ、歴史的な文脈と現在的な論点を整理します。もっと深く理解し、もっと面白く学ぶために必要な基礎知識を養い、自分の力で論じ言葉にしていくためのヒントを読者に提供する新しい入門書です。 -
2025年1月15日、韓国のTV番組「ユー・クイズ・オン・ザ・ブロック」でIVEのウォニョン氏が本書の韓国語翻訳版をご紹介くださいました!
心のトレーニングメソッドとしての仏道を語って多くの読者から支持されている気鋭の青年僧・小池龍之介が、
ブッダの言葉を経典から選び出し、超訳を施しました。
驚くほどわかりやすく心に染み込んでくる言葉の数々は、あるときは心を静め、
あるときは凛々とした勇気を吹き込んでくれることでしょう。
25万部突破のベストセラー『超訳ブッダの言葉』が待望の文庫エッセンシャル版として再登場!
* 本文から
●君も相手も、やがては死んでここから消え去る
誰かと敵対して争いが生じそうになったら、しかと意識してみるといい。君も相手もやがては死んで、ここから消え去る、ということを。
君以外の人々は、「自分もやがて死ぬ」という真理をうっかり忘却しているけれども、君がこの真理をはっきり意識していれば、怒りも争いも静まることだろう。
「どのみち、君もやがてここからいなくなる。どのみち、私もやがてここからいなくなる。じゃあ、ま…、いっか」と怒りを捨てて、平静さを取り戻すように。(法句経6)
● 君以外の誰も君を傷つけない
君を嫌っている敵が君に対してする酷い仕打ち、
そんなものは大したことじゃない。
君を憎む人が君に対してする執拗な嫌がらせ、
そんなものは大したことじゃない。
怒りに歪んだ君の心は、
それよりもはるかに酷いダメージを君自身に与えるのだから。(法句経42) -
■「自分を洗脳すれば、目標達成はできる!」
本書は、昨今の脳ブームを作り、
オウム真理教信者の脱洗脳でも有名な著者・苫米地英人の
ベストセラーの新書化です。
「頭でわかっていても、心と身体が言うことを効かない理由」を解説し、
「誰でも目標達成できる技術「プライミング」を公開します!
■本書でわかる主なこと
・ダ・ヴィンチやモーツアルトが持っていた「共感覚」とは?
・人間の身体が持つ同調作用「ホメオスタシス」とは?
・人によって見えているものが違う「認知のカラクリ」とは?
・どんなことでも習慣化できる「アンカー」と「トリガー」とは?
・「ストックホルム症候群」とは?
…など、最新の脳科学の成果で、あなたの人生を変えます!
しかも、「誰でもできる」「どんなことでも習慣化できる」
トマベチ流トレーニング付き!
■本書の方法を使えば、自分が変わるだけでなく、
まわりも変えることができます。
人は人との関係で生きているので、まわりの環境を変えることはとても大切です。
そして本書を読み終えたあと、
あなたは「本当の自分」に出会うことができるはずです。
・目標が達成できない!
・実力が発揮できない、認められない!
・悪い習慣(タバコなど)をやめられない!
・お金を貯めることができない!
・投資がうまくいかない!
・・・など、上記のどれか1つでも感じたことがあるなら、
本書は大いに役立ちます!
