『社会、経営(実用、新書)』の電子書籍一覧
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認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
時代がやってきた!
視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。
■目次
第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方 -
さっと読めるミニ書籍です(文章量8,000文字以上 9,000文字未満(10分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
頭の中では浮かんでいるのに、それをうまく言葉にできない。
伝えたいことや心情にマッチする言葉が咄嗟に出てこない。
語彙力を高めるとは、具体的になにをすればいいのかわからない。
あなたもこんなふうに悩んでいませんか?
言葉選びがうまくて説明が分かりやすい人がいる一方、言葉の引き出しが少ないと抽象的な表現になってしまいます。
例えば「やばい!」という便利で多用しやすい言葉もありますが、便利な反面、ポジティブにもネガティブにも捉えられるため、具体的な感情が伝わりにくい言葉でもあります。
これに限らず、具体的な言葉で伝えることが少なくなると、語彙力はあっという間に落ちていくことを私も体感しました。
そこで、今回は「語彙力アップ」について掘り下げてお伝えします。
本書では、基本的な言葉の収集およびそれらを語彙力に変える方法、1日30分でできるトレーニングもご紹介しています。
ちょっとしたワークも用意しましたので、ぜひ実践してみてくださいね。
オンラインが主流な現代においても、言葉を適切に使いこなす語彙力が求められます。
さっそく本書を使って、あなたの言葉の引き出しを増やしてみましょう。
【目次】
本書の使い方
レッスン1 語彙力とコミュニケーション
レッスン2 語彙力の元になる言葉の集め方
レッスン3 言葉遊びを使って言葉を引き出してみよう
レッスン4 集めた言葉を語彙力に変えるには
レッスン5 感情を具体的な言葉で表現してみよう
レッスン6 語彙力アップトレーニング
【著者紹介】
鬼川桃果(オニカワモモカ)
本業の傍ら、ウェブライターとして活動中。
これまでの人生で得た知識を書籍を通して、読者の方に役に立ててもらうため執筆。
今回は「語彙力アップ」をテーマに、数ある言葉の中からどのように語彙を拾い、語彙力に変えていくかについてまとめたものである。 -
20分で読めるミニ書籍です(文章量20,000文字程度=紙の書籍の40ページ程度)
「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。
書籍説明文
発達障害診断を受けるにあたって、当事者が、どうすればいいかを事例を挙げて徹底指導!発達障害は、当事者にも雇用者にも社会にとってもデリケートな問題。トラブル対策完全マニュアルを味方にしよう!
まえがき
まず、この本を手に取っている架空の「あなた」の話をしましょう。
「空気、読めないね」
「こんなこともできないの?」
「どうして、そういう考え方をするのか、わからない」
他人から、こういうことを言われた経験と―
「頭の中が色んな思考でいっぱい」
「集中力がない」
「一度集中すると、寝食何もかも忘れてしまう」
「努力しても、努力してもうまくできないことがある」
こんな自分の実感とが、ちかちかちかと点滅して―
あなたは、「もしかして、俺(私)発達障害かもしれない」という疑いを抱くようになる。
著者紹介
真生 麻稀哉(シンノウ マキヤ)
愛知大学国文学専修卒業。2013年、某マスコミ関係の会社で働いている時に、広汎性発達障害の診断を受ける。障害者手帳3級取得歴1年半。5月に会社を退職。現在は、小説の賞に応募を続ける傍ら、某広告代理店でライターとして勤務中。… 以上まえがきより抜粋 -
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先が見えない時代、「業界地図」なら視界が晴れる!
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・「人口減少で浮かぶ業界、沈む業界」 ー四季報記者が業界の未来を展望ー
・「47都道府県のトップ企業」 ー北海道から沖縄まで、知られざる有力企業ー
・「花形業界vs.苦境業界マップ」 ー市場規模と利益率で読み解く業界の盛衰ー
・「業界別平均年収ランキング」 ー業界ごとの40歳平均年収を推計ー -
1月22日、日本銀行が安倍政権の要求を丸呑みする形で、2%の“インフレ目標”を導入した。安倍首相の日銀に対する強い干渉は、足元のところ円安・株高を誘導したように見えるが、そもそも「インフレ率2%」とは実現可能な数値なのか。はたして日銀は政府の要求を何でも聞くようになったのか、そうした政府・日銀の関係は世界的に見て適切なのか――。「週刊ダイヤモンド」2013年2月2日号の特集『日銀陥落』では、日銀と政府の交渉の裏側で何がおこっているのか、今回の政策決定が何を意味しているのかをデータ満載で解説。この度、同特集を電子書籍化しました。新聞を読むだけではわかりにくい、日銀の動きをまとめています。雑誌の他のコンテンツは含まれず、特集だけを電子化したためお求めやすい価格になっています。
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この本はサラリーマン社会の閉塞を嘆じるものではありません。「上司は思いつきでものを言う」ということが、なぜ起こってきたのかを、儒教の伝来まで遡り、とてもスリリングに解剖していく本です。日本の男たちが、なぜ戦国時代と幕末維新の時代ものが好きなのか。こんな「なぜ」も見えてきます。そして、では日本はどうするのか――「現場」の声を聞く能力の復活に向けて、上司のみなさんにも、懇切丁寧な今後の道中案内の書であります。【目次】はじめに/第一章 上司は思いつきでものを言う/第二章 会社というもの/第三章 「下から上へ」がない組織/第四章 「上司でなにが悪い」とお思いのあなたへ/あとがき
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ビル・ゲイツ絶賛の世界的権威が語る、テクノロジーの歴史と未来。報道や広告ではわからない事実(ファクト)を明らかに。過去の「イノベーションの失敗」から教訓を得る、世界水準の教養!
世界的権威が語る
テクノロジーの歴史と未来
過去の「失敗」から得られる教訓とは?
いま、本当に必要なビジョンとは?――
AI バイオ 超高速輸送 クリーンエネルギー etc.
報道や宣伝ではわからない事実(ファクト)を明らかに!
・「発明(インベンション)」イコール「イノベーション」ではない
・イーロン・マスクの不都合な真実
・原子力は「成功した失敗」だった
・脱炭素化を急いではいけない
・「指数関数的成長」は誤解されている
・現代文明をつくった空前絶後の10年間 ……
●ビル・ゲイツ大絶賛!「2023年冬・おすすめの3冊」に選出
「私がもっているシュミルの本はみんな、読んでいるあいだに書きとめたメモでいっぱいだ。『Invention and Innovation』も例外ではない」(Gates Notes)
●原題
Invention and Innovation: A Brief History of Hype and Failure(2023年刊) -
企業が障害者雇用に失敗する原因の一つは、障害者を会社の枠組みに当てはめようとすることにあります。会社が一人ひとりの特性を理解し、能力を発揮できる環境を整えることで、障害者は会社の貴重な戦力になります。
多くの障害者を雇用し、創業以来10年連続で業績UPを実現してきた著者が、「適職配置」や「コミュニケーション」「フォローアップ体制」など、あらゆる視点から、障害者雇用成功のためのノウハウを解説します。
目次
はじめに
第1章 社員の2人に1人!
障害者100人を雇用して業績を上げ続ける会社
第2章 高い離職率、頻出する社内外トラブル……
障害者雇用は難しい⁉
第3章 障害者でも特別扱いは一切禁止!
