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『実用、学問、心理学』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全149件

  • シリーズ1348冊
    102549(税込)
    著者:
    鬼川桃果
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

    【書籍説明】
    頭の中では浮かんでいるのに、それをうまく言葉にできない。
    伝えたいことや心情にマッチする言葉が咄嗟に出てこない。
    語彙力を高めるとは、具体的になにをすればいいのかわからない。
    あなたもこんなふうに悩んでいませんか?

    言葉選びがうまくて説明が分かりやすい人がいる一方、言葉の引き出しが少ないと抽象的な表現になってしまいます。
    例えば「やばい!」という便利で多用しやすい言葉もありますが、便利な反面、ポジティブにもネガティブにも捉えられるため、具体的な感情が伝わりにくい言葉でもあります。
    これに限らず、具体的な言葉で伝えることが少なくなると、語彙力はあっという間に落ちていくことを私も体感しました。

    そこで、今回は「語彙力アップ」について掘り下げてお伝えします。
    本書では、基本的な言葉の収集およびそれらを語彙力に変える方法、1日30分でできるトレーニングもご紹介しています。
    ちょっとしたワークも用意しましたので、ぜひ実践してみてくださいね。

    オンラインが主流な現代においても、言葉を適切に使いこなす語彙力が求められます。
    さっそく本書を使って、あなたの言葉の引き出しを増やしてみましょう。

    【目次】
    本書の使い方
    レッスン1 語彙力とコミュニケーション
    レッスン2 語彙力の元になる言葉の集め方
    レッスン3 言葉遊びを使って言葉を引き出してみよう
    レッスン4 集めた言葉を語彙力に変えるには
    レッスン5 感情を具体的な言葉で表現してみよう
    レッスン6 語彙力アップトレーニング


    【著者紹介】
    鬼川桃果(オニカワモモカ)
    本業の傍ら、ウェブライターとして活動中。
    これまでの人生で得た知識を書籍を通して、読者の方に役に立ててもらうため執筆。
    今回は「語彙力アップ」をテーマに、数ある言葉の中からどのように語彙を拾い、語彙力に変えていくかについてまとめたものである。
  • シリーズ76冊
    748990(税込)
    著:
    長澤光晴
    レーベル: ――

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    水洗トイレ・冷蔵庫からジェトコースター、スケート、虹、オーロラ、飛行機、人工衛星・GPSまで身の回りにある物や現象のしくみが面白いほどよくわかる!文系の人でも理解できるよう、とにかくわかりやすく、またとにかく図を使ってうまく説明しました! 本書で扱ったテーマは、身の回りにそれとなくある物や現象です。それらの仕組みを知らなくても生きてはいけますが、知っていればなかなか楽しく暮らしていける、そんなものばかりです。物理の醍醐味は、いろいろな現象を少数の法則や定理そして少しの仮定で取り扱うことができるところにあると思います。
  • シリーズ730冊
    99858(税込)
    著者:
    真生麻稀哉
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    20分で読めるミニ書籍です(文章量20,000文字程度=紙の書籍の40ページ程度)
    「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

    書籍説明文
    発達障害診断を受けるにあたって、当事者が、どうすればいいかを事例を挙げて徹底指導!発達障害は、当事者にも雇用者にも社会にとってもデリケートな問題。トラブル対策完全マニュアルを味方にしよう!

    まえがき
    まず、この本を手に取っている架空の「あなた」の話をしましょう。
    「空気、読めないね」
    「こんなこともできないの?」
    「どうして、そういう考え方をするのか、わからない」
    他人から、こういうことを言われた経験と―
    「頭の中が色んな思考でいっぱい」
    「集中力がない」
    「一度集中すると、寝食何もかも忘れてしまう」
    「努力しても、努力してもうまくできないことがある」
    こんな自分の実感とが、ちかちかちかと点滅して―
    あなたは、「もしかして、俺(私)発達障害かもしれない」という疑いを抱くようになる。

    著者紹介
    真生 麻稀哉(シンノウ マキヤ)
    愛知大学国文学専修卒業。2013年、某マスコミ関係の会社で働いている時に、広汎性発達障害の診断を受ける。障害者手帳3級取得歴1年半。5月に会社を退職。現在は、小説の賞に応募を続ける傍ら、某広告代理店でライターとして勤務中。… 以上まえがきより抜粋
  • 1月22日、日本銀行が安倍政権の要求を丸呑みする形で、2%の“インフレ目標”を導入した。安倍首相の日銀に対する強い干渉は、足元のところ円安・株高を誘導したように見えるが、そもそも「インフレ率2%」とは実現可能な数値なのか。はたして日銀は政府の要求を何でも聞くようになったのか、そうした政府・日銀の関係は世界的に見て適切なのか――。「週刊ダイヤモンド」2013年2月2日号の特集『日銀陥落』では、日銀と政府の交渉の裏側で何がおこっているのか、今回の政策決定が何を意味しているのかをデータ満載で解説。この度、同特集を電子書籍化しました。新聞を読むだけではわかりにくい、日銀の動きをまとめています。雑誌の他のコンテンツは含まれず、特集だけを電子化したためお求めやすい価格になっています。
  • 「忌む」とはどういう感情か。ここに死穢と差別の根原がある。日本各地からタブーに関する不気味な言葉、恐ろしい言葉、不思議な言葉、奇妙な言葉を集め、解説した読める民俗事典。全集未収録。
  • 人間は自由意志を持った主体的存在であり、自己の行為に責任を負う。これが近代を支える人間像だ。しかし、社会心理学や脳科学はこの見方に真っ向から疑問を投げかける。ホロコースト・死刑・冤罪の分析から浮き上がる責任の構造とは何か。本書は、自由意志概念のイデオロギー性を暴き、あらゆる手段で近代が秘匿してきた秩序維持装置の仕組みを炙り出す。社会に虚構が生まれると同時に、その虚構性が必ず隠蔽されるのはなぜか。人間の根源的姿に迫った著者代表作。文庫版には自由・平等・普遍の正体、そして規範論の罠を明らかにした補考「近代の原罪」を付す。
  • ゲーム中毒、引きこもり、ニート……いまや記録的な数の男たちが、社会からはじかれている。学業では女子に敵わず、女性との付き合いや性関係でしくじり、正規の職に就くことができない。世界的な不況や、社会構造の変化、そしてネットの普及が、彼らをより窮地に追い込み、ゲームやネットポルノの中に縛り付けている。 本書は、行動心理学、社会学、生理学の成果などを駆使しながら、今、若者たち、特に男性にどんな変化が起きているのかを検証。さらその原因が解明していく。社会の変化によって、「男らしさ」や「男の役割」も変更を迫られている。 先進国共通の男子の問題に、解決策はあるのか?
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    この本は全体として,支援の営みがより望ましい形で持続するためには,どのようなあり方や考え方がよいのか,あるいは,どのような考え方に与する必要がないのかを照らし出し,そのことをもって支援の営みそれ自体に貢献したいと願う社会学の試みといえるでしょう.(あとがき より)
  • 急成長を続けるユニクロ。一方で同社ではサービス残業が常態化、うつ病の罹患率も高い。グローバル企業の実像を追った。

    編集部から ~あとがき~
     ユニクロ(ファーストリテイリング)を記事にするにあたって、柳井正会長兼社長の著作を何冊か読み直しました。『一勝九敗』『現実を視よ』『成功は一日で捨て去れ』……。どれもとても面白い。論理的な思考、理知的な語り口、経営への情熱。正直、日本の経営者でここまで読ませる人は少ない。この企業の強さと独自性をあらためて認識しました。しかし、です。長時間労働の実態や上意下達の企業風土については経済ジャーナリズムとして、ぜひとも指摘しておきたい事柄です。日本発のグローバル企業になる可能性があるからこそ、読者や社会にこの企業の現状を知らせたい、そう考えました。なお同社はこちらの取材要望にきちんと対応してくださったことを明記しておきます。
  • 『アンネの日記』を断ち切ったのは誰か?
    元FBI捜査官率いるコールドケース・チームが
    歴史的迷宮入り事件を徹底検証した迫真のルポ。

    世界的ベストセラー『アンネの 日記』を書いた
    15歳の少女を密告したのは誰なのか?