※本作品は2006年に刊行されたものを再編集いたしました -
美は、世界が滅びゆくこと自体のうちにのみ生まれる――。宮嶋資夫、太宰治、坂口安吾、桐山襲、野坂昭如。大正・昭和・平成の時代にわたるこの5人の作家は、どうしようもなく救いを求め、作品のうちにつかの間それを浮かび上がらせることに成功しながらも、現実の前に敗れ去った。それぞれが求めた救いの姿と、その挫折を作品の紹介を通して描き出す。
「人間がだめになったんですよ。(…)そんな時代になったんですよ」(太宰治)。遠くかすかに響く祈りの声に耳を澄ませつつ頁を繰る、希望なき時代の読書のすすめ。
理不尽と暴力に満ちた労働文学の旗手として登場し最後には仏門に消えた宮嶋資夫(1886-1951年)、ユートピアと現実のはざまで立ち尽くす「弱法師」太宰治(1909-48年)、堕落を呼びかけながら、生の原点「ふるさと」を希求した坂口安吾(1906-55年)、戦後訪れた政治の季節に体制への反逆と絶望のはざまでもがきつづけた桐山襲(1949-92年)、高度経済成長のさなかトリックスターの身振りでディストピアを描き続けた野坂昭如(1930-2015年)。大正から平成にかけて筆を執った5人の作家は、それぞれに救済を求め、作品のなかにそれを浮かび上がらせながらも、容赦ない現実の前に敗北した。
彼らの挫折は、令和の時代に明らかになりつつある社会の絶望を先取りするものでもあった。彼らが必死に手を伸ばし、しかしついに届くことがかなわなかった救いとは、どのようなものだったのか。有名無名問わず作品が紹介されるなかで、呪詛にも似た祈りの声がかすかに漏れ聞こえてくる。
昏い時代にものを書き、そして読むことの意味を鋭く問いかける空前絶後の文学案内。
【本書の内容】
はじめに――終わりなき終焉を見つめて
1 死に憑かれて――宮嶋資夫というヤマイヌ
2 無何有の明滅――太宰治という掟破り
3 タブラ・ラサにたたずむ――坂口安吾という「ふるさと」
4 瞑さのアナーキズム――桐山襲という「違う世界」
5 ディストピアの妄想――野坂昭如という廃墟
おわりに――現実忌避に向けて
あとがき -
かつて地球には、
私たちとはまったく異なる人類が生きていた――
かれらはなぜ滅んだのか?
美意識はあったのか?
その精神構造とは?
現生人類(サピエンス)に都合のいい幻想から脱却し、人間という存在を「ありのまま」に理解しようとする情熱的探究の成果!
赤道直下から北極圏まで駆けまわり、30年にわたり洞窟の地面を掘り続けた、第一人者にして考古学界の異端児による初の一般書。
“この先で、もうネアンデルタール人を同類とみなさないこと、つまりかれらは私たちの諸側面を投影した存在ではないのだと考えることが、なぜ重要なのかを説明しよう。完全に絶滅したこの人類は、私たちの抱く幻想をすべて足し合わせても及ばない存在なのに、私たちの視線でがんじがらめにされてしまった。私たちはかれらを同類に仕立てあげ、ありもしない姿に作りあげた挙げ句、無理やり歪めている。だから、ネアンデルタール人に固有の異質さを取り戻すためにも、私たちが抱いているおなじみの親しみやすさを取り除かなければならない。”(「はじめに」より) -
映画はどのように障害を描いてきたのか──
歴史、物語のパターン、再現による同一化、当事者性⋯⋯様々な角度から映画と障害のつながりを解きほぐす
「映画について」ではなく「映画とともに」、
私たちのいまを考え続けるために、この本はある。
――三宅唱(映画監督)
普通に存在することすらままならない。本書が照らし出すように、
障害の表象の歪さは、社会とそのままつながっている。
――田中みゆき(キュレーター/プロデューサー)
ろう者の子どもを主人公にした『コーダ あいのうた』がアカデミー賞で作品賞含む3部門に輝くほか、『ドライブ・マイ・カー』『ケイコ 目を澄ませて』『LOVE LIFE』と日本の気鋭の若手監督たちが次々と障害者が登場する作品を手がけている現在。「感動ポルノ」や「共生」といった言葉で単純化することなく、障害の描かれ方、何よりも見つめ方を考え直すべきなのではないか?