各障害の特性を活かした適材適所で能力を最大に引き出す
第4章 100人を“デキる社員”へ!
生産性を最大限高めるための、障害者社員との接し方
第5章 定着率94%を実現!
障害者が安定して働けるフォローアップ体制の構築
第6章 障害者は「コスト」ではない、貴重な「戦力」だ!
おわりに -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
発売たちまち9.6万部突破 ! ≪売れてます≫
★2015年啓文堂ビジネス大賞受賞 1位獲得
【世界中で愛される最強の戦略書がまんがで学べる! 】
そんなネガティブ思考の舞が、 ひょんなことから掃除のおばあちゃんから『孫子』を学ぶことに。
窮地に追い込まれた会社が、弱い舞が、変わっていく――。
一度は読んだほうがいいとは思っても、
古典にはなかなか手を出しづらいもの。
孫子のキモ、「戦わずして、勝つ」を学びたいなら、
まずこの1冊がおすすめです。
■目次
・第1話 私のせいで、得意先がつぶれちゃった!? ~智者の慮は必ず利害を雑う~
・第2話 新商品を企画して売り込め ~小敵の堅なるは大敵の擒なり~
・第3話 低価格米にネット商品、手ごわい敵との戦い ~智将は務めて敵に食む~
・第4話 大手の価格攻勢に、最大のピンチ! ~呉越同舟~
・第5話 売るべきなのは「お米」じゃなかった? ~千里なるも戦うべし~
・最終話 戦わずして勝つ道はある ~人の耳目を一にする~
■著者 長尾一洋(ながお・かずひろ)
■漫画 久米礼華(くめ・れいか) -
24万部突破!
日本経済新聞「ベストセラーの裏側」、週刊ダイヤモンド「目利きのお気に入り」、
TBSラジオ「土曜朝イチエンタ。ニッポン放送 「高嶋ひでたけのあさラジ! 」
テレビ朝日「モーニングバード! 」TBS「スパニチ! 」NACK5「monaka」ほか、テレビ・ラジオに多数登場で話題の一冊。
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始めてみると、「このごろ、なんかさえてるね」と
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びっくりです! 」(57歳・男性)
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脳が汗をかいているのを実感します。これはすごい! 」(46歳・男性)
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頭がクリアになると、こんなに毎日が楽しいんですね」(65歳・女性)
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・IoTを読み解く4つのキーワード
★第一部 IoTが生み出す生活の四大変化
●第1章 モノが「つながる」メリットを理解する
・家のカギを「つなげて」みる
・家庭用スマートロックを不動産業で利用する
・家庭用スマートロックを介護ビジネスに応用する
・IoTの本格的な普及に必要なこと
-------★ ここまで無料 ★--------------
●第2章 IoTで変わる家ナカ
・IoTで変わるライフスタイル
・IoTで電気代を節約する
・IoTで変わる私たちの「消費」
・モノの進化を目指す時代の終焉 など
●第3章 IoTで変わるクルマと社会
・自動運転カーの時代がやってくる
・TESLAが切り開くIoT時代のクルマ
・パーソナルモビリティ時代の予感
・シェアリングコミュニティが自動運転カーの一歩を切り開くなど
●第4章 IoTで変わる医療とヘルスケア
・医療で使われるIoT
・患者の初期診断を人工知能が担当する
・がん診断支援を実現する
・ヘルスケア分野でのIoT
・IoTによる医療とヘルスケアの未来
●第5章 高齢化社会とIoT
・介護の救世主となるIoT
★第二部 IoTが生み出す産業の変化
●第1章 IoTで変わる産業構造
●第2章 IoTに必須となるグローバリゼーション
●エピローグ IoT時代をどう生きるか
■著者 小泉 耕二 -
政策形成や総合調整の中心を担う、自治体の枢要部門である「企画政策担当」の実務を解説する唯一の本! 心構え・仕事術から、総合調整、庁議の運営、横断的課題・特命事項への対応、行政評価、総合計画、住民参加までを詳解。
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急成長を続けるユニクロ。一方で同社ではサービス残業が常態化、うつ病の罹患率も高い。グローバル企業の実像を追った。
編集部から ~あとがき~
ユニクロ(ファーストリテイリング)を記事にするにあたって、柳井正会長兼社長の著作を何冊か読み直しました。『一勝九敗』『現実を視よ』『成功は一日で捨て去れ』……。どれもとても面白い。論理的な思考、理知的な語り口、経営への情熱。正直、日本の経営者でここまで読ませる人は少ない。この企業の強さと独自性をあらためて認識しました。しかし、です。長時間労働の実態や上意下達の企業風土については経済ジャーナリズムとして、ぜひとも指摘しておきたい事柄です。日本発のグローバル企業になる可能性があるからこそ、読者や社会にこの企業の現状を知らせたい、そう考えました。なお同社はこちらの取材要望にきちんと対応してくださったことを明記しておきます。 -
20世紀最後にして最大、そして最もアブナイ市場・アジア。この新天地で一旗あげるのは誰か? 日本とアジアの「現場」を最もよく知る2人からの緊急直言。
景気後退の原因は本当に円高にあるのか? 中国大分裂の可能性はあるか? 企業のアジア進出で国内の空洞化は起こるのか? 巷間に流布するニセ情報を見抜く。日本とアジアの「現場」を最もよく知る2人からの緊急直言。 -
デジタル社会の中で如何に事業の再構築に活かすか。本書では、実践的なマネジメントシステムを体系的に分かりやすくまとめました。
デジタル社会の中で如何に事業の再構築に活かすか。本書では、実践的なマネジメントシステムを体系的に分かりやすくまとめました。特に、中堅;中小企業の若手経営者、管理者;リーダーが、どのような視点をもって自社のマネジメントシステムを構築したらよいかを、運用の手順書や記録のサンプルを含めてできるだけ分かりやすく作成しています。 -
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
●「私的な集団」が権力を握る意味
派閥解消で政治が改まるという幻想
待鳥聡史×河野有理
●父・ハマコーの後を継いで31年
親子二代、無派閥の理由
浜田靖一
●三田会、医学部の抗争、開成高校……
学閥の現在と功罪
田中幾太郎
●グローバル競争下でも新たな役割
日本経済の発展に貢献した財閥・企業集団
橘川武郎
●長州閥を築いた元勲と現代の世襲政治家
一坂太郎
●政略結婚、養子縁組、乗っ取り……
戦国大名と「はかりごと」としての閨閥
小和田哲男 -
社会へ利益を還元し、
地域の基幹産業となる——
社会福祉法人の理事長が語る
万年赤字を脱却するための正しい経営とは
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社会福祉法人は、障がい者、高齢者、生活困窮者などに向けた福祉サービスを提供し、地域の安心・安全な生活を支える重要な存在です。人々が快適な生活を送るうえで欠かすことのできない地域の基盤ではあるものの、2021年度の福祉医療機構の調べによると、全国の社会福祉法人の約3割が赤字経営を続けています。
著者は、障がい児・障がい者並びに高齢者向けなどの25の施設を経営しています。そのなかで、多くの社会福祉法人の赤字経営の背景には「奉仕の精神」を建前にして、従業員の待遇を無視した利用者ファーストな働き方にあると考えるようになりました。こうした自己犠牲に頼る経営では、従業員の離職が相次ぎ、サービスの質が低下する悪循環に陥ってしまいます。
また、赤字であっても国や地方公共団体からの補助金に頼ることで経営自体が成り立つことも多くあります。加えて、放漫経営によるずさんな施設管理も重なることで、ますます経営は悪化してしまうのです。
著者はこうした状況を打開するために、ヒト・モノ・カネという3つのポイントを重視した改革を実行しました。まず、待遇の改善によって従業員が働きやすい環境づくりに励み、さらに施設の拡充や、徹底的なコスト管理に努めた結果、黒字化を実現しています。
本書では、多くの社会福祉法人が赤字経営に苦しむなかで、黒字経営にこだわり、事業拡大と地域への再投資を続ける著者の取り組みをまとめています。赤字経営を脱却したいと考える社会福祉法人の経営者にとって必読の一冊です。 -
アメリカ人は働かない? いえいえ、よく働きます! アメリカで倒産寸前の零細中小企業の「健全化」を成し遂げた経営者が見出した「働く」ことの意義とは。
アメリカ人は働かない? いえいえ、よく働きます! アメリカで倒産寸前の零細中小企業の「健全化」を成し遂げた経営者が見出した「働く」ことの意義とは。「人は皆、幸せなら一生懸命に働くのです。レイオフなどせず、ボーナスが誰にでもそれ相応に出るようになれば、皆一生懸命に働いてくれますし、従業員の定着率も技量も、成果も上がっていきます」(本文抜粋) -
【どこにでもある「インドカレー店」からみる移民社会】
いまや日本のいたるところで見かけるようになった、格安インドカレー店。
そのほとんどがネパール人経営なのはなぜか?