    世紀の未解決事件を解明するため、
    元FBI捜査官を筆頭にプロファイラー、
    歴史学者、データ・サイエンティストら20名を超える各方面の専門家が結集。
    最新技術とテクノロジー、プロファイリング、法医学検査、人工知能など
    現代の捜査法を駆使し、真相に迫る――。

    誰もが知る結末を、彼女は知らない。
    “アンネ・フランクの物語”の基本的なアウトラインはほとんどの者が知っている――第二次世界大戦中、ナチスの占領下に置かれたオランダで、ユダヤ人の十代の少女が両親、姉、一家と親しくしていた何人かと共に、二年以上のあいだアムステルダムの屋根裏に隠れて暮らしていた。最後はついに密告されて全員が強制収容所送りとなり、のちに生還できたのはアンネの父親オットー・フランクだけだった。わたしたちがこうしたことを知っているのは、主として、八月のその日にナチスが人々を連行しにやってきたとき、アンネの貴重な日記が置き去りにされたからだ。(序文より)

    【目次】
    序文 〈追悼の日〉と自由を奪われた日々の記憶

    第一部 〝密告事件〟の背景
    第1章 摘発と緑衣の警官
    第2章 アンネの日記
    第3章 コールドケース・チーム
    第4章 利害関係者たち
    第5章 「あの男に何ができるか見てみよう!」
    第6章 ひとときの安全
    第7章 猛攻撃
    第8章 プリンセンフラハト二六三番地
    第9章 身を隠す
    第10章 頼まれたから承知したのです
    第11章 恐怖の事件
    第12章 摘発の詳細
    第13章 ヴェステルボルク通過収容所
    第14章 帰還
    第15章 対独協力者
    第16章 娘たちは帰ってこない

    第二部 迷宮入り事件の調査
    第17章 調査
    第18章 ドキュメンツ・メン
    第19章 もうひとつの本棚
    第20章 最初の密告
    第21章 脅迫者
    第22章 近所の人々
    第23章 ナニー
    第24章 もうひとつの説
    第25章 ユダヤ人ハンターたち
    第26章 V - フラウ
    第27章 実質的な証拠ゼロ PartⅠ
    第28章 仲間のユダヤ人のところへ行きなさいよ!
    第29章 記憶を探る
    第30章 フランク一家を逮捕した男、ウィーンで発見される
    第31章 ミープが知っていたこと
    第32章 実質的な証拠ゼロ PartⅡ
    第33章 八百屋
    第34章 ユダヤ人評議会
    第35章 見直し
    第36章 オランダの公証人
    第37章 活動を始めた専門家たち
    第38章 友達のあいだのメモ
    第39章 タイピスト
    第40章 孫娘
    第41章 ハウトスティッケル事件
    第42章 爆弾
    第43章 厳重に守られた秘密

    おわりに 幻影の街
    あとがきにかえて
    謝辞
    公文書館と機関
    用語解説
    原注
    参考文献
  • シリーズ102冊
    1,7601,980(税込)
    著:
    浅見克彦
    レーベル: ――
    出版社: 青弓社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    恋愛は所有という罪をもっている。同時に自分自身を過剰に認識し、自我の問題をも生み出す。愛はけっして清らかなものにとどまることはない。愛をめぐる心の動きを小説や哲学・思想のなかにさぐり、自我の実相を一つひとつ確認しながら提示する愛の思想史。
  • 【ハーバード×Google式、マチアプ時代の恋愛戦略!】
    心理学と行動科学の知見から導き出した、出会い→恋愛→結婚→継続の全技術。

    どんな相手と、どうやって出会うべきか?/デートの極意/マッチングアプリ活用法/アプリ以外での出会い方/関係の節目を迎える方法etc.

    ハーバード大学とGoogleで行動科学を研究し、恋愛コーチ兼マッチングアプリ研究ディレクターとして活躍する著者が、「理想のパートナーと出会い、長期的に良好な関係を築く方法」を解説する。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    「子供を産む事は悪である」とする「反出生主義」の思想にハマった経験を持つ筆者。
    既婚者でありながら、なぜそのような考えに至ったのか。
    根底には自らが抱える生きづらさの問題があった。
    子供を欲しがる妻との対立と不安定な日々。

    そんな中で出会ったのはTwitter(現X)の仲間たち。
    同じような苦しみを抱えた人たちが集まるSNSに著者は居場所を見出す。
    だが、そこは「思想」とも「哲学」とも無縁な場所であった―

    いかにして著者は反出生主義を乗り越えたのか。
    元・反出生主義者が主義を捨てるまでの葛藤を描き、反出生主義者の抱える「闇」に迫る。
  • SNS上でのコミュニケーションが当たり前になっているなかで、
    友達や職場の同僚、ネット上の知り合いなどとのSNSでのやりとりを通して、
    日常的に些細なことでモヤモヤする機会が多いとされています。

    ・LINEやインスタのDMが既読になっているのに返事がない
    ・自分には「いいね」してくれない
    ・フォローされていない友達の鍵垢を見つけてしまった
    ……など、
    実際に何気ないやりとりを通じて
    モヤモヤしてしまったことがあるという人も多いはず。

    本書では、
    そんな考えすぎてしまうときのメンタルの整え方、ストレス解消法、
    SNSとの適切な付き合い方などを人気の心理カウンセラーがご紹介。

    これまでにメール、
    対面でのカウンセリングを通して構築してきた心理に関する
    ノウハウや実例をもとに、悩みに寄り添ってアドバイスします。
    SNS上での人間関係や付き合い方に悩む人にとって、
    大きな支えとなる一冊です。


    ■目次

    ・はじめに
    ●第1章 人間関係に関するSNSのモヤモヤ
    ・フォローを外されました。私が何かしたせいでしょうか?
    ・絵文字やスタンプのないメッセージがくると不安になります。
    ・友達の充実した投稿に嫉妬してしまう自分が嫌です。
    ・恋人が元恋人とSNSの相互フォローをしているのを見つけてしまいました。
    など

    ●第2章 仕事・職場に関するSNSのモヤモヤ
    ・親しくない上司や同僚からフォローされました。フォロー返しするべきでしょうか?
    ・業務時間外や休日に、上司からLINEで業務指示が来ます。
    ・業務に関係のない話をやたらとチャットしてくる人がいて困っています。
    ・上司への返信に、スタンプや絵文字は使ってもいいですか?
    など

    ●第3章 世の中のできごとに関するSNSのモヤモヤ
    ・SNSで情報を見極めるのが難しくて、どれを信じていいのか分かりません。
    ・世の中の盛り上がりについていけない私は変ですか?
    など

    ●第4章 自分に関するSNSのモヤモヤ
    ・返信のリアクションやスタンプに何を使うか迷ってしまいます。
    ・SNS上に自分の悪口を書かれてしまいました。
    ・投稿するためにわざわざ行動する自分が虚しくなります。
    など

    ■著者 Poche
    人間関係、親子問題専門カウンセラーとして活動。
    コロナ禍をきっかけに、Xでの発信(@Poche77085714)、メールカウンセリングを開始する。
    対面・メールカウンセリングともに、常に予約が数ヶ月待ちの人気カウンセラー。
    著書に『あなたはもう、自分のために生きていい』、『がんばるのをやめたら うまくいった』、
    『あなたの「しんどい」をほぐす本(2023年メンタル本大賞受賞)』などがある。
  • シリーズ204冊
    6601,320(税込)

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    突然はじまる介護生活
    本書で「困った」をぜんぶ解決!

    2025年、団塊の世代全員が75歳以上の後期高齢者になります。
    75歳を超えると要支援・要介護の割合が一気に上昇。
    介護生活は誰にでも起こりうるのです。

    はじめての介護は突然やってくることが多く、
    手続き、制度、サービス、お金のことなどではじめて知ることも多くあり、
    たくさんの「困った」が出てくるはず。

    本書では、専門家たちが介護にまつわる制度、手続きなどの基本、お金の話、
    介護生活をサポートしてくれる商品、介護施設の選び方など、
    さまざまな方面から介護について解説していきます。
  • 誰もが持つ「意図しない偏見や差別=無意識のバイアス」。最新の科学的研究と具体例を用い、克服のための、そして「形成させない」ための実践的アプローチを探る革新的一冊。

    無意識のバイアスを克服する 個人・組織・社会を変えるアプローチ

    誰もが大切にされる社会をつくるために——
    意図的でない偏見や差別を根絶することは、
    現代における大いなるチャレンジなのだ

    王立協会科学図書賞ほか数々の賞にノミネート
    世界経済フォーラム年間ベストブック
    『THINK AGAIN』のアダム・グラント、激賞

    私たちが意識的に持つ信念と衝突する、意図的でない偏見に満ちた行動。
    職場や医療現場、教育の場、警察など、私たちは、それが存在し、その場を腐敗させ、時には致命的な影響さえ与えることを知っている。
    しかし、そうした偏見を払拭するには、多大な努力が必要だ。