「スクリーンのなかで障害がいかに描かれてきたのか、また、より今日的な映画作品のなかで障害がいかに描かれるようになったのか」を論じる本書では、サイレント時代から現代まで「映画における障害者イメージの変遷」をたどり、「スクリーンのなかの障害」の歴史が通時的につづられる。そして、その「障害者イメージの変遷」の土台となる「社会における障害観の変化」がどのように起こったのかを「障害学」の基礎とともに提示していく。
また、歴史をつづるだけでなく、コミュニケーション、障害の再現、当事者性という切り口のもと映画と障害のつながりを捉え直していく。障害を扱う多くの映画がコミュニケーション、「不全」から「達成」へと進行する物語を描いているのはどうしてか? 視覚的・聴覚的な描写によって再現された障害に同一化する際、何かが隠蔽されていないか? 障害者の役は障害当事者しか演じてはいけないのか?といったアクチュアルなテーマが、近年の障害を描いた作品をもとに論じられる。
『レインマン』『フォレスト・ガンプ/一期一会』『アイ・アム・サム』といった名作として語られる作品から、『ワンダー 君は太陽』『最強のふたり』『コーダ あいのうた』などの近年話題となった作品まで、多くの観客を得てきた作品を新しい視点で読み直すきっかけにもなる本書は、われわれ観客はどのように障害を見つめていくべきか、思考と議論のための新しい出発点となるだろう。 -
「ジャンルの垣根を超えた傑作。
ページをめくる手が止まらない」
スティーヴン・キング 絶賛!
ニューヨーク・タイムズ
ベストセラー 1位
1970 -80年代に米国・カリフォルニア州を震撼させた連続殺人・強姦事件。30年以上も未解決だった一連の事件の犯人「黄金州の殺人鬼」(ゴールデン・ステート・キラー)を追い、独自に調査を行った女性作家による渾身の捜査録。
アメリカでベストセラーとなり、現在HBOがTVドキュメンタリー・シリーズを製作中の話題作。強盗、強姦、殺人を十年以上にわたって繰り返し、DNA鑑定の網をくぐって闇に消えていた犯人を、作家である著者が独自の捜査で追いつめていく手に汗握るノンフィクション。
序文寄稿:ギリアン・フリン(『ゴーン・ガール』著者)
ワシントンポスト、「エスクァイア」誌、Amazon.com、ニューヨーク公立図書館、 シカゴ公立図書館他で “2018年 ベストブック・オブ・ザ・イヤー”受賞!!
本当に手に汗握る作品だ――「ピープル」誌
息を呑む野心的で見事な筆致――「ニューヨークマガジン」誌
読者が知るべきは、なぜこの本が特別なのかという理由だ。それは、この本が向き合っている二種類の強迫観念である。一つは光に溢れ、もう一つは闇の中にある。
「黄金州の殺人鬼」は闇であり、ミシェル・マクナマラは光だ。
気が滅入るほど邪悪。聡明かつ、断固とした決意。本書はこの二つの心理への旅路である。
私は本書を愛してやまない。 ――スティーヴン・キング -
★「あの旅に行ってから落ち込まなくなりました」──吉田尚記[ニッポン放送ラジオパーソナリティ]
ストレスフルな現代社会に生きる私たち。「逃げ場がない」って、悩んでませんか?
でも、この世界には、一日中ダラダラして、お金もないのに幸せな人たちがいる。
ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんと人類学者の奥野克巳さんが、ボルネオのジャングルに住む狩猟民「プナン」の地でフィールドワーク。
彼らの暮らしから、悩まずに生きる方法を学びます。
つらい毎日でもニコニコ起きてスヤスヤ眠れるようになる、文化人類学の旅にようこそ。
**********
【ゲスト】
◉石川善樹さん[予防医学研究者、医学博士]
◉二村ヒトシさん[アダルトビデオ監督]
◉佐伯ポインティさん[マルチタレント]
**********
【目次】
■「なぜみんな幸せじゃないのだろう」という疑問が生まれたのは、十代のときでした。──まえがきに代えて
■第1章 なにも持っていないプナンは、なぜ幸福に生きているのか
■第2章 「親切」を知らないプナンは、なぜ高福祉社会を実現しているのか
■第3章 「なにもしない」先住民のウェルビーイングな生き方……[ゲスト:石川善樹]
■第4章 下ネタばかり話すプナンは、なぜ幸福そうなのか……[ゲスト:二村ヒトシ]
■第5章 世迷い商社マンが、常識が全く通じない人々に出会うまで
■第6章 我々はどうすれば幸福になれるか
■番外編 下ネタと人類……[ゲスト:佐伯ポインティ]
■旅のあとで──あとがきに代えて
********** -
【推薦】中島岳志さん(政治学者)
「生者は死者と未来の他者を、同じテーブルに呼び集めて、対話しなければならない。」
**********
──地球規模の危機を乗り越え、未来を確かなものにするために、わたしたちは何をすべきか。
巨大な危機に直面したいま、私たちは「古いやり方」に立ち戻る必要がある、とインゴルドは唱える。
古来、脈々と紡がれてきた「知恵」とは、いったいどのようなものだろうか?