どの店もバターチキンカレー、ナン、タンドリーチキンといったメニューがコピペのように並ぶのはどうしてか?
「インネパ」とも呼ばれるこれらの店は、どんな経緯で日本全国に増殖していったのか……その謎を追ううちに見えてきたのは、日本の外国人行政の盲点を突く移民たちのしたたかさと、海外出稼ぎが主要産業になっている国ならではの悲哀だった。
おいしさの中の真実に迫るノンフィクション。
【目次】
はじめに 「ナン、おかわりどうですか?」
第一章 ネパール人はなぜ日本でカレー屋を開くのか
第二章 「インネパ」の原型をつくったインド人たち
第三章 インドカレー店が急増したワケ
第四章 日本を制覇するカレー移民
第五章 稼げる店のヒミツ
第六章 カレービジネスのダークサイド
第七章 搾取されるネパール人コック
第八章 カレー屋の妻と子供たち
第九章 カレー移民の里、バグルンを旅する
おわりに カレー移民はどこへ行くのか -
クリニック淘汰の時代、地域医療を担う開業医の使命とは
開業から17年で7つのクリニックを展開
香川県高松市の巨大医療グループに見る
地域の患者に選ばれるクリニックをつくるための経営戦略
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都市部と地方の医療格差は深刻の度合いを増しています。
地方において地域の医療を支えるクリニックにとって、高齢化や人口減少などの影響で年々経営環境が厳しくなるなか、医療と経営を両立していくことは容易ではありません。
著者がクリニックを営む香川県の高松市も、そうした地方都市のひとつです。著者は大学を卒業後、脳外科医として香川医科大学(現・香川大学)附属病院で勤務していましたが、2007年、43歳のときにこの高松市で小さなクリニックを開業しました。
気軽に足を運んでもらえるクリニックで、地域の人の健康を守りたい——その思いで開業を決意しましたが、高松市は当時からすでに人口減少が始まっており、既存の医療機関と同じようなクリニックを開業しても、患者を取り合う競争に追われることになるのは目に見えていたといいます。
そこで、ほかのクリニックとの差別化を図るため、地域の医療ニーズや既存の医療資源などを徹底的にリサーチすることにしました。すると高松市には脳外科手術をする大きな病院はあるものの、脳梗塞など重篤な脳疾患の兆候をつかむことができる脳の検査に特化したクリニックがないということが分かったのです。
脳血管疾患は日本人の死因の4位となっており、重大な脳疾患を発症してからでは大掛かりな手術や治療が必要となります。高齢化が進み多くの人が健康寿命への関心を高めるなか、無症状でも軽度の脳疾患を検査で見つけだし、早期治療に導くクリニックに必ずニーズがある——そう考え、MRIなど最先端の設備を備え、検査を専門とした脳外科クリニックを開業したのです。すると、開業当初から予想以上の反響があり、好スタートを切ることができたといいます。ニーズがあるという見込みは間違っていなかったのです。
また、患者が通いやすい場所に開業したこと、最新設備や専門医としての知見が信頼の獲得につながったことなど、さまざまな要因がかみ合い、クリニックは地域の人々に受け入れられ、患者は順調に増えていきました。
その後も著者はマーケティングの視点を重視したクリニック経営を行い、地域のニーズを的確に把握して迅速に応えてきました。選ばれるクリニックとなるための施策を次々に打ち出す一方で、エリア戦略として分院展開や脳外科以外のクリニックを開業して拠点を増やし、それぞれの強みを生かす医療ネットワークを構築していきました。そのうえで介護・福祉を含めた多職種連携を進め、地域医療の中核を担う医療グループとなることを目指して成長を続けてきたのです。
本書では、著者の17年間におよぶクリニック経営を振り返りながら、マーケティングやエリア展開、デジタル化による業務の効率化など、地方都市のクリニックが安定した経営を成り立たせるポイントについて解説しています。
地方都市の医療従事者、病院経営者にとって、クリニックの運営の悩みから脱却し、医療と経営を両立させるためのヒントとなる一冊です。 -
新規事業開発コンサルタントとして、8つの事業立ち上げを経験している著者による、起業や新規事業開発のための入門書。
「『成功する事業はあらかじめ準備可能』というこの考え方が、まさに破滅に至るこの広い破滅への門であり、ほとんどの事業開発者たちがここを通り──失敗していきます。これが、日本の新規事業が大した成功を生み出さない根本原因なのです」(「前書き」より)。新規事業開発コンサルタントとして、8つの事業立ち上げを経験している著者による、起業や新規事業開発のための入門書。 -
何事にも打ち勝つという信念を持ち、自分の「八つのチカラ(お金、時間、仲間、場所、物、体力、知力、欲望)」の活用方法を考え、より鮮明に目標を描き出し努力を重ねることこそが、人生を幸福にする道標になる。
何事にも打ち勝つという信念を持ち、自分の「八つのチカラ(お金、時間、仲間、場所、物、体力、知力、欲望)」の活用方法を考え、より鮮明に目標を描き出し努力を重ねることこそが、人生を幸福にする道標になると思っています。コロナや戦争など、急変する世界は何度も登場するわけですが、それらが起ころうとも「八つのチカラ」の思考習慣をもって、生き抜いていきましょう。 -
大企業の人事マンはなぜ、
安定した職を捨てて福祉の世界に飛び込んだのか?