    10年にわたってこの問題に取り組んできた著者は、
    科学的研究と多くのインタビューとを織り交ぜながら、
    我々の心と行動がどのように変化していくのかを明らかにする。
    ジョンズ・ホプキンス病院の医師が使用した診断チェックリストが医療における男女の差別的扱いをなくしたこと、スウェーデンの幼稚園で教師がジェンダー・ステレオタイプを根絶するためにした工夫、オレゴン州の警察でマインドフルネスの実践と専門トレーニングにより武力行使が驚くほど減少したこと—
    著者は何が有効で、それはなぜなのかを探っていく。

    偏見に満ちた行動は変えられる。本書に概説されているアプローチは、
    私たち自身と、私たちの世界を作り直す方法を示している。

    たとえ悪意がなくても、公平に接しているつもりでも、人を差別してしまうことはある。
    公正でありたいという気持ちと、現に起こっている差別との落差を
    言い表すために生まれたのが、「無意識のバイアス」という言葉だ。
    本書の目的は、そんな無意識のバイアスに終止符を打つことだ。(「はじめに」より)

    【各紙誌コメント】

    最先端の科学で、偏見の予防と治療に突破口を開く一冊。講じるべき具体的な手段が明快に書かれている。
    ―― アダム・グラント(心理学者。『THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す』著者)

    誰も偏見から自由ではない。内面化された偏見を克服するのは、自身の思考を問い直す、生涯続くプロセスである。
    ―― ガーディアン紙

    認知科学や社会心理学の知見を引きつつ、内省、共感、そして何よりもシステムの変革を通じて、人の心に潜むバイアスを減らすための説得力ある方法を多数紹介する。
    ―― ニューヨーカー紙

    医師のジェンダーバイアスを減らすチェックリストから警察の暴力を減らすためのマインドフルネスの導入まで、実に広範な手法を論じている。
    ―― ネイチャー誌
  • シリーズ113冊
    109880(税込)
    著者:
    万里ちひろ
    著者:
    MBビジネス研究班
    レーベル: ――

    30分で読めるミニ書籍です(文章量32,000文字程度=紙の書籍の64ページ程度)
    「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

    書籍説明文
    まえがき
    【雪女】
     近づいてはならぬとわかりながらも、惹かれてしまう……妖艶で危険な、美しき物の怪。
     そんな印象のある「彼女」にも、恋する気持ちはあるのだろうか?
     もしも恋をするのなら、いったいどんな恋の軌跡を紡ぐのだろうか?
     そして、また。「人ならぬモノ」からの想いを受け止める男には、いったいどんな覚悟が必要だったのか?
     この物語は、そんな疑問から始まったものでした。
     ──雪女の純愛を紡ぎたい。
     夜の闇を失いつつある現代に埋もれていく、小さな儚さをそっと掘り起こすように。少しだけ、語らせてください。

    著者紹介
    万里ちひろ(ばんりちひろ)
    1月5日生まれ、埼玉県在住x。
    小説を書くことを自己表現とし、恋愛ものからファンタジー、ヒーローものなど、興味を持ったジャンルには、とりあえず首を突っ込んでネタ出しを試みる体質。
    執筆において「ヒロインは可愛くあらねばならぬ」が理想と信じて疑わない。
    著作…「年下カレシと記念日カノジョ。10分で読める恋人をもっと好きになる物語。彼女の秘密と彼氏の秘密」(まんがびと刊)
    その他、コミケなどオタクイベントで細々と活動中… 以上まえがきより抜粋
  • 10代にとっての性は、二次性徴だけではありません。
    多様なセクシュアリティの存在に目を向けること、差別から目をそらさないこと、バウンダリー(自分と他者とを区別する境界線)や性被害への対応までさまざまな課題に関心を持ち、対応を知っておくことが自分のためにも友人のためにも大切です。
  • 人身売買の被害者の多くは14~18歳の未成年で、大半は16歳以下。10歳未満の幼い女の子が売買されることもあります。コロナ禍を経て、今国内の人身売買も増えています。
     被害女性たちの救出・保護・自立支援をおこなうラリグラス・ジャパンや現地のNGOの活動を通し、その実態、背景、人身売買や性犯罪をなくすための活動や、各国または国際社会のとりくみを知り、私たちにできることを考えます。
  • シリーズ14冊
    1,3091,980(税込)
    著:
    島泰三
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    なぜ霊長類の中でホモ・サピエンスだけが、積極的に魚を食べるのか? それは、もともとホモ・エレクトゥスやネアンデルタール人といった「強者」に対抗するための仕方なしの生存戦略だった。だが、人類がアフリカから世界中に拡散していく過程で、その魚食こそが飢えを満たし、交通手段を発展させ、様々な文化を生み出す原動力になった。果たして、魚食は「弱者」ホモ・サピエンスに何をもたらしたのか? 他の霊長類との比較を踏まえ、出アフリカから日本列島へと至る「大逆転の歴史」をベテランの人類学者が鮮やかに描き出す。
  • キミの目に映るカラフルな世界には、気づいていないふしぎがまだまだたくさん!? 最新科学で学ぶ色のサイエンス

    本書は理科好きの子どもたちに向けた、サイエンスをテーマにビジュアル素材でまとめたシリーズ「子供の科学サイエンスブックスNEXT」の一冊です。

    今回のテーマは、目の前に広がる「色」の世界。
    日常にありふれすぎていて「ふしぎ」だとも気づかなかった色は、今もなおたくさんの研究者たちが日夜研究を続けている分野です。そもそも「色」とは何なのでしょう。基本的な科学知識をはじめ、脳のしくみや色覚と進化の過程など、最新研究でわかったことなどを中心に解説します。また、科学知識だけでなく、図画工作で色選びに困ったら役に立つ配色の知識や、実際に目や手を使って楽しめる色の錯視も紹介します。
  • 「ジャンルの垣根を超えた傑作。
    ページをめくる手が止まらない」
    スティーヴン・キング 絶賛!

    ニューヨーク・タイムズ
    ベストセラー 1位

    1970 -80年代に米国・カリフォルニア州を震撼させた連続殺人・強姦事件。30年以上も未解決だった一連の事件の犯人「黄金州の殺人鬼」(ゴールデン・ステート・キラー)を追い、独自に調査を行った女性作家による渾身の捜査録。

    アメリカでベストセラーとなり、現在HBOがTVドキュメンタリー・シリーズを製作中の話題作。強盗、強姦、殺人を十年以上にわたって繰り返し、DNA鑑定の網をくぐって闇に消えていた犯人を、作家である著者が独自の捜査で追いつめていく手に汗握るノンフィクション。

    序文寄稿:ギリアン・フリン(『ゴーン・ガール』著者)

    ワシントンポスト、「エスクァイア」誌、Amazon.com、ニューヨーク公立図書館、 シカゴ公立図書館他で “2018年 ベストブック・オブ・ザ・イヤー”受賞!!

    本当に手に汗握る作品だ――「ピープル」誌
    息を呑む野心的で見事な筆致――「ニューヨークマガジン」誌

    読者が知るべきは、なぜこの本が特別なのかという理由だ。それは、この本が向き合っている二種類の強迫観念である。一つは光に溢れ、もう一つは闇の中にある。
    「黄金州の殺人鬼」は闇であり、ミシェル・マクナマラは光だ。
    気が滅入るほど邪悪。聡明かつ、断固とした決意。本書はこの二つの心理への旅路である。
    私は本書を愛してやまない。 ――スティーヴン・キング
  • 著名な科学実験やベストセラーの間違いを紹介しながら、科学における不正・怠慢・バイアス・誇張が生じるしくみを多数の実例とともに解説。単なる科学批判ではなく、科学の原則に沿って軌道修正することを提唱する。既存の本で知ったウンチクを得意げに語る人に読ませたい、真実の書。
  • 世界は大きく変わろうとしている。 特にこれからの5年間はまさに時代の大転換点。30代後半から40代、50代のビジネスマンもいまのままでは生き残れない。ではどうしたらいいのか。 ライフシフト大学の門外不出の戦略を大公開。ミドルシニアが戦うための方法を伝授する。 ミドルシニアサラリーマン(40~50代前半)に向けて、卒社後(60~65歳以降)を見すえたキャリアの築き方、働き方、考え方を豊富な事例ともに紹介する超実践的「ライフシフト」入門書。 人生100年時代を迎え、70~80代であっても現役で働くことが(下流老人化を防ぐために)当たり前になりつつあり、それに対して不安を感じている40代以上の会社員は多い。しかし、現在、彼らのニーズに答えるノウハウ、ロールモデルなどの情報は圧倒的に不足している。 本書はそうしたミドルシニアが、自分の「強み」を武器にして戦っていくための戦略を具体的に語る。将来に不安を感じているミドルシニア層が、これからの働き方を考えるうえでの必須の知識を提供する。
  • シリーズ10冊
    3,0803,960(税込)
    監修:
    黒木俊秀
    訳:
    小野良平
    レーベル: ――
    出版社: 創元社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    心の病を支援する臨床心理学をはじめ、身近な人間関係から学校、職場、地域社会、産業・文化など、心理学の関わる広大な領域を、カラフルなイラストと簡潔な解説でやさしく学べるビジュアル図鑑。心理学の概観から始め、さまざまな心の病とその治療法を解説し、さらには実生活の中での応用を見てゆく。これから心理学を学ぼうとする人たちだけでなく、不可思議な心のしくみに関心のある一般の人たちにも、ぜひお薦めしたい一冊。