ティム・インゴルド思想のエッセンスを総動員して語られる、希望の書。
**********
ティム・インゴルドは、私たちが直面している惑星規模の危機に対処するために、世代をめぐる考え方をひっくり返そうとします。
そのために、複数の世代が祖先の道に沿ってともに生き、ともに働くことによって、自らと子孫たちにとっての未来を確かなものにするという失われてしまった考えを、私たちのうちに再び取り戻そうとするのです。──奥野克巳
**********
【目次】
◉日本の読者のみなさまへ
◉まえがき
第1章 世代と生の再生
親子関係
系譜学的モデル
相続と持続性
第2章 人の生涯[ライフコース]をモデル化する
年を取り、子をなす
歴史の天使
釣鐘曲線
生と死
第3章 道を覚えていること
薄層で覆われた地面
過去からの道
アーカイブからアナーカイブへ
懐かしむこと
第4章 不確実性と可能性
呪いを解く
くぐり抜けながらおこなう
注意の構造
驚愕と感嘆
第5章 喪失と絶滅
種のカタログ
子をなすことの系譜
人種と世代
保全と、ともに生きること[コンヴィヴィアリティ]
第6章 人類を再中心化する
人間を超えて、人間する[ヒューマニング]
例外主義の告訴
進歩と持続可能性
群れとタービンについて
第7章 教育のやり方
学究的な姿勢
理性と応答可能性
新しい人々、古いやり方
知恵と好奇心
第8章 科学技術の後に
STEMからSTEAMへ
科学とアーツ
デジタル化と手先仕事
結び
◉解説に代えて
◉原注
********** -
ルールはあなたを縛るものではなく、この社会で自由に生きるためのもの?
世界の見え方が変わっていく、「ルール×デザイン」入門
遊び心と創造力に満ちた、新しい「ルール」本の誕生!
法律や規則、マナー、習慣、自然法則……わたしたちはさまざまなルールに囲まれて生きています。
本書では、日常のさまざまな場面で遭遇するルールの存在や影響を取り上げながら、ルールを「つくる」「使う」「見直す」「更新する」ことでわたしたちの社会をアップデートしていくことを目指します。この4つのサイクルに着目し、ルールはデザインによってどのようにかたちづくることができるのか、多角的な視点から探ります。
身の回りにあるルールを意識し、自分のこととして関わり、柔軟にとらえ直すことで、ルールとポジティブに向き合うことの大切さと、ルールは私たちの思考や行動を制限するものではなく、この社会で自由に生きるためのものであることを説く、日常をデザインする創造的実践のガイドとなる一冊です。
「ルールについての展覧会?!」と大反響を呼んだ、21_21 DESIGN SIGHTの企画展「ルール?展」(2021年)。展示期間中、予約の取れない展覧会として話題となり、TikTokやInstagramでZ世代の若者たちにも人気を博したあの「ルール?展」が、「本」になって帰ってきた!