18施設、30事業所、スタッフ1300名超
社会福祉法人理事長が考える、福祉の使命とは——
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困っている人の役に立ちたい——著者は1978年、41歳で現在のJT(日本たばこ産業)を早期退職し、福祉業界に飛び込みました。
以降、45年にわたって理想の福祉を追求し、設立した社会福祉法人は現在までに18施設、30事業所、スタッフ1300名余を抱えるグループに成長させています。
この本は、そんな著者の軌跡を通して福祉の使命を提示しています。
高校卒業後に入社したJTで人事労務を担当していた著者は、当時、働く女性を支援する制度が整っていない状況を憂い、一企業のなかでできることの限界を
痛感しました。それがきっかけとなりJTを退職し、その後福祉事業の第一歩となる24時間年中無休の保育園を開園します。この保育園は地域ですぐに評判になり、
いまでも多くの働く女性を支えています。
保育が軌道に乗ってから著者が取り組んだのが介護です。高齢化が進むにつれて、高齢者が必要とする施設が十分に整っていないだけでなく、高齢者の多様化するニーズにこたえられていないと考えた著者は、1995年にケアハウスを開設するとともに社会福祉法人を設立します。それを皮切りにグループホーム、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホームを次々と立ち上げます。
さらに、著者の取り組みは施設運営にとどまらず、独居老人や老老介護の問題を解決すべく訪問介護や居宅介護支援にも及んでいます。常にその時代ごとに、社会に必要とされる福祉サービスを展開してきたのです。
福祉は誰のために、どうあるべきか——著者の歩みは、常に理想の福祉の追求とともにありました。
本書は福祉の現場で働きたいと考えている人や、社会福祉法人を設立しようとしている人など、福祉にかかわるすべての人にとって、福祉がどうあるべきかを考えるきっかけになる一冊です。 -
シリーズ14冊550円~968円(税込)レーベル: WedgeONLINE PREMIUM出版社: ウェッジ【WedgeONLINE PREMIUM】
昭和を引きずる社会保障 崩壊防ぐ復活の処方箋【特別版】
「失われた30年」
“平成”という時代を総括するときにしばしば用いられるこの言葉にはどこか、“昭和”という時代を礼賛する響きがある。
たしかに、敗戦後の焼け跡から国を再興し、経済面では、世界首位の米国に肉薄した輝かしい時代だった。そして、バブル崩壊によりその輝きが手からすり抜ける悔しさを味わった時代でもあった。
高度経済成長期の幻想を追い求め続けた「平成」が終わり、「令和」の時代が幕を開けた今、我々は新たな日本の未来を描くべきだ。
今や国の基盤となった「社会保障制度」も昭和の時代に形作られた。1946年(昭和21年)公布の日本国憲法に「社会保障」という言葉が用いられたことでその概念が広まり、昭和30~40年代の国民皆保険・皆年金の整備、老人医療費の無料化、児童手当の創設等により制度拡充が図られた。まさに、人口増加と経済成長を下支えに「風呂敷を広げた」時代である。
「福祉元年」と呼ばれ、現在の社会保障制度体系がほぼ整った73年(昭和48年)、第一次オイルショックが勃発し、高度経済成長は終焉に向かう。それから今日に至るまで、年金制度へのマクロ経済スライドの導入や、高齢者医療費の自己負担率引き上げなど、様々な制度見直しを迫られた。特に、少子化による負担者の減少と、平均寿命の伸びによる給付額の増加は、制度創設当時には想定しきれなかった事態といえる。
2008年をピークに、日本の総人口は急降下を始めた。現在約1億2500万人の人口は、2100年には6000万人を下回り、半分以下となる見込みだ。人口増加を前提とした現行の社会保障制度は既に限界を迎えている。昭和に広げすぎた風呂敷を畳み、新たな仕組みを打ち出すときだ。
社会保障に「特効薬」はない。だが、昭和的価値観から脱却し、現状を受け入れることで、その糸口が見えてくる。これから示す「処方箋」が、新たな時代の社会保障へとつながっていくことを期待する。
月刊誌『Wedge』2021年5月号(4月20日発売)の特集「昭和を引きずる社会保障 崩壊防ぐ復活の処方箋」に同誌22年8月号(7月20日発売)の「子育て支援」や「女性活躍」を“理念"や“主観"だけで語るな」(東京大学大学院経済学研究所教授・山口 慎太郎氏、京都大学公共政策大学院 教授・奈良岡 聰智氏)の記事を加えた特別版です。
Part 1:介護
介護職員が足りない! 今こそ必要な「発想の転換」
編集部
Part 2:人口減少
新型コロナが加速させた人口減少 “成長神話"をリセットせよ
森田 朗(東京大学名誉教授)
Part 3:医療
「医療」から「介護」への転換期 “高コスト体質"からの脱却を
土居丈朗(慶應義塾大学経済学部教授)
Part 4:少子化対策
「男性を家庭に返す」 これが日本の少子化対策の第一歩
山口慎太郎(東京大学大学院経済学研究科教授)
Part 5:歴史
「人口減少悲観論」を乗り越え希望を持てる社会を描け
鬼頭 宏(上智大学経済学部名誉教授)
Part 6:制度改革
分水嶺に立つ社会保障制度 こうすれば甦る
島澤 諭(中部圏社会経済研究所研究部長)
COLUMN:高齢者活躍
お金だけが支えじゃない 高齢者はもっと活躍できる
編集部
Part 7:国民理解
「国家 対 国民」の対立意識やめ真の社会保障を実現しよう
西村周三(京都先端科学大学経済経営学部教授)
SPECIAL_OPINION
「子育て支援」や「女性活躍」を“理念"や“主観"だけで語るな
Part 1:少子化対策は将来への「投資」 エビデンスに基づいた政策を
山口慎太郎(東京大学大学院経済学研究科 教授)
Part 2:日本に蔓延る女性差別意識 「女性活躍」を名ばかりにするな
奈良岡聰智(京都大学公共政策大学院 教授) -
失意のなか挫折した銀行員がたどり着いたのは、倒産の危機に瀕した温泉旅館だった。人と企業の再生を描いた、胸が熱くなる傑作長編。
「事業再生」は「人間再生」だ! 株式会社経営共創基盤(IGPI)グループ会長冨山和彦氏推薦! 倒産の危機、地元の抵抗、そして、東日本大震災――。ビジネスパーソン必読の、会津の温泉旅館を舞台にした感動のノンフィクション・ノベル。「再建の神様」と言われた早川種三を尊敬し、世のため人のために働くことを志していた若手地方銀行員・春木種生は、ある事件をきっかけに、銀行員の仕事に疑問を抱く。逃げるように東北新幹線に乗り込んだ彼は、再建請負人を名乗る男・渋沢栄二と偶然出会い、共に会津へ向かうことに。春木はなりゆきで、倒産しかけた温泉宿を再建することになったのだが、問題続きで……。元銀行員の著者による、人と企業の再生を描いた、傑作ビジネス小説。 -
人生の悩みが消えていく「頭のいい」習慣!
※本書は、2019年4月に小社より刊行された単行本『自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術』を、改題のうえ、加筆・改筆・再編集したものです。人間関係に悩んでいる人、
他人の目を気にしすぎてしまう人、
そして、幸せになりたいすべての人たちへ。
英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人で、
現在はYouTubeやネット番組でも大活躍中の
インターネット界の俊傑・ひろゆき。
彼は何を考え、どのように生きているのか?
ひろゆきが語る、「幸せ」を手にするための人生哲学!
【冒頭より抜粋】
僕はよく、「メンタルが強い」と言われる。
ネット上で叩かれても、いろいろな訴訟案件を抱えていても、飄々としているからだろう。
しかし、僕は自分が「メンタルが強い」とは思っていない。
なのに、どうして多くの人は僕が強靭なメンタルを持っていると感じるのか。
その理由は、僕が「気にしない」からだ。
そして、それが最も幸せな生き方だと考えている。
この本に載っているのは、そんな僕の生き方である。
※カバー画像が異なる場合があります。 -
業務効率化にあたって企業が用いている「PDCA」は、現場ではサイクルがうまく回らないという声がある。そこで「CAPD」導入を勧める。「CAPD」は企業だけでなく、国全体を浮揚させるための切り札である!