    [本書の特徴]

    ●精神疾患を幅広く個別に解説
    疾患の分類・診断を概観し、個々の疾患については、症状や診断の仕方、治療法など、押さえておくべきポイントをわかりやすく簡潔に解説。

    ●さまざまな治療法の紹介
    現在、治療の現場で用いられているさまざまな考え方や方法、技法を紹介。治療の枠組みの違いがよくわかり、1人ひとりの疾患に合った治療法を探せる。

    ●心理学の広大な領域を網羅
    臨床心理学だけでなく、恋愛関係など身近な人間関係をはじめ、学校、職場、地域社会、産業・文化に至るまで、心理学が応用されている領域を幅広く取り上げている。

    ●理解を助けるカラフルなイラスト
    シンプルなイラストを用いて要点がうまく整理されているため、記憶に残りやすく、興味や関心が持続し、楽しみながら学習できる。

    ●必要な情報がコンパクトに
    1つのテーマが1ページか見開き(2ページ)にわかりやすくまとまっており、短時間で、必要な知識が網羅的に学べる。
  • 現在、地球規模で最も深刻な感染症の一つHIV/エイズ。医療の進展とともに服薬を続ければ死に至らず、ほかの人と同じ生活ができるようになった。だがジェンダーやセクシュアリティ、病いや障がいなど交差的な差別や偏見はいまだに根強い。日本で「HIVとともに生きる」ことはいったいどのようなことなのだろうか。

    ゲイ男性を中心にHIV陽性者百余人と交流し、22人のライフヒストリーを聴き、かれらが書いた手記などの史資料も読み込み、生活史に深く迫る。当事者と支援者がおこなってきた協働的な実践を掘り起こし、周囲に創造的に関わりながら包摂する力を発見していく。

    傷つきとレジリエンス、病いの語り、クィア理論や批判理論など社会学理論から、一人ひとりが苦しみのなかで培ってきた生きる力が、社会とどのように接合し社会を構想できるかを浮き彫りにする。傷ついた生の意味を協働で探り、親密性や共同性を育む「生きるための理論」を探求するラディカルな生活史研究。
  • なにも終わっていない!

    いまも、多くの「宗教2世」が悩み苦しんでいる。何が問題で、どうすればいいのか? ジャーナリスト、研究者、弁護士ら専門家と当事者たち計40名以上が寄稿。この問題の解決へ向けて、総力を挙げて取り組んだ、全国民必読の書!
  •  小説、マンガ、ゲームと絶大な人気を誇る「三国志」。本書は、一般に知られている“演義"の世界観を踏まえつつ、“正史"に基づいて、時代背景、人間関係の真実に踏み込んでいる。特に重視したのは戦争の記述。合戦の配置図などをまじえ、難解な史実を著者の見解も合わせてわかりやすく解説。初心者からマニアまで楽しめる1冊。

    第一章 三国志の前史と社会背景
     『三国志』の『正史』と『演義』はどう違うのか
     後漢王朝はなぜ衰退したのか
     清流派と濁流派って何?
     民衆の蜂起が三国志のはじまり
    第二章 群雄の政略と軍略
     董卓の奪権はなぜ可能だったのか
     董卓と呂布の因縁と結末
     袁紹はなぜ群雄の旗手になれなかったのか
     曹操はほんとうに乱世における姦雄なのか
     曹操台頭の秘訣とは一体どんなものだったのか
     曹操はなぜブレーンと武将に恵まれたのか
     関羽・張飛はなぜ劉備に心酔したのか
     劉備ははたして凡将か名将か
     呂布は三国志随一のトリックスター
     孫堅・孫策の強さと弱点とは?
    第三章 三国志を彩る戦争I
     し水関の戦い
     えん州争奪戦
     宛城攻防戦
     下ひの戦い
     官渡の戦い
     長坂坡の戦い
     赤壁の戦い
    第四章 諸葛孔明の登場と戦い
     諸葛孔明と劉備の「三顧の礼」、本当はどうだったのか
     「天下三分の計」の非凡と弱点
     荊州争奪戦で得をしたのは誰か
     周瑜の知られざる「天下二分の計」
     周瑜の死にまつわる謎とはどんなものか
     劉備入蜀のバランスシート
     馬超にみる西涼軍閥の実態
     関羽はなぜ非業の死を遂げたのか
     曹操はなぜ帝位に就かなかったのか
     関羽・張飛の死で劉備はキレたのか
     「五虎将軍」とは誰のことをさすのか
     諸葛孔明の北伐は無謀だったのか
     孔明の好敵手司馬懿とはどんな人物だったか
     三国に仕えて繁栄した諸葛一族
    第五章 三国志を彩る戦争II
     巴蜀攻略戦
     合肥の戦い
     定軍山の戦い
     樊城の戦い
     夷陵の戦い
     蜀漢軍の南征
     第一次北伐
     第二次北伐
     第三次北伐
     第四次北伐
     第五次北伐
     蜀平定戦
    第六章 三国志きらめく軍師列伝
     荀或
     賈く
     程いく
     魯粛
     陸遜
     ほう統
    最終章 三国鼎立の最終勝利者は誰か
     その後の三国の動向
     司馬懿の活躍と卑弥呼
     司馬懿と曹爽の対決
     三国鼎立の終焉

    ●桐野作人(きりの・さくじん)
    1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『猫の日本史』(洋泉社新書)など多数。
  • 一流の人も嫌われている人も、不動産を見ればわかる!?

    #ゴミ屋敷の人ってやっぱり要注意なの?
    #ド派手にペイントされた家の人はどんな人?
    #樹木がうっそうと茂っている家の人ってどう?
    #敷地からはみ出して駐車している人は?
    #きれいに整った庭の人はいい人? それとも完璧主義でコワい人?
    #マンションはどんなところを見れば住人の特徴がわかるの?

    家はブラックボックスのようなもの。
    そこでどんな人がどんなふうに暮らしているのかは、ふたを開けてみるまでわかりません。

    インターフォンを押す前に、どんな住人かわかる方法があれば、心の準備もできるし、未然に防げるトラブルも多いのに……。

    実は、そんな方法が実際にあるのです。
    心理学と、膨大なお宅訪問の経験をかけ合わせて分析を重ねた結果、「ふた(玄関)を開ける前に住人のことがわかる」ようになってきた著者がその方法をまとめたのが本書です。

    \\こんな人におすすめします//
    *これから土地や家を買いたい人
    *引っ越しを考えている人
    *不動産業など、物件を案内する仕事をしている人
    *見知らぬお宅を訪問しなければならない仕事の人

    「不動産×心理学」のアプローチから「人と住まいの関係」を説いた画期的な本です。
  • シリーズ21冊
    7701,210(税込)
    著:
    蜂屋邦夫
    著:
    湯浅邦弘
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    いま私たちに必要なのは、
    “老孫”の思想だ!