展覧会ディレクターの菅俊一・田中みゆき・水野祐による、「ルール」についてさらに深掘りした全編書き下ろしのテキスト+座談会に、宇野重規(政治哲学者)、清水晶子(フェミニズム/クィア理論研究者)、小田原のどか(彫刻家/評論家)、細馬宏通(人間行動学者)、会田大也(ミュージアム・エデュケーター)、木ノ戸昌幸(元NPO法人スウィング理事長)の豪華執筆者による寄稿を加えて再編集・成書化しました。 -
死んだらどうなるのか。天国はあるのか。まだまだ生きたい。来世で逢おう――。尽きせぬ謎だからこそ、古来、人間は死や転生、不老長寿を語り継いできた。本書は、死をめぐる諸宗教の神話・教え・思想を歴史的に通覧し、「死とは何か」に答える。ギリシアや日本の神話、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から、ヒンドゥー教、仏教、さらに儒教、神道まで。浮世の煩悩をはらい、希望へいざなう「死の練習」帳。
■目次■
まえがき
序 章 物理的な死と来世観の始まり
1 二元論(霊魂説)への懐疑
物理主義と二元論
どちらが説明として優れているか?
2 来世、先祖、転生
霊魂信仰と葬式の起源
来世観よりも切実な葬送の儀礼
先祖という権威
生まれ変わりのモチーフ
3 文学的・思想的な組織化
来世についての語りの進化
思想や情念からの介入
4 脳神経が見せる神秘体験
認知の歪みがもたらす神秘
臨死体験と来世観の関係
PARTⅠ 古典的大宗教以前 死の文学と倫理の始まり
第1章 はっきりしない来世 日本神話の黄泉と常世
黄泉、常世、根の国――曖昧なる死者の空間
黄泉と死体の恐怖・穢れ 生と死の対決
オルペウスの冥界降り
常世と根の国
現世の延長としての他界?
第2章 詩人の修辞 ギリシア神話のハーデース
多重な《指向的構え》と言葉の巧みさ
死すべき者、人間
ホメロスの語る冥界探訪譚
大事なのはあくまで現世
地獄の先駆形?
ウェルギリウスの冥界ランド
第3章 思想家の正義 密儀宗教とプラトン
密儀宗教――オルペウス教団とピタゴラス教団
プラトンの独自な来世観
嬉々として死んだソクラテス
哲学は死の練習?
懐疑主義あるいは不可知論
第4章 神の介入 旧約聖書と終末の待望
古代イスラエル人の歴史
死後の世界シェオール
現世主義に生じた亀裂
終末論のディテール
ゾロアスター教の影響?
PARTⅡ 一神教の来世観 終末、復活と審判、天国と地獄
第5章 死を乗り越えた神人 キリストの復活
キリスト教誕生の経緯
パウロの思考法
終末観はどうなったか?
死後の来世はどうなった?
死後すぐに実現する救い
死後と終末後――肉体の有無
第6章 復讐と大団円 黙示録の世界
「ヨハネの黙示録」―― 終末のプロセス
黙示録のミーム
千年王国の解釈
「パウロの黙示録」と「ペトロの黙示録」
社会全体の救済
第7章 中間の発見 煉獄とダンテの『神曲』
地獄と煉獄の違い
煉獄誕生のプロセス
地獄・煉獄・天国三分法の文学化
地獄ツアーから始まる
南半球の煉獄山
天動説的な天国と神の至福直観
往生術、免罪符、宗教改革
カトリックとプロテスタントの死闘
『天路歴程』の霊的サバイバルゲーム
第8章 あえて詮索しない来世 ユダヤ教とイスラム教
ユダヤ教徒は死後の話をしない?