業務効率化にあたって企業が用いている「PDCA」は、現場ではサイクルがうまく回らないという声がある。そこで「CAPD」導入を勧める。「働き方改革」が求められる今、企業にはさらなる業務改革が必要となっている。社員の仕事の効率化や生産性の向上のために「CAPD」は有効だ。そして、「CAPD」は企業だけでなく、国全体を浮揚させるための切り札である! -
これぞ東洋医学的アプローチの根治療法的ビジネス書。不正な手段によってでもカネ儲けに邁進してしまう、そのような企業の経営体質がどのようにしてできあがってしまうのか? 本書は、その過程をあきらかにして、経営体質改善への方法を提示します。
経営状態に危機感を抱いたら──【STEP1】「経営習慣」を見直す→【STEP2】「経営体質」を改善する→【STEP3】「経営資源」をムダなく最大限活用する。つまり「今の事業はそのままに、ヒトの主体的で前向きな労働意欲を高めて労働力を引き出して、その労働力をカネになる業務の処理に無駄なく投入する」(本文より)。これぞ東洋医学的アプローチの根治療法的ビジネス書。不正な手段によってでもカネ儲けに邁進してしまう、そのような企業の経営体質がどのようにしてできあがってしまうのか? 本書は、その過程をあきらかにして、経営体質改善への方法を提示します。 -
コロナ禍で浮き彫りになった
業界の課題と葬儀のあるべき姿
最期のお別れだけはさせてあげたい——。
同業者がコロナ感染者の葬儀を拒否するなか、
著者が目指した「葬儀のニューノーマル」とは
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愛する家族が亡くなったら、最期のお別れをしてその死を悼む——そんな当たり前のことができなくなった時期がありました。
新型コロナウイルス感染症は、多くの人の命だけでなく、葬儀の機会までも奪ったのです。
コロナ禍当初、多くの人々が経験のない事態への対応を迷い、不確かな情報に戸惑うなか、一つの象徴的な出来事が起こりました。2020年3月、タレントの志村けんさんがコロナ感染による肺炎で亡くなったのです。そして、その後の火葬までの過程を知り、長年葬儀業に携わってきた著者は衝撃を受けたと言います。
家族は遺体と対面できず、遺体は病院から火葬場に直行しました。さらに火葬場では、防護服を着た職員だけが立ち会い、遺骨を兄の知之さんが受け取ったのは自宅横の駐車場です。
長年にわたり親しまれてきた有名人ですから、本来であれば多くの人に囲まれて最期のお別れが行われたはずなのに、本当に必要最低限の「処理」が行われただけという状況でした。そして、コロナ感染者の遺体は火葬場に直行するというのが当然の処置として行われるようになっていきました。
当時、葬儀会社の副社長を務めていた著者は、自社を含むほとんどの葬儀会社がコロナ感染者の葬儀を執り行わない方針を打ち出すなか、こんなときだからこそ遺族のためにできることを考えるべきだと使命感に燃えていたといいます。そして正しい知識に基づいて対策を講じたうえであれば安全な葬儀を行うことはできると考え、たとえ会社としてすべての依頼を受け付けることは難しいとしても、なんとか従来のような葬儀ができないかと可能性を探りました。しかし社内での理解は得られず、葬儀を挙げたいのにできずにいる「葬儀難民」を救いたいという想いで辞任を決意し、2021年1月に独立しました。
独立した初月からコロナ感染者の葬儀の依頼が10件あり、そのすべてに対応した著者は、以降、数多くの遺族の想いと向き合ってきたといいます。一件一件、遺体感染管理士としての専門知識に基づいて丁寧に対応し、二次感染者を出すことなく、いくつもの「コロナ葬」を執り行ってきました。
この本では、著者がコロナ禍で葬儀を執り行ってきた経緯に加え、その取り組みを通して考え続けた葬儀の本質や意義を明らかにします。新型コロナが2類から5類になり、葬儀も元の形を取り戻しているなか、改めて葬儀のあるべき姿を考えてみるきっかけとなる一冊です。 -
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== 特集 ==
不正と失態が組織をむしばむ
◆〔対談〕相次ぐ不祥事、経営の不条理
組織の「黒い空気」をいかに払拭するか▼林 文子×菊澤研宗
◆マイナンバー、新型コロナ特別定額給付金……
行政・企業のDXが進まない理由▼佐藤一郎
◆不祥事対応のエキスパート弁護士が語る
危機管理の要諦▼木目田 裕
◆心理的安全性が強いチームを作る▼村瀬俊朗
◆哲学と経営の交差点
「訂正」のダイナミズムを失った日本▼東 浩紀
◆〔対談〕「鉄砲を持った役人集団」の失敗から学ぶもの
関東軍の「独走」はなぜ起きたのか▼加藤聖文×及川琢英
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【時評2023】
●アジアが目指すべき「冷戦」▼岩間陽子
●ジャニーズ問題で問われるマスメディアのあり方▼井上智洋
●nihongonomirai/にほんごのみらい▼河野有理
◆〔対談〕不十分なリスク・コミュニケーション、「前のめり」の専門家……
新型コロナ対応の教訓をどう生かすか▼牧原 出×河合香織 聞き手:坂上 博
◆闇バイト、サイバー犯罪、ローン・オフェンダー……
令和の治安危機を食い止めろ──警察大学校元校長の緊急提言▼安田貴彦
◆性加害事件としてのジャニーズ問題▼藤森和美
●学問と政治~新しい開国進取【第12回】
アメリカ同時多発テロと「岡本懇談会」の活動▼北岡伸一
◆小泉・安倍政権はなぜ盤石だったのか
岸田内閣、長期政権の条件▼竹中治堅
== 特集 ==
本屋さんの今
◆〔対談〕愛書家×元祖カリスマ書店員
書棚に宿る店主のまなざし▼鹿島 茂×間室道子
◆書店数は最盛期の3分の1に
本屋さん復活のカギは流通システム改革と新しい人材▼星野 渉
◆〔ルポ〕独立系書店の店主に聞く「うちのこだわり」▼井上理津子
《Bookshop Memories》
◆自由な立場になった今、再訪したい書店▼黒田東彦
◆私の「世界へ通ずる道」▼森まゆみ
◆「東京泰文社」の思い出▼松浦弥太郎
◆TSUTAYAが見せてくれた世界▼小泉 悠
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【谷崎賞】
●令和5年 谷崎潤一郎賞発表
受賞作 津村記久子『水車小屋のネネ』
選評 池澤夏樹/川上弘美/桐野夏生/筒井康隆/堀江敏幸
●文学的近況 目の検査、賞、陽性、いもむし▼津村記久子
◆宮﨑駿とオフ・スクリーンのメディア史
『君たちはどう生きるか』の宣伝戦略が浮き彫りにしたもの▼近藤和都
◆〔対談〕「月光仮面」放送開始から65年
元祖特撮ヒーローは「変身」しない正義の味方▼大瀬康一×鈴木美潮
◆追悼 無着成恭
戦後教育の羅針となった「山びこ学校」▼木村 元
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《好評連載》
●文品 藤沢周平への旅【第7回】世話物の連作──『橋ものがたり』▼後藤正治
●炎上するまくら【第83回】 師匠の人間力▼立川吉笑
《連載小説》
●邪行のビビウ【第8回】▼東山彰良
●美土里倶楽部【第7回】▼村田喜代子 -
成せば成ること。割り切るべきこと。経営者出身の禅僧がやさしく説く、社員稼業の勘所。
これからのビジネス世界で成功を目指すなら、変化や変革に対する理解力と適応力が必要になる。変化を恐れない勇気、可能性を喜ぶ精神を養うべきです。経営者出身の禅僧がやさしく説く社員稼業の勘所。 -
大都市の気ままな流行りや、公共事業、工場誘致に頼るのはもう終わりにしよう! それぞれの地域が持つ財を利用し、住民の創意を生かした活動をしない限り、経済的発展はない! かつてのベネチアのように、必要なものを自らの手で作り、近隣地域と共生的な交易を行えば、技術は高まり、雇用も生まれ、地域は自然と活性化する。アメリカで大規模再開発により街が「死んで」いく過程を観察したジェイコブズは、街や地域が生み出すダイナミズムに注目、経済が発展・衰退する鍵を、古今東西の無数の例から探り出した。地域が自立するための処方箋を描いた先駆的名著。
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生きていくために必要なお金、社会や仕事のしくみ……。子の将来を思う父親が学校では教えない「人生」について指南するための教科書!