    片や「あるがまま」の姿勢を貫き、じっくりと時間をかけよと説く『老子』。片や「智略」を用いてスピード重視で臨めと説く『孫子』。対極とされがちな両書だが、理想の生き方はずばり「水」という点で一致する。この二つの思想を携えれば鬼に金棒。人生に迷いを抱く人に贈る、「心の処方箋」。

    [目次]
    はじめに──「老孫」思想への招待 湯浅邦弘
    第1章 基本理念
    第2章 生きるための哲学
    第3章 人との関わり方
    第4章 人生の歩き方
    おわりに──不安な時代を生きる指針として 蜂屋邦夫
  • 老後から終局への道を、豊かでなだらかなものにするために必要なものとはー。

    女性問題研究家(女子教育、母親論など)として活躍してきた著者は現在94歳。
    自宅のある武蔵野市吉祥寺からもほど近い高級老人ホームで日々を過ごしている。

    高齢者数の推移は、
    1963年には、男性20人、女性133人
    2021年では、男性10,060人、女性76,450人
    に激増。

    100歳まで健康的に生き
    「とても幸せになる人」と半面
    「とても不幸になる人」に分かれることを具体的に指摘。

    この著書は人生100年コースを辿るには、
    さまざまなプロセスがあることを教えてくれます。

    「人生100年コース」の実現が夢でなくなりつつある現在、
    その実現への道筋は、長い年月の積み重ねです。

    その記録が、少しでも後に続く人々の役に立てばと、
    わたしのささやかな人生コースを振り返り、反省もこめて、
    このレポートを世に問うてみたいと思いました。


    施設の中で繰り広げられる、
    入居者・職員たちによる人間模様の機微を、
    鋭く・かつ温かな視線で観察する。

    これからの日本が取り組むべき問題に迫る、新感覚エッセイ。


    ■目次

    ・はじめに
    ●第1章 生いたち

    ●第2章 人生の四季
    ・春~青春期
    ・夏~活動期
    ・秋~収穫期
    ・冬~終局への道

    ●第3章 “人生コースの最終地点”有料老人ホームの日々
    ・入居までのいきさつ
    ・施設のあらまし
    ・日々の生活
    ・人間関係アラカルト
    ・付記ー「コロナ」発生下の施設で

    ・おわりに

    ■著者 藤井治枝(フジイハルエ)
    女性問題学者。1929年、東京生まれ。
    1950年、聖心女子大学(旧制)歴史科卒業。
    その後、東京教育大学故楫西光速教授に師事。
    「日本経済史」、「日本産業史」の指導を受ける。
    1995年「日本型企業社会と女性労働」により、立教大学経済学部より、「経営学博士」の学位を受ける。
    1966年「朝日ジャーナル論文賞」に入賞。
    以後、女性に関する問題を中心に、労働・教育・家族・家庭など、幅広く評論活動に従事。
    同時に、神奈川県横浜市、藤沢市などの「婦人問題懇談会」の理事・座長・会長を務めた
    (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • シリーズ3冊
    3,740(税込)
    監修:
    安藤寿康
    編:
    敷島千鶴
    編:
    平石界
    レーベル: ――
    出版社: 創元社

    人間のさまざまな心理や行動への遺伝と環境の影響を解き明かす双生児研究。その全貌を主要なテーマごとに紹介する世界にも例のない画期的なシリーズの第1巻。双生児研究の基盤となる知見や方法論を解説するとともに、一般知能、ワーキングメモリ、空間能力、実行機能など人間の知的な活動を支える認知能力を取り上げる。人間の本質に迫るアプローチとして目覚ましい発展を続ける双生児研究からの示唆に富むエビデンスの数々。
  • 著書累計250万部
    あの伝説のパーソナルモチベーター
    11年ぶりの書き下ろし!

    なぜ、こんなにも生きづらいのか?

    怒り・憎しみ・悔しさ・不安・恐れ……
    ネガティブな感情で自分を壊してしまわないために
    -------------------------------------------------
    信じられないほど
    不寛容でいじわるで攻撃的なこの世の中で
    いま、キミに伝えられるものがあります――

    なぜ、自分を好きになれないのか?
    なぜ、キミには居場所がないのか?
    なぜ、自信がもてないのか?

    悔しさや憎しみをどうしよう?
    嫌な記憶をどうしよう?
    死にたい気持をどうしよう?
  • 現代アートはどうして難しいの?

    言われてみれば気になる41の質問に東京大学の教授陣が学問の視点から答えます。
    老化に食べ物、魚類に植物、日用品から言葉の問題まで、
    私たちが暮らしの中で感じそうな疑問の数々をリストアップし、
    その分野に詳しそうな学内の先生を選んで、
    各々の専門分野の観点から答えてもらいました。
    そして、疑問に紐づける形で自身の研究内容についても紹介してもらいました。なんとなく知った気でいるけどいざ聞かれてみると
    はっきり答えられないような身近な疑問を足がかりに、
    研究者の世界を覗いてみませんか。
  • 『どうせ、誰もわかってくれない』
    そう思いながら、ひとりで頑張っているあなた。

    もう、大丈夫です。
    「しんどい」と言えないあなたの、日常を変える方法があります。
    この本は、頑張っているあなたの味方になります。

    Instagramで7万人以上が救われた!

    ・最近うっかりミスが増えてきた。
    ・1人になったら悲しくもないのに涙が止まらなくなる。
    ・やらなきゃと思うのに、体が動かない。
    ・ゆううつな気持ちがずっと続いていたり体が重くなっているにもかかわらず、
     会社の人や友人たちには明るい表情で接して悟られないようにしてしまう……。
    ・外ではきちんとできるのに、家の中はめちゃくちゃ。
    ・しんどくても元気にふるまっているのに、
     「気持ちの問題だよ」「まじめにやってよ」「誰でもそんなことあるよ」と言われて、
     理解してもらえない……。

    こんなことはないでしょうか。
    もしかするとそれは「笑顔うつ」のサインかもしれません。

    この本では、まわりから理解されにくい「笑顔うつ」をわかりやすく解説。

    「ホントはしんどいのにまわりに言えない人」に向けて、
    精神科医が体と心のケアの仕方を紹介します。


    ■目次

    ・はじめに
    ・うつ島MAP

    ●第1章 いつのまにか「うつうつ島」に迷いこんでいる!?
         ~笑顔の仮面がとれなくなる~
    ・笑えているからって大丈夫なわけじゃない
    ・笑顔うつは「心の問題」がなくてもなる
    ・笑顔うつになると迷いこむ「4つの世界」
    ・「やる気」を取り戻すために、いまの状態を知ろう

    ●第2章 落ちこみや不安は感じないけれど、体がおかしくなってきた!
         ~歩くと体調が悪くなる道~
    ・体調不良が目立つ“歩くと体調が悪くなる道”にいる人たち
    ・「単なる肉体的な疲れ」と「笑顔うつによる疲労感」の違い
    ・体にたまったストレスをやわらげるワーク
    ・もしかしたら・・・大きな病気がかくれていることも

    ●第3章 体は元気だけれど、落ちこみや不安があってしんどい!
         ~希望が見えなくなる森~

    ●第4章 感情がコントロールできなくなってきた!
         ~戦わずにはいられない戦地~

    ●第5章 思い通りに動けなくなってきた!
         ~心と体が離れていく街~

    ●第6章 エネルギーをためて「うつうつ島」から抜け出そう!

    ・おわりに

    ■著者 精神科医しょう
    InstagramなどSNSを中心にHSP気質やメンタルヘルスについて発信する精神科医。
    大学病院に所属し、精神科医としての業務に加え、研究にも従事している。
    著者に「頑張り屋さんのための心が晴れる本」(KADOKAWA)がある。
  • ウクライナ危機、旧統一教会問題の噴出、そして円高とさまよえる欲望……。現代日本の諸問題を、近代史を掘り下ることで明晰に読み解き、日本の未来を考える。最もアクチュアルな時評集。

    【気鋭の政治学者が日本の「いま」をわかりやすく読み解く!】

    ■アメリカ、中国、朝鮮戦争と日本の力学とは?
    ■戦後日本を形づくってきた権力とは何か?
    ■限界を超えた戦後体制はどこに向かうのか?

    繰り返される不祥事、
    政治家の信じがたい愚かで浅薄な言動、
    庶民の暮らしと乖離した政策のズレ、
    権力者たちの驕(おご)り等々。
    いったいこの違和感や奇妙でどうしようもない情けなさは、
    どこからきているのか。何が原点なのか。
    どういうことが影響してこんな体質や思考に陥るのか。
    そんな疑問は、
    日々のニュースの中で膨らんでいくばかりではないだろうか。

    しかし、その疑問を解くには、
    いくら毎日のニュースを積み重ねても本質にはなかなか届かず、
    正体が見えにくい。
    もっと深いところに降りていく必要があるのではないか――。

    幻想、幻惑から覚醒し、その実態を冷徹に見ることからしか、
    閉塞した状況を変え、
    壁の向こう側へとブレークスルーすることはできない。
    (本書より)

    ▽聞き手
    高瀬毅(たかせ・つよし)
    1955年長崎県生まれ。被曝二世。ジャーナリスト、ノンフィクション作家、ラジオパーソナリティー。現在、YouTube番組の「デモクラシータイムス」で司会を務める。明治大学政治経済学部を卒業後、ニッポン放送に入社。情報センター出版局編集者を経てフリージャーナリストとなる。1982 年、ラジオドキュメンタリー「通り魔の恐怖」で日本民間放送連盟賞最優秀賞、放送文化基金賞奨励賞を受賞。2009年『ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」』(平凡社)で平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞を受賞。日本文藝家協会会員。
  • 耳元である音がするとゾクゾク,ゾワゾワ,ウズウズしてしまう…….ASMRとよばれるこの感覚・反応は,ハマる人が続出して人気を博す一方,そのメカニズムや効果は科学的に不明で,実在を疑う声すらある.そんなASMRを真面目に科学しようと,3人の研究者がそれぞれの専門領域からこの不可思議な生理現象を掘り下げる.
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ●〔対談〕よき飲み会の思想
    人づきあいの変遷を読み解く
    苅部 直×髙木裕貴

    ●マスク顔の心理学
    河原純一郎

    ●のインフラ、ラウンジとスナックの現在
    谷口功一

    ●〔対談〕「文学の場所」が失われた現代
    ゆるいつながりという処方箋
    東畑開人×大木亜希子
  • 1,760(税込)
    著:
    斉藤章佳
    レーベル: ――
    出版社: 亜紀書房

    《 小島慶子さん、推薦!》
    ついに解明された国民病。男性に重い下駄を履かせて死ぬまで働かせ、女性には報われないケア労働を押し付けてきた日本。
    男も女も苦しい社会を変えるために、しんどいあなたが楽になるために、必読の書です。

    ---------

    アルコール、薬物、痴漢、万引き、DV……。
    さまざまな依存症に共通する原因は社会構造にあった!