イスラム教の来世観
終末の経緯
楽園と火獄の様子
現実社会の掟
PARTⅢ 輪廻宗教の来世観 報いとしての転生と解脱
第9章 凡夫と修行者の運命 ウパニシャッドの輪廻観
ヴェーダとウパニシャッド
五火二道説
輪廻説のダークサイド
民衆の信仰
第10章 変化する世界は苦である 釈迦の洞察
王子の悩みと悟り
苦、無常、無我
神話的世界観としての輪廻
『ダンマパダ』の聖句の輪廻的解釈
地獄の責め苦
釈迦の大いなる死
矢の教え
第11章 増殖する地獄界と天界 須弥山世界と『往生要集』
須弥山宇宙の中の輪廻空間
地獄界
餓鬼、畜生、阿修羅、人の境遇
幾重にも重なる天界
仮初の監獄と孤独な囚人たち
第12章 聖域としての浄土 念仏往生と各種の方便
浄土の起源
阿弥陀仏を念ずる
救済のイメージトレーニング
極楽浄土の情景
源信の実践法
念仏至上主義
法華信仰
PARTⅣ 古典的大宗教の周辺(パラ)と以後(ポスト) 来世観から死生観へ
第13章 祖先祭祀と不老不死 儒教と道教の来世観
儒教の祖先祭祀
孔子の不可知論
道教の「生への執着」
不老長寿は東洋の錬金術?
仏教の中国化――『父母恩重経』と『盂蘭盆経』
仏教か道教か?――官僚主義的な地獄ビジョン
不可知論? 祖先祭祀? 不老不死? 十王信仰?
第14章 来世論への禁欲と耽溺 本居宣長と平田篤胤
日本仏教の変容――鎮護国家から葬式仏教まで
儒教と道教の影響
「神道」の創出――本地垂迹説から国学まで
神道としての来世観の始まり
死後について追究しない?――本居宣長
原理主義か懐疑主義か?
幽世から子孫を見守る――平田篤胤
童子の臨死体験
幽冥界のその後
第15章 オカルトの台頭 近代西洋の心霊主義
一九世紀欧米の心霊主義
なぜ心霊主義が求められたか?
柳宗悦の場合
スヴェーデンボリと神智学
浅野和三郎と宮沢賢治
ニューエイジへ
第16章 死の言説の再構築 死生観と死生学
「死生観」言説の誕生
「武士道」言説と忠君的死生観
戦争で死にゆく者の断裂
死生観のその後
欧米人の死生観
死生学とグリーフケア死の通説を検証する哲学
終 章 現代人にとって死とは何か――「自然に帰る」の意味
過去の時代のワイルドな来世観
死の問題の回帰
一方では死の覚悟、他方では死者の霊の実感
自然に帰る?
結論
あとがき
参考文献 -
「四月はいちばん無情な月」で始まる長篇詩「荒地」と代表的な文化論の定評ある名訳を一冊にし、巻末に深瀬基寛の評論「エリオットの人と思想」を収めた充実の決定版。
《古典名訳再発見》第5弾。解説・阿部公彦
【目次】
荒 地
Ⅰ 死者の埋葬
Ⅱ チェス遊び
Ⅲ 劫火の説教
Ⅳ 水死
Ⅴ 雷の曰く
「荒地」自註
文化の定義のための覚書
第1章 「カルチュア」の三つの意味
第2章 階級と「エリット」
第3章 統一性と多様性:地域
第4章 統一性と多様性:宗派と祭式
第5章 文化と政治についての一つの覚書
第6章 教育と文化についての覚書一束及び結語
附 録 ヨーロッパ文化の統一性
エリオットの人と思想(深瀬基寛) -
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ラブレー研究で知られるフランス文学研究者・評論家であった著者による、随想集である。
【目次】
本郷三丁目
若い地質學者の變身
春日抄
「さぼてん」と僕
昔噺
羊の寓話
『櫻の園』を觀て
僕の芝居見物
『天井棧敷の人々』を觀て
『處女オリヴィヤ』を觀て
貝殻追放について
宿命とは因果律だといふことなど
「たまらん」こと
恐怖のドン底から
もつと先にしてほしいこと
感想一つ二つ
文化會長になつた僕
『インテリは生きてゐられない』を讀んで
所見
フランス人の言語教育
放言二つ三つ
フランス文學の流行は不十分である
アンドレ・ジードの死
感想的解説(『風俗小説論』を讀んで)
感想的解説(『晩歌』を讀んで)
フランス・ルネサンス文學について
後記
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