若くして起業し、経営者として多忙な毎日を過ごしていた本著者・釜谷正宏はある日突然、高校生と中学生の娘を育てるシングルファーザーに。毎夕食後にテレビを消して始めたのが「チームカマタニ」と銘打った家庭内授業だった。学校では決して教えることのない、生きていくために必要な ●お金について ●社会の仕組や仕事について ●計画の大切さについて 釜谷は毎夜、娘たちが関心を持ちやすい例をあげながら話した。普通の女子学生だった二人の娘の意識はぐんぐん変わり、今では医師とTVやSNSでも盛んに紹介される起業家に。本書は、そんな釜谷が娘に施した家庭内授業の様子を娘との会話形式で再現。厳しい世の中をどう生き抜くか、希望の仕事に就くために何をやっておくべきかなど、子どもが13歳になったら親が子に伝えたいことを網羅した1冊。 -
■これから必要な「いい会社」のカタチ。地域に繋がり、社会を変えてゆく。そんな未来に向けた『未来創造企業』11社のストーリー■
事故をきっかけに社員を100%信じる経営を始めた運輸会社。
職人の誇りと未来を創る学校。
格闘技チャンピオンが創った地域の健康事業。
がん患者専用の人材紹介。
豊かな高齢化社会の創造。
町をつくる自律分散型組織。
震災後の東北に働く場をつくった美容室。
子どもたちが志を見つけるための場。
人づくりに取り組む建築設計事務所。
人の心の温度を1℃上げる仕事。
本書では、社会をより良くするための取り組みを実践し、影響力を発揮している地域企業(中小企業)11社のストーリーを紹介しています。
令和の時代を迎え、多くの社会課題を抱える日本において、企業の在り方や存在価値を見直すべき時が来ています。長い歴史の中で企業が生み出してきた社会課題は、これからの時代を担う企業が解決していかなければなりません。
これからの企業には、社会に対して多くの価値を創造することが求められます。人々が幸せを感じて、心身共に健康に、豊かに暮らせる地域コミュニティをつくること。限られた資源を有効に活用し、環境負荷を減らし、循環型社会を創造していくこと。これらを実現するためには、社会の仕組みを根本的に変える必要があります。そのため、同じ志を持つ企業が集まって課題に立ち向かえるよう、共同体を構築していく必要があるのです。
未来創造企業とは、「本業を通じた継続的な社会課題の解決」を事業目的の第一に掲げ、その実践により社会の価値や人々の幸福度を向上させる企業です。
2017年に始まった未来創造企業の取り組みによって、すでに、社会を向いて活動する多くの企業が誕生しています。この書籍では、「自社を磨き、社会に幸せを伝える会社の志」に触れていただけます。
【掲載企業一覧】
株式会社宮田運輸
株式会社STYLE
株式会社夢ふぉと
株式会社一二三工業所
株式会社ラポールヘア・グループ
東邦レオ株式会社
株式会社成基総研
秋葉原社会保険労務士法人
株式会社アスモ
株式会社四方継
アップルアーキテクツ株式会社 -
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●〔対談〕大阪どまりか、全国進出か 問われる政策・組織・党の顔
待鳥聡史×善教将大
●政党は経営する時代
巨大与党と戦う武器はベンチャー精神
藤田文武
●維新の組織風土と候補者集めの実情
松本 創
●大阪のおばちゃんが惨敗した理由
谷口真由美
●戦後日本政治の中の第三極政党
山本健太郎
●新党成立と多党化を促す
政党助成という制度
濱本真輔
●「お笑い」と維新の会に共通するもの
「コストカット」が生んだ大阪の政治風土
井上章一
●与党のキーパーソンが語る
自民党の強み、野党との向き合い方
森山 𥙿 -
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スポーツビジネスの最前線で活躍する講師20人による白熱講義! !
彼らはモデルケースとしての成功事例を語らない。
なぜなら、それはすでに過去の出来事であり、常に進化、変化するスポーツビジネスの現場においては
「乗り越えねばならないハードル」でしかないからだ。
これからの「スポーツビジネス」に必要なのは、
学問としての「知識」と「方法」の理論化・体系化である。 -
発送配電分離 アンバンドリング は真の解決ではない!東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故は、放射性物質の流出、周辺住民の避難、史上初の計画停電などを引き起こし、いまなお収束の兆しは見えません。長年にわたり日本の電力業界を研究してきた橘川教授は、事故の直接の原因は天災であるとしても、その影響が甚大なものになった背景には、電力業界のさまざまな構造的な問題があると指摘します。本書は、福島原発事故がこれほど大きな負の影響をもたらした原因は何かを探り、このような事故を繰り返さないためには、電力業界とエネルギー政策にどのような改革が必要なのか・発送配電分離は真の解決策ではない! 日本の電力業界・エネルギー政策を研究してきた経営史研究家であり、新しい「エネルギー基本計画」を策定する総合資源エネルギー調査会・基本問題委員会の委員を務める橘川武郎一橋大学教授が徹底分析。
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徹底取材から明らかになる日本の労働現場の実態――。低収入で不安定な立場にある非正社員。過労死に至ってもおかしくない水準で働きつづけても報われない正社員。「働いて生活を支える」基盤である日本の社会システムはすさまじい勢いで融解(メルトダウン)を起こしている。それは民間だけでなく、病院などの公的な分野にも及び、日本社会全体を蝕みつつある。
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「がんばる人も報われない」現代日本の雇用の実態を描いたルポルタージュ。名だたる大企業が「人」をどのように扱っているか、その一面を鋭くえぐる。低収入で不安定な立場の非正規社員。かたや過労死に至ってもおかしくない水準で働き続けても相応には報われない正社員。これが、過去10年あまりにわたる財界の雇用改革が生み出した日本人の姿だ――。
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本書は茂木氏がキャスターをつとめたNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で大きな反響を呼びアンコール放映にもなった熱血弁護士の実録手記12話である。倒産阻止のために全国を奔走し、日夜、金融機関と戦う村松弁護士はこうこたえる。「企業救済は海難救命のようなもの。溺れし者を救うのになんの理由もいらない。あきらめたらそこで終わり。必要なのは信念と使命感、大きな情と少しの努力だけ。それが私の流儀であり、「天国からのメッセージ」でもある」――(村松謙一)。自らの愛娘を亡くしている村松弁護士には、人命と引き替えにしてまで貸し付け金の回収に走る金融機関が理解できないし、許せない。そんな思いは以下の言葉に表れている。「あるゾンビ企業がある。私が関与して10年が経ち、いまだゾンビの域を出ないが、いまでもかろうじて生きている。しかし、小学校6年生だったその従業員の子どもは今春、無事大学を卒業し、かけがえのない青春時代を過ごせた。ゾンビ企業を生かしてきた意味がそこにある。私の企業救済は「人間の救済」「生への救済」を目的とし、「事業再生」はその副次的結果に過ぎない。あくまで人間の心の救済を成し遂げたい。世間からゾンビ企業と評されようと、そこには人間たちが生きている。誰しも平穏に生き抜く権利を有している。だからこそ、企業を救済する意味がある。膿は私が吸い取ろう」。本書は道半ばにして亡くなった経営者、そして筆者自身の亡き娘へのレクイエムでもある。
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SDGs時代の貢献のかたち
日本の途上国支援は、現地との意思疎通を重んじるアプローチや効果的な協力モデルにより、世界的に高く評価されてきた。だが、近年では平和構築や気候変動といった国際課題を意識したものなど国際協力のあり方自体も多様化しており、とりわけ緊迫する国際情勢のなかで安全保障にも配慮した支援が求められている。はたして欧米や中国の手法とは異なる開発協力の姿とはいかなるものか。そもそもなぜ途上国支援は重要なのか。本書では、その現状を幅広く紹介しつつ、これからの日本がめざすべき持続可能な支援のあり方を提示する。 -
世間一般の常識は保育業界の非常識!?