    ジェンダー・ギャップ指数を見るまでもなく、日本は男性優位の国である。
    夫婦別姓も叶わず、男女の賃金格差も世界ワースト2。
    わたしたちは性別役割分業──つまりは「男尊女卑」の考え方にどっぷりと浸かっている。

    ---------

    その社会を勝ち抜こうと男たちはワーカホリックになるまで働いて、ストレスからアルコールや薬物で気分をあげ、満員電車では痴漢や盗撮にはまる。
    日本を蝕む依存症の問題は、男尊女卑による社会の歪みを正さなければ解決しない。

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    〈依存症は男らしさ、女らしさの病〉
    アルコール依存症、痴漢、万引き依存症、盗撮、DVなど、多くの依存症を横断的に見てきた著者が、現代日本の病理を斬り、新しい人と社会のあり方について考える。

    ---------

    【目次】
    ◆まえがき──男尊女卑社会が依存症を生む

    1章……日本は男尊女卑依存症社会である
     ■男尊女卑依存社会が依存症を生む
     ■男性優位の社会構造
     ■らしさの価値観をインストールされる
     ■依存症とワーカホリック
     ■ワーカホリックは病気か?
     ■死にいたる働き方
     ■過労死について

    2章……男尊女卑社会とワーカホリック
     ■ワーカホリックはさまざまな依存症のトリガーに
     ■仕事と飲酒
     ■依存症と人間関係
     ■条件付けと報酬系の仕組み
     ■人は生き延びるために依存症になる
     ■依存症と自尊感情
     ■ワーカホリックと自尊感情
     ■ワーカホリックと認知の歪み
     ■加害者家族が抱える苦悩から見える世界

    3章……ワーカホリックと性別役割分業
     ■男性に履かされた下駄の重さ
     ■いまだに続く男は仕事、女は家庭に
     ■依存症は男らしさ、女らしさの病
     ■らしさへの過剰適応

    4章……「男らしさの病」と男尊女卑依存症社会からの脱却
     ■シラフで生きること
     ■感情をみつめる
     ■回復のためのガイドライン

    ◆あとがき
  • 外国人観光客や外国人労働者が増え続けている日本にあって、今一度、価値観の多様性について考えてみては如何でしょう。 価値観の多様性はなぜ認められないのか? そもそも価値観の多様性とは何なのか? 価値観とは?多様性とは? 何を認め、何を認めないのか。 考えれば考えるほど、よくわからないことだらけです。 じつは余り深く考えず、自由や平和のような便利な言葉として「価値観の多様性」といった言葉を使っている側面が大きいのではないでしょうか。 本書は専門書にありがちな小難しい話はほとんどありません。気を楽にしてひとつの読み物として目を通してみてください。 読み終わったあとには価値観の多様性に対する見方が変わって、きっとまわりの景色が違って見えるでしょう。 本書は価値観の多様性に興味があるすべての人のために書かれています。
    (※本書は2019/9/16に日本橋出版より発売された書籍を電子化したものです)
  • シリーズ3冊
    2,4202,860(税込)
    著:
    杉本竜
    レーベル: ――
    出版社: 創元社

    20歳以上であれば誰もが百円から楽しめる日本の大衆娯楽競馬。明治日本の欧化政策とも結びついていたその歴史は忘れ去られ、主に軍馬育成の観点からあわせて論じられることの多かった日本競馬史を様々な史料を駆使しながら刷新する画期的な論考。特に競馬興行主と陸軍との駆け引きや宮内省と陸軍の利権をめぐるせめぎあいなど、賭博が本質であるがゆえに詳しく論じられることのなかったリアルな物語を追体験できる書斎の競馬本。
  • シリーズ82冊
    8801,320(税込)
    著:
    苫米地英人
    レーベル: ――

    ■「自分を洗脳すれば、目標達成はできる!」

    本書は、昨今の脳ブームを作り、
    オウム真理教信者の脱洗脳でも有名な著者・苫米地英人の
    ベストセラーの新書化です。

    「頭でわかっていても、心と身体が言うことを効かない理由」を解説し、
    「誰でも目標達成できる技術「プライミング」を公開します!

    ■本書でわかる主なこと
    ・ダ・ヴィンチやモーツアルトが持っていた「共感覚」とは?
    ・人間の身体が持つ同調作用「ホメオスタシス」とは?
    ・人によって見えているものが違う「認知のカラクリ」とは?
    ・どんなことでも習慣化できる「アンカー」と「トリガー」とは?
    ・「ストックホルム症候群」とは?
    …など、最新の脳科学の成果で、あなたの人生を変えます!

    しかも、「誰でもできる」「どんなことでも習慣化できる」
    トマベチ流トレーニング付き!

    ■本書の方法を使えば、自分が変わるだけでなく、
    まわりも変えることができます。

    人は人との関係で生きているので、まわりの環境を変えることはとても大切です。

    そして本書を読み終えたあと、
    あなたは「本当の自分」に出会うことができるはずです。
    ・目標が達成できない!
    ・実力が発揮できない、認められない!
    ・悪い習慣(タバコなど)をやめられない!
    ・お金を貯めることができない!
    ・投資がうまくいかない!
    ・・・など、上記のどれか1つでも感じたことがあるなら、
    本書は大いに役立ちます!

    ※本作品は2006年に刊行されたものを再編集いたしました
  • 世界中の、強くて、賢くて、勇気ある女の子たちへ。
    「女の子だから」という呪いの言葉を捨てて、もっと自由に生きよう!

    「女の子の力を、世界を変える力にする。」
    世界中のジェンダー平等の実現に取り組むプラン・インターナショナルから日本の女の子たちにむけたメッセージ
  • アンガーマネジメントは「怒らない」ことではありません。
    「怒る必要のあることは上手に伝えて、 怒る必要のないことは怒らないようにする」ことを目指します。
    怒るのが苦手、悪いことだ と思っているあなたにこそ、身につけてほしいスキルです。
    上手な怒りの伝え方を身につければ、「言えなくてモヤモヤする」という後悔がなくなって、周りにもいい影響があります。

    何を伝えるか、どんな風に怒りを伝えるかは自分で決めることができます。
    大きなトラブルに発展する前に、アンガーマネジメントを始めましょう。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    本書では、リハーサルをフィールドとしたエスノメソドロジー的相互行為分析を試みる。会話分析を応用し、チューニングやひとりで行う練習など多種多様な活動のビデオデータをもとに、音楽がどのように編成されるのかを解明。音楽を、「理論」からではなく、その「日常」のなかで探求する。
  • シリーズ2冊
    1,9362,178(税込)
    著:
    小塩真司
    レーベル: ――

    「因果関係があるかないかを決めるのは、予想以上に難しかった」。原因って、結果って何だろう? どうすれば原因にたどり着けるのだろう? とある大学の心理学科に在籍する庭瀬未来(ミライ)が、社会心理学者の江熊先生や同級生、そしてゼミの先輩たちを交えながら、さまざまな出来事に遭遇し、統計を学んでいくキャンパスライフ・ストーリーです。統計の理解を難しくさせている数式はあまり登場せず、小説を読むように楽しんで統計の考え方に親しむことができます。物語に合わせた挿絵も入っています。
  • ベストセラー『限りある時間の使い方』著者の原点!自分探し・人間関係・知的生産法……自己啓発界の欺瞞を暴いてきた著者がついに辿り着いた、真に必要な思考法とは?『HELP!』改題。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ●〔対談〕現代社会に生きるしんどさ
    「推す」心理、「推される」心理の向こう側
    尾久守侑×中元日芽香