文鎮型から階層型への組織変革
アウトソーシングを積極活用
DXで書類業務を効率化
元NTT研究職員が最先端情報通信の世界から
保育園理事長に転身!
安心、安全、働きやすい保育園を目指した保育園改革!
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保育業界では、待機児童問題解消のために全国に施設が増えたことで、
近年は定員割れを起こす園が出始めています。
また、行政からは既存事業だけでなく、例えば安価で食事を提供する
子ども食堂の併設・運営や、園に通っていない子どもの一時預かりといった
多機能化によって更なる地域貢献を求められており、
保育業界は変革のタイミングを迎えようとしています。
一方で、異業種からの参入などが乏しく「今まで通り」をよしとする
保守的な運営になりがちな園も少なくありません。
しかし旧態依然とした運営から抜け出せずにいると、
いずれ園の存続を危うくしかねません。
著者は通信業界大手に研究者として勤めたのち、
実家の保育園を継いだ異色の保育園経営者です。
異業種から保育業界への転職だったため、業界内では当然とされてきた
さまざまな常識や保育の現状に疑問を抱き、
一般企業時代に培ったスキルと知見を活かしてITによる業務の効率化など
積極的に改革を推進してきました。
本書ではそんな著者だからこそ感じた保育業界の常識と世間の常識との
ギャップを挙げながら、それらが保育にもたらす問題と改善の必要性、
実際に著者が行った改革について詳細に解説します。
また園だけではなく預ける側の保護者の姿勢についても触れており、
「良い保育園とはなにか」を考えるきっかけとなる1冊です。 -
■「自分を洗脳すれば、目標達成はできる!」
本書は、昨今の脳ブームを作り、
オウム真理教信者の脱洗脳でも有名な著者・苫米地英人の
ベストセラーの新書化です。
「頭でわかっていても、心と身体が言うことを効かない理由」を解説し、
「誰でも目標達成できる技術「プライミング」を公開します!
■本書でわかる主なこと
・ダ・ヴィンチやモーツアルトが持っていた「共感覚」とは?
・人間の身体が持つ同調作用「ホメオスタシス」とは?
・人によって見えているものが違う「認知のカラクリ」とは?
・どんなことでも習慣化できる「アンカー」と「トリガー」とは?
・「ストックホルム症候群」とは?
…など、最新の脳科学の成果で、あなたの人生を変えます!
しかも、「誰でもできる」「どんなことでも習慣化できる」
トマベチ流トレーニング付き!
■本書の方法を使えば、自分が変わるだけでなく、
まわりも変えることができます。
人は人との関係で生きているので、まわりの環境を変えることはとても大切です。
そして本書を読み終えたあと、
あなたは「本当の自分」に出会うことができるはずです。
・目標が達成できない!
・実力が発揮できない、認められない!
・悪い習慣(タバコなど)をやめられない!
・お金を貯めることができない!
・投資がうまくいかない!
・・・など、上記のどれか1つでも感じたことがあるなら、
本書は大いに役立ちます!
※本作品は2006年に刊行されたものを再編集いたしました -
最強の軍事組織アメリカ海兵隊の核心を解明し、日本的経営の創造の方位を示す。旧日本軍の敗因を分析した共同研究『失敗の本質』、ロングセラー『アメリカ海兵隊』の姉妹篇にして組織論研究の決定版。
著者からのメッセージ――「アメリカ海兵隊が体現している『知的機動力』こそが21世紀の『知識社会』でイノベーションによって知識と価値を創造し続ける組織に必須の能力だ、と私は信じている。日本企業は、日本的組織の強みと弱みを自覚しながら、最強の軍事組織であるアメリカ海兵隊に学んで、21世紀の日本的経営を創り出してほしい」。 -
週刊文春元トップ記者が描く日韓戦後秘史!
「シン」と「重光」――二つの名前を使い分け、男は日韓の運命を動かすフィクサーとなった。
週刊文春元トップ記者が圧倒的取材で描く重厚ノンフィクション。週刊ポストの衝撃連載「シンと重光」が、大幅加筆されついに書籍化。
昭和の妖怪・岸信介、韓国大統領・朴正熙、東声会・町井久之、KCIA・李厚洛・・・・・・。八十三円を握りしめ、船で日本海を渡った男は、なぜ巨大な人脈と富を手に入れられたのか。
日韓にまたがる巨大財閥・ロッテの創業者、重光武雄。その生涯を「表」の栄光だけでなく、これまで多く語られることのなかった「裏」の政財界人脈からも炙り出す。
<主な内容>
序章 日韓をつないだ政商の「血と骨」
第一章 八十三円を握りしめて
第二章 「シン」と「重光」のはざまで
第三章 チューインガム戦争と政界工作
第四章 母国への帰還
第五章 ロッテオリオンズ誕生と岸信介
第六章 KCIAとの太いパイプ
第七章 日本海を股にかけて
第八章 繁栄の代償
第九章 兄弟の亀裂と悲しき晩年
終章 政商から「日韓の架け橋」へ
(底本 2023年4月発売作品) -
「問題がわからない時代」のビジネス戦略。
ビジョンを掲げ、創業300年の奈良の小さな老舗を全国規模に成長させた中川政七商店。
いかに「取り組むべき問題」を明確にし、浸透させ 、実践すればいいのか?「意味がある」をどうつくるか?
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◎なぜ、ビジョンが大切なのか?
ビジョンは経営資源であり、自分を守る武器にもなる
●社員にビジョンを理解してもらうために何が必要か
●マーケット・インからビジョン・アウトの時代へ
●ビジョンは時代や社会への違和感から生まれる
●長い時間軸のなかでブレないビジョンをつくるには
●なぜビジョンが建前になってしまうのか
●「ビジョン型」リーダーが少ない日本企業
●ビジョンを定める、ビジョンを磨く その方法
●一人ひとりがビジョンとともに働くということ
(本書より) -
手づくり茶筒の老舗「開化堂」、
創業明治8年、つくるモノは当時のままの茶筒。
……にもかかわらず、
●なぜ、令和の現在でもうまく続いているのか?
●ティーバッグやペットボトルの普及で茶筒がないお宅も多い中、どうして近年、話題になってきたのか?
●どうやって、海外でも売れるようになったのか?
●どうすることで、開化堂を応援してくれるコアな人たちが生まれたのか?
商いをやめる寸前だった老舗が世界中で推されるようになるまでのやさしくてすごい商売論。
どんな業態であっても当てはまる、時代やお金に振り回されずに、
長くゆっくりと繁栄する秘訣をお伝えします。
この本の目次(一部を抜粋)
はじめに:疲弊なく自然体で、仕事も個人も営みを続けていくために
・150年変わらずに茶筒をつくり、商う仕事
・社会が変わっても、人には変わらないものがある
・小さく、急がず、人間らしく -
介護福祉系YouTuberとしても活躍する介護施設経営者が
勝ち組施設の経営ノウハウを徹底解説
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介護福祉業界では長年、採用難と高い離職率が問題となっています。
求人広告を出しても人が集まらない、せっかく育てた職員が辞めていくなど、
人材不足に悩む介護施設は少なくありません。
公共財団法人介護労働安定センターの「令和元年度『介護労働実態調査』」によると、
約6割半の介護事業所が慢性的に職員の不足を感じており、
そのうち9割が「採用が困難である」と答えています。
しかしながらこれらの統計データはあくまでも全国平均です。
当然、施設によって状況は異なり、人材が離れて倒産してしまう施設もあれば、
人材が集まる勝ち組施設もあります。介護福祉業界では二極化が進んでいるため、
生き残るためにはなんとしてでも勝ち組施設にならなくてはいけません。
著者は現在、住宅型有料老人ホームとデイサービスセンターを運営する会社の社長を務める傍ら、
介護福祉系YouTuberとして活躍しています。人が集まり、人が辞めない施設をつくるためには
他の施設と同じことをしていてはいけない、勝ち組施設になるためには社長や施設がどのような思いで
事業に取り組んでいるかを発信する力が必要だと著者は主張します。
そのための一つの手段がYouTubeです。動画のターゲットを明確化し、
ケアを行う際の心構えや介護施設ならではの施設マネジメント方法を週2回のペースで発信したことにより、
以前と比べて10倍以上の応募が集まったといいます。
また、YouTubeを見て入職してくれた社員には著者がどういった思いで仕事を行っているかや、
事業所の理念が最初から伝わっているため、職員の定着率も向上しこの1年は離職者ゼロが続いているのです。
本書では安定した採用を実現し、離職率ゼロを達成する「発信」に着目した勝ち組施設の経営ノウハウを
解説します。介護事業経営者や施設長の方々にとって、経営のヒントとなる一冊です。 -
重度障害や難病患者が自宅で暮らせるように——
重度訪問介護サービスをビジネスにした社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)の軌跡
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脳性麻痺や難病で重度の肢体不自由がある人や強度行動障害のある人など、
いわゆる重度障害者は、これまで施設・病院で暮らすことが″当たり前"とされてきました。
本人は家で過ごしたい、家族も家で過ごしてほしいという気持ちがあっても、
介助サポートなしで家で過ごすのは容易ではありません。
そんな重度障害者に対して、訪問介護サービスはあるものの、未だに全国的に充実していません。
介護スタッフの成り手が圧倒的に不足しているためなかなかサービスが普及していかないのです。
著者はこの命の尊厳に関わるような重要な社会課題をビジネスの力で解決したいと思い、
会社を立ち上げ、重度訪問介護事業所の全国展開に取り組んでいます。
福祉業界ではタブーとされる利益の追求に切り込むことで、
人材への投資、サービス品質の向上、事業規模の拡大を実現しているのです。
本書は、介護サービスを受けたくても受けられない介護難民をゼロにするために、
ソーシャルイノベーションを起こそうとする一人の経営者の軌跡です。
著者が見てきた重度障害者の現状や重度訪問介護の重要性を、現場の生の声とともに綴った一冊です。 -
緩める。進み続けるために。
震災後・大槌町で、“針と糸”で希望を紡いだ「刺し子」の女性たち。
ともに歩んだ10年の葛藤と、伝統手芸のぬくもりから見出した、
心身ゆたかで持続可能な仕事と生きかたのヒント。
【目次】
第1章 何もかも未経験──大槌刺し子の誕生
第2章 支援と事業の狭間で──事業化についての学び
第3章 ビジネスではなく「いとなみ」を──経営のあり方についての学び
第4章 できていることを見よう──人と組織についての学び
第5章 手仕事が教えてくれたこと──暮らしと生き方についての学び -
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自分に、いま
必要な言葉と出会える。
人生を見つめ直すきっかけに。
本当の幸せをつかむチャンスに。
やさしく、短い言葉で
奥深い人生の教訓を綴った
100の書き下ろし箴言集。
それは、
一行で一生を変えてくれる
悟りのメッセージ。
電車やバスの中で、また一日の終わりに、
ページを開いて心をみつめる時、
未来はもっと素晴らしくなっていく。
いつも手元に置いておきたい本
たいせつな人に贈りたい一冊 -
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●〔緊急調査〕「10兆円ファンド」にこれだけは言いたい
研究力トップ25大学学長アンケート
北大、東北大、筑波大、千葉大、慶大、芝浦工大、順天堂大、電通大、東大、東京医科歯科大、東工大、東京農工大、早大、横国大、金沢大、名大、豊橋技術科学大、京大、阪大、大阪公立大、神戸大、岡山大、広島大、九大、熊本大
●アンケートから見えてきた学長のホンネ
小林哲夫
●〔対談〕東京工業大学 東京医科歯科大学 2024年に統合
世界で勝負する大学に
益 一哉×田中雄二郎
●経営・距離・新型コロナをめぐって
現場から見た北海道3大学の統合
江頭 進
●新大学では「日本のMIT」も「第2のビル・ゲイツ」も目指さない
実学を重視したエンジニア養成を
西 和彦
●戦後大学史上、第4の衝撃
大学ファンドと国際卓越研究大学がもたらすもの
石原 俊
●ドイツの大学改革に学ぶもの
統制と自律のバランスをどう取るか
竹中 亨 -
「今の職場、“ゆるい”んです」「ここにいても、成長できるのか」。そんな不安をこぼす若者たちがいる。2010年代後半から進んだ職場運営法改革により、日本企業の労働環境は「働きやすい」ものへと変わりつつある。しかし一方で、若手社員の離職率はむしろ上がっており、当の若者たちからは、不安の声が聞かれるようになった――。本書では、企業や日本社会が抱えるこの課題と解決策について、データと実例を示しながら解説する。
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