    ●診断の普及で救われる人、救われない人
    繁茂するメンタルクリニック
    櫛原克哉

    ●ネットが拓く新たな自殺対策とその課題
    「死にたい」の可視化で生じた変化
    末木 新

    ●〔対談〕臨床心理学とマルクスの分断
    心をケアし、社会を良くする第一歩
    東畑開人×斎藤幸平
  • これはすごい本だ!
    ルドゥーがいうように、たしかに私たち人類の
    ディープ・ヒストリーである。
    ――エリック・R・カンデル(2000年ノーベル生理学・医学賞受賞)

    人間の本質を本当に理解したいなら、
    その進化の歴史を理解しなければならない。(本文より)

    世界的な神経科学者ジョセフ・ルドゥーは、ヒトの「意識」を理解する鍵は、
    地球上に現れた最初の生物からはじまる進化の全貌に迫ることだと主張する。
    本書では、生命40億年の歴史をたどり、私たちと私たちの祖先との間の類似点を深く掘り下げ、
    神経系の進化がいかにして生物の生存・繁栄能力を高め、意識の出現を可能にしたのかを探求する。
    単細胞生物からヒトの脳にいたる壮大な物語。

    ●目次
    プロローグ いったいどうして……?
    第1部 自然の中の私たちの場所
    第2部 生存と行動
    第3部 微生物の命
    第4部 複雑さへの移行
    第5部 ……そして動物は神経系を発明した
    第6部 海で生きた後生動物
    第7部 脊椎動物の出現
    第8部 脊椎動物脳進化のはしごと樹
    第9部 認識のはじまり
    第10部 思考による生存と繁栄
    第11部 認知ハードウェア
    第12部 主観性
    第13部 記憶眼鏡から見た意識
    第14部 浅瀬
    第15部 情動的主観性
    エピローグ 私たちは自覚した自身を救えるのか?
  • 「からだの錯覚」を通して人の身体や脳の実態に迫る、認知科学研究者である著者が、からだに起こる不思議な現象を徹底解説します。「自分」という、もっとも身近にありながら、つかみどころのないもののイメージが、脳や五感などによってどんなしくみで作られているのかが語られていくと共に、錯覚を感じるさまざまな方法も紹介。読者も簡単な方法で、不思議な錯覚の世界を体験をできるかもしれません。
    自分が感覚としてとらえている自分の体と、実際の体が乖離していることを感じたりすることは、誰にでもあること。また、ケガで体の一部を失ったときにないはずの部分に痛みを感じたり、拒食症の人が実際にはやせているのに自分は太っていると感じていたり――そんな例も聞いたことがあると思います。それ以外でも身近にあまり意識しないところで、ちょっとした錯覚を感じることは、実は多いのです。乗り物酔いも、金縛りも、自分の感覚と意識の不一致のようなことから起こる錯覚の視点から説明できます。こういったことがどうして起こるのか、その謎に迫ってみると、生きるために必要な脳の働きなどが見えてくるのです。心と体が離れる「幽体離脱」も科学的に説明できる現象です。オカルトではなく誰しもリラックスしたりするときに起こることがあり、ここでも脳と体に備わったくみが関係しています。
    そのような事例を紹介しながらからだに起こる不思議を解説していく1冊。読み進めると、自分が「錯覚」の産物であるように思えてくるのではないでしょうか。身体とはなにか、感覚とはなにか、自分とはなにか、についてふだんとは違った見方で考えるきっかけに。

    序章 錯覚体験
    第1章 「からだ」とはなにか~自分として感じられる身体と物体としての身体
    身体と触覚がバラバラ/身体の感覚とはなにか/自分の「からだ」はどこまでか ほか
    第2章 目で見る視覚と頭の中にある視覚――目を閉じることで広がる「からだ」の感じ方
    錯覚しやすいかどうか、試すならこの2つの方法/触覚だけで「自分の身体を見つける」!? ほか
    第3章 弾力のある身体――空想の世界にも想像しやすいものとそうでないものがある
    アバターを自分の身体のように感じる錯覚/腕や脚が伸び縮みするVR錯覚 ほか
    第4章 からだの錯覚は思い込みと何が違うのか――錯覚が生まれる、その時脳は……
    第5章 「身体」なのか「モノ」なのかーー自分のような自分じゃないような「きもちわるさ」の由来
    外傷のない痛み/スライムハンドの衝撃 ほか
    第6章 幽体離脱を科学する――不思議な現象が導く、さまざまな可能性
    多角的な視点からイメージできる人は、幽体離脱が起こりやすい/リセットされる夢、リセットされない幽体離脱/とりかえしのつかない遊び ほか
  • 伊藤若冲やチューリングが生み出した文化には、不思議な共通点がある。人間が創造する文化には、時代と場所を超えて自閉症的な側面があるのではないか。文化史の地層から「自閉文化」の鉱脈を掘り起こし、「健常」な近代を問い直す斬新な試み。
  • 世界を揺るがすヘイトクライム(憎悪犯罪)はなぜ起きるのか? 神経科学やデータサイエンスなどを駆使し、先史時代からAI時代にいたるまでの「憎悪」の構造を解明。処方箋を提示する!
  • 1,540(税込)
    著:
    鳥羽和久
    レーベル: ――
    出版社: 晶文社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    BTSから世界とつながる。
    楽曲やメンバーの言葉、ARMYとの関係の分析から、いまを生きるための術をさぐるBTS論の決定版!
     この1冊でARMYはバンタンと出会い直し、そしてBTSに初めて触れる人はその深みに驚嘆する。哲学、文学、精神分析、ケア、資本主義分析などを背景にした、BTSを通した「いま」を生きぬくサバイバルガイド。BTSメンバー(RM・JIN・SUGA・J-HOPE・JIMIN・V・JUNG KOOK)それぞれの魅力を描いたコラム付き。

    【目次】
    1章 BTSとARMY
    2章 二面性のある世界
    3章 アイデンティティ
    4章 BTSの精神分析
    5章 BTSと資本主義
    6章 BTSの現在地
    7章 「推し」の幸福論
    終章 走れバンタン!

    ========本書の内容から========
    1章 BTSとARMY
    BTSという「推し」の見つけ方/新しい時代の価値観を体現するBTS/「推し活」の効用/テテとつながっているなら世界とつながっている/「弱い自分」を内面化する子ども/「推し」のことは私だけがわかる/世界の誰かの「好き」とつながっている/Love Myself 自分を愛すること/連帯するARMY/Save ME ~BTSとARMYは連帯して「私たち」になる/Mikrokosmos ~孤独な星どうしの引力

    2章 二面性のある世界
    長男ジンの魅力/ジンの卓越したバランス感覚/RMという個性のデコボコ/メンバー同士の暗黙の了解/ケアし合うメンバーたち/ムードメーカー、ホビ/BTSのやさしい世界/BTSが見せるダブルバインドな世界/ON ~苦痛を持ってこい/黄金マンネ、ジョングク/Am I Wrong ~特権階級が支配する世界

    3章 アイデンティティ
    彼らの音楽には触れてはならない/BTSのオーセンティシティ/No More Dream ~韓国の学歴社会/O!RUL8,2? ~子どもに「人生を楽しめ」と語る大人の詭弁/バンタンの初期衝動/初期バンタンの弱点と愛おしさ/社会適応して「生きる実感」を失っていく十代/ルサンチマンと精神分析/葛藤を手放さないBTS/文化の盗用?/Ma City ~故郷を歌うアイドル/韓国の地域対立/光州事件の悲劇/「語り」が歴史を形骸化する/BTSの批判精神/光州を歌うホソク/BTSと政治

    4章 BTSの精神分析
    「好き」との付き合い方~シュガの発言から/「享楽」する私たち/「楽な夜を」/好きには嫌いが混じっている/アンビバレンツなシュガの表現/シュガの管理社会批判/悪夢から目を覚ませ/劣化した現実でしかない「夢」/大人は子どもに希望を語ってほしい/Paradise ~僕には夢がない/花様年華 ~いまお前は幸せか?/信念よりもいまを柔軟に生きる/夢に多くの意味を与えてはいけない~シュガのインタビューから/So What ~自分独特のライン/Singularity ~魅惑するテテ、声を封じられた子ども/Inner Child ~内なる子どもに光が差す/BTSというペルソナ/キム・ソクジンの絶望的な暗さ/RMの自己とペルソナの葛藤/BTSというパーソナリティ分裂/Yet To Come ~メッセージの二重性/「ほんとうの自分」なんてない

    5章 BTSと資本主義
    夢が持てない若者/ヘル朝鮮/n放世代/Spine Breaker ~資本主義批判/スプーン階級論/泥のスプーンでベプセ/「浪費」と「消費」の倫理学/Go Go ~YOLO族とノーマネー族/享楽するBTS

    6章 BTSの現在地
    世界的スターに/Sea ~幸せの中で感じる恐怖/海と砂漠/希望のあるところには必ず試練がある/Euphoria ~僕を破滅させるかもしれない陶酔的な幸福感/アポロンとディオニソス./BTSという文学作品/グローバルアイドルBTS/RMの国連演説/RMのオーセンティシティ/「正しい声」を代弁すること/BTSと公共性/UGH! ~「正義」に居直らないこと/アンチと呼ばれる人たち/Butter ~メタファーの効用/政治的正しさの代弁者/非当事者が声を上げること/「傲慢じゃないのか」RMの葛藤/普遍に移行すると特殊性が死ぬ/正しさを代弁する立場から身を剥がす

    7章 推しの幸福論
    現代の幸福論/デフォルトをマイナスに設定する現代/推し活を通して世界とつながる/推すことの危うさ/FAKE LOVE ~嘘をつくのはうんざり/「使用」関係と「支配」関係/「支配」関係に陥り、アンチに転落する/Use me、僕を使用してください/息を吐くように他者を支配する/Pied Piper ~挑発するBTS/Filter ~推しとファンの共犯関係/エグいジミン/Anpanman ~揺れるヒーロー/「推し」を思い通りにしたい/Seesaw ~推しとファンのバランスゲーム

    終章 走れバンタン!
    頂点を極めたBTS/灰色の犀/人間を包摂する資本主義/Yet To Come ~変化について/防弾会食2022を振り返る/RMはグループの発端/「7」の真実/7年間のProof/Black Swan ~僕の声が聞こえているのか?/Run BTS/ジンの入隊/best moment is yet to come

    ■鳥羽和久のメンバーへのコラム
    ナムジュン・・・言葉と詩の人、ソロアルバム『Indigo』、言語と美術
    ソクジン・・・執着を持たない人、ジンのLove Myself、生活者の視点
    ユンギ・・・ユンギペンはヤバい、アンビバレンツな人、精神的な拠り所
    ホソク・・・私の希望、ダンスリーダーで調整役、やさしくて一番熱い人
    ジミン・・・芸術的表現力、「関係性」を大切にする人、クオズの友情
    テヒョン・・・ロマンチックな人、グループを異化する存在、天然の詩人
    ジョングク・・・ミスターBTS、まだまだ足りない、黄金マンネはBTSの宝
  • シリーズ11冊
    6601,760(税込)
    著:
    篠原佳年
    レーベル: ――
    出版社: 知玄舎

    病気を治す治療を通して人生のドラマを探究してきた医師「ドクター快癒」が、快癒の秘密を解き明かしたベストセラーの復活。病気治しから始まった著者の人間探究、かぎりある生命への想いから生まれた人生の気づきを伝えた書。病気を治すのは医者でも薬でもないという、医者である著者の大胆な発言から明かされる、知られざる医療の実態。いかにすれば本当の快癒を得られるか、その旅のプロセスで出会った聖者、霊能者、五歳児トラウマ、イメージの問題、そして病気が治ってしまう三つのタイプなどを解説。病気は自分を知る熱きメッセージ。病気を越えて快癒の果てに至る人生の秘訣を教えてくれる本。
  • なぜ、人類だけが発明できるのか?
    映画『レインマン』のお兄さんを覚えていますか? 数字と記憶には卓越した能力があるのに、他人の心を推し量ることができなくて、社会に出られない自閉症の人。
    本書ではこのような自閉症でパターン探しの達人を紹介し、話題は脳スキャン、遺伝子、人類の進化にまで及びます。エジソンやビル・ゲイツたちは自閉症の症状がありながらも偉大な発明家です。しかし、多くの自閉症の人は社会に出られず職がなく、もがき苦しんでいます。彼らの力を社会に活かすための指針も示されます。
    あなたはシステム化が強い人なのか共感度が強い人なのか、チェックする診断テスト付き。
  • 1,650(税込)
    著:
    川島崇照
    レーベル: ――
    出版社: すばる舎

    「幼少期に親から『何やってもダメね』『どうして迷惑ばかりかけるの!』などと否定されて育ち、成人した今も自分に自信が持てない」「親の顔色を伺い、ずっと親の指示に従ってきた」「高齢の母親が自分にベッタリ頼ってきて重い」「親の立場になったものの、自分が毒親になってしまわないかと不安」……など、大人になってからも親との関係に悩んでいる子どもは少なくありません。

    本書では、今までに4万人の悩みを解決してきた「大人の親子関係相談」に特化したカウンセリングのプロが、相談事例のなかでもよくあるエピソードを挙げながら、親との間に「境界線」を引くことの大切さ、境界線の具体的な引き方、自分の人生の歩み方、心のケアの仕方などを詳しく解説。

    親との苦しい関係を終わらせ、自分の人生を生きる方法がきっと見つかります!
  • 日々の会話はもとより、メディアでもたびたび登場する「かわいい」という言葉。日本のポップカルチャーの代表としても注目されているが、そもそも「かわいい」とはどんなものなのか。また「かわいい」ものは、私たちにどのような効果を及ぼすのか。本書では、かわいい色や形、年齢や性別によるかわいいの感じ方の違い、かわいいものに近づきたくなる心理などに実験心理学という手法で迫り、「かわいい」の力を探る。これまでになかった、科学的なかわいい論の登場。
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    眠っているときにくしゃみをするのはむずかしいって知ってた? 動物だけでなく、植物もまるで眠っているようなときがあるの! 眠りは生きていくのに欠かせないもの。眠りにまつわる謎は、思いもつかなかったようなものばかり。その謎を解き明かしながら、眠りの不思議な世界を探検してみよう!◆鮮やかなイラストや図を用いながら、睡眠のしくみや役割を、関連するさまざまなトピックで簡明に解説する知識本。
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    読むだけで、幸せのうず巻きに引き込まれる!「4コマ漫画」85話を収録!
    ★ゆるいのに元気と勇気が湧いてくる!

    ・やりたいことがあるけど一歩踏み出せない人
    ・前向きになりたいけどなり切れない人
    ・考え方がついネガティブに寄ってしまう
    ・毎日元気に過ごしたい
    ・幸せを引き寄せたいx
    など、可愛いサボテン猫のさぼにゃんが、幸せな笑顔に導いてくれる。

    漫画が印象的で癒されるにゃん!
    子どもにも読ませたい、読み聞かせたい人にもおススメ!!


    ■目次

    ●第1章 ボクの幸せ
    ・決めているのは自分
    ・自分だけの幸せなんてない
    ・進むから壁がある
    ・叶わないのは誰のせい?
    ・イライラのときこそ
    ・本当に大切なもの
    ほか

    ●第2章 君も幸せ
    ・話せばわかる
    ・すべての経験に意味がある
    ・自分のためと人のため
    ・君の心がきめている
    ・当たり前なんてない
    ・ラッキーばかりがラッキーじゃない
    ほか

    ●第3章 みんな巻き込んで幸せ
    ・同じ一日?
    ・全部、必然
    ・ずっと成長
    ・自分のごきげん
    ・愚痴は運を消す
    ・未来からの逆算
    ほか

    ■著者 とだみつひろ
    (社)全日本趣味起業協会代表理事。普段は趣味起業コンサルタントとして活動し、これまで2000名以上の趣味起業家を育成。
    その傍ら自身の趣味起業としてキャラクター作家としても活動。これまで歯科医院の絵本や企業のWEBサイトキャラクターなどを手掛ける。
    著書
    『さぼてんねこのさぼにゃん こころのアカをおとす本』
    『さぼてんねこのさぼにゃん 宇宙のリズムにのっかる本』
    『さぼてんねこのさぼにゃん 3 しあわせ回路をつくる本』(マガジンランド)
    『あなたが輝く趣味起業のはじめかた』(国際語学社)
    『サラリーマンのための安全副業』(すばる舎)
    『はじめてのスタンプアート(共著)』(小社刊)ほか。
  • 1990年代パラサイト・シングルが急増し家族構造が激変する中、ペットの位置づけは変わった。ペットはいまや、現代人にとって人間以上にかけがえのない〈感情体験〉を与えてくれる家族となった。空前絶後のペットブームの実態とさまざまな家族の事例を通して、気鋭の社会学者がペットの新しい役割に光をあてる。
    (※本書は2007/6/1に発売された書籍を電子化したものです)

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
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